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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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大きな金網の中で~10.16 大阪・大阪府立体育会館第一競技場 THE GATE OF DESTINY 2011~

昨日はドラゴンゲート秋のビッグマッチ、大阪府立体育会館第1競技場大会。
注目のカードはなんといってもメインのマスカラ・コントラ・カベジェラ 金網サバイバルマッチ。
レスラーがどんどんエスケープしていく中、残された2人が最後のフラッグから垂らされた縄梯子を我先に上っていく姿はさながら蜘蛛の糸。
その結末は…
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第1試合
新井健一郎&岩佐拓&K-ness. VS スペル・シーサー&超神龍&琴香

アラケンとクネスを見るのは神戸ワールド以来約3ヶ月ぶり。
今年はあと何回見ることが出来るんだろう…。
試合は新岩クネスとベテラン3人が揃ったタッグを相手にして、琴香が奮闘を見せる。
逆に超神龍はもうちょっと奮闘ぶりを表に出して欲しかった。
最後の方でクネスが出してたライガーボムはD3になってたかな?
ちょっと昨日は席がリングから遠目だったので少し見にくかったけど腕のロックが外れていたかも…。
クネスも昨日だけならそこまで動きが悪いとは思わなかったけど、相手がCIMA達トップ級のレスラーになると厳しいんだろうなぁ。
フィニッシュは岩佐が豪腕から熨斗紙につないで琴香から勝利。
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第2試合を前に、ここで金網戦に出場する6人が入場口に登場しそれぞれマイクで意気込みを語る。
まずはBWサイドから。
「俺はマスクが懸かってるんや。
 オマエらとは違うねん!」(サイバー)
「鷹木信悟、俺はお前に丸坊主にされた恨みを忘れたわけじゃねえからな。」(ハルク)
「ジャンクションを応援してる気持ち悪いファン共、
 今日はKAGETORA、信悟、YAMATOのうち誰かを丸坊主にしたるからな。
 よく見とけ。」(戸澤)

続いてJⅢサイド。
「メインで髪の毛かマスクを失うのはテメエらだからな!」(KAGETORA)
「お前ら3人とも気に入らねえけど、俺の標的はハルク、キサマ一人だけだ。
 俺が坊主にしてやったのにだいぶ髪が伸びたな。
 今日は坊主にするだけじゃなく、金輪際俺の前に立てなくしてやるよ。」(信悟)
「ここに集まったお客さんはハッピーエンドを見に来たんだよな?
 メインで俺らが勝って締めますのでご声援お願いします。」(YAMATO)




第2試合
神田裕之&ブロディ・リー&メタル・ウォリアー VS 高山善廣&ドン・フジイ&“ハリウッド”ストーカー市川
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やはり注目はブロディーと高山の超ヘビー級対決。
BWはブロディーが先発してくるが、相手の先発は高山ではなくフジイ。
フジイはブロディーに立ち向かうが敵うわけはなく、市川にタッチ。
市川はブロディーにビッグブートを喰らって敢え無く自軍コーナーに戻り高山にタッチ。
高山とブロディーは顔を突き合わせると、打撃戦を展開。
ここは互角だったもののブロディーはドロップキックで高山を倒す。

続いて神田とフジイがリングインすると、フジイは神田を場外に落とし「二階席行くぞー!」の掛け声から二階席に戦場を移す。
その間高山はブロディーと場外でやり合い、リング内にはメタルと市川。
市川がメタルを場外に落とすと、上半身のタイツを脱ぎトップコーナーからプランチャ。
しかしお約束通りメタルにかわされてしまう。
その後は市川が集中的に攻め込まれる。
ブロディーはロープ越しのヒーロを見せる。
あの巨体であそこまで動けるとはすごい。
デカイだけの外人ならCIMAは呼んでこなかっただろうなぁ。

市川はなんとか神田に一矢報いるとフジイにタッチ。
フジイは神田を蹴散らし、ブロディーをボディスラムに持ち上げようとするが潰されてしまう。
ブロディーはリングインしてきた高山にトラースキックを決めると、場外に落ちた高山に対してトペ・スイシーダ。

リング内では市川がメタルの腕を掴んでロープ渡り。
しかし神田がロープを揺すって妨害すると、何故か味方であるはずのフジイもロープを揺すって妨害(笑)
その結果市川はロープで股間を痛打。

その後はBWが市川に集中攻撃。
しかし市川も神田のダイビングエルボーをカウント2で返し、ブロディーのトラックストップは高山がカットに入る。
さらに高山は神田とメタルをダブルラリアットでなぎ倒すと、ブロディーに対してビッグブートを決めると、フィニッシュは高山がブロディーにエベレストジャーマン、フジイが神田にナイスジャーマン、市川がメタルにイナバウアージャーマンで勝利。

試合後、フジイはいつもどおり市川にチョークスラムから踏みつけ式体固め。
高山が3カウントを入れて2人で勝ち名乗り。
リング上でダウンする市川を尻目に退場するフジイと高山(笑)
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この試合はブロディーが光ってた。
普段のドラゲーでは中々あそこまで出来る相手が居ないということもあるんだろうけど、高山を相手にして試合のインパクトを持っていった。
初めてプロレスを見た人であれば高山ではなくブロディー凄いという印象を受けたんじゃないかな。
あと今回のメタル・ウォリアー誰?
トマホークではないだろうし…。



第3試合
斎藤了 VS リッチ・スワン

スワンはいつものラップで入場してくると、「オオサカー!メッチャスキヤネーン!」

試合序盤はスワンの動きが斎了を上回るも、その後は斎了が試合を支配。
コーナーに逆さ吊りにして股間を踏みつけたり、つばを吐いたりする一方で、スワンが痛めてる胸部を狙うダイビングフットスタンプとソツがない。
しかしスワンもコーナーに上がった斎了に対してその場飛びフランケンを決めると、リングを半分以上飛ぶフロッグスプラッシュ。
そしてその場飛び450°スプラッシュを決めたが、BWセコンドが介入してカウントが遅れて3カウントならず。
すると最後は斎了がジャーマンからダブルクロスに繋いでピン。
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第4試合
オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合
《王者組》土井成樹&谷嵜なおき&Kzy VS 《挑戦者組》望月成晃&Gamma&横須賀享
※王者組のみ、2カウントフォールで勝利となる特別ルール

谷嵜は髪の毛を下ろして入場。
あんな髪の毛長かったんだな…。
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試合は場外戦からスタート。
リングに戻ってからはBWはカウント2を取るために丸め込みを連発。
しかし享やGammaはこれをことごとくカウント1で返す。
そしてKzyを捕まえることに成功。
望月と享の連携技や、Gammaの汚水攻撃でKzyをいたぶるが、KzyはGammaに対して玉砕を決めて自軍コーナーに戻る。
そして谷嵜と共にコスチュームを脱ぎ、下に着込んでいたショートタイツ姿に変更。

BWの猛攻にさらされるGammaだったが、なんとか望月にタッチ。
望月はミサイルキックからエプロンの土井に二角蹴り。
続けて享もリングインすると、谷嵜とKzyにジャンボの勝ち!を連発。
その後谷嵜に照準を絞ったJⅢは望月の一角蹴りから、享と三角蹴りとパワーボムの連携技。
そしてGammaがスカイツイスタープレスを仕掛けるが、ここは谷嵜が回避。

するとBWが形勢逆転。
Gammaに対して土井の大暴走、谷嵜のカサノヴァが連続してヒット。
ここでKzyがKzyTIMEに行くが、ここはGammaが剣山で迎撃。

その後は土井がV9クラッチを決めたがGammaはカウント1.99で返したりと一進一退の攻防。
しかしKzyが望月に人を舐めた態度を見せると、背中を見せたKzyに対して望月がハイキック一閃。
さらにガンマスペシャルから夢限、ツイスターと繋げたがカウント3は入らず。
土井と享がリングイン。
土井がロープに走ったところで場外に居たGammaが竹刀で一撃。
そこへ享がジャンボの勝ち!からジャンボの勝ち!固めに行くがカウント2。
ここでKzyが享にパウダー攻撃。
混乱の中、享に対して谷嵜のリビドーから土井がバカタレスライディングキックを決めて2カウント奪取。
チーム土井ダーツが王座防衛!

試合後、ベルトをGammaに見せつけるチーム土井ダーツ。
しかしGammaの不満はチーム土井ダーツではなく味方に向けられた。
敗戦に不満気なGammaを宥める望月をGammaは突き飛ばし一人で退場。
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試合後のコメントによると、次回11月の京都大会で簡単に壊されないように改良を重ねた土井ダーツセカンドを投入することを宣言した土井ちゃん。
このセカンドというのは2番目というのに加えて、過去のリングネーム・セカンド土井のセカンドもかかってるんだよね。
深いなぁ(笑)




第5試合
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
《王者》PAC VS 《挑戦者》堀口元気

試合はグラウンドの攻防からスタート。
PAC優勢で進むが、元気はエプロンに出たPACに対してドロップキックを叩きこんで場外に落とすと、続けてトペ・トビウオで追撃。
その後はPACが痛めている首に狙いを定め攻めこむ元気。
久しぶりにGHロックまで繰り出した元気だったが、スイング式DDTをPACに払い飛ばされてしまう。
PACはスワンダイブ式ミサイルキックから、場外に出た元気に対してトップコーナーからシューティングスタープレスを敢行!
しかし飛距離が出なかったのでPACの足がエプロンにかかってしまったのでヒヤリとした。
いやぁ、大怪我に繋がらなくて良かったよ。

リングに戻ってからもPACが空中技で攻め込むが、元気はところどころでPACの勢いを削ぐように反則も交えて反撃を展開。
PACもロープの反動を利用したジャーマンからコーナーに上がるも、元気はレフェリーを突き飛ばし妨害。
そしてトップコーナーに居るPACを捕えるとそのままDDTを決めると、PACの首がマットに突き刺さる!
これをカウント2で返したPACは掟破りのバックスライドもカウント2。
なおも攻め込むPACに対してセコンドの神田がブルーボックス攻撃から元気がビーチブレイク!
しかしフォールに行くのが少し遅れたため、PACはカウント2でキックアウト。

ならばと元気はPACをコーナーに上げて雪崩式ビーチブレイク狙い?
なんとか耐えたPACは元気をパワーボムで落とすと、続けてスワンダイブ式450°スプラッシュ。
さらにリバース450°スプラッシュを仕掛けるも、これは元気が回避するとすかさずバックスライド・フロム・ヘル敢行もカウントは2.9!
ここでBWセコンドからブルーボックスが元気に手渡されるが、PACはブルーボックス越しにトラースキック。
そして満を持しての360°シューティングスタープレスで3カウント!
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PACは通算9度目の防衛に成功し、戴冠期間は1年2ヶ月。
10度目の防衛かと思ってたけど、谷やんから取り返した試合は防衛に入ってないんだな。

※10/21追記
後にコミッション裁定により谷やんとの試合がタイトルマッチに認定されたため10度目の王座防衛となる。


この日の元気はベテランらしく、PACの勢いに真っ向から立ち向かうのではなく受け流すように試合をコントロール。
首を集中的に攻めるためにターンバックルを外しての反則攻撃やGHロックまで繰り出し、ビーチブレイクに持っていく流れは完璧だった。
惚れ惚れするような元気の試合運びだったんだけど、今のPACはそれをさらに上回ったと。
さて、次の挑戦者は前回の博多スターレーンで言ってたように斎了だと思ってたけど、試合後のコメントではPACは凱旋興行となるDGUK興行でタイトルマッチをしたいとのこと。
さらにセミの試合後にCIMAはブレイブの次期挑戦者にリコシェと言っており、メイン終了後には斎了自らブレイブ狙いはやめてもっちーに挑むと宣言してる。
次の相手はどうなるか分からないけど、今のPACだと誰が相手でも防衛しそうな雰囲気を持ってるからなぁ。




第6試合
オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合
《王者組》CIMA&リコシェ VS 《挑戦者組》吉野正人&ドラゴン・キッド

試合は2人揃っての対角線トペを決めていったCIMA&リコシェが序盤を支配。
リングに戻ったCIMAは先ほどの元気のGHロックと同様、久しぶりのサソリ座固めをキッドに決める。
しかしすぐに崩れてしまい通常の逆片エビ固めになってしまったが…。

しかし吉野とキッドもリコシェを捕まえると各種連携技で攻めこむ。
優勢だったキッドだが、コーナーに居たCIMAはキッドを捕まえるとスプレーを顔に噴射。
これで再度主導権を握ったCIMA&リコシェ。
CIMAはセカンドコーナーのターンバックルを外すとキッドをホイップ。
その後も跳び箱、フットスタンプでキッドを追い込む。

キッドはコルバタをリコシェに決めて吉野にタッチ。
吉野はリコシェに対してスパート。
そこへキッドが加わりCIMAとリコシェを場外に落とすと、キッドと吉野が序盤のダブルトペのお返しの如くダブルバミューダ・トライアングルを決める。
キッドはもちろんのこと、吉野の飛形も綺麗。

リングに戻ると吉野&キッド組が猛攻。
フロムジャングルとクリストの競演を見せると、さらにミサイルセントーンとバイブルの複合技。
続けてキッドがウルトラ・ウラカン・ラナを仕掛けるが、これはCIMAが回避。
するとリコシェの旋回式延髄斬りからCIMAがパーフェクトドライバーもカウント2。

キッドに対して630°狙いでコーナーに上がったリコシェだったが、吉野がドロップキックで阻止。
するとリコシェを吉野が担いでキッドが盛り上がれーフランケンシュタイナー。
さらにリコシェに対して吉野とキッドがダブル619をヒットさせると、キッドがウルトラ・ウラカン・ラナ!
キッチリ決まるが、そこへCIMAがスワンダイブ式でメテオラ!
体勢が反転しリコシェが抑えこむ体勢となるが、ここは吉野がカット。
この攻防は凄いの一言。
まさかこう来るか!という展開。

CIMAが吉野をコーナーに逆さ吊り状態にしてトカレフ狙いも、吉野は腹筋を使い回避。
そのままコーナーに上がるとミサイルキック狙いをCIMAは回避してシュバイン。
さらにCIMAはクロスファイヤーの体勢に入るが、吉野は回転エビ固めに丸め込む。
吉野は続けて腕吉野からトルベジーノを決めると、いつものポーズからソル・ナシエンテ!
CIMAにとっては去年の府立第一での悪夢が甦るがこの日はタッグマッチ。
CIMAは苦しみながら自軍コーナーまで吉野を引きずって行くと、そこへリコシェが630°投下してカット!
Holy Shit!
続けてリコシェはダブルローテーションムーンサルトプレス狙いも、キッドが足を掴んで阻止。
CIMAがキッドを排除すると、リコシェは再度ダブルローテーションムーンサルトプレスを狙うが、今度は復活してきた吉野が阻止してそのまま雪崩式ライトニング・スパイラル狙い。
しかし戻ってきたCIMAがカットすると、すかさずヴィーナスを叩きこむ。
そしてリコシェと共に吉野にダブルシュバインシュタイナー!
このコーナーの攻防を制したCIMAは吉野にナカユビを決めると、フィニッシュはメテオラ!
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ここまでで前半戦終了。
そしてアラケンや八木さん、いっちゃんなどなどで金網設置作業開始~。
19時50分位から作り始めて、終了したのが20時20分過ぎ。
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メインイベント
マスカラ・コントラ・カベジェラ 金網サバイバル6WAYマッチ
B×Bハルク VS 戸澤陽 VS サイバー・コング VS 鷹木信悟 VS YAMATO VS KAGETORA
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試合開始から10分間はエスケープ不可。
そのため10分間は金網内でお互い相手を削る展開。
10分経過する前にフラッグを取った戸澤だったが、これは無効。
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10分経過時点でBW3人がJⅢ3人を攻めており、10分経過するやいなやBWがフラッグを取りに金網を上がる。
しかしハルクはKAGETORAが、戸澤はYAMATOが金網を上るのを阻止する。
残るサイバーは信悟が手を出す必要もなく金網を登れず(笑)
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エスケープが可能となると、金網の外にいるセコンド達も忙しくなる。
CIMAは前回のバレーボールマシンに続いて、今回はテニス!
テニスラケットとボールを持ち込むと金網を上がろうとするJⅢの3人に対してボールをぶつけていく。
さらに他のメンバーも棒で突っつき金網外から妨害活動開始。
しかし戸澤が上がろうとしたところで、JⅢもGammaがサラダ油を金網に垂らし滑って登れなくさせる。
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そんな中最初に脱出したのはKAGETORA。
KAGETORAはサイバーが金網に叩きつけようとした攻撃をうまく金網に捕まり、そのままフラッグを取りエスケープ。
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しかしエスケープする=残されたメンバーは少ない人数で戦うというのが金網戦のジレンマ。
金網内はJⅢ2人対BW3人の状況。
場外のセコンドからテニスボールが投げ込まれるとBWはYAMATOと信悟にぶつけていく。
戸澤の投げた一球がYAMATOの股間にぶつかったような…(汗)
その後も人数に勝るBW優勢だったが、信悟も意地を見せてBWに対抗。
戸澤に対してはトップコーナーからSTAY DREAMも敢行。
そこへYAMATOも加わりBW3人をダウンさせると、お互いにフラッグ目指して金網を登っていく。
信悟は戸澤に足を掴まれフラッグは取れなかったが、YAMATOは追ってきたハルクを落とすとフラッグを取れる位置まで上ることに成功。
しかしリング内を見ると、そこには戸澤とハルクに捕まった状態の信悟が…。
信悟は「行け!」と言うがYAMATOは再度金網内に戻る!
男や!
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その後、今度はハルクがフラッグを目指し金網を上る。
それを信悟が追いかけると、金網上で2人がやりあう。
セコンドの谷嵜が金網を上がると、ハルクにワインを手渡す。
しかし信悟はハルクのワイン噴射をかわし、逆にパウダー攻撃からワインを奪い取り逆にワインを吹きかける。
そしてフラッグを取りエスケープ!
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信悟にフラッグを取られたハルクは金網の上に立つ!
さすが元レンジャー部隊!
そこから綱渡りの要領で金網上を歩きフラッグを取りエスケープ。
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残るは戸澤、サイバー、YAMATOの3人。
こうなるとYAMATOがエスケープするのはかなり難しくなる。
1対2の数的不利な状況もあり、2人にいたぶられ続けるYAMATO。
しかしサイバーがパワーボムの体勢に入ったところで戸澤が金網を上る。
YAMATOが追いつき戸澤を落とそうとするが、今年は戸澤が金網の角を使っての逆上がりからフラッグを取りエスケープ成功!
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残るはYAMATOとサイバー。
ここまでのやられぶりからサイバーが有利に試合を運ぶが、サイバーがパワーボムの体勢に入ったところでYAMATOはスリーパーホールドを決めることに成功。
会場の落とせコールの中、サイバーはダウン。
そしてYAMATOがBWセコンドの妨害の中金網を上るが、戸澤がYAMATOより先にフラッグを取ると対角線上の角にフラッグを移動させる。
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YAMATOがフラッグのある場所に再度移動するも、上ったところで待ち受けていた元気がミスト!
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さらにKzyのパウダー攻撃、土井ちゃんのクラッカー?攻撃でYAMATOはリングに戻されてしまう。
そこでサイバーはYAMATOにパイナップルボンバー。
これでダウンしたYAMATOを尻目にサイバーは金網を上ろうとする。
しかし金網を上れないサイバーを救出するために、ハルクが縄梯子を投げ入れる。
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それを上ろうとするサイバーだがYAMATOがリングにサイバーを引きずり落とすとギャラリア!
そして縄梯子を上ろうとするYAMATOだが、谷やんは縄梯子をハサミで切り落とす!
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再々度リング内に戻されたYAMATOに対してサイバーはサイバーボム!
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そして新しい縄梯子をハルクが持ち込みリング内に投げ入れる。
それを上がるサイバー。
サイバーボムのダメージに苦しみながらなんとかエスケープを阻止しようとするYAMATOだったが…サイバーが最後のフラッグを取りエスケープ!
敗者はYAMATO!!
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試合後、笑いながらYAMATOの髪の毛を切るBWの3人。
それに対してKAGETORAと信悟は苦悩しながらもYAMATOの髪の毛を切る。
そして刈り終わったところでBWがマイク。
「俺らの勝ちや!
 コイツ(YAMATO)は金網からも出られず仲間からも裏切られたゴミレスラーや。」(戸澤)
「BWの完全勝利や!
 YAMATO、これがジャングルの厳しさじゃ、ボケ!」(サイバー)
「YAMATO、いい髪型になったじゃねえか。
 鷹木、俺は髪の毛の恨みは髪の毛で返すからな。
 いつでもどこでもやってやるよ。」(ハルク)
「これがハッピーエンドじゃ!」(戸澤)

そしてブーイングの中BWは退場していく。
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そのBWに対して信悟。
「テメエら反則三昧で勝って嬉しいのか!
 テメエらの顔は忘れねぇ。
 このままじゃ絶対に終わらねえからな!」(信悟)

重い空気の中、締めのマイクはもっちー。
「大阪の皆さん、これが現実です。
 鷹木が先に出ましたけど、それは途中経過であって誰のせいでもありません。
 皆さんも今日のYAMATOの坊主姿を目に焼き付けておいてください。
 必ずYAMATOはやり返してくれると思います。
 悔しさを腹に貯めてYAMATOが復活する時まで喜びは取っておいてください。」(もっちー)

そしてタオルを掛けられたYAMATOと共にJⅢが退場し興行終了。
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というわけでバッドエンドとなった今回の金網戦。
JⅢの中でも一際人気のあるYAMATOの髪切りだったということで、会場内の女性や子供ファンの悲鳴は大きかった。
BW(特に戸澤)に対しての野次も結構辛らつなものもあったしね。
それにしても昨日のメイン終了後の髪切りが行われた会場内はまさにリアリティとファンタジーが交錯した雰囲気だったと思う。
頭の中ではファンタジーと分かっていても悔しさが滲み出てくる感じ。
まあそれだけの空気を作り上げた6人が素晴らしかったということでしょう。
しっかりYAMATOは感情移入させてくれたし、対してBWの3人は嫌らしいくらいヒールレスラーの役目をキッチリと果たしてた。

金網戦の試合展開としては確かにセコンド総出で介入してきたBWを見ると、JⅢのセコンドももっと介入しろよと思うのは必然。
自分の座席近くにいた女性ファンからは「なんでジャンクションの方は何もしないの?」という声が聞こえてた。
だけど理不尽な結果ながらも結果は結果。
リング上はファンタジーとはいえ、結果として髪の毛を失ったことはリアル。
その結果は受け止めないといけないし、もっちーも言ってたようにYAMATOは今回の屈辱を乗り越えてくれるでしょ。
吉野も髪の毛を失ってからドリームゲートを巻いたし、過去振り返れば髪の毛を失ってから活躍したレスラーは数知れず。
これがYAMATO第二章の始まりになる事を期待したい。



金網以外ではやっぱりツインゲートが秀逸。
神戸ワールドのCIMA&リコシェ対キッド&PAC戦も凄かったけど、今回はお互いのチームが繰り出してきた新たな攻防があり見応え十分な試合になった。
そしてその見応えのある試合を制したのはユナイテッド&ツインゲート王者のCIMA&リコシェ。
いやぁ、やっぱりこのチーム単純に強いね。
吉野&キッド組もタイトルマッチに向けてミサイルセントーンにバイブルを組み合わせたりと新しい連携技を作ってきて、CIMA&リコシェに迫ったけどそれでも届かない。
弱冠の反則攻撃はあったもののほとんど真っ向勝負でねじ伏せた。
こうなるとスピードや空中技で対抗するんじゃなくて、別の方向から対抗出来る箇所を探した方がいいのかも。
そして今年のベストタッグは残り2ヶ月残ってるけど決まりですな。
今、BWで言うマライサのようにJⅢで実績のあるタッグチームが居ないというのもあるけど、CIMA&リコシェのタッグとしての完成度は団体内でもズバ抜けてる。
次の国内での防衛戦の相手は享&KAGETORAか?
他団体のタッグと対戦する姿も少し見てみたいかな。
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興行的に言うと、昨日の集客は2階席の選手入場口に近い一部にシートを掛けていたけど、それ以外の箇所は最終的にはアリーナ・スタンド共に8~9割埋まり超満員発表でも特に文句はないでしょう。
満足度でも前半戦にツインゲートがあり、後半にハズレ無しの金網があった分神戸ワールドを越えたかな?
それだけの興行を純血で行えた、そしてメインをCIMAもっちー抜きのあの6人でやり遂げたのはやはり大きい。
今後は来月の後楽園で敗者ユニット脱退マッチがあったりと、年末の福岡国際センターに向けて動き出すドラゴンゲート。
BWのシフトチェンジ以降、メンバーが固定されていた両ユニットにも動きが出てくる頃でしょう。
その中心になるのはこの日の気になる行動をとったGammaと髪の毛を失ったYAMATOになるのかな。




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