DGUSA Fearless 2011 結果速報(追記) DGUSAでは定番になりつつあるiPPV。 しかしこの日は音声の故障でしばらく興行開始が遅れるアクシデントあり。 結局10分ほど遅れてようやく第1試合開始。 第1試合 CIMA 対 リッチ・スワン CIMAはオースチン・エイリースを、スワンはジョニー・ガルガノを伴って入場。 試合中、CIMAがパーフェクトドライバーを決めたところで、スワンはカウント2で返していたにもかかわらずBWのテーマが会場に鳴り響く。 最後はCIMAがシュバインからメテオラで3カウント。 CIMAもブログで怒り心頭? 「iPPV生中継中!!」(ドキドキCIMA探検隊) ------------------------------------ おっさん、オープニングマッチに出場!! 久しぶりにブチ切れたっ! 切れた! 切れた! 今日はスタッフにシフトチェンジ喰らったわ!! ------------------------------------ 第2試合 ブロディー・リー 対 スコット・リード 対 エリック・キャノン 対 ARフォックス 対 アレックス・コロン 対 トニー・ネス このメンツの6wayマッチということでブロディ・リーが他の選手を蹴散らして終わるかと思っていたが、この試合短い時間ながらハイフライムーブでインパクトを残したのはARフォックス。 元々、先月に行われたEVOLVEのトーナメントで優勝した選手だけど、現時点では無名と言えば無名の選手。 しかしブロディ・リーに場外に向けてショルダースルーを受けた状態からそのまま鉄柱越えコークスクリュープランチャを決めたり、試合終盤にはコーナー上の選手に対して飛びつき式の不知火・改を決めるなど一人目を引く活躍を見せた。 おそらく字で書いてても伝わらないと思いますので、良ければオンデマンド放送をチェックしてみてくださいw 第3試合 横須賀享対リコシェ 享は序盤リコシェの空中技に押されるものの、次第に得意の足攻めで主導権を握る。 アメリカ人に受けた技は足横須賀。 1発目を決めた後ワンモアタイム!チャントが発生すると、その後享は足横須賀3連発からしばらく間をおいて4発目も決める。 リコシェもディープインパクトや630°で反撃を見せ、享の雪崩式友情をカウント2で返してみせた。 しかし最後はジャンボの勝ち!連発から夢限を決めて3カウント。 画像は試合中に場外にエスケープして、自ら「ヨーコースーカー!」「チャッチャッチャチャチャ♪」チャントを起こす享。 ちなみに享の明日の相手はオースチン・エイリース。 日本とアメリカの職人対決ということで、これは魅力的なシングルマッチ。 羊さん、日本に呼んでくれないかなぁ。 第4試合 望月成晃 対 サミ・キャリハン もっちーはキャリハンの腕攻め、キャリハンはもっちーの足攻め。 シンプルながらも見応えのある攻防。 試合を通してキャリハンが互角以上に渡り合い、もっちー苦戦の内容だったが最後は真・最強ハイキックをキャリハンの即頭部に叩き込み3カウントを奪う。 試合後、もっちーが健闘を称えてキャリハンの腕をあげようとするが、エリック・キャノンがもっちーに襲いかかる。 キャリハンとキャノンに2人がかりでやられるもっちーだが、享がもっちーに加勢。 その後バックステージに居たレスラー達もリングになだれ込み大乱戦となる。 ちなみに3日目にはDUF対望月タッグの試合が組まれてます。 もっちーブログによると、リッチ・スワンが望月軍(仮)加入を希望してるとか。 そういえば今日はチャック・テイラーが欠場だったんだよね。 RONINはどうなるんだろう? 「DGUSA初日」(モチヅキステーション ) 第5試合 ジョン・デイビス対ピンキーサンチェス デイビスのジャックハマーがカウント2.9? レフェリーは3カウント入れてたように見えたしデイビスの曲も鳴ったけど、サンチェスが肩を上げてたということで試合続行。 最後はデイビスがアルゼンチンバックブリーカーの状態に抱え上げてからのスパイラルボムで3カウント。 試合後にDUFがサンチェスを凹る。 セミファイナル オースチン・エイリース対ジョニー・ガルガノ 序盤はガルガノがリードするも、エイリースは場外にエスケープ。 ガルガノは場外のエイリースに対してトペを敢行したがその際にヒザを痛める。 なおも場外へのエスケープを続けるエイリースを追いかけるガルガノ。 しかしエイリースは客席へのブレーンバスターでガルガノの体をイスに叩きつける。 そしてエイリースはリングに戻りコーナートップに上ると、場外のガルガノに向かってマッチョマンを彷彿させるダブルアックスハンドル。 リングに戻ってからはエイリースがガルガノのヒザを攻めて優勢に試合を運ぶ。 この辺りの試合運びはさすがのエイリース。 しかしガルガノはエースクラッシャーで反撃。 エイリースもガルガノの勢いを削ごうと場外に落とし、トペを仕掛けたがガルガノはスリングショットスピアーで迎撃。 リング内でガルガノはガルガノ・エスケープ狙いもエイリースはロープブレイク。 エプロンで休むエイリースに近づいてきたガルガノに対し、エイリースは体を担ぎ上げエプロンへのデスバレードライバーで両者ダウン。 その後はエイリースがラストチャンスリーを出せば、ガルガノはハーツドーナツやガルガノエスケープというお互いのフィニッシュムーブを繰り出す一進一退の攻防。 30分近くのロングマッチとなった試合の最後は、エイリースが垂直落下式ブレーンバスターでガルガノから勝利。 観客はスタンディングオベーションで称える。 メインイベント ユナイテッドゲート選手権試合 吉野正人&PAC対YAMATO戸澤陽 試合前半はお互いに互角の展開も、試合中盤に入りセカンドロープからのシューティングスタープレスを戸澤が剣山で迎撃。 ここからPACのローンバトルが続く。 YAMATOのアンクルホールドで締め上げられるが、YAMATOの突進を回避すると延髄切りを決めて吉野にタッチ。 その後、戸澤がYAMATOのアシストを受けてから吉野にジャーマンを決めるがPACがカウント2でカット。 戸澤がPACを排除し、リング内でYAMATOがフィニッシュ宣言してのギャラリアを仕掛けるが吉野はなんとか回避。 吉野はフラフラ状態になるが、YAMATOとチョップ合戦を繰り広げると、その後4人が入り乱れる攻防となり結果は全員ダウン状態。 最初に復活したのは戸澤とPAC。 PACは吉野のアシストから戸澤に対してスワンダイブ450°もカウント2。 さらに吉野が戸澤にライトニングスパイラル狙いも、戸澤は回避してジャーマンを仕掛ける。 これは喰わないとばかりに吉野は耐えてトルベジーノからライトニングスパイラル。 ここはなんとかYAMATOがカットに間に合うも、吉野はYAMATOを場外に出すとトペスイシーダで分断に成功。 そしてリング内ではPACが戸澤をセットして、コーナーから完璧な360°シューティングスタープレスで3カウントを奪う。 試合後にPACがマイクを握り3日目のYAMATOとのフリーダムゲート戦に向けて、YAMATOにマイクアピール。 最後は吉野が「ショーを楽しんでくれたか?ボストンはいいところだからまた帰ってくるぜ。ドラゴンゲートU・S・A!」で興行を締め。 セミは期待以上、メインは期待に違わない試合を見せてくれた。 ただ問題は興行を通して音響のミスが多すぎたこと。 第1試合のCIMA対スワンをはじめ、試合途中で曲が鳴りだすわ入場曲は途中で止まるわ…。 入場曲を楽しむのもプロレスの楽しみの一部なんだしねぇ…。 とりあえずこの日の音響係には大反省してもらわないと。 個人的なベストバウトはセミファイナルのオースチン・エイリース対ジョニー・ガルガノ。 完全ヒールファイトのエイリースに対して、ガルガノは正攻法で挑む。 ガルガノが後一歩まで追い込んだように見えたが、最後はエイリースの経験が勝った。 さらにこの日はキャリハンともっちーの試合も見応えのある好試合だった。 ツイッターやライブチャットではメインのタッグマッチと享対リコシェの評価が高かったけど…。 PACやリコシェだけでなく、ジョニー・ガルガノらのRONIN、サミ・キャリハンとエリック・キャノンのDUF、さらにARフォックスなど新たな成長株も出てきつつあるDGUSA。 サポルスキーの目指すところに近付きつつあるのかもしれない。 PR