Thank you PAC!~7.22 ドラゴンゲートKOBEプロレスフェスティバル2012 兵庫・神戸ワールド記念ホール~ 週明けから残業続きでブログ書く時間がありませんでしたが、本日ようやくアップ出来ます。 日曜日は世界各所からドラゲーファンが集まったドラゴンゲート年間最大のビッグマッチ・神戸ワールド記念ホール大会! メインイベントの後、この日を最後にドラゲーから旅立つPACの卒業式が行われた。 ドラゲー史上最も愛された外国人選手の卒業式はレスラーもファンも涙モノ。 この日の神戸の天気はイマイチっぽい予報だったものの、朝目を覚ましてみれば快晴! むしろ暑いくらいのいい天気。 ドラゲーのビッグマッチは大体イマイチな天気の方が多いんだけどね。 当日はグッズも欲しかったので指定席を購入してたにも関わらず、13時過ぎに神戸ワールド記念ホールに到着(ちなみに試合開始は15時)。 この日から新発売されたグッズは多数あったけど全てマニア心をくすぐるラインナップが展開されてた。 「オフィシャル新グッズ情報」(ドラゴンゲート) ジミーズメガネはポストカードも付いて1000円。 これはジミーズファンとしては買わない訳にはいかない(笑) とりあえずキャンディーブルーをゲットしときました。 個人的にはススムパープルと迷ったんだけど…。 そして各ユニットのマイクロファイバータオルも1000円というお求め安さ! 自分はW-1インターナショナルバージョンを買ったけど、周りの注文を聞いてると2つ3つのユニットのタオルをまとめて購入している人も多かった。 それ以外のブロックメモやリストバンドも結構売れてたなぁ。 こういう小物類は買いやすいのでドンドン出して欲しい。 ところで帰ってきたベテラン軍バスローブとジミーズジャージはまだ出ませんか?(笑) 以下、この日購入したグッズ類。 パンフレットにジミーズメガネ、W-1インタータオル、CIMAロワイヤルTシャツ、4点で7千円也。 一年に一度のお祭りですから! そしてグッズを購入して、会場に入り試合開始前にストロングゼロ500mlを入れてテンションも上がったところで2012年の神戸ワールド記念ホール大会開始! 第1試合 ウインドウズ vs ジミーズ スペル・シーサー&シーサーBOY&新井健一郎&K-ness. vs 堀口元気H.A.Gee.Mee!!&斎藤“ジミー”了&ジミー・神田&谷嵜なおき ジミーズ入場時にはテーマ曲を歌っているミック入来本人が歌いながらジミーズメンバーが入場。 「神戸ワールド記念ホール大会」(ミック入来のブロッグンロール日記) しかし八束さんからはお叱りを…。 「ワールド記念ホール、有り難うございました!」(DRAGON GATE RECORDS OFFICIAL NEWS) ------------------------------------ P.S. やっぱ、触れておかなきゃなんだいんだろうな… ミック入来… まぁ事のいきさつはどうであれ、最終的に生歌で入場させてしまったプロデューサーの自分の判断ミスです。 スミマセン…(汗)! ------------------------------------ 試合は第1試合らしくテンポのいい攻防が展開される。 元気はゴムパッチンを試みるがあえなく斎了がクネスに奪われてしまうと、クネスは花道をかなり進んだところからゴムパッチン発射。 リングに戻ってからも元気に狙いを絞って攻め込んだウィンドウズだったが、斎了&会場全体のH!A!ジー!ミー!コールを受けた元気はエルボーをクネスに決めて神田にタッチ。 神田は早速シーサー相手に「ジョン・ウー!」を試みるが2回とも失敗。 続いてリングに入った斎了も「サイクリング・ヤッホー!」を試みるがシーサーBOYに逃げられ失敗。 しかしフィッシャーマンバスターから再度サイクリングヤッホーを試みる斎了。 苦闘の末にサイクリングヤッホーが決まったが、その瞬間シーサーにカットされてしまう。 終盤にはこの日が復帰戦の谷嵜がインプラントをシーサーBOYに決めたが3カウントは奪えず。 逆にクネスは谷嵜に昇竜脚を決めると、最後はシーサーの必殺ヨシタニックで谷嵜から3カウント。 やっぱりジミーズは会場の暖め役に最適。 第1試合から盛り上がった! 第2試合 タッグマッチ 富永千浩&三代目超神龍 vs リッチ・スワン&琴香 暁の2人はニューコスチュームで登場。 三代目超神龍のコスがカッコいい。 子供受けも良さそう。 この中ではやはりスワンが技のキレや存在感で抜けてる。 下半期は是非タイトルマッチに絡むような活躍を期待。 とりあえずはキッドの持つブレイブに挑戦して欲しいなぁ。 最後は三代目超神龍が切り返し合いからエビ固めで琴香からピン。 第3試合 邪道光臨! スペシャルタッグマッチ Kzy&問題龍 vs 大仁田厚&“ハリウッド”ストーカー市川 最初に入場してきたのはマッドブランキー。 問題龍は有刺鉄線をぐるぐる巻きにしたテーブルを持参。 逆にいっちゃんは大仁田コスで登場。 自分的にあのコスはファイヤープロレスリングの沖田勝志をつい思い出してしまう…。 そしてよく見たらいっちゃんがいつも持ってるヤリにも有刺鉄線が巻かれてたんだな(笑) 試合はいっちゃんがやられて、大仁田がやり返し、またいっちゃんがやられてのパターンが続く。 大仁田はいっちゃんに水を飲ませると2人でKzyに対して水噴射。 さらに場外戦で大仁田はテーブルをセットすると問題龍を捕まえてパイルドライバー。 マッドブランキータッグもチェーン攻撃で大仁田を攻めるが、結局大仁田にボディスラムで投げられてしまう。 するといっちゃんはKzyを捕まえてロープ渡りを披露。 いつもならダッシュとかリバースをしてくれるのに、この日はロープを半分まで歩いたところであえなく股間を痛打してしまう。 その後いっちゃんに狙いを定めたマッドブランキーは問題龍の膝蹴りやKzyTIMEを決めるがカウント2。 問題龍は有刺鉄線付テーブルをコーナーに立てかけいっちゃんをホイップしようとするが、大仁田が加勢するといっちゃんと共に問題龍をホイップ。 問題龍は自ら持ち込んだ有刺鉄線付テーブルに背中を痛打。 そして最後は大仁田がKzyをサンダーファイヤーパワーボムで有刺鉄線付テーブルに叩きつけて3カウントを奪い勝利。 試合後に大仁田はコーナーに上がり、解説席に座っていたCIMAに対して 「オレの電流爆破に入ってこい!」(大仁田) CIMAの返答は 「僕からは一言だけ、ファイヤー!」(CIMA) 第4試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 《王者》ドラゴン・キッド vs 《挑戦者》リコシェ 愛知県体育館大会ではベストバウトを持っていった2人による再戦。 しかしいつ見てもリコシェの腹筋はホレボレする。 一度触ってみたい。 試合序盤は静かな立ち上がりながら、リコシェは身の軽さで場内を沸かせる。 キッドは場外のリコシェに対してプランチャの体勢からウラカンラナ。 リングに戻してからはリコシェに対して変形インディアンデスロックからの鎌固めで攻め込むキッド。 しかしリコシェもスワンダイブ式のダイビングラリアットを叩き込むと、こちらも変形のテキサスクローバーホールド。 この日のリコシェはキックも多用。 リコシェの攻めに苦しむキッドは619を試みるも、リコシェがドロップキックで迎撃とペースを譲らない。 キッドの久しぶりに見るジーザスもリコシェは剣山で返す。 その後、リコシェはバックスライドドライバーの体勢に入るが、キッドは耐えるとミステリオラナもカウント2。 リコシェがトップロープに上がるとキッドも追いつき、逆にトップロープからの盛り上がれーフランケン。 しかしリコシェは前転して着地! ならばとキッドはメサイアからウルウラ狙い。 しかしリコシェはウルウラを耐えると逆に抱え上げてシットダウン式のパワーボム。 キッドも619からトップロープへ上がるが、リコシェはキッドをトップロープからサイダルスペシャル?でマットへ叩きつける。 さらに畳みかけるリコシェは630°もキッドはカウント2でキックアウト。 ならばとリコシェはダブルローテーションムーンサルト狙い。 これは喰わないとばかりにキッドは立ち上がると、リコシェに対して雪崩式リバースフランケンシュタイナー! そして満を持してのウルトラ・ウラカン・ラナ! と思いきや、なんとリコシェはさらに丸め込む! 予想を超える展開に大盛り上がりの神戸ワールド! カウント2で返されたリコシェは再度ダブルローテーションムーンサルトを狙う。 しかしキッドにかわされて自爆してしまうと、キッドは改めてウルトラ・ウラカンラナ! しかしリコシェもカウント2でキックアウト! ここまで来ると最後に残されたのは秘技ドラゴンラナ。 キッドはアピールからトップロープに上ると、リコシェに対して完璧なドラゴン・ラナ! これはリコシェも返せずに3カウントが入る。 試合後にリコシェは自らキッドの腰にベルトを巻いて健闘を称えあう。 休憩明けに社長挨拶。 今年も神戸ワールド記念ホールは満員御礼! 第5試合 オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 《王者組》ジミー・ススム&ジミー・カゲトラ vs 《挑戦者組》鷹木信悟&YAMATO YAMATOは白のショートタイツ姿。 試合は前哨戦で連勝している鷹YAMAタッグが攻め込むシーンが目立つ序盤。 しかしススムは花道上で信悟のパンピングボンバーを耐えると、逆に信悟をエクスプロイダーで投げ飛ばす。 場外戦で流れを掴んだジミーズはリングに戻るとYAMATOに集中攻撃。 なんとかYAMATOも反撃を見せ信悟にタッチすると、信悟はカゲトラのミサイルキックを受けてしまうが、ススムとカゲトラのダブル攻撃を逆にパンピングボンバーやブレーンバスターで2人まとめて投げ飛ばす。 その後も信悟がパワーを見せて攻め込んだが、カゲトラも要所要所で流れを完全には渡さない巧者ぶりを発揮。 一進一退の攻防が続く中、信悟に狙いを定めたジミーズはカゲトラの車懸かりからススムが夢限を決めるがカウント2。 ススムはジャンボの勝ち!を狙いロープに走るが、入ってきたYAMATOはカウンターでスピアー。 さらにギャラリアをススムに決めたYAMATOだがここはカゲトラがカット。 YAMATOはカゲトラを場外に落とすと珍しくトペ! ちょっと足がロープにかかってたように見えたが…。 リング上ではススムと信悟が一騎打ち。 ジャンボの勝ち!とパンピングボンバーを打ち合い、信悟のエルボー連打を耐えたススムはミトガワラッシュ。 さらにジャンボの勝ち!からジャンボの勝ち!固めに繋ぐがカウント2。 しかし信悟も強引にススムにラストファルコンリーを決めると、パンピングボンバーで薙ぎ倒し、フィニッシュは改めてラストファルコンリーで3カウントを奪い暁がツインゲート王座を奪取。 やっぱり鷹YAMAタッグ強いねぇ。 ジミーズタッグも追い込んだけど、鷹YAMAに余力があったようにも感じた。 ジミーズは今年3月からほぼ守りきってたツインゲート王座から陥落…。 まあジミーズ結成からここまでは上手く行き過ぎてた感もあるし、もう一度ここから這い上がろう。 「負けたことがある」というのが、いつか大きな財産になる。(by 山王工業堂本監督) 第6試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権6人タッグ3WAYマッチ 《王者組》土井成樹&吉野正人&PAC vs 《挑戦者組》望月成晃&ドン・フジイ&Gamma vs 《挑戦者組》B×Bハルク&サイバー・コング&谷崎なおき ハルク入場の時何かオーラを感じたなぁ。 W-1インターは土井吉PACリコシェスワンが会場の5箇所からそれぞれ登場! 週プロのW-1インターの3人が揃ってる写真がカッコいい。 試合はフジイ、土井、サイバーの3人からスタート。 フジイさんは無駄にリング内を動き回る(笑) しかしこれは調子がいい証拠。 続いてもっちー、吉野、谷崎が登場。 吉野と谷崎はもっちーに対してチョップを連発。 しかしもっちーも負けじとキック連打。 最後にGamma、PAC、ハルクが登場。 PACとハルクがGammaを無視して2人で攻防を展開。 そしてGammaに対してPACとハルクがダブルドロップキックを決めて場外に落とす。 さらにハルクも場外に落ちたところでPACがひねりをきかせたプランチャ。 その後場外乱闘となり、恒例となっているフジイさんの2階席での攻防の今年のターゲットは土井ちゃん。 リングではハルクに対してGammaが汚水攻撃から、う~! ベテラン軍は吉野を捕まえると逆立ち状態にさせてもっちーが股間にカカト落とし。 さらに入ってきた谷崎を捕まえると同様に逆立ち状態にさせてからフジイさんが股間に突っ張り。 Gammaもトップコーナーから股間に竹刀攻撃を加えようとしたが、ハルクがGammaの攻撃を阻止すると逆にもっちーとGammaを逆立ち状態にさせてハルクが2人まとめてカカト落とし。 3チームによる攻防から土井ちゃんと吉野が場外にMBを落とすと向けてダブルでトペ発射。 負けじと帰ってきたベテラン軍ももっちーとGammaがダブルケブラーダ。 続けてPACはトップロープから360°回転してのケブラーダ。 そして最後に残ったフジイさんが飛ぼうとロープに走るが、そこでセコンドに付いていた問題龍が足刈りで妨害。 その後リング上ではPACとハルクが一進一退の攻防。 この2人のシングルは今の状態で見たかったなぁ…。 もっちーもリングインしてくると、PACはもっちーを踏み台に使ってのブリティッシュエアウェイズ。 もっちーはPACにコーナーに上がれ、と指示するが、PACが上がったところでもっちーは場外に突き落とす。 これによりリング内ではもっちーとハルクが一騎打ち。 ハルクのファーストフラッシュを水面蹴りで返したもっちーはヒザ立ち状態のハルクに対してキック連発から掟破りの逆ファーストフラッシュ! 谷崎、Gamma、吉野による攻防の後、今年は9人によるブレーンバスター。 サイバーは土井ちゃんとフジイさんにダブルラリアットを決めるが、逆にダブルノド輪落としを喰らってしまう。 その後土井ちゃんがバカタレスライディングキックをフジイさんに試みるも、それを回避したフジイさんは外道クラッチ! さらにもっちーの一角蹴り、フジイさんのナイスジャーマン、Gammaの雪崩式ツームストーンも耐え切った土井ちゃんはV9クラッチを決めてGammaから3カウントを奪う。 帰ってきたベテラン軍が脱落し、残るはW-1インターとMB。 PACが相変わらずの空中技を見せつけるが、MBも谷崎がナイトライド、ハルクがファーストフラッシュでPACを追い込む。 さらにMBのセコンドが介入し、ロープに走ったPACに対してKzyがイエローボックスで一撃。 そして問題龍が塩攻撃を狙うが、これは土井ちゃんにカットされてしまい、土井ちゃんはそのままハルクに対して塩攻撃。 さらに吉野はハルクにトルベジーノからライトニングスパイラルを決めると、場外の谷崎とサイバーに向けてケブラーダ。 これでMBセコンドを排除したW-1インターはPACが完璧な360°シューティングスタープレスを決めて王座防衛に成功。 PACは有終の美! 第7試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 《王者》CIMA vs 《挑戦者》戸澤陽 CIMAはコスチュームに加えてアイメイクもギリシャカラーで臨む。 試合序盤、戸澤がCIMAを場外に出す。 するとセコンドに付いていた問題龍がCIMAに攻撃を加えるが戸澤は問題龍に対してバイシクルキック。 セコンドに手を出させないようにした戸澤。 戸澤はリングに戻ってからCIMAに通常のセントーンからイスを持ち込みCIMAの上にセットしてのセントーンを試みるが、これはCIMAにかわされてしまいイスの上に背中から落ちる。 するとCIMAはイスを奪い、戸澤の足を攻める。 さらにCIMAはサソリ座固めやストンピングで戸澤の左足を集中攻撃。 しかし戸澤もCIMAにシャイニングウィザードを決めると場外に出たCIMAにすかさずトペ発射。 もう一発狙った戸澤をCIMAが場外からキックで迎撃したが、戸澤に再度場外に蹴落とされるとトペを喰らってしまう。 リングに戻った戸澤はCIMAの古傷の首攻め。 DDTやツームストーンでCIMAの頭をマットにめり込ませる。 CIMAもトラースキックで反撃を見せると場外の戸澤に対して対角線トペ。 その後CIMAはパーフェクトドライバー、戸澤は雪崩式ブレーンバスターで両者譲らず。 しかし戸澤はバックドロップから投げっぱなしジャーマンを決める。 さらにパッケージを狙った戸澤だったが、CIMAは耐えると戸澤の足をロープに掛けさせて動きを取れなくさせトカレフ2連発。 ここはてっきりモナリザ・オーバードライブが出てくると思ったが…。 CIMAはトラースキック→シュバインも戸澤はカウント2で返す。 トラースキックとバイシクルキックの打ち合いから、CIMAはパワーボム→セカンドロープからのメテオラ。 さらにトップロープからメテオラを狙ったが、戸澤はかわすとジャーマンスープレックス。 カウント2で返されると、戸澤は片腕だけをロックしたハーフパッケージジャーマン。 さらに両腕をロックしたパッケージジャーマンを決めたが、序盤に攻められていた左足の痛みでブリッジが外れてしまい3カウントならず。 再度パッケージジャーマンの体勢に入った戸澤だが、CIMAは足を踏んで体勢を切り返すと戸澤の後頭部に向けてメテオラ! さらにクロスファイヤーはカウント2。 ならばとCIMAは再度メテオラ。 カウント3入った!に見えたが八木さんのカウントは2。 するとCIMAはシュバインシュタイナーからのメテオラを決めて改めて3カウントを奪い勝利。 王座防衛に成功。 試合後にCIMAがマイクを持つ。 「今年のプロレスフェスティバルも楽しかったか? 歓迎されようがされまいが、CIMAが神戸ワールドのメインに帰ってきたぞ!」(CIMA) 「年間最大イベントのメインをCIMAと1対1で務めあげる。 これは相当なプレッシャーで、その点については私は戸澤を称えます。 だがしかし!こんなもんじゃCIMAの壁は越えられへんぞ。」(CIMA) 第3試合後に電流爆破の誘いを受けた大仁田については 「まずは市川さんとやらんかい!」(CIMA) そして最後に新世代のメンバーに対して 「潰せるものなら潰してみろ。 ガチガチでもゆるゆるでもお笑いでも俺たちは引かへんから。 誰も俺の壁は越えられへんぞ。 お前ら、何でか分かるか? オレ誰やと思ってんねん。 オレCIMAやぞっ!」(CIMA) 興行終了かと思いきや、ここからCIMAは 「お客さんに一つ伝えないといけないことがあります。 もうわかってる人も居るかもしれませんが呼びましょう。 PAC、それとW-1インターナショナルも出てきてくれ。」(CIMA) PACとW-1インターのメンバーがリングに上がる。 「PACが今日の神戸ワールドを最後にドラゴンゲートとの契約が切れます。 通常ならPACはすぐに契約更新するんですが、 PACは新たなステージに羽ばたくということで一旦ドラゴンゲートを卒業します。」(CIMA) その後ウィンドウズとジミーズもリングに上がり急遽PACの卒業式が行われる。 全レスラー+菊池リングアナ+岡村社長がそれぞれPACに対してメッセージを送る。 リコシェや元気は涙で声が詰まるシーンも。 しかし元気の後ろでススムさんも地味に泣いてるじゃないか(ノ_・。) そしてこういう場面でもギャグを絡めるシーサーさんはさすがやで。 最後にPAC本人からファンに向けてマイク。 英語でドラゴンゲートはホームであり家族でもある、というメッセージの後に日本語で 「ミナサン、サヨナラ。 アリガトウゴザイマシタ!」(PAC) そしてPACを胴上げして、神戸ワールド記念ホール大会終了。 ということで2012年の神戸ワールドも無事終了。 お隣の府立第一では大阪ハリケーン、東京ではノアの国技館大会、山形では新日本のビッグマッチと日本全国でたくさんのプロレス興行が行われたけど、ドラゲー神戸ワールドは主催者発表で去年の9400人発表から今年は9500人に100人増加。 この辺りはほとんど気持ちの問題だと思うけど、自分の印象としても去年と比較してお客さんの数が減ったようには感じないのでまあ許容範囲内かな、と。 試合の方ではメインのドリームゲート戦は一言で言うなら「まあまあ」かなという印象。 まず公式サイトのCIMAのコメントを引用すると ------------------------------------ 「ただ、「彼のポテンシャルはもっと高いんだろうな」というのが正直な感想。確かに追い込まれはしましたが、土井や吉野らとやってるほうがキツイなっていうのはありました。それはたぶん、経験だけの差なんでしょう。あれが、神戸ワールド記念ホール以外の他の会場であれば、すごいポテンシャルをぶつけてきたんじゃないかなと思います。」 ------------------------------------ CIMAと戸澤は噛み合う間柄だと思っていたので、期待はしていたけれどその期待を越えるような試合ではなかったというのが見終わった後の率直な感想。 試合が始まって間もなく戸澤が場外で介入してきた問題龍を蹴り飛ばしてたシーンで、「これはセコンドを使わずに正々堂々1対1でやるってことだよな。」と思ったらすぐにイスを取り出していたので、ドラゲーを初めて見る人にとっては「あれ正々堂々やるんじゃないの?」という印象を与えたんじゃないのかなと思う。 その後CIMAもイスを使って戸澤を攻撃してた時点で焦点がズレてしまったような感じ。 これが後楽園や府立第2、博多スターレーンのようなディープなファンが来る会場ならまだしも、神戸ワールドという一見さんも多数見に来ている状態ではリング上と観客席に距離が出来てしまったんじゃないかな。 ベビーとヒールの勧善懲悪で行くなら問題龍を始めとしてセコンド介入があっても良かった。 そこでベテラン軍のセコンドがMBを排除させた後、CIMAがメテオラでフィニッシュなら盛り上がりもいいでしょう。 逆に戸澤が正々堂々いくなら問題龍にバイシクルキックを叩き込んだ後にMBセコンドをバックステージに帰らせるとかがあっても良かった。 戸澤にはどちらかに吹っ切れて欲しかった。 ただCIMAが書いていたように戸澤は今回の経験を糧にして成長していくだろうし、今後のドラゲーを信悟やYAMATO達と共に背負っていかないといけない選手。 ドリームの挑戦はしばらくお預けだろうけど、マッド・ブランキーのリーダーとして次の狙いはトライアングルですな。 そして八木さんの疑惑の3カウント。 プロレスファンを長くしていれば何度か目にする光景なので珍しくはないものの、やっぱり見てる方としては集中が切れてしまう。 この辺りを考慮すると、CIMAの防衛戦の中では対PAC戦とか対元気戦には劣るかなーという評価になってしまう。 まあ神戸ワールドのメインでCIMAのタイトルマッチということになると、周りから求められるハードルは高いものになってしまうので…。 世代交代という面では、結局戸澤もCIMAの壁を崩すことは出来ず。 団体設立から常にトップを走ってきたCIMAだけに、そのポジションに取って変わるのはそう簡単なことではないのは誰もが分かってるけど中々難しいね。 正直言って、新世代の6人の中でCIMAの座を奪うことの出来る選手が居るのか?と言われると現時点ではノー。 試合で3カウントを取るだけではなく、興行を通してお客さんを満足させることが出来るのか、イマイチだったときでもCIMAだから仕方ないと納得させることが出来るのか。 この辺りが出来るからこそ、「オレCIMAやぞ。」という言葉にも説得力がある。 こればっかりは他の選手が言ってもサマにならないからなぁ。 CIMAはコメントでも「ラストランに入ってる」と言ってるので、おそらく次にドリームを落としたらもう巻くことはないんでしょう。 だからこそ、CIMAが立ち止まる前に誰かが追い抜いてあげないと。 次の挑戦者は次回後楽園のツインゲート選手権試合の勝者と決まってるわけで、土井・吉野・信悟・YAMATOの内の誰か。 ここからの挑戦者にかかるプレッシャーはかなり大きくなるだろうけど、そのプレッシャーを撥ね退けてCIMAを倒して名実ともにドラゴンゲートのテッペンに立って欲しい。 この大会のベストバウトに挙げたいのはキッド対リコシェのブレイブゲート戦。 ドラゴンゲート中軽量級の粋を集めた、まさにAwsome! どちらが3カウントを取ってもおかしくなかった。 大体ベストマッチの2試合目というのは期待ハズレに終わってしまう事が多いんだけど、この2人は愛知県体育館の試合をさらに上回るような試合を年間最大のビッグマッチで展開。 キッドはここ一番の大舞台に強いし、リコシェは去年のツインゲート、今年のブレイブゲートで素晴らしい試合を見せてくれた。 よく考えたら去年もこの2人はツインゲートで当たってるんだな。 来年はドリームを争ってもおかしくないかも。 また6人タッグ3wayマッチはやはり抜群の安定感を発揮。 モチフジGammaの盛り上げ上手に土井吉PACの完成度の高さに加え、この試合では個人的にはハルクが良かった。 特に所々に見られたPACとの対決は6人タッグ3wayマッチの中というのが少しもったいなく感じた。 そして何よりこの大会の主役だったのはPAC。 PACはここ2~3年の間にドラゴンゲートには欠かせないレスラーに成長。 ブレイブゲートでは最多の11回の防衛に成功し、今年はCIMAの持つドリームゲートに挑戦を果たした。 次のステージはまだ発表されていないものの、おそらく以前から噂のあったWWEで間違いないのかと。 色々と不安に感じることはあるけれど、PACの実力はドラゲーファンなら誰もが知ってること。 ここは気持ちよく次のステージに送り出してあげるしかないですな。 Thank you PAC! 5年間ありがとう!! 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