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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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リアルハザードでクネスカ再結成~12.20 兵庫・神戸サンボーホール~

昨日は2009年最後の神戸サンボーホール大会。
斎了のケガがあった事で、福岡国際センターに向けて急に慌ただしくなってきた中、斎了の代役"X"の正体が明らかになった。
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第1試合開始前にCIMAとGammaが登場してMC。
「斎了がケガした事でウォリアーズ大作戦失敗に終わりました。
 本来なら金網で享さんが斎了を裏切るってことやってんけど、もうこうなったらしゃあないね。
  もう帰ってきてええで、享さん!」(CIMA)

と言って享を呼び込むCIMA。
しかし享はリアルハザードの面々と一緒に入場。
「何勝手なこと言ってんのCIMA。
 オレもうこのコスチューム作っちゃったし。
 世代闘争って言って、上と下の世代だけでやりやがってよ。
 真ん中の世代がごっそり抜けてんだよ。」(享)
「まあそういうことだよ。
 享はそっちには戻らない。
 斎了の代わりはもう決まってんだからな、楽しみにしとけ。」(元気)

と言ってリアルハザード退場。
残されたCIMA達。
「今日はKAGEにも作戦教えたるから来いって言ってんけど、
 第1試合なんで無理ですって言われたしね。
 ウォリアーズ、結局2人だけになってしまいました。」(CIMA)
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もうウォリアーズ5は解体だろね。
新メンバーを入れるんだったら新ユニットを作ってしまった方がいい。
しかしCIMAのユニットはクレイジー以降パッとしないなぁ。
ブラッドジェネレーション、タイフーン、WARRIORS-5と全部尻すぼみなんだよね。
まあクレイジーが凄すぎたとも言えるけど、クレイジーを越えるインパクトを残せるようなユニットはもう作れないだろうなぁ。



第1試合
土井成樹&琴香 VS KAGETORA&スペル・シーサー

試合前、琴香は先発を買って出ようとするが土井に何度も抑えられる。
しかし琴香は土井に張り手を決めて先発の座を掴む。
試合ではシーサーのテクニックとKAGETORAの気合いのこもったチョップの前にやられてしまう琴香だが、今まで見てきた試合の中では一番良かったんじゃないかな。
KAGETORAに対する高角度飛びつきDDTやブルドッグのような初めて見る技も決めてたし。
途中KAGETORAが左足をケガしたように見えたけど、その後もトペやダイビングエルボーを決めてたので大きなケガでは無さそう。
最後はシーサーがパイルドライバーからのアレハンドロックで琴香から勝利。
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第2試合
超神龍・試練の50番勝負
超神龍 VS 神田裕之

試合は超神龍の奇襲攻撃からスタート。
超神龍は神田を場外へ落としてプランチャを狙うが神田にはあっさりとかわされる。
そして神田は場外戦で超神龍を痛めつけると、リング内へ戻ってからも頭をはたいたりと余裕の試合運び。
さらに神田は「張ってみろよ」とばかりに頬を突き出すが、超神龍が一発張るとこれが思いのほか効いたようでしばらくしゃがみ込んだまま立ち上がれず。
ここでようやく超神龍が攻勢に出て、フルネルソンバスターからライオンサルトを出すも神田は剣山で迎撃。
コーナーへ上がる神田だが、超神龍は石森ばりの駆け上がり式フランケンシュタイナーで神田をマットに叩きつける。

その後神田は走り込んできた超神龍にフラップジャックを決めるとブルーボックスを取り出す。
大宅レフェリーが阻止しようとするが神田は大宅レフェリーを突き飛ばし、超神龍に殴りかかるが超神龍はこれをかわすとブルーボックスごしのドロップキック。
続けて龍☆星Ⅱに行こうとコーナーへ上ったところで、神田がブルーボックスで頭部を一撃。
最後は神田が投げっぱなしジャーマンから琉'sでピン。
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第3試合
ドン・フジイ&マグニチュード岸和田 VS 新井健一郎&堀口元気

試合開始後間もなくリアルハザードが岸和田の左膝を集中的に攻め込む。
イスや工具まで使い岸和田を攻めるリアルハザード。
長時間のローンバトルが続いた岸和田もダブルブレーンバスターを耐えて、逆に2人を投げ飛ばしてフジイに交代。
フジイはリアルハザードに対してラッシュを見せ岸和田とのダブルチョークスラムをアラケンに決めるが、アラケンがビール瓶を取り出すとフジイさんに渡し、レフェリーの目がビール瓶に移ったところで急所攻撃からの首固めで3カウント。
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第4試合
ドラゴン・キッド VS Kzy

試合はKzyが攻める展開が続き、キッドもメサイアで反撃してからウルウラを仕掛けようとエプロンに出たところでリアルハザードセコンドが介入。
セコンド達がキッドの足を引っ張り飛ばせないようにすると、Kzyがキッドのマスクを剥いで試合はKzyの反則負け。
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試合後もリアルハザードがキッドをボコってると、そこに現れたのは吉野とハルク。
「オイ、キッド。
 勘違いすんなよ。オレらはオマエを助けに来たんとちゃうからな。
 大体Kzyなんかにやられやがって恥ずかしないんか?
 そして斎了も勝手にケガなんかしやがって、Xってホンマにおんのか?」(吉野)
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「世代闘争って、上の世代と下の世代でやりやがって真ん中の世代がないのはおかしいだろ。
 俺らの世代で残ってるのはこの男しかいねぇんだよ。
 出てこいよ!クネス!」(元気)
リングインしたクネスはリアルハザードの面々と握手するとマイクを持つ。
「享をリアルハザードへ送り込んだのはCIMAじゃない。
 このオレだ。
 そして享のベストパートナーもオレなんだよ。」(クネス)
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どこかで聞いたような内容だな…。
そして不完全燃焼だったキッドとKzyを入れて、このまま第5試合になだれ込む。



第5試合
吉野正人&B×Bハルク&ドラゴン・キッド VS 横須賀享&クネス&Kzy

試合は、キッドがリアルハザードに捕まってしまう展開。
クネスはキッドのマスクを剥ごうとするなどヒールファイトで攻める。
クネスカの連携は相変わらずで、キッドと吉野に対してセルフサービス・ボムを決めたりと久しぶりの結成にしてはスムーズ。
しかしキッドもコルバタで享を投げるとハルクに交代。
ハルクはKzyにミサイルキックを決めると、吉野とクネスがリングイン。
クネスは吉野に延髄切りを決めると、吉野がフロムジャングルに来たところをユダで切り返す。
その後ハルクに対してもスカドラニーを決めるなど中々いい動きを見せてたクネス。
ただダークネスバスターは吉野に対して2度試みてたけど、いずれも吉野にかわされる。
後半に入り吉野組もキッドのミステリオラナや、吉野のミサイルキックセントーンで攻め込むが、吉野が走り込んだところでクネスがカウンターの昇竜脚。
最後はリアルハザードのパウダーを奪ったキッドだが、キッドのパウダー攻撃が吉野に誤爆してしまい、そこをクネスが丸め込んでリアルハザードの勝利。
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試合後、吉野とハルクは敗戦のきっかけを作ったキッドに詰め寄る。
キッドは誤解だと言いたげだが、吉野達は聞く耳を持たずバックステージまで追いかけていく。
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リングに残ったのはクネスを加えたリアルハザード。
「オレ達がベテラン軍にも新世代軍にもドンドンケンカ売っていってやるよ。 
 斎了が言ってただろ?
 オレ達がドラゴンゲートを引っかき回してやるって。」(クネス)
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「絆」(K-ness.の「クネちゃんねる」)



第6試合
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
《王者》谷嵜なおき VS 《挑戦者》アンソニー・W・森

ミニミニで王子はやれることはなんでもやると書いていたように、序盤から谷嵜に対してエプロンから断崖式のニークラッシャーを決めると、続けて場外でイスを使い谷嵜の左膝を何度も殴りつける。
さらにリングに戻るとエスカルゴで谷嵜の足を締め上げる。
攻められっぱなしだった谷嵜もDHで反撃を仕掛けるが、王子は雪崩式のニークラッシャー→左膝へのエレガントーンで膝攻めを続ける。
そしてシーサー直伝のアレハンドロックを決めるが、谷嵜はなんとかロープブレイク。
終盤、王子はエレガントマジックを次々に決めるが谷嵜は全てカウント2でキックアウト。
そして谷嵜は回転エビ固めを後転で立ち上がるとそのまま王子に対してカサノヴァ。
谷嵜はその後も続けてカサノヴァを連発してからリバースインプラントを決めるもカウント2。
ならばと正調インプラントを決めると王子は返すことができずに3カウントを奪われる。
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試合後
「今日は防衛出来ましたが、ちょっと期間を詰めすぎました…。
 ちょっと期間を空けて、次も関西で防衛戦をしますんで…。」(谷嵜)
そこにKzy登場。
「テメェがチャンピオンってのが気に入らねぇ。」(Kzy)
「挑戦したいんやったら挑戦させて下さいって言えやコラー!
 来週の福岡国際でやったるわコラー!
 ちょっと遠いけど福岡まで来られない方はPPV購入しろやコラー!」(谷嵜)
1分前に言ったことを堂々と覆した谷やん。
もうここまで堂々とマニフェストを無視すると返って清々しさまで感じてくるぜ。
どこかの総理も見習って欲しいねぇ。
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第7試合
YAMATO&鷹木信悟&戸澤陽 VS CIMA&Gamma&望月成晃
試合前、傷だらけの栄光のイントロが流れてくるとCIMAとGammaが一番を歌いながら入場。
中々のジャイアン並の美声で…。
そして1番が終わるともっちーが2番を歌いながら入場。
決めポーズもバッチリ。
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試合は戸澤ともっちーからスタート。
ロックアップから戸澤がロープに押し込まれると奇声で「ブレーイク!」
続いてもっちーがロープに押し込まれると奇声で「ブレーイク!」
続いてGammaとYAMATOが出てくると、GammaはYAMATOの顔面に対してツバを吐きかける。
そしてCIMAと信悟が登場。
CIMAはロープワーク中に信悟を飛び越えようとジャンプするが、信悟の上に着地してしまいグダグダになってしまう。
CIMAが失敗したのか信悟が失敗したのか分からないけど、はっきり言って今までに見たことがない光景。

この試合、前半は楽しい感じの試合だったものの中盤以降は殺伐とした展開となる。
その中心にいたのはCIMAとYAMATO。
試合中にCIMAがYAMATOの顔面を蹴り飛ばすと、しばらくYAMATOは立ち上がれず。
その後自軍コーナーに下がったYAMATOはCIMAに対してリング下にあったボックスを投げつけると、会場設営に使うガムテープがリング内に散乱する。
また、他のメンバーを差し置いて2人だけで場外戦をやり合うほど。
それにつられるようにGammaと信悟もペットボトルを投げつけたりと一触即発の展開。
いつもとは違うもののこういう試合は中々面白い。

終盤、戸澤を捕らえたベテラン軍はGammaがコーナーへ戸澤をセットすると、すかさずもっちーが一角蹴りを仕掛ける。
これはYAMATOがもっちーに対して体当たりでカットするが、もっちーはYAMATOを場外へ蹴り落とすと、改めて戸澤へ一角蹴り。
さらにCIMAとGammaがダブルトカレフから、もっちーがツイスターで続く。
これがカウント2に終わると、CIMAとGammaのダブルトラースキックがもっちーに誤爆。
すかさず戸澤はジャーマンにいくが、もっちーはこれを一回転して着地。
そこから打撃戦の応酬になると、もっちーはイリュージョンからの真・最強ハイキックを戸澤に決めて3カウントを奪う。
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「オイ、鷹木!
 オマエとは一対一でケリつけてやるって言ったよな。
 その日にち決めちゃおっかなー。
 来年の大阪第2はオレの40才の誕生日なんだよ。
 この(FIP)ベルトを賭けて来月の大阪でやってやるから覚悟しとけ。」(もっちー)
早く大阪大会のチケット買っとかないと・・・。
しかしドラゲーNEWS、大阪第1になってるぞ。
早く修正しとけー。
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☆2010年1月17日(日)大阪府立体育会館・第2競技場 

【FIP世界選手権試合】
《王者》望月成晃 VS 《挑戦者》鷹木信悟

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続いてCIMA。
「もっちーが爆弾発言をしたところでワタシも続かせて頂きます。
 CIMA、来年2月に子供が生まれます。
 女の子です。
 ただはっきり言って自信ありません(笑)
 そしてこのオトコもとうとう決断致しました。
 ドン・フジイ、大晦日に入籍いたします! 」(CIMA)
するとフジイさんはコーナーに上りアピールするが、これはCIMAの出任せでフジイさんのアピールもアドリブだったらしい。
最後にフジイさんが「入籍なんかせえへんで。」ってバラすまで、来てたお客さんは完全に信じてたもんな。
そしてもっちー、CIMA、Gammaの楽しいマイクの後、フジイさんの「高いところから失礼致します。」を挟んで、最後はモチフジ、CIMA、Gammaによる傷だらけの栄光で締め。
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結局斎了の代役のXはクネスとなり、これでリアルハザードにはM2K→Do Fixerのメンバーがほとんど揃ったことになる。
ただ享も元気もクネスも神田もアラケンもユニット2番手としては申し分ないレスラーなんだけど、リーダーとしてはちょっと影が薄い。
やっぱりユニットの柱が欲しいところなんだけどね。
アノ人の復帰は今後あり得るんだろうか…?
また、一線級を退いてたクネスがここからメインストーリーに加わってこれるのかという不安もある。
吉野も言ってたが、今更帰ってきてオマエに何が出来んねんという不安。
昨日に限っては6人タッグでパートナーに享が居て、相手にも吉野やキッドというやりやすそうな相手がいたこともあって問題ないように見えたけど、今後どうなのかな?
緊急事態だから見切り発車となった訳ではなく、クネスの体の具合はある程度一線級でやっていけるという判断がされたと信じたい。


そして世代闘争に取り残されたオトコが約一名…。
ベテラン軍か中堅世代のどちらかに属するはずなんだけど、キッドは未だにKAMIKAZE所属のまま。
ただ昨日もキッドの試合にKAMIKAZEのメンバーはセコンドに一切付いていない。
おそらく福岡国際の金網戦をもってキッドはKAMIKAZEから離れるような気がする。
本来享が裏切るはずだった金網戦で、キッドがマスクを剥がされるようなことがあれば間違い無くリアルハザード入りするだろうけど、いろんな意味でキッドのヒールはちょっと怖い…。


最後に、第4試合終了時のKzyのマイクはちょっと響いたね。
はっきりとは覚えてないので端折ったけど、オレは世代は違うけどこの人達とやっていくから、という意味のことを言ってた。
KzyにとってはもうWORLD-1に戻れないし、新世代として世代闘争に加わることも出来ない。
だからリアルハザードで必死にやっていくしかないんだ、という気持ちが伝わってくる非常にいいマイクでした。


さて、これで金曜日の後楽園ホールを経て、週末にはいよいよ福岡国際センター大会。
今年はイマイチだった感のあるドラゴンゲートだけど、終わりよければ全て良しとしたいなぁ。




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