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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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土井の爆弾の正体は土井ダーツ!土井チャンスもあるよ~8.14 兵庫・神戸サンボーホール~

昨日の神戸サンボーホール大会で落とされた土井ちゃんの爆弾。
その正体は…吉野くじならぬ土井ダーツ!
ダーツで挑戦者を決めるメリットが土井ちゃんにあるのか?と頭で考えてはいけない。
土井ちゃんのセンスを体全体で感じるんだ。
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第0試合
トマホークT.T&谷嵜なおき VS 渡辺陽介&小林瑛太

試合序盤に谷嵜に対してダブルエルボーパッドで倒した渡辺小林組だったが、その後はトマホークのパワーに押される展開が続く。
試合中盤以降は常にBWペース。
トマホークのチョップをかいくぐってスクールボーイで丸め込んだ渡辺だったがカウントは2どまり。
最後はトマホークがアウトサイダーズエッジで渡辺から勝利。
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フィニッシュはあれでアウトサイダーズエッジになるのか…。
スコット・ホールが使ってたものとは別物なのでオリジナルの技名を付けた方がいいように思うんだけどな。



第1試合
CIMA&神田裕之&堀口元気 VS ドン・フジイ&超神龍&琴香

神田と琴香の顔合わせを経て、神田はCIMAにタッチ。
そして琴香はフジイとタッチをしたことにより、なんとCIMAとフジイがリング上で対峙するという状況が生まれる。
それを嫌がったCIMAは一度元気にタッチしそうになるものの、お客さんの歓声とフジイのアピールにより組み合うこととなる。
ロックアップの状態からお互いに一度ずつロープに詰め、その後タックル合戦からお互いを見定めるようなグラウンドの攻防。
そして睨み合ったところで超神龍と元気がリングイン。

その後はBWが超神龍と琴香を長時間いたぶる展開が続く。
特に琴香はCIMAに足をロープにかけさせてからの急所蹴りを受け悶絶。
CIMAをブレーンバスターで投げることに成功した琴香だったが、タッチをする前に神田に捕まり交代出来ず。
しかし元気に対してドロップキックを叩き込むと、今度こそフジイにタッチすることに成功。
元気一杯のフジイは神田をパワースラムで投げると、琴香をデッドリードライブの要領で神田に投げつける。
その後超神龍と琴香の2人で神田へ串刺し攻撃を成功させるが、神田も超神龍にフラップジャックを決めると、元気が珍しくアピールしてからの垂直落下式ブレーンバスター。
ここで終わりかと思われた超神龍だが、元気の串刺し攻撃をかわすとその元気の足をロープに引っ掛け逃げられないようにしてから顔面へ串刺しドロップキック。
さらにフジイのノド輪落としから琴香のダイビングフットスタンプもカウント2。

攻め込まれていたBWだが、神田がフジイにブルーボックスで殴打すると、琴香に対しては元気の顔面かきむしりから神田がジョン・ウー!
一気呵成に琴香に攻め込むBWはCIMAがヴィーナスからアイコノクラズム。
そこへ神田がダイビングエルボーもカウント2で琴香キックアウト。
続けてCIMAのパーフェクトドライバーもカウント2で耐えた琴香だったが、最後は神田の琉'sを受けるとこれは返せずに3カウントが入る。
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どうやらCIMAはこの前日に病院に運ばれたようで…
CIMAツイッターより。
http://twitter.com/#!/dragongatecima/status/102769031261601792
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CIMA
@dragongatecima CIMA
昨日突然襲ってきた腹痛→下痢、嘔吐を繰り返す→脂汗流しながら救急病院へ→点滴、痛み止め、CT、レントゲン、血液検査を→入院はせずに気合いで帰宅→とにかく寝る→本日神戸サンボー大会→終了後、寿司をガッチリ→今からウエイトトレ。どや、プロレスラーみたいやろ?!

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ひょっとしたら前回の大阪に次いでCIMA欠場という可能性もあったんだなぁ。
それでもCIMAはその影響を感じさせない試合っぷり。
お見事というか改めてプロレスラーって凄いと思う。
原因はなんだったんだろう…。



第2試合前にJⅢがリングインしてメインで行われるトライアングルへの意気込みを語っているところでBW入場。
「ジャンクション同士のトライアングルなんて誰が見たいねん!
 ここに来てるヤツらは俺の爆弾アイテムを見に来てるんやろ。
 ここで発表したいとこやけど、楽しみは最後に取っとけや。」(土井)

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そして例によってKzyがスワンにラップバトルを挑む。
結果はスワンの勝利。
「ラップバトルなんかどうでもええんじゃ!
 試合始めろや。」(土井)



第2試合
土井成樹 VS リッチ・スワン

序盤はスワンがトリッキーな動きで土井を翻弄。
しかし土井もスワンの腹部に狙いを定めて攻め込む。
ロープに磔式のドロップキックを決められたスワンだが、コルバタで土井を場外に出すとノータッチトペコンヒーロで追撃。
リングに戻ってからスワンはハンドスプリング式RKOからその場飛び450°スプラッシュを決めるが腹部のダメージでフォールに行けない。
しかしその場飛びフランケンからフロッグスプラッシュで追い込むがカウントは2。
その後は土井がハイアングルスパインバスターで流れを変えると、最後は土井555からのバカタレで3カウントを奪う。
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第3試合
戸澤陽 VS スペル・シーサー

試合序盤はシーサーらしいグラウンドテクニックで戸澤に対して優位に立つ。
たまらず場外にエスケープした戸澤は「シンドイわ!」

リングに戻るとラフ攻撃で一気に攻勢に転じた戸澤。
シーサーのマスクを剥ごうとするが、ここは八木さんがなんとか静止。
その後も逆片エビ固めでシーサーを締め上げる戸澤。
シーサーもエルボースマッシュで反撃を見せるとドロップキックで場外に落とし、そこへトペ・スイシーダ。

リングに戻ってからもシーサーの攻勢は続くが、シーサーがコーナーに上がったところで戸澤はバイシクルキックを叩き込む。
シーサーもパイルドライバーや各種丸め込みであわやという場面は作ったが、最後は戸澤がジャーマンスープレックスを決めて3カウントを奪う。
試合後にもシーサーのマスクを剥ごうとした戸澤だったが、ここはシーサーがギリギリのところでマスクを守りきる。
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第4試合
B×Bハルク&サイバー・コング VS 横須賀享&KAGETORA

場外乱闘やセコンドも交えての戦いで優位に試合を運ぶBW。
特にKAGETORAに対してはセコンドの戸澤が何度もリング外からちょっかいを出してくる。
リング内ではサイバーが三角締めやSTFでKAGETORAのスタミナを奪いにかかる。
さらにハルクには蹴り飛ばされ苦しい状態が続いたKAGETORAだったが、ハルクに延髄切りを決めるとサイバーにはフライングラリアットで享にタッチ。
享はサイバーにジャンボの勝ち!からエクスプロイダー。
ハルクには串刺しジャンボの勝ち!を決めるが、ショルダースルー狙いは逆にカカト落としを決められてしまう。
しかしその場飛びムーンサルトを剣山で迎撃すると、DDTで追撃。

サイバーとKAGETORAリングイン。
KAGETORAの串刺し攻撃をダブルハンマーで迎撃したサイバーはバックドロップ。
しかしKAGETORAもパンチから飛びつき式エースクラッシャー。
その後、BWのダブル攻撃を回避すると、享がハルクを雪崩式エクスプロイダーで投げ、そこにKAGETORAがダイビングエルボーもカウント2。
さらにハルクに対して畳みかけるJⅢは、享がジャンボの勝ち!からKAGETORAの半月→車懸りもカウント2でサイバーカット。

ダウン状態のハルクを起こそうとした享に対して、背後から忍び寄ったサイバーは投げっぱなしジャーマン。
さらにショートレンジパイナップルボンバーを決めると、復活したハルクがEVO。
ここでパワーボムを狙ったサイバーだが、KAGETORAが延髄切りを決めると享はリバースでサイバーを投げる。
そしてデスバレーボムからジャンボの勝ち!を狙うが、サイバーはカウンターのパイナップルボンバー。
その後のファイヤーサンダーはカウント2で返した享だったが、サイバーボムは返せずに3カウントが入る。
試合後、KAGETORAは再度ハルクや戸澤に突っかかっていく。
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最近の好調さをそのまま試合に持ち込み、素晴らしい動きを見せていたKAGETORA。
これから府立第一に向けて動き出す中で、戸澤&サイバー&ハルクと信悟&YAMATO&KAGETORAという対立構造が深まっていくことは必至。
そして、その中のキーマンはやっぱりKAGETORAか。
ドラゲー内で一二を争うテクニシャンだけにこのままメインストリームに乗ってほしいんだけどな。



第5試合
オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合
《王者組》吉野正人&Gamma&YAMATO VS 《挑戦者組》望月成晃&鷹木信悟&ドラゴン・キッド

試合は信悟とYAMATOからスタート。
タックル合戦は信悟に軍配が上がる。
続いて望月とGammaリングイン。
タックルで倒したGammaが「う~!」をしようとするが、望月は背後から襲いかかりこれを阻止。
さらにサッカーボールキックを受けると、逃げるように自軍コーナーに帰るGamma。
吉野とキッドはどちらも持ち味を発揮する一進一退の攻防。

その後信悟の左腕を攻めた王者チームだったが、信悟は吉野をボディスラムで投げると望月に交代。
吉野が望月をブレーンバスターで投げGammaがリングインすると、Gammaは望月にツバ吐き。
すると望月もツバ吐きをGammaに決めて1対1のイーブン。

キッドを捕らえた王者組はGammaが汚水攻撃。
YAMATOにもかかってしまったが…。
吉野とYAMATOの合体攻撃も決まるが、YAMATOに対してキッドがローリングソバットで反撃。
さらにコーナーへのYAMATOの突進をキッドが回避すると、一気に試合が動き出す。

ローンバトルの終わったキッドのタッチを受けた望月がミサイルキックをGammaに叩き込むと、エプロンのYAMATOに対しては二角蹴り。
吉野に対してはキッドがデジャヴで場外に出すと、続けてバミューダトライアングル。
リング内では信悟とYAMATO。
信悟がデスバレーでYAMATOを叩きつければ、YAMATOも信悟の右腕を蹴り上げ。
さらに飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで締め上げるが、信悟はYAMATOを持ち上げてそのままマットに叩きつける。
そして信悟がサソリ固めを決めると、望月がGammaに対してサソリ固め、キッドは吉野にクリストの競演。

YAMATOの足に狙いを定めた挑戦者組は、望月がアキレス腱固めからキッドも変形インディアンデスロックから鎌固め。
フラフラになったYAMATOだったが、信悟にスピアー、望月にドラゴンスクリューを決めて吉野にタッチ。
その吉野は場外の信悟に対してトペ・スイシーダ。
さらにGammaがキッドにくるっとボムからフラッシュバック。
吉野がミサイルセントーンを決めると、望月にフロムジャングル。
しかし望月も逆に吉野をアンクルホールドに捕らえる。

吉野に狙いを定めた挑戦者組は信悟のデスバレーボムから望月がツイスターもYAMATOカット。
YAMATOは逆に望月に対して垂直落下式ブレーンバスターを決めると、Gammaがトラースキックからガンマスペシャルのポーズ。
しかしここは望月がGammaの後頭部にカカト落としを決める。
その後吉野が望月にトルベジーノからソルナシエンテ狙いも望月は前方回転エビに丸め込む。
ならばと吉野は腕吉野から再度ソルナシエンテも挑戦者組のカットが間に合う。

試合終盤、両チーム一進一退の攻防の中、キッドのウルウラがYAMATOに決まる。
これがカウント2で返されると、キッドはドラゴンラナのポーズ。
これだけは喰わないとYAMATOが回避すると、そこへGammaがアックスボンバー。
キッドもガンマスペシャルをバイブルで返すが、吉野のカウンターのライトニングスパイラルからGammaのブリッツェンを決められてしまう。
最後はガンマスペシャルからYAMATOがギャラリアを決めてキッドからピン。
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試合後、BWがリングに乱入。
トライアングルのベルトを奪うが、これはJⅢが取り返す。
そして土井ちゃんがマイクを持つ。
「こんなジャンクション同士のタイトルマッチなんて全然盛り上がってへんやんけ!
 タイトルマッチが終わったところで、今度はオレらの番やな。
 次の9月2日の神戸サンボーでオレらが挑戦させてもらうからな。」(土井)

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吉野がメンバーを問うと、
「カリカリすんな。
 ここで爆弾アイテムや。」(土井)

そして土井ちゃんがKzyとトマホークを呼び込む。
すると2人は布で隠された板を持って入場。
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てっきり新メンバーの写真ボードかと思いきや、
「吉野、オマエドリームゲートチャンピオンの時に吉野くじを作ってたよな。
 それに対抗してオレが作ったんがこのアイテムや。」(土井)

そして布を外すと、そこにあったのはBWの選手の名前が書かれた回転ボードがセットされたダーツ。
「なんやこれは。」(吉野)
「これが土井ダーツや!」(土井)

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ちょっとポカーンとするJⅢを尻目に、CIMAが起こした「パジェロ!パジェロ!」の掛け声の中、早速一人目の挑戦者を決めようとする土井ちゃん。
「ちょっと待て。
 土井ダーツは俺が考案したんや。
 これやったら不公平すぎるやろ。
 土井ダーツにはなぁ土井チャンスがあるんや。
 Kzy準備してくれ。」(土井)

そしてKzyが取り出したのは、ほとんどが土井で埋まってる特製ボード。
「これ難しいな。
 当てるの難しいやんけ。」(土井)

そして一投目のダーツを土井ちゃんが投げ、見事一人目の挑戦者に決定したのは土井ちゃん。
後々を考えたら、ここでもミラクル起こしてほしかったなぁ(笑)
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「待て待て、ナメてんのか。
 これ95%オマエの名前しか書いてないやんけ。」(吉野)
「一人目決まったから土井チャンスはこれで終わりや。」(土井)
「そういう問題やない。」(吉野)
「文句あるなら、お前らに投げさせたってもええねんぞ。」(土井)

まさか土井ちゃんのこの一言があんな結果を生むとはこのときは誰も思っていなかったのです…。
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「オレらが投げたら投げたで文句つけるやろ。
 だったらここに居るお客さんに投げてもらおうやないか。」(吉野)

土井ちゃんは嫌がるものの、Gammaがダーツの矢を奪い、吉野はダーツを投げるお客さんを選んでいく。
そして少年と少女がリングに上がると、一人目のダーツが刺さったのはKzy!
場内とJⅢ大歓声。
「いやぁまさかKzyに当たるとはな。」(吉野)
続いて少女がダーツを投げると、刺さった箇所はCIMAでもハルクでも戸澤でもなく谷やん!
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再度大歓声の場内とJⅢ。
土井ちゃんが少年少女にイチャモンを付けるが、時既に遅し。
「9月2日のトライアングルの挑戦者は土井と…プププッ…Kzyと…プププッ…谷嵜や!
 いやぁ、いい仕事してくれたよ。」(吉野)

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その後谷やんとKzyがそれぞれマイクアピール。
「今笑ったやつコラー、お前らの家まで行ったるからな!
 それからGamma、カウント1で返す練習出来てんのか!?」(谷嵜)

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「やっぱりオレが必要なんでしょ?
 土井ちゃん、心配いらねえよ。」(Kzy)

土井ちゃん、いい表情してるなぁ。
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「お前ら、俺の土井ダーツと土井チャンスをメチャクチャにしやがって!
 次はこうはいかんからな!
 覚悟しとけ!」(土井)
「オマエ、顔ひきつりまくっとるやないか!」(吉野)

そしてBWは退場。
楽しい雰囲気の中、その場には合わないような重い空気を撒き散らしながら場外で睨み合う信悟とハルクがちょっと印象的。
最後は吉野が興行を〆て、メインを戦った6人による写真撮影を行って終了。
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というわけで、中々の爆弾を落としてくれた土井ちゃん。
BW11人居る中でもまさかKzyと谷やんが選ばれるとは思わなかったなぁ。
まさに手榴弾のピンを抜いたら投げる前に自陣で爆発したような感じ。
結果自体がちょっと神がかってたし、何より土井ちゃんがおいしすぎた。
メインが30分近い熱戦だったのに、興行が終わってみれば印象に残ってるのは土井ダーツ(笑)




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