不完全燃焼･･･～5.6 エルドラド IMPホール～

昨日は大阪IMPホールでエルドラドを観戦。
プロレス大感謝祭の夜の部ということで、昼に興行が行われた大日本との合同興行。
前日にドラゲー名古屋大会を見てきたので、どうしてもそっちと比較してしまうなぁ･･･。

会場に入ってみると、お客さんがまばら･･･。
去年にも、プロレス大感謝祭ということで同様の興行を行ってたんだけど、前回は会場の7～8割方お客さんが入ってたのに、今回は贔屓目に見て6割程度。
昼に行われた大日本がどれだけ入ってたのかは分からないけど、ちょっと寂しすぎるかな。


試合順と試合結果は以下の通り。
第1試合
スパーク青木&CHANGO対稲葉&佐藤
佐藤がジャーマンで青木からピン。

第2試合
Ken&豪対JKO&菅原対千賀&ツトム オースギ
新しく結成したスピードオブセンスサウンズ(SOS)は、イメージとしてはWWEのロンドン&ケンドリックとか、TNAのモーターシティマシンガンズに近い。
最後は千賀がバックドロップの体勢からのバックブリーカーでJKOからピン。







第3試合
邪鬼&清水対ベアー&シャドウWX
ベアーがダイビングボディプレスで清水からピン。

第4試合
ブラザー&アブドーラ小林対KAGETORA&佐々木貴
小林はコバ"ヤッシー"としてブラザーヘアのカツラをかぶって試合。
最後は佐々木が右脚で小林からピン。







メインイベント
近藤&大鷲&大柳対ケイ&シュウ&岸和田
近ちゃんは右脚太ももにテーピング。
バラモンが放ったローキックも、テーピングを巻いてる右足ではなく左足だったので、余程右足の状態は悪いんだろうなと逆に感じさせた。
試合は終始攻め込まれてた大柳がバラモンを丸め込んでピン。
(ケイかシュウの区別がつかないので、とりあえずバラモンと書いてます。)







興行も前半戦まではお客さんも沸かず盛り上がらず。
第1試合から試合時間が長すぎる。
せめて5分以内にしてくれたらまだましだったのに、お客さんの苦笑しか出てこないまま10分を越えるタッグマッチをしてしまった。
第2試合になってがっちゃんが出てきても空気は厳しい。
第3試合に邪鬼が出てきて何とか盛り上げようとしてるのは伝わってきたんだけど、結局はあまり状況に変化が起こることなく前半戦終了。
しかし、邪鬼くらいにお客さんにもっとアピール出来る中堅クラスの選手がエルドラドにいないのが現実なのかも。

後半戦になり、ブラザーが出てきたことで多少の盛り上がりが起こる。
ただ小林のバカチンガーエルボーも、レスラーとスタッフと数人のファンが叫んでただけだったので、大日本ファンは夜の部に見に来てないのかなぁ？
まあ、そこでもブラザー自身が盛り上げようと声を上げてたシーンは印象的。

メインイベントでは、ようやくお客さんも盛り上がることができた。
試合終了後には、大鷲と岸和田の言い合いもある中、近ちゃんが興行のシメ。
"僕たちは弱小団体なので、頻繁に大阪にくることはできませんが、また次に大阪に来たときは今日のような暖かい声援をお願いします。"
近ちゃんのこういう殊勝なマイクは、聞いててこっちが心苦しくなってくる。








一応、大阪でエルドラドが行われたときは毎回行ってるし、前回のデルアリ興行は面白かったんだけどなぁ。
なんでこれだけのレスラーが揃いながら、ここまで盛り上がらない興行になってしまうのかが分からない。
もっと出来るはずって期待があるからこそ、見てるこっちも歯痒く感じてしまう。
普段の後楽園ホールや新宿FACEにどれくらいの客が入ってるのかは分からないけど、今日のIMPの状況を見ると次に大阪に来るのは大分先になりそう。
ドラゲーとの比較は、ブログの内容を見てもらえば一目瞭然かと。