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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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決戦の金曜日~5.29 大阪府立体育会館第2競技場~

昨日は2ヶ月ぶりの大阪大会。
前回はGammaと享がツインゲートを獲得した大盛り上がりの大会だったけど、今回もメインで行われたドリームゲート次期挑戦者決定戦では同様の盛り上がりを見せてくれた。
挑戦者の証であるカギを手に入れたのは・・・。
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平日ということで仕事を終えてからの移動なので、第1試合は見れなかった。
というわけで第1試合は結果のみ。
第1試合
ハルク&谷嵜&○PAC(360°シューティングスター)CIMA&享&KAGETORA×
試合後に戸澤が乱入してCIMAに巌鬼。


第2試合
ストーカー市川対もっちー
試合は足4の字固めをかけられたもっちーが、腕を上げて下ろしたらそこにいっちゃんの顔があり、そのままアイアンクローを決めていっちゃんがタップ。
いっちゃん相手にエゲツない蹴りを見せたもっちーと、何度もカウント2で返したいっちゃんの頑張りもあり中々面白い試合だった。
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「試合が終わり控え室」(モチヅキステーション)


第3試合
超神龍&フジイ対王子&KZ
もう絶倫ズの見習いと言っても過言ではない超神龍はフジイさんとの連携も抜群。
「しっかり抑えとけよ!」(フジイ)
からの誤爆が2回続いたものの、3回目にはようやく成功。
ノリノリの超神龍を見てるとマッスルアウトローズに加入したてのYAMATOを思い出す。
・・・というのは言いすぎかもしれないけど、それくらい超神龍がお客さんを沸かしてたのは事実。
確かにフジイさんのイジリっぷりも上手かったけどさ。
逆にKZは完全に超神龍の勢いに飲み込まれてしまった。
NEX-1トーナメント優勝者がちょっと元気無さ過ぎ。
最後はフジイさんのチョークスラムが決まったところで、超神龍がフジイさんを場外に突き飛ばして龍☆星ⅡでKZから勝利。
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試合では王子の「行きますよ!」が久しぶりに聞けた。
また試合後のコメントでは、KZはマッチメイクへの不満をぶつけたらしい。
「こんな試合はユニット関係なく、あまりものに入れられただけだ。」と
それだけの元気をなんでリング上で見せられないんだ・・・。


第4試合
土井成樹対近野剣心
試合は当然ながら土井ちゃんの完勝。
土井ちゃんは序盤から剣心の左ヒザに的を絞ると、蹴りや関節技を使って攻め込む。
そのため剣心のキックにも少し迫力を感じられない。
剣心が意地を見せたのは、試合終盤に飛びつき腕ひしぎを決めたところ。
しかしそれも土井ちゃんにロープブレイクされてしまうと、キックにいったところを捕まってドラスクを喰らってしまう。
最後は土井ちゃんが大暴走→土井555→バカタレでピン。
まあデビュー半年程度で団体のトップ王者とのシングルだし、一つでも見せ場を作れただけで上出来といえるのかも。
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第5試合
シーサー&シーサーBOY対斎了&元気
今日のシーサーは金色のコスで登場。
試合は開始早々場外戦からスタート。
セコンド総出でシーサーズを痛めつけるリアルハザード。
リングに戻ってからもBOYを捕まえて攻め込むマライサ。
BOYが反撃しようと試みるも、場外からアラケンや神田の介入がありペースがつかめない。
しかし元気にドロップキックを決めると、BOYはようやくシーサーにタッチ。
シーサーは一人でマライサを蹴散らすと、場外に向けてトペスイシーダ。
負けじとBOYもケブラーダを披露。
その後も攻勢のシーサーズはシーサーは元気に変形STF、BOYは斎了にパロスペシャルを決めるが、セコンドのアラケンが堂々とリングに上がりカット。
試合終盤に入ると、テープを使いシーサーをコーナーにくくりつけるリアルハザード。
孤立したBOYのマスクをアラケンが剥ぐと、そこから元気が足をロープにかけたスクールボーイで丸め込んで3カウントを奪う。
試合後斎了はシーサーのマスクまで剥ぐ始末。
やりたい放題だったリアルハザード。
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第6試合
YAMATO&サイバー&神田対信悟&キッド&戸澤
試合はYAMATOと信悟からスタート。
ショルダータックル合戦は信悟が打ち勝つも、その後YAMATOがボディスラムで投げて、ここは引き分け。
続いてサイバーと戸澤がリングイン。
ここはさすがにサイバーのパワーの前に戸澤が打ち負けてしまう。
最後に残ったのはキッドと神田。
キッドは神田にコルバタを決めると、KAMIKAZEが合体技で神田に対して攻め込むがアラケンの介入もあり試合は場外戦に。

リングに戸澤が戻されると、神田アラケン斎了元気の4人が蝶々。
そこからは戸澤がローンバトルに陥る。
神田は戸澤の頭をはたき
「オマエ、ブレイブ挑戦するんちゃうんか!!」(神田)
と叱咤激励?挑発?
その後も神田のジョンウー、YAMATOのダブルアームスープレックス、サイバーのリフトアッププレスを喰らう戸澤。
さらに追い討ちをかけるようにサイバーがパイナップル果汁攻撃。
そしてサイバーが握りつぶしたパイナップルの欠片を戸澤の口に突っ込み挑発するYAMATO。
これに発奮した戸澤はエルボー連打からのヒップアタックで信悟に交代。
信悟は神田をショルダースルー、サイバーをブレーンバスターで投げると、場外に出た神田に対して戸澤がトペスイシーダ。

ペースを握ったKAMIKAZEはキッドがYAMATOをクリストで捕まえると、救出にきたサイバーに対して信悟がアルゼンチンバックブリーカー。
サイバーの巨体を持ち上げるとはさすが信悟。
しかしその後、サイバーと信悟はエルボー合戦を展開すると、先ほど持ち上げられたサイバーが逆に信悟をリフトアップしてそのままコーナーにぶつけていく。
その後のラリアット対決は互角だったものの、信悟はサイバーをバックドロップで投げ飛ばす。
そこからYAMATOを捕まえるKAMIKAZE。
信悟の串刺しパンピングボンバーから、戸澤がエプロンからトザワを経てジャーマンの体勢に入る。
YAMATOはロープを掴んで投げられるのを防ぐと、背後からきたサイバーが逆に戸澤に対して投げっぱなしジャーマン。
そして迫力満点のサイバーコンビネーションver.1!
この技はサイバーらしさが出てるし、見栄えがいいし、リズムもいいから今後も使っていってほしい。

何とかKAMIKAZEはカウント2でカットに入ると、下剋上エルボーを狙った神田を捕まえてキッドがスーパーフランケンシュタイナー。
さらに信悟が神田にMADE IN JAPANを決めるがカウントは2。
試合の最終盤に入り、ウルウラをかわされたキッドがロープに走ったところでセコンドの斎了がブルーボックス攻撃。
神田はブルーボックスを受け取ると、信悟に対してもブルーボックスで殴りつける。
神田は残された戸澤を羽交い絞めにして、YAMATOにブルーボックスを渡すも、YAMATOのブルーボックス攻撃は戸澤に避けられて神田に誤爆。
最後は戸澤がジャーマンで神田から勝利。
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試合後、神田がYAMATOを突き飛ばし不穏な空気になるリアルハザードの面々。
YAMATOはマイクを取ると
「こんなヤツらは凶器なしでも勝てたんじゃねぇのか!
 大体よ、オレがリーダーなんだぞ!!」(YAMATO)

そこに背後からブルーボックスで殴りつけたのは斎了。
「反則使っても、凶器使っても勝つのが俺らのやり方だ。
 オマエ明日から新日本のスーパージュニア出るんだろ。
 そこで頭冷やして帰って来い。」(斎了)

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試合後の斎了のコメントでは、あれは他団体に参戦するYAMATOへのリアル流のエールだとか。
中々荒っぽいエールですな。


RHのマイクが終わったところで、ムキムキの体をして、迷彩コスの超神龍がリングインして戸澤を襲撃。
ニセ超神龍は巌鬼を叩き落すと顔面にダブルフットスタンプ。
そこへ本物の超神龍が現れニセ超神龍に対してドロップキックを仕掛けるが、ニセ超神龍はこれをすかして退場。
一人残された形の超神龍はお辞儀をしてそそくさと退場。
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第7試合
ドリームゲート次期挑戦者決定戦
吉野正人対Gamma
試合序盤のペースを握ったのは吉野。
Gammaが吉野を場外に落とし場外戦を展開しようとしたところで、吉野は素早くリングに戻りGammaに向けてトペスイシーダで先制攻撃。
その後も鉄柱にGammaの左腕をぶつけていき、吉野得意の腕攻めの下地を作っていく。
吉野はリングに戻してからもジャベやアームブリーカーでGammaの腕を集中攻撃。
しかしGammaもコーナーのターンバックルをむき出しにさせると、そこに吉野をぶつけることで強引にペースを引き戻す。
そしてこちらもお得意のツバ攻撃から汚水攻撃を決め、さらにマウスピースを口の中に入れて吉野を精神的にいたぶっていく。

吉野もコウモリで反撃を見せるが、Gammaはフラッシュバックを決めるとKAGETORAに竹刀を要求。
KAGETORAが竹刀をリングに投げ入れるが、吉野はこれを奪うとKAGEに一撃。
そのままGammaに詰め寄るが、吉野は竹刀を投げ捨てると再びGammaに腕攻め。
変形腕固めから、Gammaがロープに腕をかけたところですかさずコーナーにのぼりダブルフットスタンプ。


そのまま攻めるかと思いきや、吉野が決めたフロムジャングルを返したGammaは顔面にドロップキックを決めると、くるっとボムからガンマスペシャルを狙うが、これは吉野が丸め込みで切り返す。
その後コーナー上での攻防から危ない体勢になるが、Gammaを落とした吉野は高角度ドロップキックを正面と背面から2発発射。
しかしGammaも負けじと延髄切りからパワーボムで吉野を叩きつける。
そしてスカイツイスタープレスの体勢に入るが、吉野が起き上がりスワンダイブ式スリングブレイドを狙う。
Gammaはコーナー上の不安定な体勢でこれを耐えると、吉野を抱え上げトップロープからの雪崩式ブレーンバスターで投げる。

お互い一進一退の攻防の中、吉野はスピードスターから腕吉野と勝負をかけソルナシエンテを仕掛けるが、これをGammaは急所攻撃から丸め込むもののカウントは2。
これに怒った谷やんがリングに入ろうとするが玉金によって防がれる。
その隙にWARRIORS-5セコンドがイスをリングに持ち込み、Gammaはイス山の上にツームストーンパイルドライバー!
谷やんの乱入もあり吉野の負けフラグがたったかと思わせたが、吉野はこれをカウント2でキックアウト!
満を持してGammaは必殺・雪崩式ツームストーンの体勢に入るが、なんとか耐えた吉野はGammaを頭突きでコーナーから突き落とす。
Gammaはイスで吉野に殴りかかるが、イスを受け止めた吉野は逆にGammaの頭に一撃。
さらにライトニングスパイラルで畳みかけるが、Gammaもトラースキックから再びガンマスペシャルの体勢に入る。
吉野は前転で上手く着地すると、トルベジーノからついにソルナシエンテ!
何とかロープを探すGammaだが、吉野は足をかけてソルナシエンテ改に移行。
これにはGammaが耐え切れずにタップアウト。
勝者は吉野正人!
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試合後吉野は土井ちゃんを呼び込む。
「オレと吉野のシングルは4年ぶりや。
 次は5年後になるか10年後になるか分からへん。
 その時には今みたいな動きは出来へんかもしれへんし、引退してるかもしれん。
 だからオマエとのシングルマッチは最後のつもりでやらせてもらうから、
 後悔はせえへんようにしよう。
 ただ一つだけ言っとくぞ。
 最後に勝つのはこのオレや。
 それだけは覚えとけよ。」(土井)

そして吉野と土井ちゃんで握手して、土井ちゃんはリングを降りる。
「愛知県体育館ではサイバー、KAGETORA、信悟に勝った。
 後楽園ではサイバーとシングルして、そして今日は地元大阪でGammaに勝った。
 そして6月11日後楽園はオレがドリームゲートチャンピオンになる日や。
 土井ちゃんには悪いけど、次に大阪に帰ってくるときは俺がドリームゲートのチャンピオンや。
 今日はありがとうございました!」(吉野)

最後にカギをアピールすると、コーナーからトンボをきった吉野。
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試合後のコメントで、試合に敗れたGammaは博多での曙戦を要求。
さらにフジイさんは流出してるオープン・ザ・お笑いゲートの奪還に向けて動き出すとか。
6月シリーズ決定分対戦カード情報!(ドラゴンゲート公式ブログ)
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☆6月11日(木)東京・後楽園ホール
2)オープン・ザ・お笑いゲート選手権試合
《王者》菊タロー vs 《挑戦者》ドン・フジイ

☆6月21日(日)福岡・博多スターレーン ※決定分カード
【特別試合・博多場所】
Gamma vs 曙

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さて、これで後楽園ホールでの土井吉対決が決定。
4年前のシングルでは土井ちゃんがバカタレで吉野(当時はYOSSINO)から勝利してブレイブゲート初代王者になった。
http://www.gaora.co.jp/dragongate/data/result/2005/0313.html
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2005.03.13 名古屋国際会議場
初代オープン・ザ・ブレイブゲート王座決定戦
○土井成樹(21分1秒、片エビ固め※バカタレ・スライディングキック)YOSSINO×

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↓(追記)
2006年にも土井吉直接対決してました。
ごめんなさい。
http://www.gaora.co.jp/dragongate/data/result/2006/0224.html
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2006.2.24 後楽園ホール
オープン・ザ・ブレイブゲート王座決定リーグ戦
△吉野正人(時間切れ引き分け)土井成樹△
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↑(追記ここまで)


それまで脇役の一人に過ぎなかった土井ちゃんだけど、吉野に勝利してブレイブのベルトを取ってからの成長っぷりはすごかった。
暴走マッスルというキャラも手に入れて、前座クラスから一気に主役クラスまでのし上がってきた。
そしてマスキュラーボムを引っさげて、現在では団体最高峰のベルトを持つまでに至る。
しかしブレイブがステップアップになった土井ちゃんに対して、ブレイブ自身の価値を高めたのは吉野。
吉野=ブレイブの図式を作り上げたし、ドリーム>ブレイブになっていた認識を改めさせるほど絶対王者ぶりを見せつけた。
この両者が土井吉対決で、今どんな試合を見せるかは非常に楽しみ。
予想をするとなると、現段階では吉野に一票かなぁ。
それくらい吉野の充実っぷりは目を見張るものがある。
後はマスキュラーボムをどう封じるか・・・。


それと、マッチメイク自体の感想としては、正直言って意外な展開。
平日でPPVでもない後楽園ホールで、今まで温存しておいた土井吉対決を解禁するとは。
熱戦になることは間違いないとは思うけど、こうなると神戸ワールドでどんなカードを持ってくるかが非常に気になるところ。
年間最大のビッグマッチだけに、土井吉対決を超えるカードを神戸ワールドのメインではやらないといけない。
しかし現段階では、王者が土井であれ吉野であれ、土井吉対決を超える試合はちょっと想像できない。
後楽園で時間切れドローになって、神戸ワールドで再戦という去年と同じ展開も予想してたけど、土井ちゃんのマイクを聞く限りそういう展開もなさそう。
後楽園では試合結果も気になるけど、試合後の展開はそのまま神戸ワールドに繋がっていくはずだし、生観戦したいなぁ・・・。
せめてPPV放送してくれれば家で見れるのに。




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