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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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見上げれば星のように~5.5 愛知・愛知県体育館大会 DEAD or ALIVE 2011~

昨日は2011年最初のビッグマッチ愛知県体育館大会。
メインで行われたのは新王者・望月成晃が難敵YAMATOを相手に初防衛に挑んだドリームゲート選手権試合。
試合後に王者が見上げたのは何だったのか。
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昨日は昼過ぎに名古屋に到着後、名古屋在住の友人に味噌カツ定食をご馳走していただき16時過ぎに愛知県体育館へ。
そして会場で販売されていたピンクリボンのバンドを購入し、定刻通り17時から試合開始~。
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第1試合
スペル・シーサー&しゃちほこマシーン VS 超神龍&苫小牧卓也

苫小牧を見るのは久しぶりだったんだけど、大分体が絞られてた。
そしてコスチュームもショートタイツ姿になって、ちょっとイメージが変わったなぁ。
試合ではシーサーへの逆水平チョップであまりいい音がさせられなかったのが少し残念。
最後は、コーナーに据えたしゃちに対して、超神龍の串刺しドロップキックから苫小牧のアウトサイダーズエッジでピン。
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試合後にBWがリングに乱入し、Gammaはしゃちのマスクを剥ぐ暴挙に。
「おまえらしょっぱい試合にも程があるぞ。」(CIMA)
と4人を蹴散らすと、セミファイナルで対戦するKAMIKAZEを呼び込む。
そしてKAMIKAZE登場。
「ここはオレの地元愛知県体育館だ。
 名古屋のドラゴン・キッドが直々におまえ(信悟)からフォールを取って終わらせてやる。」(キッド)
「俺らも徹底的にキャプテンのおまえを狙うからな。」(信悟)

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BWの面々にはメタルウォリアーも含まれる。
確実に前回神戸サンボーホールとは別人のように思うが…。
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そしてKAMIKAZE退場後、マイクを取ったのは谷嵜。
「おい、ドン・フジイ!
 出てこいや!」(谷嵜)

フジイさんとアラケンがそれに呼応し登場。
そのまま第2試合開始。



第2試合
谷嵜なおき&メタル・ウォリアー VS ドン・フジイ&新井健一郎

入場してきたフジイはそのまま谷嵜と花道上でやりあった後、スタンド席に移動。
さすがにスタンド席での攻防はフジイが一枚も二枚も上手。
リング上では、フジイとアラケンの連携攻撃に劣勢になるメタルウォリアー。
そしてマスクを剥がそうとするアラケンだが、メタルウォリアーはなんとか耐えると急所攻撃を決めて谷嵜に交代。
メタルがバックブリーカーの体勢にアラケンを捕らえると、そこへ谷嵜がダイビングニードロップを投下するなど、中々いい連携を見せるBWタッグ。
しかしアラケンも谷嵜にキックからDDTを決めるとフジイにタッチ。

フジイは谷嵜とメタル2人に突っ張りからラリアット。
さらに谷嵜を捕まえると、フジイのパワーボム→アラケンのダイビングヘッドバッド→雑技団式フットスタンプと畳み掛けるもカウント2でメタルがカット。
その後メタルがロープに走ったアラケンに足刈りからミサイルキックを決めると形成逆転。
BWタッグがアラケンに狙いを定めると、メタルがなんと450°スプラッシュ!
続けて谷嵜がインプラントも決めるが、いずれもフジイにカットに入られてしまう。
インプラントが決まった時、フジイは場外でメタルとやりあっており、カットがホントにギリギリのタイミングだった。
その後、フジイは谷嵜とメタルの同士討ちを誘うと、場外に出た谷嵜に対してアラケンがトペスイシーダ。
最後はリング内でノド輪落としはカウント2で返されるも、ノド輪エルボーを決めたフジイがメタルから3カウントを奪う。
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第3試合
神田裕之 VS 横須賀享

先に入場してきた神田が入場中の享に奇襲攻撃を仕掛けるも、享は持っていたブルーボックスで神田に一撃。
その後さらに場外で数発のブルーボックス攻撃を決めた享。
リング内に神田を戻すと、コーナーマットの間にブルーボックスをセットして、そこへ神田を叩きつける。
神田も走りこんできた享に対してマンハッタンドロップからジョン・ウーを狙うも、享はカウンターでジャンボの勝ち!
さらに横須賀カッター狙いで抱えあげた享だったが、神田に回避されてしまうとエプロンに出されてしまい、そこへ神田がジョン・ウーを叩き込む。
場外に落ちた享に対して、神田はトペで追撃。

場外戦以降は完全に神田ペース。
テーピングを外し首を絞めていったり、享に声援を送る女性ファンに対しては「うるさいんじゃ、ブス!」と一喝。
さらに完全に間を外した「う~!」を敢行するも、やってくれないファンに対して「やれや、コラ!」
やりたい放題の神田はコーナーに上がるが、享もコーナーに上がり雪崩式狙い。
享にエルボーを叩き込みリングに落とすと、神田は別のコーナーに移動。
しかしそこにも享が上り雪崩式を狙う。
神田は再度享を叩き落すと、さらに別のコーナーに移動。
しかし3度目の正直とばかりに、享はコーナーに上がり今度こそ雪崩式エクスプロイダーをしっかりと決める。

そこから享がラッシュを仕掛けるも、神田はエクスプロイダーを耐えてジョン・ウー狙いも享には回避されてしまう。
ならばと神田はセカンドロープからのジョン・ウーを成功させると、ダイビングエルボードロップ敢行もカウント2。
ここでセコンドに付いていた谷嵜がリングに入ろうとして、この試合からレフェリーを行っていたレッドシューズ海野がそれを阻止。
レッドシューズ海野の背後では、互いにブルーボックスを持った神田と享がチャンバラ状態。
それに打ち勝ったのはブルーボックス越しにジャンボの勝ち!を決めた享。
享はさらにジャンボの勝ち!を決めるが、神田もジャーマンスープレックスを決めて一進一退。
そんな状況の中、谷嵜がリングに乱入するも、享にはジャンボの勝ち!を決められてしまう。
ダウンした谷嵜を退場させようとするレッドシューズ海野だったが、そこにギターを持ったメタル仮面が乱入。
メタル仮面は享に対してギターで一撃すると、そこへ神田が琉'sを決めて3カウントを奪う。
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ここに出てきたメタル仮面はさっきのメタルウォリアーとは別っぽいね。
また、2009年の福岡国際ではギターを持ったDr.マッスルが出てきたけれど、今回も同じ人なのかそれとも別人なのか…。

また試合自体は個人的には大会の隠れベストバウトにあげたいくらい何気に面白かった。
神田も享もM2Kの頃からは10年以上経過してるけど、これはこれで現在進行形の2人が見れたしね。
キング・オブ・ゲート1回戦の相手は、神田は吉野で享はCIMA。
どちらも超強敵ではあるけど、どちらかは1回戦突破して欲しいなぁ。



第4試合
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
《王者》PAC VS 《挑戦者》土井成樹

試合開始して、土井とPACが一通りの攻防を終え、いざこれから本番!というところで速報にも書いたようにアクシデントが発生してしまう。
PACが土井を場外に出して、飛ぼうとロープに走ったところで「ガキン!」という音が場内に響き渡る。
完全にPACも動きを止めて、改めてロープの反動を付けずにひねりをきかせたノータッチプランチャを土井に決めていく。

その後全てのロープは弛んだ状態となる。
練習生がリングの下に潜り込み調整を行うと、リングサイドでは土井のセコンドに付いていた神田と谷嵜がそれぞれ指示を与えていく。
その為、リング内ではロープを使わない攻防が行われ、しばらくして場外戦に移行。
その間にリング上では練習生が再度ロープを締めなおす作業が行われる。
しかし完全にファンの目は場外の攻防ではなくリング上に向けられてしまう。
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その後ロープが締め直されたので2人がリングに戻り試合が再開される。
ちなみにその時もまだサードロープはゆるい状態のままだったので、その後試合を通して締めなおされていた。
リングに戻った土井はPACをコーナーに逆さ吊り状態にして、そこへ大暴走を叩き込む。
その後もダイビングエルボーを決めたりと攻勢を続ける土井。
しかしPACもロープを挟んでの攻防を制すと、土井を場外に落として、そこへコーナートップから2回転ひねり(?)プランチャを敢行。
得意の空中戦でペースを掴んだPACは、リングに土井を戻すとスワンダイブ式450スプラッシュ。
しかし土井も走りこんできたPACに対してハイアングルスパインバスターで対抗。
そして両者共に仕掛けていったダイビングボディアタックが相打ちとなりダブルダウン状態。

立ち上がった両者だが、PACはミサイルキック2連発から雪崩式パワーボム。
さらにシューティングスタープレスを仕掛けるが、これを土井はダイヤモンドカッターで切り返す!
そして土井がバカタレを決めるがカウント2。
ならばと土井はマスキュラーの体勢に入る。
しかしそれは喰らわないばかりにバックを取ったPACがジャーマンを狙う。
土井は再度PACのバックを取り返すと、タイガースープレックスホールドを決めるがこれもPACはカウント2でキックアウト。

続けて土井は土井555の体勢にPACを抱えあげるが、PACの足が八木レフェリーにぶつかってしまい、その後八木さんはダウン状態となる。
土井は土井555からバカタレのフルコースを決めたが、八木さんがダウンしてるためカウントは入らず。
すると土井はイスを持ち出すが、逆にPACに延髄切りを決められてしまう。
さらにPACは高角度ライガーボムを決めると、復活してきた八木さんがカウントを取るもカウント2。
土井も雪崩式土井555を仕掛けていくが、PACは着地すると土井の頭部にバズソーキックから、中腰状態の土井に対してシューティングニードロップを落とす。
そして最後は360°シューティングスタープレスで3カウントを奪う。
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速報で書いたとおりの感想なんだけど、リングアクシデントで一度試合に対する集中が完全に途切れてしまった。
この試合は期待していただけに、ちょっと残念な結果に終わってしまったなぁ。
こういう状況でもこの2人がハイレベルの攻防を見せてくれたんだけど、もっと出来たんじゃないかという気持ちは拭えない。
ワールドかどこかで再戦希望なんだけど、土井ちゃんのコメントを読む限りPAC対土井はこれで終わりっぽいね。
残念…。
「神戸ワールドでダブルタイトルやったとき、ブレイブは2度と巻くことはないって言ったよな。
 その通りや。
 ブレイブはいい。」(土井)


対して、勝利したPACはこれで史上最多の7度目のブレイブゲート王座防衛に成功。
次は誰?
YAMATOに土井ちゃんを下してるんだから、団体内では吉野クラスじゃないと取れそうなレスラーが居ない…。

また土井ちゃんはBWの方向転換を示す一言も。
見えないところで動きますかね?
「俺ら方向転換するから、BWは。」(土井)



ここでリング調整のため休憩へ。
本来であれば次のツインゲートで前半戦が終了してたんだろうけどね。
ロープを全て外して、アラケンやしゃち、超神龍まで出てきてリングを再構築。
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第5試合
オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合
《王者組》堀口元気&斎藤了 VS 《挑戦者組》吉野正人&B×Bハルク

ハルクは銀×黒のコスチューム。
これってニューコス?
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試合中盤までは老獪なマライサコンビがハルクに狙いを定めて攻め込んでいく。
しかしハルクもミサイルキックやドロップサルトで反撃を見せ吉野にタッチ。
休養十分の吉野は斎了と元気を一人で蹴散らすと、元気にフロムジャングル。
これは斎了にカットされてしまうが、元気と斎了の同士討ちを誘うとミサイルセントーンで追撃。

その後、ハルクのムーンサルトプレスが斎了に回避されると、元気の援護を受けた斎了がハルクに投げっぱなしジャーマン。
さらに吉野に対してはドラゴンスープレックス2連発。
ここで元気がビーチブレイクを仕掛けるが、吉野はバックスライドで切り返すもカウント2。
リングインしてきたハルクが元気にソバットを叩き込むと、吉野がトルベジーノ。
そしてカウンターのライトニングスパイラルを決めるもここは斎了がカット。
ならばと場外の斎了に対して吉野がトペを決めて、リング上は元気とハルクが一騎打ち。
ハルクは雪崩式のEVOを決めるも元気はカウント2でキックアウト。
さらにファーストフラッシュ狙いのハルクにバックスライドを決めた元気だがカウントは2。
ハルクは再度仕掛けていったファーストフラッシュをきっちり決めると、これでフィニッシュとばかりにFTXの体勢に入る。
しかし元気は再度これをバックスライドフロムへブンに切り返し3カウントを奪い勝利。
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終わってみれば、全てがマライサのペースで進んだ試合。
ハルクが試合後にかなり悔しがってたけど、ハルクの力を見事に受け流した元気のうまさが光った。
あの直線的なところがハルクの長所でも短所でもあると思うけど、この試合に関してはもし吉野のパートナーが享だったら…と少し思ってしまったり。



セミファイナル
敗者復活サバイバル一発逆転キャプテンフォール・イリミネーションマッチ
CIMA&ドラゴン・キッド(C)&Gamma&リコシェ
             VS
鷹木信悟(C)&岩佐拓&サイバー・コング&KAGETORA
※(C)=キャプテン

地元のキッドにはボードもアリ。
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試合が始まると、キッドと信悟、サイバーとGammaがそれぞれやりあう。
Gammaはネックハンギングの状態につかまるが、サイバーの顔にツバを吐くという斬新な脱出方法を見せていた(笑)
そして、CIMAとKAGETORAがリングイン。
KAGETORAはCIMAのスーパードロルを受けてしまうも、CIMAが走りこんできたところにすかさず影縫で3カウントを奪う。
開始数分でCIMAが脱落。
KAGETORAは自ら驚いた表情を見せる。
○KAGETORA(影縫)CIMA×
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一人少なくなったBWに対してKAMIKAZEがキッドに狙いを定めてトレイン攻撃。
さらに岩佐がキッドを肩車してサイバーとダブルインパクトに行こうとするが、コーナートップに上がったサイバーをリコシェが阻止。
そして肩車状態だったキッドが岩佐を前方回転エビ固めで丸め込んで3カウントを奪う。
岩佐が脱落しCIMA復活。
○キッド(回転エビ固め)岩佐×
※CIMA復活

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逆に4対3の状態になったBWはKAGETORAを捕らえて攻め込む。
KAGETORAは再度CIMAに対して影縫で丸め込もうとするが、CIMAはホルヘクラッチを決めて逆にKAGETORAから3カウントを奪う。
速報コンプリートって書いてましたね、どっちだったかちょっと自信なかったのでm(_ _)m
ちなみに週モバではドスカラスクラッチになってるけど、あれはホルヘクラッチだと…。
○CIMA(ホルヘクラッチ)KAGETORA×
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4対2の状態に追い込まれたKAMIKAZE。
しかしサイバーと信悟はBWをそれぞれ1対2の状況ながらブレーンバスターで投げ飛ばす。
そしてトレイン攻撃を仕掛けたBWだったが、信悟がリコシェとGammaをエプロンに出すとそこへサイバーが突進して2人を場外に落とすことに成功。
○サイバー(オーバー・ザ・トップロープ)リコシェ×Gamma×
※岩佐とKAGETORAが復活

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4対2と俄然有利な状況になったKAMIKAZE。
合体攻撃をCIMAに叩き込み、孤立したキッドに対してはサイバーがダイビングエルボーを狙う。
しかしCIMAが雪崩式ネジと橋でサイバーを投げることに成功。
そして即座にメテオラをサイバーに叩き込み3カウントを奪う。
CIMAは
「リコシェ、カモン!」(CIMA)
とリコシェを呼び込むが、Gammaがリコシェを押しのけてリングイン。
○CIMA(メテオラ)サイバー×
※Gamma復活

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3対3のイーブンとなった両陣営。
KAGETORAをアックスボンバーでダウンさせたGammaが、ガンマスペシャルのアピールをしたところで背後から岩佐が迫るとそのまま熨斗紙を決める。
さらに信悟がパンピングボンバーを決めるとGammaは返せず。
○信悟(パンピングボンバー)Gamma×
※サイバー復活

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リングに戻ってきたサイバーはキッドにPOWPOW。
しかしパイナップルボンバーは回避され、さらに仕掛けていった交通事故スプラッシュもかわされてしまう。
エプロンに出されたサイバーは、CIMAのドロップキックは耐えるが、CIMAとキッドのダブルドロップキックを受けると場外に落ちてしまう。
○CIMA&キッド(オーバー・ザ・トップロープ)サイバー×
※リコシェ復活

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キッドはヒザ立ち状態の信悟に対してコルバタを決めて頭部をマットに叩きつける。
この技は初めて見た。
さらにスタナーを決めるが、信悟はキッドをアルゼンチンの状態に抱えあげてそのままコーナーに叩きつける。
そして雪崩式フランケンを耐えると、STAY DREAMの体勢。
しかしCIMAがヴィーナスでキッドを援護すると、キッドは盛り上がれーフランケンシュタイナー。
その後リコシェがキックで岩佐をダウンさせると、そこへKAGETORAを捕まえたCIMAがシュバイン。
岩佐とKAGETORAがダウンしたところにリコシェのダブルローテーションムーンサルトが炸裂!
ようやくダブルローテーションムーンサルトを生で見れたが、やっぱり凄いとしか感想が出ないわ…。
○リコシェ(ダブルローテーションムーンサルトプレス)岩佐×KAGETORA×
※Gamma復活

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これでBW4人に対してKAMIKAZEは信悟1人。
圧倒的不利な状況ながら、今回追加されたキャプテンフォールルールがあるので一発逆転も可能。
数に勝るBWは信悟に集中攻撃。
キッド、リコシェ、CIMAのトカレフ3丁拳銃からガンマスペシャル。
さらにキッドがウルウラ狙いも、信悟はどうにか回避。
しかし、CIMAとGammaのダブルトラースキックを受けてしまうと、リコシェが延髄切り。
そこへ満を持してキッドがウルトラ・ウラカン・ラナ!
完璧に決まりこれでBWの勝利かと思われたが、信悟はギリギリでキックアウト。
するとCIMAがメテオラ狙いでコーナーに上がったところで、信悟は雪崩式狙い。
CIMAの援護に来たキッドとCIMAを同士討ちさせると、信悟は一気にキッドに対して畳みかける。
ロープに走ったところで場外からGammaが竹刀で一撃食らわせ、さらにエプロンに上がって来るも、信悟は続いての一撃をキッドに誤爆させる。
キッドもバイブルで信悟を丸め込むがカウント2。
すると信悟はMADE IN JAPANの体勢からキッドを抱え上げると、ラストファルコンリーを決めて3カウントを奪い大逆転勝利。
○信悟(ラストファルコンリー)キッド×
※キャプテンであるドラゴン・キッドの敗戦により勝者KAMIKAZE

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リング上で勝ち名乗りを受けるKAMIKAZE。
一方、CIMAとGammaが信悟に敗れたキッドを蹴飛ばすが、マライサや神田が間に入って仲直り。
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そんな中、一人コーナーで佇む土井ちゃんは何を考える?
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メインイベント
オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
《王者》望月成晃 VS 《挑戦者》YAMATO
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この日のYAMATOは黒のショートタイツ。
まあもっちーが赤だから同色はまずいわな。

試合開始からしばらくはお互い様子見の展開が続く。
しかしもっちーがYAMATOを場外に蹴落とすと、エプロンに座らせてサッカーボールキックを叩き込む。
YAMATOは場外に落ちるが、すかさずリング下を通ってもっちーの背後から忍び寄り左ひざにチョップブロック。
そしてYAMATOは当然ながらもっちーの左ひざに狙いを定める。
もっちーを倒すなら足を攻めるのは必然だし、YAMATOはもともと足攻めのレパートリーは豊富だからね。
しかし逆にもっちーはYAMATOに対して怒涛の左腕殺し。
脇固めや変形羽根折り固めのような関節技で締め上げていくだけではなく、得意のキックをYAMATOの左腕にぶち込んでいく。
この攻めに苦しんだYAMATOだったが、もっちーのキックを受け止めるとドラゴンスクリュー。
さらに走りこんできたもっちーのヒザに低空ドロップキック。
その後もYAMATOの足攻めは続き、もっちーは中々打開策を見出すことが出来ない。
そしてYAMATOはもっちーに「蹴って来い!」と挑発するが、もっちーのキックに威力なし。
余裕を見せたYAMATOは小川ばりの飛行機ポーズを披露するが、もっちーは腕を広げた状態のYAMATOの左腕を蹴り上げる。

その後両者が打撃戦を展開していくと、もっちーがYAMATOに一角蹴りを仕掛ける。
しかしYAMATOはこれを回避すると、逆にもっちーに逆片エビ固めからアンクルホールド。
攻勢に出たYAMATOは垂直落下式ブレーンバスター狙いも、もっちーは逆にツイスターに切り返す。
さらにミドルキックの連打から一角蹴り。
そして去年のKOG一回戦でYAMATOから勝利した裏ツイスターの体勢に入るが、体勢を切り返したYAMATOはギャラリアもカウント2!

その後両者エルボー合戦も打ち勝ったのはYAMATO。
さらに後頭部への串刺しエルボーを決めて、再度ギャラリアを狙うが、今度はもっちーが体勢を切り返して裏ツイスター!
しかしカウント2で返すYAMATO。

イリュージョンを回避したYAMATOは垂直落下式ブレーンバスターからジャーマンスープレックスホールドを決める。
しかしもっちーはYAMATOの腕を捕まえ、アームロックから腕ひしぎ逆十字固め。
ロープに手を伸ばすYAMATOだが、もっちーに引き戻されてしまう。
長時間苦しんだYAMATOだが、逆にアンクルホールドを決め形勢逆転。
もっちーはキックで技を外そうとするも、YAMATOはこれをかわして背中を見せたもっちーに対してスリーパーホールド!
そしてスタミナを奪われたであろうもっちーに対して、終わりとばかりにYAMATOはギャラリア!
しかしもっちーこれをカウント2で返す!

悔しがるYAMATOは再度スリーパー狙い。
しかしもっちーは一本背負いで回避すると、YAMATOの即頭部へ真・最強ハイキックを叩き込む。
前のめりに倒れるYAMATOだったが、フォールはカウント2.9でキックアウト。
ならばともっちーは顔面への三角蹴りを決めて3カウントを奪う。
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試合後、もっちーにはベルトと共に防衛の証である鍵が手渡される。
もっちーが自分でベルトに鍵をはめようとするが、中々上手くはまらないので享が代わりに。
「おい享、これどうやんの?」
「こうですよ、望月さん。」
的な会話がリング上で繰り広げられてるのを想像してついにやけてしまった自分(笑)
さらに甲斐甲斐しい享は、もっちーの後ろに回ってベルトを腰に巻く。
享らしさ全開ですごい癒される。
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そしてマイクを取ったもっちー。
「おい、YAMATO。
 おまえと試合すんの相変わらずしんどいな。
 どこかの町の第1試合もビッグマッチのメインもおまえとやる疲れは変わんねえよ。」(もっちー)

とYAMATOを認めた発言から、ユニット大連立へのKAMIKAZEの姿勢を確認。
「対BWに対する大同団結、今日オレとやってちょっとは気持ち変わったか?
 おまえは何か勘違いしてるかもしれないけど、
 俺らと組むってのはオレの手下になれってことじゃねえんだよ。
 対BWに対しておまえの戦力が欲しいんだよ。
 おまえはオレと違ってまだまだ若い。
 プロレス人生長くあるだろ。
 その長いプロレス人生の一時だけオレに力貸してくれねえか。
 おまえがオレとフジイに対してガチガチやりたいのはわかるよ。
 でも心配するな、YAMATO。
 なぜならオレもフジイもあと15年は全盛期でいるからよ。」(もっちー)

もっちー相変わらず素晴らしいマイクするよなぁ。
それに対するYAMATOの返答。
「オレの腹は決まってんだよ。
 またどっかで話す。」(YAMATO)

会場からは「えー!」
まあ当然の反応だと思います。
しかし、そのままYAMATO達は退場。
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そして興行を締めたのはドリームゲート王者もっちー。
「次に名古屋に来たときには、ガラリとドラゴンゲートの風景は変わってると思います。
 この先何があるか分かりませんけども、今後とも名古屋にはお世話になりますんで。
 今日はありがとうございました!」(もっちー)

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ということで、今年最初のビッグマッチ愛知県体育館大会が終了。
観客の入りは、メイン時にはアリーナは8割程度埋まり、2階スタンドの上部に空席がある程度になった。
まあ愛知県体育館にこれだけ集めれば御の字といったところでしょう。
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セミファイナルはキャプテンフォールルールを追加し、一発逆転が可能になった為、通常ルールより楽しめるようになっていた。
ただ、やはりルールが初見のお客さんには難しかったのかもしれない。
菊池さんが2~3回説明してくれていたけど、前の席で見ていた男性グループはオーバー・ザ・トップロープルールを理解していなかったようで、場外に落ちて脱落するたびに「何で!?」という会話を繰り広げていたし…。
そして地元のキッドは愛知県体育館で3年連続の敗戦。
逆に一発逆転で勝利したKAMIKAZEはこのまま我が道を進むのか、それとも望月軍団と共闘していくのか。
その答えを握ってるのがメインで敗れてしまったYAMATO。
メインイベントは、ドラゴンゲートの中でもこの2人にしか出来ない試合を見せてくれた。
中盤まではお互いのストロングポイントを削るクラシカルな一点集中の攻防。
そして中盤以降はもっちーとYAMATOという噛み合いすぎる2人がバチバチと潰しあう展開になった。
この試合は負けてしまったものの、負けてもYAMATOがドラゴンゲートのメインイベンターであることは変わらない事実。
当然ユニットを、そして団体を率いることの出来るレスラーだと思うけど、もっちーと組んでる姿もやっぱり見てみたい。
いや、正確に言うとフジイさんとのフジヤマタッグが見てみたい。
会場人気ダントツでナンバーワンになると思うんだけどなぁ。

そして試合は全般的にハズレもなかったんだけど、ビッグマッチらしく何かしらの動きは欲しかったかな。
「ドラゴンゲートはプロレスが面白いのは当たり前、それ以外でも楽しめる」とはCIMAがよく言う言葉だけど、そこをYAMATOの返答に期待してたんだけどね。

さて、愛知県体育館が終わったことで、ドラゴンゲートの次の見所は来週から行われるキング・オブ・ゲート。
そして6月の博多スターレーン2連戦のCHAMPION GATEをはさんで、7月は年間最大のビッグマッチの神戸ワールド記念ホール大会。
一般発売は5月15日からなのでお忘れなきよう。




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