影武者登場?~2007年 アルマゲドン~ 今日現地では2007年最後のPPV、アルマゲドン。 MVP対ミステリオのUS王座戦 序盤はレフェリー越えのトルニージョを繰り出したミステリオペース。 中盤以降はMVPがミステリオに対してじっくりした攻撃で攻勢を保つ。 その後、ミステリオがスワンダイブからのセントーンを仕掛けたところで足を滑らせる。 なんとかMVPに当てたものの、ヒザを痛めた様子。 この後はミステリオが空中技でMVPを追い込むが、MVPは619をかわしたところで場外へエスケープ。 ミステリオはエプロンからのコルバタを決めてからリングに戻るが、MVPはわざとカウント内にリングへ戻らずに試合は負け。 試合後、納得できないミステリオはMVPに619。 マットが復帰してくるまで、もう少しこのストーリーは続けてということかな。 ダディ・V&ヘンリー対ケイン&パンク 完全にパンクが一人浮いてんね。 別にケインのパートナーがECW王者である必要はないもんな。 どうせやられ役になってしまうんだから、ノーブルでもいいわけで。 試合はパンクがやられた後は、ケインも捕まってしまう。 しかしヘンリーへのDDTからパンクに交代。 パンクはダディ・Vへコーナーへのヒザを連発してから、ケインと一緒にヘンリーを場外へ排除。 そしてパンクがスワンダイブでダディ・Vへクロスラインをしようとしたところを、ダディ・Vはそのままサモアンドロップでピン。 フィニッシュは中々きれいに決まって、一発でフィニッシュだったけどそれくらいのインパクトはあった。 ただ、ECW王者が一発でやられてしまうってのはどうかと思いますけどね。 ケネディ対HBK 何気にこのPPVで注目してるカード。 ケネディが2008年ブレイクできるか試金石になるかもしれないし。 逆にHBKとシングルしてイマイチな結果に終わってしまうと、将来が危ない。 試合は、HBKがケネディの左手を集中攻撃。 いつもは一点集中攻撃される方なんで、一点集中攻撃をするHBKの姿って珍しい。 中盤以降はケネディがHBKの腰攻め。 後半にHBKがいつものスイートチンへのイントロから、スイートチンを狙うが、これはケネディがスクールボーイで丸め込む。 その後ケネディもブロックバスターを決めるが、HBKもカウント2で返す。 最後はケネディが左手でパンチをしてしまい左手を気にしたところを、すかさずHBKがスイートチンミュージックでケネディからピン。 ジェフ対HHHのロイヤルランブルでのWWE王座挑戦者決定戦 ジェフのトップ王座への挑戦といえば、昔RAWでアンダーテイカーに対してハシゴ戦をした時くらいしか覚えてない。 それだけに、通常の試合形式でのHHHとのシングルで、今後ジェフがトップ王座を取れるかの真価が問われる試合になるかも。 さて試合は、HHHにパンチを決めるのに躊躇したジェフに対してHHHはビンタ。 その後はジェフもHHHの頬を張るが、全てHHHの手のひらに乗せられてるような試合展開。 終盤にジェフはツイスト・オブ・フェイトやスワントーンを繰り出すものの、HHHにことごとくかわされる。 しかし最後はHHHのペディグリーを丸め込んで何とジェフの勝利。 フィンレー対カリ 試合は9割がたカリペースで進むが、最後はホーンスワグルのこん棒での急所攻撃から、フィンレーがこん棒でカリを殴ってピン。 Y2J対オートンのWWE王座戦 試合は両者一進一退の攻防を見せて後半へ。 オートンがRKOをしかけたところでジェリコはオートンを背中から落として、ライオンサルトで畳み込むもカウントは2。 場外戦の後、ジェリコはオートンの後頭部へダイビングエルボーを見舞ってから、コードブリーカーを狙うが、これはオートンがコーナーへジェリコの後頭部を叩きつけてカット。 そして、オートンは頭部への蹴りを狙ったところで、それをかわしたジェリコはスクールボーイの体勢からウォールオブジェリコ! オートンはロープへ逃げようとするも、ジェリコに再びリング中央まで引き戻されてタップ寸前のところでJBL乱入。 試合はそのままノーコンテスト。 JBLの乱入の理由は良く分からない。 さっきの場外戦でジェリコがJBLを突き飛ばしたからっすか? 今後、JBLはどうなるんすか? RAWに移籍?現役復帰? しかし、試合自体はジェリコの2年のブランクを感じさせない動きで面白かった。 さすがはジェリコ。 ミッキー対ベスの女子王座戦 試合はベスがフィッシャーマンズバスターでミッキーからピン。 さすがに、現在のディーバの中で試合のできる2人だけに普通に試合が見れる。 バティスタ対テイカー対エッジのトリプルスレッド世界ヘビー級王座戦 試合は、テイカーがエッジにラストライドの体勢に入ったところでバティスタがテイカーに対してスピアー。 その後バティスタはエッジを場外へと排除して、テイカーへと向かったところでテイカーは三角締め。 しかしその時ゴングが鳴らされてテイカーは技を解くが、これはエッジが強引に鳴らしたもの。 そしてエッジはテイカーとバティスタに対してスピアーを決めるが、どちらもカウント2で返す。 その後はバティスタとテイカーの一騎打ちの状態になるが、偽者のエッジが登場。 しかしバティスタとテイカーは気付かずに試合を進めて、テイカーはバティスタにツームストーンを決める。 すると、本物のエッジが登場しテイカーをイスで殴りつけた後、バティスタをフォールして新王者はエッジ。 さて2007年最後のPPV・アルマゲドンの総括。 順位をつけると 第1位 オートン対Y2JのWWE王座戦 第2位 HBK対ケネディ 第3位 バティスタ対テイカー対エッジの世界ヘビー級王座戦 かな。 やっぱりY2Jが復帰してきて、長時間のシングルどうなるかと思ってたけどそれなりに上手くまとめてしまうのはさすが。 ケネディは、とりあえずジェフがトップ王座に絡んでいくならIC王座を獲得して欲しいかな。 その現時点のIC王者ジェフは、HHHを倒してロイヤルランブルでオートンに挑戦することに。 となると、残ったHHHとY2JとHBKはこれからレッスルマニアに向けてどんなストーリーを組まれていきますかね? スマックダウンではエッジが偽者を使って王座を獲得。 昔のチームアングルみたいに、チームエッジ結成とかになるんすかね? というわけで、ストーリー的には今後につながるものではあったけど、Holy Shit!という試合がなかったのがちょい残念。 HHHの試合もあっさりめだったし。。。 PR