新軍団無双~1.16 京都・京都KBSホール~ 14日の大阪大会で結成されたWARRIORSと土井軍団の連合軍。 ブロディー・リーも加えた新軍団は岐阜大会に続き、この日の京都大会も全勝。 (とりあえず新軍団名は前回の大阪大会同様に「CIMA軍団」としています。) 第1試合 ドラゴン・キッド&堀口元気&リコシェ VS B×Bハルク&K-ness.&琴香 試合前にCIMA軍団が全員集合してMC。 CIMAはリコシェと昨日の岐阜大会から参戦したブロディー・リーを紹介。 試合は元気のウィッグの一部がハルクのキックによって抜けてしまう。 それにより試合を通して機嫌が悪くなった元気。 琴香に集中攻撃を続けていたCIMA軍団だったが、琴香は元気へのブレーンバスターでハルクに交代。 ハルクはキッドにミサイルキックを決めると、リコシェにはカカト落としを決める。 さらに元気のスイングDDTをかわすと、すかさずクネスが元気に青き光を決めるもキッドがカット。 リング上ではキッドとハルク。 キッドはクリストを決めるが、ハルクはサイドバスターでマットに叩きつけるとマウスから各種キック。 そしてコーナーに上がったハルクだが、元気に捕まるとキッドがスーパーフランケンシュタイナー。 さらに元気がスイングDDTで続く。 しかしWORLD-1も串刺し攻撃を回避すると、逆にリコシェに対して串刺し攻撃を決める。 そして琴香がハルクの上からフットスタンプもカウント2。 琴香はリコシェに串刺し攻撃を仕掛けるが、リコシェはロープの反動を利用したキックから630°。 ここはカットに入られてしまうが、元気がハルクを場外に出すと、エプロンのクネスに対してはキッドが619で場外に落とす。 そこへリコシェが鉄柱越えトペコンヒーロ! これで完全にWORLD-1を分断することに成功すると、最後は元気が琴香にビーチブレイクを決めて3カウント。 リコシェの試合を生でまともに見るのは初めてだったけど、この人の空中技は滞空時間が長いよね。 ライオンサルトはミラノのエンポリオ・アルマニッシュを彷彿させる感じ。 そして琴香に決めた技で驚いたのはその場背面飛び450°セントーン? バク宙からさらに90度回転して背中から落ちてたんだけど、うーん重力がかかってるとは思えない…。 第2試合 斎藤了 VS 苫小牧卓也 試合前の選手コール時、苫小牧には紙テープが飛ぶも自分には少ししか飛ばなかったのでちょっとうなだれる斎了(笑) グラウンドの攻防では斎了が一歩リードするが、その後の力比べからのショルダータックル合戦ではダウンを奪う苫小牧。 その後スリーパーで斎了を締め上げるが、エルボーパットで攻守を逆転されてしまう。 斎了はロープ際で顔を踏みつけたりギロチンドロップやトップロープからのフットスタンプで攻め込む。 それにしても斎了のギロチンドロップはキレイな形してるなぁ。 苫小牧もなんとか斎了に食らいつき、アトミックドロップやパワースラムで活路を導くとアルゼンチンを狙うがこれは斎了が決めさせない。 苫小牧もスクールボーイ連発で粘るが、最後はジャーマンスープレックスホールドで斎了が3カウントを奪う。 第3試合 Gamma&ブロディ・リー VS 望月成晃&スペル・シーサー ブロディー・リーを抑えて先発を買って出るが、シーサーのテクニックの前に為す術なくやられてしまうGamma。 シーサーのジャベやコブラツイスト、さらにロメロスペシャルの状態からもっちーのキックを胸板に受けてしまう。 しかしシーサーの顔面にツバを吐いてリーにタッチ。 もっちーとシーサーは2人がかりでリーに対抗するが、ダブル攻撃はあっさりと弾き飛ばされてしまう。 リーはシーサーにエルボードロップを決めると、Gammaを引っ張り出しボディスラムでシーサーに投げ飛ばす。 痛そうなGammaが腰を押さえながらフォールに入るもカウント2。 その後もリーの動きに散々弄ばれてしまうGamma。 試合終盤、リーが放ったコーナーへの串刺しラリアットがGammaに誤爆。 すかさずシーサーがヨシタニックの体勢に入るが、リーがシーサーの顔面にブートを決めてカット。 ならばともっちーはリーにミドルキックを決めて一矢報いるが、コーナーへの串刺しブートを決められてしまうと最後は投げっぱなしサンダーファイヤーパワーボムで3カウントを取られる。 第4試合 吉野正人&横須賀享 VS ドン・フジイ&新井健一郎 先発は享とアラケン。 続いて吉野とフジイが出てくると、ロープブレイク後も中々離れようとしない対抗意識剥き出しのフジイ。 しかし吉野も得意のロープワークからドロップキックを決めると、得意の腕攻め。 フジイも交代した享に対してパンチからの低空ドロップキックを決める。 その後吉野を捕まえたベテラン軍。 フジイは吉野の顔面に腕をこすりつけると四方を向いてからパイルドライバー。 しかし吉野もフジイとアラケンの誤爆を誘うと、フジイをブレーンバスターで投げ飛ばし享にタッチ。 アラケンと享の攻防を経て、再度フジイと吉野が対峙。 こうもりを回避された吉野がスリングブレイドを決めると、フジイもラリアットを決める。 さらにフジイとアラケンは吉野に対して雑技団式こきゅうやまを決めると、続けてフジイがダイビングニードロップ。 しかし吉野も腕吉野からトルベジーノ、ソル・ナシエンテのフルコースをフジイに決める。 長時間受けてしまったフジイだが、ここはアラケンがダイビングヘッドバッドでカットに成功。 コーナーに上ったアラケンだが、ここはいち早くコーナーに上った享が雪崩式エクスプロイダーでアラケンを投げる。 さらにジャンボの勝ち!から横須賀カッターの体勢に入るが、背後に着地したアラケンは投げっぱなし阪神タイガースープレックス。 続けてフジイが享を羽交い締めにするが、アラケンのミサイルキックがフジイに誤爆。 ここぞとばかりに享がフジイに対して前後からジャンボの勝ち!を見舞っていくが、フジイは外道クラッチで丸め込むと3カウントを奪い勝利。 試合後、ボールを突きつけるフジイに対してベルトを誇示する吉野。 フジイは吉野を突き飛ばすと一触即発の状態になりながら退場。 試合後のコメントによると鍵はタイトルマッチ当日に渡される様子。 第5試合 CIMA&土井成樹&谷嵜なおき VS YAMATO&サイバー・コング&KAGETORA CIMA達は選手コール時に全員う~~!ポーズ。 先発はCIMAとKAGETORA。 KAGETORAはCIMAを場外に落とすと飛ぶと見せかけてポーズを決める。 しかしそこへ谷嵜がドロップキック一閃。 谷嵜はリングインしてきたサイバーを場外に落とすと、Gammaに「谷やん!」と促されてから思い出したようにう~~! 土井がリングインするとCIMAは「なるき~!」「どーい!」コール。 CIMAらが「なるきー!」と言ったら、「どーい!」と叫びながら右腕を高く突き上げる。 何の説明もなくやり始めたので、最初はお客さんも戸惑っていたが最後には出来ていた。 次から会場に行かれる方は覚えておいた方がいいかも。 試合の方は左膝に包帯を巻いてる谷嵜を捕まえることに成功したKAMIKAZE。 KAMIKAZE3人がかりで谷嵜の上に乗ると、YAMATOはアンクルホールドで締め上げる。 しかしYAMATOのタイツを掴んだ土井が強引に自コーナーに引き寄せると、土井はCIMAとスーパードロルの連携技。 さらにCIMAとタッチして引っ込んだ土井だったが、なぜか試合には無関係の苫小牧に対して「苫小牧ー!」と叫びながら襲いかかっていく。 いやー、空気を読まない暴走っぷりがいい意味で土井ちゃんらしい。 その後もYAMATOに的を絞ったCIMA軍団が攻め込むが、YAMATOも谷嵜とCIMAの同士討ちを誘うとサイバーにタッチ。 サイバーはCIMAをショルダータックルで弾き飛ばすが、土井と谷嵜はダブルブレーンバスターで投げることに成功。 リング上は土井とKAGETORA。 KAGETORAが平手打ちからフライングラリアット、延髄切りと攻め込むが、土井もロープにKAGETORAをセットすると串刺しドロップキック。 そこへCIMAが後ろに飛ぶフットスタンプを決めると、続けて土井がセントーンアトミコ。 CIMAがサイバーにパーフェクトドライバーを決めるがカウント2。 ならばとシュバインの体勢に抱えようとするが、耐えたサイバーはPOWPOWからサイバーボムの体勢に入る。 CIMAはこらえるがYAMATOに羽交い締めにされてしまう。 しかしサイバーのパイナップルボンバーはYAMATOに誤爆。 CIMAはサイバーにスーパードロルを決めると、その後CIMA軍団がYAMATOに波状攻撃を仕掛ける。 しかし戻ってきたサイバーが3人を蹴散らし、KAMIKAZEは谷嵜に対してYAMATOの垂直落下式ブレーンバスターからKAGETORAのダイビングエルボーと畳み掛けるがカウント2。 その後KAMIKAZEは谷嵜に串刺し攻撃を仕掛けようとするが、これをCIMAがカットすると逆にKAGETORAをコーナーに振って谷嵜のDHから土井が大暴走。 さらにCIMAがトカレフからシュバイン。 最後は谷嵜がカサノヴァからのインプラントでピン。 試合後にCIMAは「なおき」コールを促してから谷やん弄り。 「匂いがプンプンしますよ。 どういう匂いか分かりますか? 谷やんが2011年来る匂いがしますよ。」(CIMA) さらに場外に居た苫小牧を指差して 「大分谷やんのマネしてるよ。 どういうことか分かるか? オマエ不正確な技多いんじゃ! 谷やん、キャラパクられてるぞ。 10年やってて、ここまで浮き沈みの多いレスラーもいてへんぞ。」(CIMA) その後、新軍団の名前を京都で発表するかと土井ちゃんにマイクを渡すCIMA。 「新軍団の名前、聞きたいか? 後楽園より前に、ここ京都で新軍団の名前発表するか。 新軍団の…名前は……やっぱ発表せえへん。」(土井) しっかりズッコけてくれるCIMA軍団の面々。 「土井ちゃん、今のマイク、リーダーとしてやったら客どん引きやで。」(CIMA) 「今のは外してもうたな(笑)」(土井) 「まあマイクは、このオレとGammaちゃんに任しといて。」(CIMA) 最後は四方に「なるきー!」「どーい!」を決めてから 「2011年もドラゴンゲートにしびれろや、う~~!」(CIMA) そしてこの日も人間ピラミッドを決めて退場。 というわけで、何かが起こる京都大会も2日前の大阪で大きな動きがあったこともあり何も無し。 とはいえ、試合を見ての満足感はモヤモヤした大阪大会とは雲泥の差がある。 CIMA軍団はヒールファイトは全くなく、普段のWARRIORSに土井ちゃん達が加入したという感じ。 まあこの日は神田が居なかったからね。 生粋のヒールファイトが似合う神田がどういう試合を見せるかは非常に気になるところ。 ただ試合後のCIMA軍団のマイクを見てると、人数の多さを実感した。 マイクを持つのはCIMAとGammaと時々土井ちゃんという感じだからね。 マライサの2人もマイクは上手なんだけど、あのメンツだと埋もれてしまわないか不安。 特に去年は元気にスポットが当たることが多かったので、今年は是非斎了に頑張って欲しいんだけどなぁ。 そしてCIMA軍団に話題を持っていかれてしまった感のあるドリームゲート戦線。 吉野とフジイさんによる最初で最後の前哨戦だったけど、この日はフジイさんが小技で勝利。 まあ普通に考えたら吉野防衛が堅そうだけど、フジイさんも調子がいいだけに好試合が期待出来そう。 個人的にはフジイさんを応援なんだけどね。 PR