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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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11年目の初タッグ~4.22 兵庫・神戸サンボーホール~

先週金曜日は珍しく平日開催だった神戸サンボーホール大会。
メインイベントでタッグを結成したのは、11年目にして初めてとなる新ドリームゲート王者望月成晃と旧ドリームゲート王者吉野正人。
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第1試合
Gamma&谷嵜なおき VS ドン・フジイ&スペル・シーサー

試合開始前、選手コール時にう~!ポーズをする谷嵜の背後から蹴飛ばしていくフジイ。
試合が始まると、BWは当然シーサー狙い。
Gammaはツバをシーサーのマスクに吐きつけると、谷嵜はシーサーのマスクを剥ごうとする。
それに対して谷嵜の背中にもみじを落としてカットに入るフジイ。
カットされてしまったが、性懲りもなく再度マスクを剥ぎにかかる谷嵜。
Gammaからは「谷やん、もういいよ。」との一言が…。

その後シーサーはフジイにタッチ。
フジイはシーサーのお株を奪うSAITOスペシャル3号(首固め+倒立)を谷嵜に仕掛けるも、中々上手く倒立が出来ない。
その為シーサーの補助を受けてようやく成功するがあえなくGammaにカットされる。
シーサーが谷嵜にヨシタニックを仕掛けたところでGammaがツバでカット。
ここからBWがシーサーに集中攻撃を仕掛ける。
シーサーも丸め込みで対抗するが、終盤谷嵜がシャイニングウィザードからリバースインプラント、正調インプラントと畳みかけて3カウントを奪う。
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試合後にメタル仮面が登場しフジイに襲いかかる。
しかし体型的にどうも強そうに見えないメタル仮面。
あっさりフジイに反撃されてしまうと、チョークスラムで叩きつけられてしまう。
結局誰か分からないままBWと共に退場。
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この試合で怪我をしたフジイさんはその後の博多大会等を欠場。
ちなみに前回の神戸サンボーホール大会でもフジイさんは怪我を負い、その後の数試合を欠場してる。
フジイさんにとっては神戸サンボーホールは縁起の悪い場所なのかも??



第2試合
神田裕之 VS “ハリウッド”ストーカー市川

試合が始まると、市っちゃんはDGUSAでもお客さんのウケが良かった耳を外してポーズを四方に決める。
そして神田に対して見得を切ったところで、いきなり神田がジョン・ウー発射。
神田はすぐに琉'sの体勢に入るが、なんとか脱出したいっちゃんはカンチョーから735。
その後お互いにチョップからタックル合戦へと以降。
中々倒れてくれない神田に対して、いっちゃんは「オマエ後輩だろ!」と叫ぶが、神田には「同期だよ!」と返される始末。
しかし結果的にお笑いに付き合ってくれた神田の補助を受けて、その後ロープ渡りを披露。
そして神田を場外に出すとケブラーダを仕掛けると見せて、フェイントでリング内に戻っていったいっちゃん。
神田だけではなく観客までもポカーンとさせた市川大先生。

リングに戻った神田に対していっちゃんは掟破りの逆ジョン・ウー。
しかし受けた神田が微動だにしないため、八木さんに文句を言ういっちゃん。
八木さんは神田に耳打ちすると、神田はオッケーサインを出す。
そして再度ジョン・ウーを仕掛けるが、神田はこれをかわしてコーナーに上がるとダイビングエルボードロップで3カウントを奪う。
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第3試合
土井成樹&堀口元気 VS B×Bハルク&PAC

ツインゲートとブレイブゲートの前哨戦となった試合。
土井は完全にPAC狙いで試合を進めていく。
BWの連携も冴え、中盤まではPACが孤立状態となってしまう。
長時間のローンバトルとなったPACだが、土井に延髄切りを決めてなんとかハルクにタッチ。
ハルクは土井と元気にドロップサルトやカカト落としでラッシュ。

復活したPACが戻ってくるとハルクを踏み台にして元気に対してブリティッシュエアウェイズ。
土井がリングインすると、PACはミサイルキックを決め、ロープに振られたところでハンドスプリングに行こうとするが、土井はすかさずドロップキックで迎撃。
その後元気とハルクがリングイン。
ハルクはマウスを決めるが、元気の旋回式DDTと土井の勢いをつけてのDDTで頭がマットに突き刺ささったハルク。
土井がカバーに入るもPACがカット。
すると土井はPACに対して土井555を仕掛けるが、PACは着地するとバズソーキック。
さらにハルクとの合体技からスワンダイブ式450°スプラッシュを仕掛けるも、土井は剣山で迎撃。
勝機とみた土井はPACにジャーマンを仕掛けるがPACはくるりと回転して着地。
そして逆に土井にジャーマンを仕掛けるが、土井は回転エビ固めで丸め込み3カウントを奪う。
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個人的にはこの試合が一番面白かったかな。
速報にも書いたとおり土井ちゃんとPACが非常に噛み合っていた。
愛知県体育館のメインで行われるもっちー対YAMATOは好試合になることは保証済みのカードではあるけど、おそらく前半戦最後のカードとなるブレイブゲートも期待したいんだよね。



第4試合
CIMA&ドラゴン・キッド&リコシェ VS 鷹木信悟&岩佐拓&KAGETORA

生で信悟を見るのは去年の12月後楽園ホール大会以来で、岩佐を見るのはもういつ以来になるのか覚えてない。
そのためかなり楽しみにしていた試合。

試合序盤はキッドを捕まえたKAMIKAZE優勢だったものの、KAGETORAを捕らえたBWが次第にペースを握る。
連携で言えばやはりBWが数枚上手。
しかしKAGETORAもダイビングラリアットをCIMAに打ち込み信悟にタッチ。
信悟はCIMAに串刺しパンピングボンバーからコルバタ狙いのキッドに対してはバックブリーカーで切り返す。
そして岩佐がリングイン。
岩佐はキッドにスリーパーを決められたものの、その体勢のままCIMAをブレーンバスターで投げる。

その後CIMAと信悟の一進一退の攻防から、リコシェに対して信悟と岩佐が白河デスドロップ。
続けてKAGETORAがダイビングエルボーを狙うも、CIMAがカットに入るとキッドが盛り上がれーフランケンシュタイナー。
ここでKAGETORAに狙いを定めたBWはCIMAのパーフェクトドライバーからキッドとCIMAによるトカレフ2丁拳銃。
さらにリコシェが630を決めるが、岩佐のカットがなんとか間に合う。
攻められ続けていたKAGETORAだが、走り込んできたリコシェに対して影縫を決めると3カウントを奪いKAMIKAZEの逆転勝ち。
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試合後不満の収まらないのはBW。
セコンドに入っていたGammaや元気達も加わってKAMIKAZEに襲いかかる。
そしてマイクを取ったCIMAは博多スターレーンでのトライアングルゲート戦と愛知県体育館の敗者復活…(以下略)に向けて、このままではすまさんぞ的な内容のマイク。
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第5試合
望月成晃&吉野正人 VS YAMATO&サイバー・コング

11年目にして初タッグとなったもっちーと吉野。
先に入場した吉野は傷だらけの栄光に乗せて、もっちーコールの時に腕を突き上げる。
そしてリングインした両者はガッチリと握手をかわす。
もっちーは後楽園でベルトを取ったときと同じ赤コス。

先鋒は愛知県体育館でドリームゲートを争うもっちーとYAMATO。
ロックアップからYAMATOをロープに詰めたもっちーはクリーンブレイク。
逆にYAMATOももっちーをロープに詰めるが、YAMATOはもっちーの顔を撫でながらゆっくりとブレイクするとおちょくるようにマッスルポーズを決める。
それを見たもっちーはYAMATOにローキックからエプロンに出してサッカーボールキック。
受けたYAMATOは場外の壁際まで逃げる。

リング上では続いてサイバーと吉野がやり合った後、吉野がYAMATOを自陣に連れ込むと、もっちーがYAMATOの顔を踏みつけていく。
さらにもっちーはアキレス腱固めからヒールホールドでYAMATOの足に狙いを定める。
YAMATOはもっちーをブレーンバスターの体勢に抱え上げるが、もっちーはエプロンに着地することに成功。
しかしエプロンに立ったもっちーに対してサイバーがパイナップルボンバーで膝を刈る。
その後もっちーの左膝を集中して攻めるKAMIKAZE。
サイバーがもっちーの左足をロープに固定すれば、そこへYAMATOがドロップキックを叩き込む。

しかしもっちーもサイバーの左腕を蹴り上げて吉野と交代。
吉野はサイバーの腕にフットスタンプを決めると、変形羽根折り固めで締め上げる。
さらにもっちーもアームブリーカーで追撃すると、腕ひしぎ逆十字固めから三角締め。
なんとかロープに逃げたサイバーはもっちーの左足にマッケンロー。
続けてリングインしてきた吉野をリフトアップスラムで投げ飛ばす。

サイバーからタッチを受けたYAMATOは吉野にスピアー。
この技で吉野は後頭部を痛打。
続けてミドルキックを狙うもっちーの右足を取ったYAMATOはドラゴンスクリューからアンクルホールド。
しかしもっちーは前転して、逆にYAMATOに対してアンクルホールドを決めると、YAMATOはなんとかロープエスケープ。

リング内ではサイバーと吉野。
サイバーは吉野をトップコーナーに上げると、ダブルハンマーを吉野の腹部に何度も何度も落としていく。
お客さんからの拍手も沸くし、サイバーらしくていい技。
さらにサイバーはスクラップバスターからサイバーボムの体勢に入ろうとするが、吉野はリバースで切り返す。
しかしサイバーは吉野をブレーンバスターで投げると、YAMATOと共にトレイン攻撃からダイビングエルボードロップもカウント2。

もっちーがYAMATOに対してミサイルキックを決めると、今度は逆にもっちー&吉野がYAMATOに対してトレイン攻撃。
そしてもっちーが一角蹴りからツイスターに行こうとするも、YAMATOは着地。
もっちーが振り返ったところにサイバーのパイナップルボンバーがクリーンヒット。
その後のサイバーボムはウラカンラナで切り返すが、串刺しパイナップルボンバー、パワーボムを立て続けに喰らってしまうもっちー。
さらにYAMATOは垂直落下式ブレーンバスターからスリーパーホールドに捕らえるもロープに逃げられる。

もっちーはキックで状況を打開しようと試み、ミドルキックから三角蹴りを狙うが、YAMATOはもっちーを捕らえそのまま雪崩式に入ろうとしたところで、吉野がスワンダイブ式のスリングブレイド。
さらにYAMATOをフロントキックで場外に落とすことに成功したもっちー&吉野はサイバーに対して、吉野がアナザースペース→トルベジーノ。
サイバーも交通事故スプラッシュで一矢を報いるが、もっちーはサイバーに対してカカト落とし→最強ハイキック→真・最強ハイキック。
最後はドリームゲートを取った顔面への三角蹴りを決めてサイバーから3カウントを奪い勝利。
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試合後もっちーはYAMATOに対して
「現時点での考えを聞かせてくれよ。」(もっちー)
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「望月さん、アンタの蹴りはすげー痛いよ。
 アンタと組めばこの蹴り喰らわなくていいんだな。
 …でもそれ以上にアンタが気に入らねえ!
 このままで済むと思うなよ。
 オレらにはオレらの意地があるんだよ。」 (YAMATO)
「いちいち寄ってくんな。」(もっちー)

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すると吉野がマイクを取る。
「YAMATO、そしてKAMIKAZE。
 オマエら物わかりが悪すぎるんじゃ。」(吉野)
「物わかりが悪いのがオレらの仕事なんだよ!」(YAMATO)
「だからいちいち寄ってくんな!」(吉野)

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こういう時はリングの上で決着をつけるのが一番ということで、もっちーは次回神戸上屋劇場で人数を増やして6人タッグを提案。
メンバーはモチ・フジ・ヨシの3人。
対してKAMIKAZEはタカ・ヤマ・サイの3人で迎え撃つと発表し、KAMIKAZE退場。
リングに残ったのはもっちーと吉野。
「11年目の初タッグ、パートナー望月成晃どうだった?」(もっちー)
「はっきり言うてええんやな?
 めっちゃ違和感あったわ!」(吉野)
「多分お客さんの半分ぐらいそう思ってるだろ。
 享もPACもハルクも吉野の答えも聞いてないけど、オレと吉野は博多でもう一回タッグで当たる。
 そこでガッチリやって、明後日くらいまでにはユニット問題どうするか答え聞かせてくれよ。
 ブラッドは見えないところで動いてるとか言ってたけど、オレらはハッキリと誰の目にも分かるようなユニット作りをしていきますんで。」(もっちー)

そしてもっちーから最後に〆の一言。
「いろいろお騒がせして申し訳ありませんが、我々選手一同、
 これからより一層気を引き締めて頑張りますので、今後とも声援よろしくお願いします。
 今日はありがとうございました。」(もっちー)

そしてもっちーに続いて吉野も四方に礼をしてサイン会へ。
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ということで、遅くなりましたが以上神戸大会観戦記でした。
この日は午前中に玉金のニュースが入ってきたので、いつものように楽しんで観戦しよー、という気分ではなかったのは事実。
失った信用はちょっとやそっとじゃ回復出来ないのは、当然外部で見てる我々ファンより会社や選手・スタッフ達が誰よりも一番分かっていたことだと思うんだよね。
それなのに社会の信用を失うような事件を起こしてしまったのは非常にがっかりしたし、同時に悲しかった。
最後のもっちーの挨拶中に「大丈夫大丈夫!」と言っていたファンの方が居たけど、本当にそう思ってるのか不思議で仕方なかった。
やっぱり応援してる団体である以上、色んな人達に見てもらいたいし、いずれは日本を代表するような団体に育って欲しいとは思ってる。
だからこそ、一般層から信用を失うような事件はこれで最後にして欲しい。
これで失った信用を取り戻すため、ゼロからではなくマイナスからの再スタートだけど、また一歩ずつ歩んで行くしかないわけで…。




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