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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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やっぱり猪木劇場~5.9 IGF 大阪・大阪府立体育会館第1競技場~

この前の日曜日は大阪府立でIGFを観戦。
一応当日は試合ごとにツイッターで呟いてたので、その呟きを補足する形での観戦記でも。
「GENOME12試合結果」(IGF公式サイト)  P5090275.jpg















IGF公式サイトで猪木とハンセンの入場があるから早く集まれ!と煽られたので、開場前の15時半過ぎに大阪府立へ到着。
入場口を取り囲むようにして柵がしており、そこから中には入れないようになっているので、柵を囲むように集まるお客さん達。
公式では15時45分位と書かれていたが、45分を過ぎても到着しない猪木。
時間を過ぎること10分…ようやくハンセンが登場して沸くお客さん。
しかし自分のところからはほとんど見えない。
そしてしばらくするとリムジンで猪木登場…もほとんど見えない。
猪木はリムジンから降りるとハンセンと共に会場入り。
お客さんにはちょっと手を振った程度。
「それだけかよ!」「マジで!?」「もう終わり?」「信じられへん…」と言ったツッコミが飛び交う。
ここからIGFワールドが始まっていたとは…。 P5090006.jpg














P5090012.jpg













P5090014.jpg















入場時にIGFタオルがお客さん全員に配られる。
前説で猪木入場時にはこれを振ってくださいと告げられる。
そして17時を10分程過ぎてから興行開始。


第1試合
○澤宗紀(アームロック)定アキラ×
澤の打撃にお客さんが沸くも、フィニッシュはちょっとあっけない。
遠目からではヘッドロックで終わったのかと思った。
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第2試合
○I・プリングス(ノックアウト)アレクサンダー大塚×
立ち上がろうとするアレクの頭部に対する膝蹴りで、アレクが立ち上がれず。
レフェリーが試合を止める。
何とも言えない雰囲気だった試合。
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第3試合
IGFキックボクシングルール
○角谷正義(3R1分49秒 TKO)軽部秀和×
試合前の煽りVによると、角谷は地元・堺では警察の世話にもなったこともあるらしい。
確かに190センチを越える長身なので迫力はある。
第1ラウンドは角谷のパンチで軽部の方が2度スタンディングダウンを取られた。
しかし見ている分には、なんでレフェリーがダウンを取ったのかがよく分からなかった。
第2ラウンドになると、角谷の動きがピタリと止まる。
大振りのパンチが目立ち、ほとんど当たらない。
しかし相手もそのダルダルに付き合う展開。
角谷がロープに走ってのフック?(ほとんどラリアット)に場内失笑。
「もう二人とも負けでええわ!」のヤジにお客さん拍手。
これで引き分けだったら大ブーイングだろうなぁと思い始めた第3ラウンドの残り1分を切ったところで、角谷がはじめの一歩の鷹村がするようなジャンピングパンチが決まって軽部は立ち上がれず。
うーん、悪い意味でお客さんの反応があった試合。
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第4試合
○ウルティモ・ドラゴン(アサイDDT)ロッキー・ロメロ×
ようやくお客さんがいい意味で沸いた試合。
ロメロと校長共に動きがよく、アサイムーンサルトはロメロにカットされたものの、最後はアサイDDTで絞め。
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第5試合
○ザ・プレデター(キン肉バスター)タカ・クノウ×
プレデターがパワーで押し気味に試合を進めるも、クノウもドラスクから膝十字で反撃。
マウント状態から頭突きをするも自ら痛がるクノウ。
最後はキン肉バスターでプレデター勝利。
両者ともに噛み合わなかったように感じた試合。
プレデターの入場シーンが一番盛り上がったな。
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第6試合
○ボブ・サップ(アバラッシュホールド)ネクロ・ブッチャー×
序盤はサップ有利に試合を進めるも、流血してからはブッチャーペース。
しかしコーナートップに上がったところをデッドリードライブで投げられ、最後はワールドストロンゲストスラムのような技でサップ勝利。
ネクロが使った凶器といえばビニール袋をサップにかぶせたくらいで、それ以外の凶器攻撃は無し。
当然サップの流血も無し。
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試合終了後、なんの説明も無いまま誰か分からない3人組が登場して道をラップ調で歌う。
これまでで一番カクテル光線が豪華。
お客さんも歌い終わった後に猪木登場?という期待があったが、歌が終了したところで
「ただ今よりリング調整のため休憩に入ります」
のアナウンス。
苦笑。


休憩明けにハンセンがサンライズのテーマで入場して、リング上でウィー!
ハンセンの猪木に対してのスピーチが終わったところで、満を持して猪木登場。
ハンセンと猪木の揃い踏みに、ここまでで一番の盛り上がりを見せる大阪府立。
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「元気ですかー!
 元気があればなんでもできる。
 猪木が笑えば世界が笑う。
 猪木を笑わせるにはどうしたらいいか?
 お客さんがいっぱい入ってくれることだ。」(猪木)

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WWEから殿堂入り表彰されたことに絡めて、ある農業団体からも表彰されたと発表する猪木。
そしていきなり字を書き出す。
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書き終わると、そこには田道の文字。
「農協だけに田んぼの道と書いて"でんどう"と読みます、ムフフフフ」(猪木)
猪木の小ボケ連発。
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そして農協絡みで鍬を持ち出す猪木。
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「土俵の下には金が眠っていると言います。
 リングの下には何が眠っているのかな?
 リングだけにドルかな、ムフフフフ。
 ちょっと掘ってみましょうか。」(猪木)

おぉ、これは花火が上がるのか!?
それとも前振りでカネがあったので、WWEホールオブフェイムのデビアスばりに天井から猪木の顔がプリントされた紙幣が落ちてくるとか?
何が起こるんだろうとワクワクしている中、鍬をリングに突き立てる猪木…



「ねぇ、何も出てきませんでしたね、ムフフフフ。」(猪木)



バカヤロー!と叫んだお客さんが居たとか居なかったとか。
結局そのままの雰囲気で猪木劇場が展開され、道をサックスと共に熱唱する猪木。
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最後は
「行くぞー!
 1、2、3、ダー!」(猪木)
「いーのーき!いーのーき!」(観客)

あぁ、やっぱりこのメチャクチャさが面白いわ。
何をしても許されるとはこういうことを言うんだなぁ。
ここが興行で一番の盛り上がりを見せたところ。


第7試合
○藤波辰爾&グラン・浜田(反則勝ち)初代タイガーマスク&藤原 喜明×
タイガーのドロップキックが組長に誤爆。
次に組長の張り手がタイガーにミエミエの誤爆。
怒ったタイガーは藤波組に合流し三人で組長を凹る。
凹られた組長は三人に頭突き。
さらにレフェリーにも頭突きをしたところで反則負け。
まさかレジェンド4人の試合をお笑いマッチにするとは予想の斜め上を行ってた。
てっきり藤波のドラゴンスリーパーとか、組長の脇固めで終わらせる展開を想像してただけに、この突き抜け方は面白いとしか表現出来なかった。
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第8試合
○ジョシュ・バーネット(クロスヒールホールド)マスクド・アルティメット
高山が急遽出れなくなったために変更されたカード。
マスクド・アルティメットは外人か?
アルティメットのセコンドには初代タイガーが付く。
試合ではジョシュがヒールファイトで攻めるアルティメットの急所蹴りに苦しめられたが、ジャーマンからのクロスヒールホールドで勝利。
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P5090167.jpg















第9試合
鈴木みのる&○丸藤正道(不知火)小川直也&澤田敦士×
試合前の選手紹介では
「新日本プロレス、IWGPジュニアヘビー級チャンピオン、丸藤~正道~!」
「全日本プロレス、三冠ヘビー級チャンピオン、鈴木~みのる~!」
パンクラスとかプロレスリングノアとかは言わないのに少し違和感。

試合はみのると小川、丸藤と澤田のやり合いを経て丸藤を捕まえる小川組。
しかし中盤以降は澤田をイジめながら、ところどころで小川をおちょくるみのる&丸藤組。
ローンバトルが続いていた澤田もバックドロップでみのるを投げると小川に交代。
小川はみのると丸藤に打撃連発から、みのるをバックドロップで投げて足4の字固めを決めるも、みのるは効かないとばかりに舌を出して挑発。
その後、小川組はSTOとジャーマンの合体技を丸藤に決めるが、澤田のダメージが大きくフォールに行くのが遅れてしまう。
倒れている澤田のケツを蹴りとばす小川。
するとみのる組がペースを握り、澤田に合体式のゴッチ式パイルドライバー。
そして最後は丸藤が澤田の頭部へのソバット連発から不知火でピン。
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試合後、猪木を呼び込むみのる。
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小川を挑発するみのるは退場口を指差し
「さっさとこの花道帰れよ!
 行けば分かるさ!ありがとう!」(みのる)
「猪木さんを気安く呼んでんじゃねぇよ。」(小川)

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その後もゴチャゴチャ言う小川だったが、猪木がリングインして下がれと言うと素直に退場。
みのると丸藤は猪木と握手してから退場。
そして最後は猪木が〆。
P5090261.jpg














全ての試合を通して、一番盛り上がったのは間違いなく猪木劇場。
プロレス的に面白かったのは、メインのみのる丸藤組対小川澤田組とウルティモ校長対ロメロくらいかなぁ。
ジョシュに関しては直前にカード変更があったから仕方無いとは思うけど、サップ対ネクロなんかはもっとハチャメチャになってくれることを期待してたんだけどね。
メインの小川に関しては何も印象に残ってない。
みのるがあそこまで煽ってくれてるのに、「この試合は澤田に任せてたから」では見てる方は何も伝わってこない…。
完全に歓声もみのる丸藤組寄りだったしね。
興行としてはどうなんだろうと感じたけど、集客面では成功だったと思う。
大阪府立という会場では、ほとんどの団体が南側のアリーナに花道を作って客席をある程度潰すので席数は限られるんだけど、この日は花道がないので南側のアリーナにも観客席が作られて、ほとんどお客さんが入ってたからね。
最終的な集客はアリーナは8~9割、スタンドは7割くらいかな。
ここ1~2年の興行でも、ノアの三沢さん追悼興行に匹敵するくらいの集客だったかもしれない。
ただもう一回見に行くかと言われると悩む。
3000円なら絶対見に行くけど、7000円とか1万円出すかと言われると難しい。
みのる丸藤組がメインに出てきたからなんとか格好がついたものの、もしこの2人が出てなかったらどんな興行になってたのか非常に不安。




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