シフトチェンジは終わらず~5.27 兵庫・神戸サンボーホール~ BWのシフトチェンジの結果、新たに追放されたのはなんとGamma。 そして新メンバーとして加入してきたのはマイクがムカつくあの男。 速報5をアップした時点で、サンボーホール大会で起こったことの8割は伝わってるわけですが、一応観戦記アップしときます。 この日は仕事終わりにサンボーホールに向かったので、見始めは第1試合の途中から。 どうやら、この日の第1試合前にKzyが出てきて挨拶をしたとか。 「復帰した際には又NEXなどからはじめて、他の後輩達と一緒に本戦で出れるように頑張っていきたい。」(Kzy) て言ってたらしい…。 第1試合 斎藤了&トマホークT.T VS B×Bハルク&スペル・シーサー この試合は途中からなので結果のみで。 斎了がダブルクロスでシーサーからピン。 試合後、BWと望月軍が入り乱れて乱闘。 そしてこの日のメインで行われるなにわ式イリミネーションマッチの順番決めが行われることに。 「なにわ式イリミネーションマッチはジャンケンで決めるって決まってんだよ!」(キッド) 「プロレスラーらしく腕相撲で勝負だ! こちらはもちろんサイバーコング!」(Gamma) しかしYAMATOをはじめ望月軍は当然ながら納得せず。 その為Gammaは譲歩する姿勢を見せる。 「ここは1対4でどうだ?」(Gamma) この条件を出されしばし作戦タイムに入った望月軍。 結論はGammaの申し出を受諾。 ということで、なにわ式の順番は腕相撲で決定することになり、リング上にはテーブルが持ち込まれる。 1回戦 サイバーコング 対 望月成晃 ちょっとでも粘って体力を減らすはずが、もっちーまさかの秒殺! 2回戦 サイバーコング 対 吉野正人 吉野はスピードスターらしくサイバーの前に豪快に1回転して負け。 YAMATOに隠れてしまってますが…。 3回戦 サイバーコング 対 ドラゴン・キッド キッド相手ということで、サイバーは 「両手で来いや!」(サイバー) とさらにハンディキャップを付ける。 しかしそれも虚しく結果はサイバー勝利。 4回戦 サイバーコング 対 YAMATO さすがに疲れが見えるサイバーに対しGammaがマッサージ、CIMAがコールドスプレーを施す。 YAMATOは粘るも結果はサイバー勝利。 その結果、なにわ式の先攻チームはBWに決定。 そして勝利の立役者サイバーはマイクを持つ。 「このなにわ式とか言うダサイ名前考えたん誰や!? モヤシ、オマエか! 吉野、メインでオレらが勝ったらなにわ式なんてダサイ名前やめて、オレが考えたネーミングにしてもらうぞ! 吉田式イリミネーションマッチでどうじゃ!」(サイバー) 「オマエ、吉田か。 まあええわ。 菅本式でも、大島式でも、土井式でもやったるからな。」(吉野) 第2試合 超神龍 VS ドン・フジイ 超神龍に対して序盤からラフ攻撃中心で攻めるフジイは、場外でも手を緩めることなく厳しい攻めを続ける。 超神龍はラ・マヒストラルを連発して丸め込むが、いずれもカウント2で返されてしまう。 するとフィニッシュはフジイの厳しい角度で締め上げたキャメルクラッチで超神龍がギブアップ。 ちょっと超神龍に見せ場らしい見せ場もなく終わってしまった。 やっぱり上でやるからには何か1つでも光るものを見つけて欲しい。 第3試合 神田裕之 VS KAGETORA 序盤は濃密なグラウンドの攻防。 KAGETORAのこういう姿はよく見るが神田の姿はちょっと新鮮に映った。 しかし神田はKAGETORAを場外に落とすと、すぐさまセコンドに付いていたトマホークのチョップを呼び込む。 リングに戻してからも神田のペースは続く。 KAGETORAが何度かロープに振るも、神田は全てスリーパーに切り返すとKAGETORAの左肩を決める余裕の展開。 KAGETORAはフライングラリアットから各種キックでなんとかペースを取り戻そうとするも、神田はマンハッタンドロップからジョン・ウーを狙う。 一度目は回避され、2度目に仕掛けた時は影縫で丸め込まれるもカウント2でキックアウト。 その後KAGETORAの突進をキックで迎撃した神田は3度目の正直でジョン・ウーをヒットさせると、最後は琉'sでピン。 神田の調子の良さが目立った試合。 博多でのもっちー戦もいい試合が期待出来そうですな。 第4試合 堀口元気&谷嵜なおき VS 鷹木信悟&横須賀享 試合はBWの奇襲攻撃からスタート。 しかし個々の力ではドリームゲート経験者のタッグの方が一枚上手。 ならばと旧サーファータッグはイスやセコンドも介入させて享の膝を狙っていく。 享はローンバトルが続いたが、BWの同士討ちを誘発させ信悟に交代するとその後は信悟&享タッグが優位に試合を進める。 途中、享が谷嵜を、信悟が元気を担いでそのままデスバレーボムで叩きつけるシーンもあり。 そしてフィニッシュは信悟がMADE IN JAPANを谷嵜に決めて3カウントを奪う。 試合後に元気と斎了が乱入し信悟に襲いかかるも、それを救ったのはハルク。 信悟が斎了をバックドロップの体勢に捕らえ、そこにハルクがドロップキックを決めるという連携も決めた2人。 そして2人は握手を交わす。 第5試合 なにわ式イリミネーションマッチ CIMA&土井成樹&Gamma&サイバー・コング VS 望月成晃&吉野正人&ドラゴン・キッド&YAMATO まず入場してきたのはサイバーとYAMATO。 サイバーのパワーに押され劣勢のYAMATO。 続いて入場してきたのは土井。 この日の土井は左肘にサポーター。 ケガでもしたのか? まあ試合中はそんなに気にする素振りもなかったので大ケガというわけではなさそうだけど。 望月軍の2人目は吉野。 入場曲が流れたと思いきや、あっという間にリングインすると土井に対して高速ロープワークからドロップキックを叩き込む。 さらにサイバーにもYAMATOとダブル攻撃を決める。 BW3人目はCIMA。 CIMAが入ってくると再度BW有利となり、吉野に対して土井と共に股裂き。 望月軍3人目はキッド。 やる気満々で入場して来るも、リング下で待ち構えていたBWセコンド達に試合前から凹られてしまう。 そして強引にリングインさせられると、リング上でもBWから集中砲火を受けるキッド。 BW最後の一人はGamma。 Gammaが入ってくるとBWはさらにやりたい放題。 まさに悟空ならぬ「もっちー早く来てくれー!」状態。 そしてようやく傷だらけの栄光が会場に鳴り響く。 しかしイントロが終わってももっちーが出てこない。 望月軍セコンドからは早く来いのジェスチャー(笑) 待つこと「見っ上っげればー星のようにー♪」が流れてから入場してきたもっちー。 重役出勤というか、いや王者出勤と言うべきか…。 もっちーが入り、ようやく4対4の状況になりここからはオーバーザトップロープルールも適用される。 早速落としあう両チームのレスラー達。 その後はキッドがBWに狙われる展開となる。 しかしキッドが窮地を脱すると、望月軍はクリスト、フロムジャングル、スリーパーホールド、アンクルホールドの競演。 そしてCIMAに狙いを絞った望月軍はもっちーのランニングローキックから、キッドがウルウラ狙いもセコンドに邪魔されてしまう。 そこでCIMAがキッドにシュバインを仕掛けるも、キッドはこれをバイブルで切り返すと3カウントを奪う。 最初に脱落したのはCIMA! 敗れたCIMAに対して土井は蹴飛ばし、Gammaは突き飛ばす。 不穏な空気になるが、リング上ではサイバーとYAMATO。 YAMATOはサイバーのパワーと体重の前にペースを掴めないが、延髄切りからボディスラムで巨体を投げることに成功。 さらにキッドともっちーと共に串刺し攻撃を狙ったが、サイバーにキッドとYAMATOがエプロンに出されると、そこへサイバーが突進してキッドとYAMATOを場外に落とす。 オーバー・ザ・トップロープでキッドとYAMATO失格。 Gammaが吉野に対してフラッシュバックを決めると、そこへサイバーがダイビングエルボーを投下。 その後もサイバーのパワーに翻弄される吉野だが、一瞬の隙を突いてスピードスターで丸め込み3カウントを奪う。 サイバー失格し、これで残るは土井&Gammaと望月&吉野。 もっちーが土井とGammaをダブルアンクルホールドに捕らえると、続いて土井に対して吉野と共に串刺し攻撃。 そしてもっちーが三角蹴りを狙うが、土井はすかさずもっちーを落とそうと試みる。 もっちーはなんとか耐えたが、その後土井は吉野に対して土井555からバカタレを決めて3カウント。 1対2となりBWペースで試合は進む。 しかしもっちーは2人の同士討ちを誘うと、竹刀攻撃を狙ったGammaがコーナートップから足を滑らせたのを見てそのまま場外に蹴り落とす。 Gamma失格。 最後に残ったのは土井ともっちー。 土井がタイガースープレックスを決めるもカウント2。 ならばと再度タイガーを仕掛ける土井だが、もっちーも耐える。 そこに失格したGammaがエプロンに上がり水噴射を仕掛けるが、もっちーがかわしたため土井にかかってしまう。 そして最後はもっちーが顔面への三角蹴りを決めて3カウント。 試合終了後、もっちーはBWに対して啖呵を切って退場しようとするが、博多でのドリーム挑戦が決まってる神田が襲いかかりマイクアピール。 そして望月軍が退場して、リング内にはBWの面々。 「オレ達のシフトチェンジはまだ終わってないよな、土井ちゃん。」(Gamma) 「今日の結果なんかどうでもええんじゃ。 BWのシフトチェンジ、今さら望月軍から引き抜くヤツなんかおらん。 となると必要のないヤツを排除するしかないやろ。 排除するのはオマエじゃ、CIMA!」(土井) そしてBW全員でCIMAに襲いかかる。 「CIMA、オマエはBW追放だ。」(Gamma) そしてメイン開始前からセコンドに付いていたメタル・ウォリアーに後ろ手で竹刀を要求するGamma。 しかしメタルが中々渡そうとしないので、振り返った瞬間メタルは竹刀でGammaに一撃。 それをきっかけに今度はCIMAを含めたBW全員がGammaに襲いかかる。 「フリー契約のオマエが一番最初に排除されることなんか誰にでも分かるやないか。 今まで三流のオマエはCIMAが居るからこそ一流のフリが出来たんじゃ。 今日でオマエは追放じゃ。」(CIMA) そしてCIMAはGammaの代わりにBWに新たに加入する選手としてメタル・ウォリアーを発表。 その中身はKzy。 「Gammaさん、そこの席、僕の席なんですよー。 復帰するまで居られちゃ困るんだよー。」(Kzy) と相変わらずのムカつくマイク(笑) BW劇場の最後はCIMA。 「土井ちゃん、まだ終わらんよな。 シフトチェンジまだあるで。 BWのメンバーから排除することはない。 増えることはあっても、もう排除することはない。 次に神戸に帰ってきた時、シフトチェンジが終わったBWがアイツら名無しの軍団と大戦争スタートさせるから。 今日のところはGamma追放ということでさっさと家帰れ。 トゥービーコンティニュードや。」 (CIMA) 去り際、CIMAらはGammaに対して小馬鹿にしたようなう~!ポーズ。 そしてBWが退場した後、Gammaはリングに上がって四方に向かって礼。 マイクは握らずそのまま退場。 ということで、神田や土井ちゃんが何かがあると言っていたとおり、GammaがBW追放されるという大事件が発生した神戸サンボーホール大会。 これでGammaはBW追放となり、どの道を進むかは分からないものの、試合後のCIMAのコメントで 「お前に最後のチャンスをやる。 来月のホールには髪を揃えてスーツで来い。」(CIMA) と言っている以上、6月8日の後楽園ホール大会で何かが起こることはほぼ間違いない。 出来ればGammaは今後もドラゲーマットに上がって欲しいんだけどなぁ。 しかしGammaがドラゲーに継続参戦し始めたのが2006年だから今年で早5年。 特に大きなケガもなく、日本で一番の興行数を誇る団体のハードスケジュールをこなしてる一方で、自らのフィットネスジムを立ち上げて活動中なんだもんな。 最後に大きな花火を打ち上げるか、それともまだまだGammaの姿を見ることが出来るのか。 個人的にはCIMAとの因縁決着戦を期待したい。 当然、舞台は神戸ワールドで! 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