石見銀山と出雲大社・平成の大遷宮~石見銀山編~ 神戸ワールド直前というタイミングですが、ちょっとこの3連休初日に行ってきた旅行記をアップ。 行き先は、世界遺産に登録された石見銀山中心に出雲と松江までドライブです。 このガソリン価格高騰の折、我ながら頭が悪いとしか言いようがない行動を取ってますな。 さて出発はETCの深夜割引が使用出来る深夜4時までに高速に入ると、兵庫県から米子道方面へ向けて車を走らせて、島根県は石見銀山の駐車場に到着したのが8時30分。 世界遺産に登録されている石見銀山エリアには車で入ることはできないので、石見銀山駐車場からバスを使わないといけない。 というわけで、駐車場から石見銀山エリアでのバスターミナルとなっている大森代官所跡に移動。 そこから石見銀山で唯一通り抜けが出来る龍源寺間歩までは、バスを乗り換えて移動。 ガイドブックでは龍源寺間歩のバス停があるみたいだけど、今回は落石の怖れがあるため清水寺前までしかバスは行かないようで。 そこのバス停から間歩までは徒歩で10分程度かかるけど、↓こんなところだから朝一に歩く分には非常に気持ちいい。 ただ、昼前後の暑い時間だと間歩に到着するまでに汗だくになってしまう可能性は高いけど。 龍源寺間歩には9時過ぎに到着して、誰もいないであろう間歩を観光。 やっぱり写真を撮るには誰もいない時間でないと厳しいかな。 見て分かるように、そんなに広くない坑道なので立ち止まってゆっくりと写真撮影というのは、他の人に迷惑なことこの上ないし。 まあ、今回はどっかの撮影スタッフが居たけど、このスタッフは一定の場所で立ち止まってたため、スタッフ達を追い抜いてからはゆっくりと色んな角度で写真を撮れた。 その後、遊歩道を下り佐毘売山神社へ移動。 趣のある石段がハンパねぇくらいにとにかく渋いッス。 そこから吉岡出雲というの墓を見てみようと↓こんな石段を登っていくけど、蜘蛛と蚊のダブルパンチを食らい引き返すことを選択。 ていうか石段を登ってからはほとんど道にはなっていないし、分かれ道もどっちに行ったらいいかわかんないので、涼しくなってからじゃないと無理。 続いては清水谷精錬所跡。 石垣とトロッコ跡と木々の緑と空と雲のコントラストがきれい。 最盛期は世界の銀産出量の3分の1に達していたらしいので、当時は活気溢れる場所だったんだろうけど、今はひっそりとした中に佇んでる。 そこからは遊歩道を延々と歩き、いろんな寺社跡を見て回り、途中にふと遊歩道から見た光景が、前日に見たトトロのサツキの家の入り口付近と何となく似てた1枚。 次に、ちょうど大森代官所跡と龍源寺間歩の中間地点にある観光センターからすぐのところにある羅漢寺へ。 石室内にある五百羅漢はビデオ・カメラ撮影禁止のため写真は撮れなかったのが残念。 その後は大森の昔ながらの街並みを下って、大森代官所跡へ到着。 バスの時間が少し余裕があったので、城上神社や石見銀山資料館を観光して石見銀山観光を終了。 ちなみに城上神社の天井には龍が描かれていて、指定の場所で拍手をすると共鳴する「鳴き龍」という造りになってます。 石見銀山は2007年6月に世界遺産に登録されて、自然を切り開くこともなく、自然と産業が共存していることが世界遺産に登録された理由の一つでもあるらしい。 その中で大森の街並みも昔ながらでいいけれど、個人的には龍源寺間歩から観光センターへ抜ける遊歩道の方が好きかな。 ネットにある旅行記を見ると、世界遺産登録後はバスの混み具合がスゴイという記述をよく見るけど、少なくとも今回は全然混むこともなく、普通に座席に座ることができた。 今回は駆け足での観光だったけど、観光センターでは間歩の中でも最大規模を誇る大久保間歩ツアーとかもあったし、無料でガイドさんが解説してくれるツアーもあり、時間のある人はこういうツアーに参加してみてもいいのでは。 まあ一人でゆっくり自分のペースで観光したい、という私のような人には無理ですが。 石見銀山編はこれで終了して、続いて60年に一度の出雲大社・平成の大遷宮編。 PR