2007年 サイバー・サンデー 明日はエルドラド@デルアリ。 来週末はドラゲー@大阪第一。 そして今日はサイバーサンデー。 相変わらず週末はプロレス三昧だな。 さて今日はサイバーサンデー。 フィンレー対ミステリオ 選択肢は、担架戦・ノーDQ・こん棒争奪戦。 結果は担架戦。 個人的には一番面白くなさそうな試合形式になってしまったな。 普通はこん棒争奪戦やろ。 さて試合は一進一退の攻防ながら、全てにおいてフィンレー優勢で進む。 中盤、レイはコーナーに吊るされてるこん棒を取るが、直後フィンレーに足を払われあっさりとこん棒を奪われる。 その後フィンレーがこん棒攻撃で優勢に試合を進めるが、担架に乗せられたレイは場外から変形の619を決めてから、担架に乗せたフィンレーめがけてトペ・コンヒーロ! これは中々見応えのあるシーン。 ちょっと体勢を崩ししまうと、大怪我をしかねない攻撃だけど、レイといいトペを受けたフィンレーといい一流やな。 そしてレイはフィンレーを担架に乗せてゴールライン(?)まで押すが、テレビカメラのコードが担架に引っかかってライン前で止まってしまう。 フィンレーは担架から降りてから、レイに対して攻撃を仕掛けるが、レイはフィンレーの顔面を担架に叩きつけてそのままゴール。 イマイチな試合形式だと思ってたけど、フィニッシュに続く流れは面白かったな。 ところで最後のカメラコードはガチですか? もしガチだとしたら、フィニッシュのフィンレーの判断は実に的確。 さすがフィンレーだ。 スマックダウンでのマットのケガは16針を縫う大怪我だったため、急遽MVPのUS王座戦に変更。 対戦者はヘンリー・カリ・ケイン。 まあ誰がどうみてもケインだな。 パンク対ミズのECW王座戦 サプライズ! 一番ありえないと思ってた相手だな。 試合は、途中にパンクがコーナーから反転してボディプレスを狙うところで、ミズの方は完全にしゃがみこんでいたためパンクのヒザがミズの頭に当たるという 最後はミズのリアリティチェックを外し、パンクがgo2sleepを決めてピン。 PPVでの初シングル戦でも、ミズが思った以上にいい動きをみせてた。 パンクのフィニッシュも直前ECWでのひどい出来とは雲泥の差やったし。 WWE王座戦のハズレ2人の試合 投票結果はHBKが6割、ジェフが3割、ケネデイが1割。 思ったよりジェフへの投票が多いけど、ECW王座戦とは違ってまあ予想通りの結果。 ケネディ対ジェフ 試合はジェフがツイストオブフェイトをかわされるものの、その反動を利用してウィスパーインザウィンド。 その後、ジェフがケネディをコーナーに据えてドロップキックを仕掛けるが、ケネディがそれを外してそのままピン。 あっけない最後だし、試合が決まった経緯もネガティブだし、いらなかったんじゃない? MVP対ケインのUS王座戦 結局は67%の得票率を得たケインが挑戦者に決定。 しかしケインもここ2週間で大忙しですな。 ECWとスマックダウンの掛け持ちに加えて、今日はPPVでタイトルマッチ、次のECWでも怪物達と試合をして、おそらくスマックダウンにも出場と。 さて試合は、ケインの痛めてるアバラをMVPが攻めるが、やっぱり優勢に進めてるのはケイン。 そしてケインが場外から鉄柱を支点にしてMVPの脇腹を攻めたところで、MVPは10カウントでリングに戻れずにカウントアウト。 オートン対HBKのWWE王座戦 この試合がメインでないのは少し意外。 試合は序盤にHBKがオートンの左腕を一点集中攻撃。 いつもやられる方だけに、HBKのこんな攻め方も珍しいな。 しかしオートンも場外でバックドロップの体勢のまま、防護壁へ叩きつけてからペースを握る。 その後、スーパープレックスを狙うオートンを突き飛ばしエルボーを オートンはRKOを狙うが、HBKは逆さ押さえ込みで切り返す。 そしてHBKがラッシュを仕掛けて、フライングフォーアームから逆アトミックドロップ、ダイビングエルボーとスイートチンへのイントロは全て終了。 いざスイートチンというところで、オートンは見事なくらい堂々とローブロー。 結果、王座は移動しないでHBKの反則勝ち。 試合後、苦しむHBKに対して顔面蹴りを狙うオートンだが、走りこんできたところにHBKはカウンターのスイートチンミュージック! 試合自体は見所もあってよかったんだけど、不透明決着が2試合連続で続くってのはどうよ? 試合順を変えたらよかったのでは? HHH対ウマガのストリートファイト戦 てっきり金網戦だと思ってたんだけど、今回の予想はハズレまくりやな。 ウマガの入場時にHHHが襲い掛かって試合開始。 入場セットの裏側に回りこんで、HHHはセットをウマガごと突き破るスピアーを見せる。 でも、WWEにしてはセットの作りがチャチすぎるよな。 色も白で割れ目がカメラから丸見えだったし。 いつかのキング・オブ・ザ・リングでのカート対シェインのストリート戦でガラスを突き破ったシーンは迫力あったんだけど、今回は迫力に欠けるわ。 まあ、ここでHHHにケガされる方が怖いのは確かだけどね。 その後は場外戦を経てリングへ。 ウマガはサモアンドロップやベアハグ等でHHHの脇腹や腰を攻め立てる。 そしてコーナーへのスプラッシュからイス攻撃を仕掛けるが、HHHはローブロー2連発からイスの上へDDTで反撃開始。 フェイスバスターからぺディグリーを狙うも、ウマガは豪快なサイドウォークスラムでHHHを叩きつける。 これは迫力~。 こんな技をHHHに決めれるのもビッグショーくらいかな。 その後、ウマガはECWの実況席にHHHを寝かせて、スマックダウン・RAW実況席を走り抜けてのボディプレスで実況席を破壊。 テレビの前で一人"Holy Shit!"コール。 これならウマガの勝ちでも十分に説得力はあるで。 どこでもカウントOKルールなら、この時点でウマガの勝ちとしても異論ナシ。 ウマガはリングに戻したHHHに対してトップコーナーからボディプレスを仕掛けるが、HHHはこれをかわしリング下からスラッジハンマーを持ち出す。 ウマガはハンマー攻撃をかわしてサモアンスパイクをしかけるが、HHHはこれを再度かわしてハンマー攻撃からのぺディグリーでピン。 いや~、面白かった! しかし、この試合はウマガがHHHを完全に食ってたね。 ディーバのハロウィン仮装は、ミッキーのセクシーインディアンが一番。 ビクトリアは置いといて、個人的にはメリーナだったかな。 理由は一番露出過多だったから。 ただそれだけ。。。 バティスタ対テイカーの世界ヘビー級王座戦 レフェリーはオースチンが8割近い数字を獲得。 それに怒ったJBLがフォーリーに八つ当たりしてるところにオースチン登場。 オースチンはフォーリーに対してスタナーを見舞った後、JBLのクロスラインを受ける。 その後JBLに攻められ、クロスライン・フロムヘルの体勢に入ったところをキックで迎撃しスタナー葬。 そしてオースチンがアピールしてるところでゴーン!と死者の鐘。 お祭り騒ぎが一気にタイトルマッチの雰囲気に変わっていくところはテイカーならでは。 一方バティスタの入場は少しロックを意識したような感じ。 コーナーへ登ってからのアピールとか、ベルトの持ち方とか。 前からあんなんやったかなぁ。 試合はややテイカー有利な展開で後半へ。 バティスタはテイカーのオールドスクールを受け止めて、そのままスパインバスター。 フォールに行こうとするバティスタに対して、テイカーは三角締め。 その後テイカーはチョークスラムを決めるも、カウントは2。 ツームストーンをかわしたバティスタはスピアーを決めるが、これもカウントは2。 そしてバティスタはコーナーに上りパンチを浴びせるが、テイカーはラストライドで叩きつける。 その後、バティスタはツームストーンをかわしてのスパインバスターから、最後はバティスタボム2連発でテイカーからピン。 さてサイバー・サンデーの総括 順位を付けると 第1位 HHH対ウマガのストリートファイト 第2位 フィンレー対ミステリオの担架戦 第3位 オートン対HBKのWWE王座戦 かな。 HHH対ウマガはぶっちぎりで一番面白かった。 特にウマガの強さが際立ってたし、最後はHHHのハンマー攻撃からのぺディグリーでしか勝てないってのもウマガ強しを印象付けた。 イマイチ印象に残らなかったのが、メインの世界ヘビー級王座戦。 終盤の大技連発は見た目は派手なんだけど、全体的に大味な試合だったように思う。 逆にオートン対HBKなんかは、フィニッシュが反則負けの灰色裁定だったけど、そこまでの試合の流れとかを含めるとバティスタ対テイカーより上。 なにより、最後にスイートチンミュージックも決めてたしね。 PPVを通すと、王座戦はECW・US・世界ヘビー・WWEの4つ共に移動はなし。 サイバーサンデーというPPVの都合上、王座移動は難しいわな。 移動できるとすれば、王座移動してもストーリーにあまり関係のないRAWのタッグ王座くらいしかないし。 さて今日は18時からデルアリでエルドラド。 ついでに12.9大阪での全日のチケットも買ってこよう。 PR