2011年ドラゲー大賞! 2011年もドラゲー10大NEWSの発表を終えたということで、本日はドラゲーライヴ管理人の選ぶ2011年度のドラゲー大賞を発表! ------------------------------------ 【MVP】 望月成晃 【2位】 B×Bハルク 【3位】 PAC 【ベストバウト】 6.19 博多スターレーン オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 ○ドラゴン・キッド&PAC(ウルトラ・ウラカン・ラナ)斎藤了&堀口元気× 【ベストタッグ】 CIMA&リコシェ 【ベストトリオ】 【話題賞】 土井成樹 with チーム土井ダーツ 【技能賞】 神田裕之 【MIP】 戸澤陽 【新人賞】 ウーハー・ネイション 富永千浩 ------------------------------------ まずMVP部門のノミネートはこちらの方々。 ------------------------------------ ○望月成晃(元ドリームゲート王者6度の防衛に成功、JⅢ結成しリーダー就任) B×Bハルク(KING OF GATE2011覇者、SATT2011優勝、現ツインゲート王者) ※同じ年にシングルとタッグトーナメント(去年まではタッグリーグ)の2冠を達成したのは2008年の土井成樹以来 PAC(元ブレイブゲート王者11度の防衛に成功、元ツインゲート王者、元ユナイテッドゲート王者) 戸澤陽(SATT2011優勝、ドリームゲート挑戦) ------------------------------------ 今年のMVPは順当にもっちー。 理由はこれまでにたくさん書いているのでここでは省略します。 そして2位はシングルとタッグトーナメント覇者のハルク。 これでハルクはツインゲート、トライアングルゲート、フリーダムゲート、KING OF GATE、サマーアドベンチャータッグトーナメントと体重制限のあるブレイブゲート以外のタイトルはほぼ総なめ。 来年の狙いはやはりドリームゲートか。 3位にはPAC。 ブレイブを賭けてのリコシェとの試合は全てが「ア、アンビリーバブルや!」と言いたくなるような空中戦を見せてくれたし、絶対王者時代を築いてたブレイブゲートのタイトルを落としてからもプリンス・デヴィットとのタッグ結成とさらに上を目指してる姿勢も良し。 もう怖いのは他団体に行ってしまうことかも。 次点には戸澤。 日本に帰ってきたのが6月ということもあり年間を通してという評価でこの位置にした。 一番悩んだベストバウト部門。 ノミネートは以下の通り。 例年通り生観戦した試合に限定しているので後楽園ホール等の試合は入っておりません。 ------------------------------------ 5.21 大阪府立体育会館第2競技場 KING OF GATE 準決勝 ○神田裕之(ジャーマンスープレックスホールド)望月成晃× ○6.19 博多スターレーン オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 ○ドラゴン・キッド&PAC(ウルトラ・ウラカン・ラナ)斎藤了&堀口元気× 7.19 神戸ワールド記念ホール オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 CIMA&○リコシェ(ダブルローテーションムーンサルトプレス)ドラゴン・キッド&PAC× 10.16 大阪府立体育会館第1競技場 オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 ○CIMA&リコシェ(メテオラ)ドラゴン・キッド&吉野正人× 10.16 大阪府立体育会館第1競技場 マスカラ・コントラ・カベジェラ 金網サバイバルマッチ B×Bハルク VS 戸澤陽 VS サイバー・コング VS 鷹木信悟 VS YAMATO VS KAGETORA 11.19 大阪府立体育会館第2競技場 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 ○リコシェ(ダブルローテーションムーンサルトプレス)PAC× 12.25 福岡国際センター オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 ○B×Bハルク&戸澤陽(Hサンダー)YAMATO&鷹木信悟× ------------------------------------ 今年は去年の信悟対ハルクのようにコレしかない!というのがなかったかも。 そして金網戦をベストバウトにあげるのもちょっと違和感がある。 そういう中で一年を振り返ってみると、博多スターレーンでのツインゲート戦を推したい。 自分が初博多スターレーンだったということもあるかもしれないけど、試合と会場の雰囲気が相まって素晴らしい空間を作り上げたと思う。 それ以外では、もっちー対神田の試合は博多スターレーンで行われたタイトルマッチではなく、敢えて大阪で行われたKOG準決勝。 試合自体は博多での一戦の方が20分を越える熱戦だったことは確かなんだけど、大阪でもっちーから3カウント取った時のあの盛り上がりは凄かった。 そして無限大を見た結果を加味するなら、やはり今年は11.4後楽園ホールの5対5八木パンサバイバル敗者ユニット脱落マッチだな。 それ以外でベストバウト候補になりそうな試合をざっとあげてみた。 ------------------------------------ 1.18 東京・後楽園ホール オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 ○吉野正人(リベリーナ・エスペシアル)ドン・フジイ× 3.1 東京・後楽園ホール オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 ○PAC(360°シューティングスタープレス)リコシェ× 4.14 東京・後楽園ホール CHAMPION GATE オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 ~トライアングルゲート・コントラ・解散~ ○CIMA&キッド&リコシェ(メテオラ)ハルク&PAC&横須賀享× 4.14 東京・後楽園ホール CHAMPION GATE オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 ○望月成晃(顔面への三角蹴り)吉野正人× 10.13 後楽園ホール オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 ◯望月成晃(顔面への三角蹴り)戸澤陽× 11.4 後楽園ホール 5対5八木パンサバイバル敗者ユニット脱落マッチ 【JⅢ】望月成晃&吉野正人&Gamma&鷹木信悟&YAMATO 【BW】CIMA&土井成樹&戸澤陽&B×Bハルク&サイバー・コング ◯YAMATO(スリーパーホールド)サイバー・コング× ------------------------------------ 個人的には吉野対フジイさんのドリームゲート戦も捨てがたい。 続いてベストタッグ部門。 ------------------------------------ ○CIMA&リコシェ(元ツインゲート統一タッグ王者、現ユナイテッドゲート王者) 戸澤陽&B×Bハルク(現ツインゲート統一タッグ王者、SATT優勝) ------------------------------------ ここは文句なしにツインゲートとユナイテッドゲートを奪取したタッグ2冠王のCIMA&リコシェ。 今はツインゲートを返上したものの、SATT優勝チームの戸澤&ハルクにもBW自主興行で勝利。 来年以降はCIMAはドリームゲート、リコシェはブレイブゲート王者ということでシングル路線に進むんでしょう。 戸澤とハルクのタッグは2012年のベストタッグ最右翼ということで。 ベストトリオ部門と話題賞は合わせて土井ちゃん&谷やん&Kzyのチーム土井ダーツ。 ダーツで挑戦者やルールを決めるやり方に加えて、谷やんは谷やんでツーカウントルールを提唱するなど話題を振りまいてくれた。 ていうかベストトリオはチーム土井ダーツ以外に選択肢がなかったかも…。 技能賞には神田裕之。 ------------------------------------ ○神田裕之 KAGETORA ------------------------------------ 今年の上半期はキャンディーこと神田裕之が隠れたMVPであったと言っても過言ではない。 KOG決勝まで勝ち上がると新技トルナド・デ・アカプルコでハルクをあと一歩まで追い詰めた。 KAGETORAはジミーズでの享との試合巧者タッグで来年はベルトを取るなどの実績を作ってほしい。 MIP(最も成長した選手)は戸澤。 ------------------------------------ ○戸澤陽 リコシェ ------------------------------------ リコシェと戸澤はどちらも今年になってドラゲーのメインイベンターに成長。 ただ去年5月のアメリカ遠征前と比べれば、YAMATOや信悟を倒すまでの成長を見せた戸澤に軍配が上がるかな。 リコシェはともかく、正直戸澤がここまでの選手になるとは思ってもいなかったので…(汗) 新人賞はウーハー・ネイションと富永千浩。 ------------------------------------ ○ウーハー・ネイション ○富永千浩 小林瑛太 渡辺陽介 ------------------------------------ ウーハーはまあ言うまでもないでしょう。 あのカラダと驚異的な身体能力、そしてあの入場曲(笑) 来年もスワンのように長期継続参戦してほしい。 日本人では渡辺陽介、小林瑛太も今年デビューしたものの、一番のインパクトを残したのはトミーかな。 正直トミーが出てくるまでは武勇伝でもっちーが前半戦のMVPに名前をあげた小林瑛太で決まりと思ってたんだよね。 生で見た人は聞いたことがあると思うけど、小林のチョップの音は団体でも一番と言っていいかも。 そしてチョップだけではなく、その場飛びシューティングスタープレスやムーンサルトをこなすなど身体能力の高さも魅力の一つ。 ただトミーの試合は大阪でのトライアングルゲート戦と後楽園ホールのマライサ戦しか見てないけど、どちらも試合に引き込まれた。 しかも府立第2や後楽園ホールといった会場のデビュー戦で物怖じしない度胸は凄い。 渡辺はこの2人に比べるとちょっと活躍の度合いは落ちるか。 しかし12.23の後楽園ホールで見せた体は見事なものだったので、来年以降の活躍に期待したい。 自分の2011年のプロレス観戦を振り返ってみると、今年のドラゲー生観戦は全部で27回。 去年が19大会なので、7月以降毎月開催になった神戸サンボーホール大会と3度遠征した博多の分がちょっと増えたかなというところ。 そういえば、神戸大会の会場は毎回サンボーホールでほぼ決定で、チキンジョージ、SITE-KOBE、上屋劇場のような小さなライブハウスでの興行ってもうやらないのかな。 まあ自分もSITE-KOBEになってからは足が遠ざかってしまい、上屋劇場大会には一度も行かなかったけど、闘龍門時代からの小規模ライブハウスの興行を一年に一回位は復活させてほしいと思う。 でも規模が大きくなってしまうと、もう実現は困難なのかな。 まあ毎月開催にしてもサンボーホールには結構な人数を集客出来ている(平日でも主催者発表で大体1,000人前後)ので、ライブハウスで開催するとなればお客さんを詰め込んでも500人前後が限度だろうし…。 他団体の生観戦は3月の新日本尼崎大会、9月の新日本神戸ワールド、11月のDDT府立第2、11月の健介オフィス府立第2、WWE日本公演といったところくらい。 6月の新日府立第一はここ数年行ってたんだけど、今回はドラゲー博多大会と日程がかぶってしまったので行けなかったのがちょっと残念。 さて2011年のブログ更新はネットプロレス大賞の投票が残ってますが、これでドラゲー関連の更新は最後。 今年のドラゲーは2大ユニット抗争という新しい試みをした年だと思います。 多数ユニットによる抗争に比べてカードに新鮮味が欠けてしまうというデメリットはあるかと思いますが、これまでドラゲーを見たことのない新しいファンを開拓するにはベビーのJⅢ対ヒールのBWという構図は分かりやすいでしょう。 さらに試合前にトラロープを境界にして両ユニットがマイクを持ってこれまでの流れを説明してくれるのも新規ファンにとっては分かりやすかったと思います。 ユニット間の移動を例年に比べればかなり抑えていたのもこういった要因があるのかなーと個人的には思いました。 来年以降はちょっと変わっていきそうな雰囲気もありますが、それは来年以降の楽しみに取っておきましょう。 それでは今年も一年間ドラゲーライヴ Vol.1を読んでいただきありがとうございました。 ブログを始めて早5年。 いつの間にかエントリーが1700を越えて、観戦記も100を越えてしまいました。 サボりがちになってきた感は否めませんが、来年もあまり入れ込みすぎないようなスタンスでブログを続けていくと思います。 今年はホントに激動の1年…と一括りにしてはいけないような年でしたが、来年は皆さんにとっていい年になりますように! それでは、今年も一年間ドラゴンゲートのレスラー及びスタッフの皆さん、そしてファンの皆さんお疲れ様でした! 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