毎月開催ドリームゲート選手権試合第1弾 対斎藤了～1.20 大阪･ボディメーカーコロシアム～

昨日は今年最初の大阪大会。
いつも以上にぎっしり詰まった会場で行われた今年最初のドリームゲート選手権試合。

 

第0試合
サイバー・コング VS 琴香

琴香が距離のあるダイビングフットスタンプを決めることに成功したが、最後はサイバーがセカンドロープからのダイビングエルボードロップからパイナップルボンバーで勝利。
試合後にサイバーは琴香の健闘をたたえる意味なのかがっしり握手を交わす。






第1試合前にドリームゲート選手権試合の調印式が行われる。
お互いが調印を済ますとそれぞれ意気込みを述べる。







第1試合
ドン・フジイ＆ドラゴン・キッド＆Ｇａｍｍａ VS ジミー・ススム＆ジミー・カゲトラ＆Mr.キューキュー・豊中ドルフィン

モバイルサイトのコラムによるとフジイさんはアレルギーにより前回の後楽園を欠場したようだけど、この日は何事もなかったかのような普段どおりのファイトを展開。
試合は、ドルフィンがコスチュームを脱ぎ黒のショートタイツとなりGammaにコスチュームを武器に使って攻め込んだが、Gammaはコスチュームを奪うとドルフィンの頭部にかぶせてタイツを食い込ませた。
Tバック状態のドルフィンを担ぎ上げてガンマスペシャルの体勢に入ったGammaだったが、今度はGammaのコスチュームがずり下げられ半ケツ状態になってしまう。
その後半ケツ状態のままススムに雪崩式エクスプロイダーを喰らってしまうGamma。
しかしススムがコーナーに上がったところでフジイさんに捕まるとキッドが盛り上がれーフランケン。
最後は6者入り乱れる中、キッドがカゲトラにウルトラ・ウラカン・ラナを決めてベテラン軍が勝利。









第2試合
Ｋｚｙ＆問題龍 VS 望月成晃＆ＨＵＢ


両チームが入場すると問題龍がマイク。
「大阪のアホども、オマエらプライムゾーンは見たか？
　見てない時代遅れのヤツに言っておいてやるよ。
　オレが世界のプロブレムドラゴンだ。
　今年もしょっぱい試合して世界を塩漬けにしてやるからな！」（問題龍）



マイクが終わるや否やベテラン軍に襲いかかった問題龍＆Kzy組だったがあえなく撃退されてしまう。
場外戦を経てリングに戻っても攻勢はベテラン軍。
HUBはKzyの足に噛み付く。
攻め込まれる時間の長かったKzyはもっちーとHUBにダブル玉砕を決めて問題龍にタッチ。
しかしMBの攻勢も長くは続かず、KzyのKzyTIME with 問題龍（KzyTIMEと問題龍のシューティングスタープレス）はどちらも失敗に終わってしまう。
最後はHUBが猛毒波布空爆で問題龍から3カウントを奪い完勝。








第3試合
YAMATO VS しゃちほこBOY

場外に落とされたYAMATOはリングの下をくぐって逆方向から登場。
気付いていなかったしゃちの背後から忍び寄ったYAMATOはヒザに低空ドロップキック。
「YAMATO面白い！」という声援が飛ぶと「マジメにやってんの！」と返すYAMATO。

その後のチョップ合戦はしゃちの方が若干攻勢だったが、YAMATOはムーンサルトプレスを剣山で迎撃すると、しゃちの丸め込みをカウント2でいずれも返し最後はギャラリアで勝利。










第4試合
鷹木信悟＆三代目超神龍 VS 堀口元気H.A.Gee.Mee!!＆ジミー・神田

試合開始からしつこいくらいH！A！Gee！Mee！コールを繰り返した元気。

メンバー的に狙われてしまうのは三代目超神龍。
元気はシャチホコボストンで締め上げると、神田は顔を蹴り飛ばして「どうした、オラ！返してこいよ！」と厳しい攻めを見せる。
神田に頭を付けてチョップを返していった超神龍はその後ドロップキックを決める。

信悟がリングインすると神田とのチョップを打ち合ってるところに超神龍が信悟を飛び越えて神田にドロップキック。
場外に落ちた神田に対して、超神龍は王子を彷彿させる鉄柱越えプランチャを敢行。
成長の色を見せた超神龍だったが、リング上で神田のジョン・ウーを喰らってしまうと琉'sからダイビングエルボードロップにつなげられて惜しくも敗戦。








後半戦開始前、菊池さんより3月2、3日の大阪2連戦は去年同様チャンピオンゲートとして開催されることが決定！





第5試合
Ｂ×Ｂハルク＆戸澤陽＆谷崎なおき VS 土井成樹＆吉野正人＆リコシェ

試合はMBの奇襲からスタート。
今年初リコシェとなった試合だけど、何度見てもリコシェの空中技はすごいの一言。
ノータッチ式トルニージョを軽々と決めたり、450スプラッシュを回避されると着地するとかどうなってんだ…。
試合終盤は両チームのフィニッシュムーブが決まる中で新しく命名された土井ちゃんの大暴走とリコシェのシューティングスターの連携技・Die Flyが決まるがMBがなんとかカット。
すると今度はハルクが土井ちゃんにキック連発からファーストフラッシュの体勢に入る。
一度は丸め込みに成功した土井ちゃんだが、問題龍の塩攻撃を喰らってしまうとハルクが改めてファーストフラッシュを決めて3カウントを奪う。








試合後ハルクがマイクを取る。
「今年はオレ達マッドブランキーがギャンギャン暴れて、
　ドラゴンゲートを面白くしてやるよ！」（ハルク）




続いて谷崎はドルフィンをリング上に呼び込む。
「オマエはオレを追放する気満々かもしれんけど、
　オレに名前取られた後の新しいリングネームでも考えてんのか？」（ドルフィン）
「ここにいる全員がオレが勝つと思ってんだよ。
　オマエこそ第2の人生考えてんのか？
　あと、オマエがドラゴンゲートから居なくなるんだったら忘れモンがあるよな。
　トライアングルゲート持ってたよな。
　俺らは俺と、B×Bハルク、谷崎なおき、戸澤陽で行ったるわ！
　間違えてへんぞ！」（谷崎）





そこへサイバー登場。
「オマエらがジミーズからベルト取れるわけないやろ！」（サイバー）
「オマエみたいなクソ豚ヤローに何も話すことなんてねえんだよ！
　オマエは二度と最前線で戦うことはねえからな。
　まともな試合も出来ねえ。
　これは冗談じゃねえからな！」（ハルク）


今年のハルクはマイクを増やしていくんですかね。
ドラゲーでトップを取るにはやはりマイクもある程度こなせないとな。



MB退場後、最後に元気がサイバーに釘を刺す。
「オマエがどこまで本気なのか、冗談なのかオレには分からないけど、
　これがもし冗談だったらタダじゃ済まさんぞ。
　次の後楽園でオマエが本気で来なかったら
　ジミーズは今後一切オマエには関わらない。」（元気）






メインイベント
オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
《王者》ＣＩＭＡ VS 《挑戦者》斎藤“ジミー”了

試合開始前の紙テープでは青のCIMAに比べてオレンジの斎了の方が多かった。



試合が始まると両者への声援が過熱するが、リング上の2人は落ち着いた入りを見せる。
グラウンドの攻防からしばらくすると、斎了がCIMAの左ひざに狙いを定めて攻め込む。
逆片エビで締め上げると、左ひざへのボディプレスを敢行。
斎了のヒザ攻めに苦しんだCIMAは斎了の背後にまわってスーパードロル。
首にダメージが残った斎了に対してさらに頭部へキックを見舞うCIMA。

場外でCIMAはマットを剥がしてブレーンバスター。
リングに戻ってからもCIMAはロメロスペシャルの体勢から首を締め上げる。
さらに中腰状態の斎了に対してキックの連打。
斎了もカウンターのフロントスープレックスを決めたが、CIMAは斎了の回転エビを顔面へのフットスタンプで切り返す。
さらにセカンドロープからのメテオラを決めたが、ヒザの状態が悪くフォールまで持っていくことは出来ず。
ならばとCIMAはクロスファイアー狙い。
しかし斎了はリバースで返す。

CIMAのシュバイン固めをカウント2でキックアウトした斎了は、トップロープに上がるCIMAを捕まえると雪崩式フィッシャーマンズバスター。
続けてドラゴン狙いはCIMAに耐えられてしまうと、逆に後頭部へのメテオラを喰らってしまう。
CIMAは続けて正面からのメテオラを狙うも斎了はこれを回避。

勝機と見た斎了は投げっぱなしドラゴンからドラゴンスープレックスもカウント2。
続いて決めていったダブルクロスもカウント2で返されると、最後の大技・プレミアムブリッジ狙い。
CIMAはこれは食わないと必死に耐えると、最後は肩車の状態からジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスで3カウントを奪い王座防衛に成功。











試合後にマイクを持つCIMA。
「左ヒザは元々そんなに良くないんですが、左ヒザも右ヒザも捻ってしまい今日この日を迎えました。
　レスラーで試合、巡業をしていれば怪我の一つ二つはあるので言い訳はしません。
　斎藤了、オマエは去年御大に蹴られまくったけど、結局ケガせずに一年間走り続けやがって。　
　オレはオマエみたいな頑丈な体がある意味うらやましい。
　でも、オマエはもっともっと爆発できるはずや。」（CIMA）

闘龍門時代はケガが多いイメージがあった斎了だけど、ドラゲーに入ってからは確かにあまりケガはしないかな。


「ジミーズがCIMAからベルトを取ってドラゴンゲートの新しい風景を
　新世代のヤツらに見せてやってもええねんぞ。
　誰でもかかってこいや！」（CIMA）
すると斎了の傍らに付き添っていた神田がCIMAにジョン・ウー！





「オレはオマエみたいにマイクは上手くないけど、
　今のジョン・ウーがオマエへの挑戦表明じゃ！
　オレはオレのやり方でテッペン取ってやるからな！」（神田）
「チャンスは一回きりやぞ。
　オレはオマエとシングルマッチをやった記憶は当分ない。
　お互い首を壊してカムバックした仲や。
　遠慮はいらんぞ。」（CIMA）






そしてCIMAは八木さんにタイトルマッチを組んでくれるように要請。
八木さんはタイトルマッチの日程を2月11日和歌山で行われるメモリアルゲートに決定。
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☆2月11日（月・祝）和歌山・岩出市民総合体育館大ホール　※決定分カード　

MEMORIAL GATE 2013 in 和歌山
【オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合】
《王者》ＣＩＭＡ　　VS　　《挑戦者》ジミー・神田
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ジミーズ退場後に改めてCIMAがマイク。
「2013年はジミーズの大逆襲らしいですから、
　全てベテラン軍が返り討ちにしましょう。
　このCIMAがドラゴンゲートにありえないぐらい高い壁に、
　ありえないぐらい固いカギをドリームゲートにかけて
　3月のチャンピオンゲートにもドリームゲート王者として凱旋します。
　ドラゴンゲートは2013年もドンドン突っ走っていくぞ！
　………音楽鳴らしてください。」（CIMA）

この日も『オレ、CIMAやぞ！』はなし。
しばらく封印するのかな？





ということでCIMAが記念すべき10回目の防衛に成功した大阪大会。
この日CIMAがフィニッシュに使ったのはいつものメテオラではなくジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックス。
何度か試合では出していたけどフィニッシュになったのはおそらく初めて。
（初公開時にピンフォール奪ってましたm(_ _)m）
メテオラでなかったのは、CIMAが試合後に言ってたように斎了に攻められる前からヒザの状態があまり思わしくなかった以上、かわされた時にヒザに負担のかかるメテオラは出せなかったのかなと。
毎月のドリームゲート防衛を掲げてるのであれば、このあとすぐに来月のタイトルマッチに備えないといけないわけで、かなりハードなスケジュール。
漫画的に表現するなら傷を癒す間もなく次の挑戦者が現れるという感じ。



その次の対戦相手はジミー神田。
キャンディーの場合はKOG準優勝からのもっちーへの挑戦がストーリー的には完璧だったので、今回のCIMAへの挑戦は唐突な感がちょっと否めない。
そして2月11日にタイトルマッチを行うということは、前哨戦の期間は3週間しかない。
まあ毎月タイトルマッチを行うんだから、どの防衛戦もそれくらいの間隔になってしまうのは仕方ないか…。
ただそれを言うと今回の斎了に至っては前哨戦は1週間しかなかったけど、試合自体の盛り上がりは非常に良かった。
元々地力＆人気のある斎了だけに、大阪が地元のCIMAを相手にして声援の大きさでは負けてなかったし、ダブルクロスで後一歩まで追い込みはした。
だけどCIMAには届かず。
Do Fixerとブラッドジェネレーションのリーダーとしてお台場冒険王でシングルやってた頃と比べると、ちょっと差がついたような印象は受けたかな。
斎了以上にCIMAがあの時からもっと進化してるんだよねぇ。。。
キャンディーも人気はあるしKOG準優勝とシングルの実績はあるだけに好勝負は期待出来そう。
この2人のシングルマッチはやってないことはないんだけど、CIMAが言うように記憶に残るような試合はほとんどないだけに、タイトルマッチ云々より純粋に今の2人試合を見てみたい気持ちが強い。
もしCIMAが2月の防衛戦をクリアした場合はベテラン軍から挑戦者が出てきて欲しいかなぁ。
CIMAが王者の間に岸和田兄さん、Gamma、フジイさん、HUBとの防衛戦は見てみたい。




ちなみにどうでもいいことですが、昨日の売店で斎了カラーのメガネをゲット。
これでジミーズメガネは元気イエロー、キャンディーブルー、ドルフィンレッド、斎了オレンジが揃った。
残るはススムパープルにカゲトラホワイト。
結局最後に残ってしまったのはこのオリジナルジミーズの2人。
うーん、やっぱりこの2人は地味なのかな（笑）