CIMAという壁～5.31 神戸サンボーホール～ 昨日は神戸サンボーホール大会。 メインイベントは戸澤がCIMAに挑んだブレイブゲート王座戦。 第1試合 もっちー＆フジイ＆超神龍対アラケン＆神田 ＆サイバー 試合は相変わらず超神龍と絶倫ズの連携が面白い。 試合終盤にビール瓶を持ち出すアラケン。 超神龍がビール瓶攻撃をかわすと、アラケンはレフェリーが見てないところでビール瓶を超神龍に渡し凶器攻撃をアピール。 これはフロリダブラザーズ丸出しの展開。 うろたえる超神龍を尻目に八木さんはビール瓶を取り上げ、その隙にアラケンが急所攻撃からの首固めで超神龍からピン。 試合後、お客さんから渡された缶ビールをコーナー上で飲み出すアラケン。 あなたはどこのストーンコールドですか。 第2試合 キッド＆剣心対斎了＆元気 一応、鷹龍コンビでツインゲートに挑戦する前哨戦となった試合。 序盤は元気と剣心がグラウンドの攻防を披露。 しかし、場外戦を経てからは剣心が一方的にやられる展開に。 凶器あり、斎了の唾･･･というか痰攻撃あり、正攻法の連携技もあり。 KAMIKAZEも剣心の飛びつき腕ひしぎや、キッドのスーパーフランケンで反撃するも、最後は元気の急所攻撃からのバックスライドフロムヘルで剣心が3カウントを奪われる。 試合後、マイクを持った元気。 ｢鷹木、キッド･･･、ツインゲートも今日と同じ結果だ･･･。｣(元気) 第3試合 吉野＆ハルク＆PAC対王子＆シーサー＆シーサーBOY 弱冠吉野が攻め込まれるシーンがあったものの、総じてWORLD-1のペースで進んだ試合。 シーサーが必殺ヨシタニックを吉野に仕掛けるが、PACとハルクがサンドイッチレッグラリアットでカット。 こうなるとシーサーズwith王子に勝ち目はなし。 最後は吉野のソルナシエンテでBOYがタップ。 第4試合 Gamma＆享対土井＆谷嵜 ユニットのタッグマッチにしてはお笑い要素の強かった試合。 まあ、土井ちゃん以外の3人は現在のところ特に進行中の抗争もないしな｡ 試合はGammaがガンマスペシャルで谷嵜からピン。 ちなみに試合後、Gammaの汚水攻撃の時にW-5を手伝った超神龍に対して土井ちゃんが制裁を加えてた。 第5試合 信悟対KAGETORA 序盤から激しい技の出し合いになったこの試合。 KAGETORAは一騎当千、信悟は雪崩式オリジナルファルコンリーというフィニッシュムーブを早くも繰り出す。 KAGETORAはラリアットから再度一騎当千を決めFFFを仕掛けるも、信悟はこれを耐えてラストファルコンリー。 最後は信悟がパンピングボンバーからのラストファルコンリーで勝利。 第6試合 オープン･ザ･ブレイブゲート選手権試合 CIMA対戸澤 試合は、戸澤がドロップキックからのトペ･スイシーダで先制。 しかし一度CIMAにペースを握られると中々反撃の機会が掴めずに、戸澤にとっては攻められっぱなしの厳しい展開となる。 延髄切りで何とか活路を見いだそうとするが、続けて放ったエプロンからトザワをCIMAにドロップキックで場外に落とす。 CIMAは場外に落ちた戸澤に対して、対角線上へのトペ･スイシーダ。 戸澤をリングに戻したCIMAはヴィーナスを狙うが、かわした戸澤はドロップキック2連発からミサイルキックでようやく反撃開始。 さらに投げっぱなしジャーマンから再度エプロンからトザワを仕掛けるが、CIMAは再度ドロップキックでこれを阻止。 その後、戸澤は3回目の正直とばかりにエプロンからトザワを敢行。 ヘッドバッド自体はCIMAにかわされるものの、続けて放ったセントーンは成功。 戸澤は続けてセカンドロープからのセントーンを決めて、ディック東郷ばりにトップロープからセントーンを仕掛けるもこれはCIMAがかわす。 CIMAはダブルフットスタンプ2連発からパーフェクトドライバー。 戸澤は走り込んできたCIMAにフランケンシュタイナーで丸め込むが3カウントは奪えない。 CIMAはシュバインからヴィーナス、アイコノクラズム、マッドスプラッシュとたたみかけるが、戸澤はマッドスプラッシュを剣山で迎撃。 戸澤はここぞとばかりに、厳鬼からジャーマンスープレックス連発で勝負をかけるが、カウントは全て2。 3度目のジャーマンをナカユビで切り返したCIMAはさらに高角度DDT（WWEのエッジが使うエッジキューションのような感じ）、シュバインで追い打ちを掛けるが、戸澤は2カウントでキックアウト。 最後はCIMAが数ヶ月ぶりに解禁したクロスファイヤーで3カウント。 試合後、愛知県体育館大会のようにCIMAは賞状を破り捨てる。 そこへ出てきたのはアラケンとRHの面々。 「天下のCIMAが、こんな戸澤なんかに何20分以上も試合してんだ？」（アラケン） 「(お客さんの)反応のないマイクは一番恥ずかしいことやぞ。 それと、天下のって言葉はストーカー市川さんのためのもんやないか。」（CIMA） 「俺は正直アンタにもベルトにも興味はねぇよ。 だけどブログや公式掲示板に新井は許せねぇって書いてんじゃねぇか。」（アラケン） 「ブログや公式掲示板やと！オマエどんだけ暇人なんじゃ！！ 俺が新井何とかって書いたのは、荒井注さんのことじゃ！」（CIMA） そして帰ろうとするアラケン。 「まあ、待てや。 オマエが一騎打ちしたいって言うなら話しは別や。 ここにいる誰もが、戸澤がのびる姿よりオマエがのびる姿を見たいんや。 なんやったらベルト賭けてやってやってもいいんやぞ。 どんなルールでもやったるわ。」（CIMA） 「どんなルールでもいいんだな。 俺はよ、みてのとおりダメ人間で、最近は酒の飲み過ぎで痛風気味ときてる。 だから飛んだり跳ねたりの試合はできねぇし、やるつもりもねぇからよ、 ノーロープマッチでやったろうじゃねぇか。」（アラケン） 「凶器でもなんでももってこいよ。 オマエがビール瓶ならこっちはカルピスの瓶でどついたるからな！」（CIMA） でアラケンとRHは退場。 ６・２１博多スターレーン大会 追加カード情報！(ドラゴンゲート公式ブログ) －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ☆６月２１日（日）福岡・博多スターレーン 【オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合～特別ルール・ノーロープマッチ～】 《王者》ＣＩＭＡ ｖｓ 《挑戦者》新井健一郎 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ そしてCIMAが改めてマイク。 「(リングに無造作に置かれたブレイブのベルトを指して) 俺にとってブレイブのベルトはまだこの位置や。 入場する時はサービスで巻いてきたけど、 帰るときには満足したわけでもないから巻いて帰る必要はないんや。 俺は別にブレイブのベルトはドリームより格下とは思ってへん。 今はブレイブととドリームが同時開催の時にはドリームがメインでブレイブが下や。 俺はそんな取り決めぶっ壊すから。 それと戸澤。 確かに今日は苦戦したかもしれん。 でも本気でやったら、何回やっても俺に勝てるわけはないんじゃ。 オマエみたいなレスラーに負けたらCIMAの名前が廃れるんじゃ。 這い上がれるもんなら這い上がってこい。 オマエはドラゴンゲートの最下層のレスラーなんじゃ！」（CIMA） ちょっとお客さんも引き気味のマイクだっただけに、拍手もなく去っていくWARRIORS-5。 CIMAはマイクの途中にもヤジ(？)を入れたお客さんに対しても「黙っとれ！」と一喝。 そして残された戸澤とKAMIKAZE。 「CIMA、ばり強いやんけ！！ 信悟、悔しいよぉ･･･。 でも、こんな俺やけどKAMIKAZEで一緒にやっていってください。 最後に一言言わせてください。 俺はこの星で一等賞になりたいんや、プロレスで！！！」（戸澤） と涙のマイク。 メインイベントは戸澤の頑張りもあり、中々白熱した試合になった。 とはいえ、CIMAに勝つのはまだまだ難しい。 終わってみればCIMAはメテオラすら出さずに完勝。 後は、今回の結果を戸澤がどれだけ発奮材料にできるか。 そして、個人的にはアラケンが出てきたときは「遂に登場！」と一人で勝手に思ってたんだけどなぁ。 アラケンが正攻法でいくとはこれっぽっちも思ってないので、おそらく博多でのブレイブゲート戦はRHとW-5のセコンドが総出になる事は間違い無さそう。 そこで鍵を握るのは新日本からドラゲーに帰ってきたYAMATOってことはないかな･･･？ PR
