和歌山前夜!~2.10 京都・京都KBSホール~ 今日は今年2回目の京都大会。 和歌山でのドリームゲート、ツインゲート、そして追放マッチを明日に控えて、何かが起こる京都大会も今日に限っては何も起こらず。 明日の本番に向けて勢いをつけたのは… 第0試合前に菊地さんより、NHKで放送している「あほやねんすきやねん」という番組で行われている芸人による職業体験のコーナーとして、今日は吉田たちというコンビがドラゴンゲートに体験入社をしたことを紹介。 どうやらリング設営から行っていた様子。 そしてこの後に行われる第0試合のリングアナを行うこともあわせて発表。 ちなみに放送日は2月18日らしいのでチェックお忘れなく。 第0試合 問題龍 VS 三代目超神龍 試合は急所蹴りからの首固めで問題龍が勝利。 第1試合前に明日のドリームゲート選手権試合の調印式。 神田とCIMAが調印書にサインしてからそれぞれ意気込みをマイクで語る。 「自分は喋ることが得意ではないので一言だけ。 明日は頑張ります。」(神田) 「自分は喋ることが得意なので一言だけ。 何かが起こる京都大会ですが何も起こりません。 明日もCIMAが防衛して大会を終わらせます。」(CIMA) キャンディー、そこは明日は勝ちますと言って欲しかった。 第1試合 ドラゴン・キッド&HUB VS 鷹木信悟&YAMATO HUBとYAMATOの絡みがちょっと面白い。 お互いインサイドワークに長けてるタイプなので、一度シングルマッチやってほしい。 しかしHUBはシングルが見てみたい相手が非常に多い。 エルヌメロウノみたいなシングルリーグ戦やってくれないかなー。 試合中盤、HUBを捕らえた信悟はYAMATOにコーナーに上がるように指示。 「上がれ! ファイヤーバードだ!」(信悟) YAMATOはノリノリでコーナーに上がるもあえなくHUBの尻尾攻撃を受けてしまうと、続けてキッドの盛り上がれーフランケンでマットに叩きつけられてしまうという完全な戦術ミス(笑) 試合終盤にもYAMATOはHUBの尻尾攻撃からのウルウラで3カウントを奪われる。 第2試合 Gamma VS 斎藤“ジミー”了 この試合、斎了のセコンドに吉田たちの2人が付く。 たくさんのセコンドが付く斎了に対してGammaにはゼロ。 仕方なくGammaは練習生をセコンドに付けようとするも、練習生も斎了側に付いてしまう。 試合でも吉田たちや練習生が介入し四面楚歌状態のGammaだったが、ガンマスペシャルのアピール時に斎了にケツを出されてしまう。 しかしそれを逆手に取り、回転エビ固めの応酬からGammaは生ケツを斎了の顔面に押し当てての丸め込みで3カウントを奪う。 この試合は吉田たちがセコンドに付いていたということでNHKのカメラが回ってたんですけど、Gammaちゃん生ケツ出して問題なかったのかな…(笑) 第3試合 望月成晃 VS リコシェ もっちーはリコシェの足を徹底的に攻める。 その攻めに苦しんだリコシェだったがもっちーを場外に落とすとサスケスペシャルで反撃。 リングに戻ってからはキックで対抗しようとするが、これはもっちーの方が一枚上手。 もっちー優勢で試合が進み、通常の三角蹴りを決めたもっちーだったが、リコシェは一瞬の隙をついてエビ固めに丸め込んで3カウントを奪う。 第4試合 CIMA&ドン・フジイ VS ジミー・神田&ジミー・ススム ドリームゲート前哨戦になったCIMAと神田。 CIMAは神田の古傷となる首に狙いを定めて攻め込む。 中盤まではCIMAフジイの夫婦タッグがペースを握り優勢に試合を運ぶ。 しかしススムがCIMAとフジイ2人をエクスプロイダーで投げると神田にタッチ。 神田はジョンウー狙いも決まらず。 するとCIMAは串刺しダブルニーからパーフェクトドライバー、さらにセカンドロープからのメテオラを立て続けに決める。 そして掟破りの逆ジョン・ウーを仕掛けたが、ここは神田も回避するとススムと共にジャン・ウー! CIMAを場外に落としたジミーズはフジイさんに照準を定めると、ススムがジャンボの勝ち! これはカウント2で返されるが、ススムのカミカゼから神田がダイビングエルボー2連発でフジイから3カウントを奪う。 試合後マイクを持ったCIMAは 「明日は夢の扉開けてみろや!」(CIMA) それに対して神田は 「オレは夢の扉こじ開けてやるよ!」(神田) 対斎了戦とは全然違う雰囲気の緊迫した前哨戦。 斎了戦がヌルかったというわけではなく、CIMAはそれぞれの挑戦者の特性を生かした雰囲気を作ってる気がする。 そして、明日のタイトルマッチのキーになるのはやはり首ですかね。 両者ともに首に古傷を持つ身としてはそこを狙うのが定石。 キャンディーはヒールの扉を開いて、なりふり構わず勝ちに行ってほしいけどどんな試合になるかなぁ。 メインイベント 6人タッグ3WAYマッチ 堀口元気H.A.Gee.Mee!!&ジミー・カゲトラ&谷嵜なおき VS 土井成樹&吉野正人&しゃちほこBOY VS B×Bハルク&戸澤陽&Mr.ピーピー・苫小牧ペンギン 試合形式は勝ち残り戦。 最初に出てきたのは戸澤、元気、土井ちゃん。 元気のエクステを掴んだ戸澤は土井ちゃんに蹴りを指示。 土井ちゃんが蹴り上げると、元気のエクステが抜けてしまう。 「オマエ、それはさすがにやりすぎやぞ!」(戸澤) カゲトラ、しゃち、ハルクの絡みを経て、明日追放戦がある谷やん、ペンギンがリングイン。 吉野もリングに入ったが、谷やんとペンギンは吉野を無視してやりあう。 戸澤は無謀にもカゲトラにチョップ合戦を挑む。 カゲトラにやられた戸澤の視線の先にはキングオブチョップの吉野が…。 結局吉野にもチョップを喰らってしまい悶絶する戸澤。 その後しゃちが出てくると 「オマエには勝てそうや!」(戸澤) とチョップ合戦を展開したが、押され気味だった戸澤は結局グーパンチをしゃちに叩き込む。 その後、MBのセコンドも入ったブレーンバスターや 元気のゴムパッチンもありつつ試合は進み しゃちがオリオンで谷やんを追い込んだが、最後はインプラントに力尽きてW-1脱落。 MBとジミーズが残ると、MBは元気に狙いを定める。 元気もバックスライドで逆転しようと試みたが、セコンドについていたKzyのボックス攻撃からペンギンが変形BTボム。 これはカウント2で返されてしまったが、続けてペンギンがナイトライドを決めて元気から3カウントを奪い6人タッグ3wayを制す。 試合後ペンギンは 「明日オレかオマエのどちらかが追放になるんや。 もうオマエが京都に来ることは二度とないからな。」(ペンギン) と言って退場。 「追放って意味分かってんのか。 もうオレとオマエのどちらかがこのドラゴンゲートからいなくなるんやぞ。 皆さん、明日は前途のある若い苫小牧の芽を摘むことになります。 次の京都大会はどちらかが帰ってくることが出来ません。 オレは今日の2月10日という日を忘れません。 今日はありがとうございました。」(谷嵜) 最後は元気が明るく締めるのではなく、谷やんのこのマイクで興行を締め。 明日はセミもメインもクビを賭けた一戦になりそう。 どんな結末が待っているのかは当日を待つしかないけど、追放マッチについては楽しみよりも不安の方が大きいかな。 どっちが勝ってもあまりうれしくないかもしれない…。 http:// PR