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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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こだわり~12.10 大阪・IMPホール~

昨日はドラゲーにしては珍しい平日のIMPホール大会。
この日メインではなくセミファイナルで行われたのがブレイブゲート選手権試合。
インプラントは俺には決まらない!と宣言したスペル・シーサーを迎え撃つのは王者・谷嵜なおき。
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仕事が終了してから京橋駅へ向かい、到着した時には第3試合が始まってた。
やっぱり「プロレスがあるんで早退させて下さい。」と言うべきだったのか・・・。
第1試合と第2試合は結果のみで。

第1試合
○神田裕之&堀口元気&NOSAWA論外(琉's)もっちー&フジイ&超神龍×
試合後、元気がトライアングルゲート挑戦をアピール。
もっちーは12.13名古屋でのタッグマッチを挑戦者査定試合に指定。

第2試合
○シーサーBOY(反則勝ち)MAZADA
※マスク剥ぎによる


第3試合
土井成樹&琴香対ドラゴン・キッド&デイビー・リチャーズ
と言うわけで途中からの観戦だった第3試合。
初めて見るデイビー・リチャーズに注目してたんだけど、とにかく見た印象はクリス・ベノワに似てるなぁという感じ。
特に巻き込むように打つラリアットや、アイリッシュウィップの投げ方なんかはベノワそっくり。
試合後半には琴香に対して飛距離の長いダイビングヘッドバットまで繰り出したリチャーズ。
その後も琴香に対しシューティングスタープレスを繰り出すがこれはかわされたため自爆。
攻められっぱなしだった琴香もリチャーズをスクールボーイで丸め込むが3カウントは取れず。
最後はリチャーズがツームストーンからKimura(ATロック)を決めて琴香がタップ。
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試合後、MAZADAが乱入してくるとキッドのマスクを剥がそうとする。
しかしそこへ救出に入ってきたのがBOY。
「オマエなんだよ、さっき勝たせてやったじゃねぇかよ。
 おい、チビ(キッド)!
 オマエとはいつでも勝負してやるよ。
 差し当たって煮干しと牛乳頑張れ。」(MAZADA)
「オイ、MAZADA。
 そんなの既に経験済みなんだよ。
 それで背が大きくならなかったから今の俺がいるんだよ。
 自分の短所は長所なり。」(キッド)

闘龍門から見続けて初めてキッドのマイクに感心した一瞬。
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第4試合
吉野正人&B×Bハルク対斎藤了&横須賀享
享が裏切られた博多以来となるリョウスカタッグの再結成。
享はドクターマッスルのマスクを持って入場。
試合はリアルハザードが選手コールを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、享はハルクにフリーダムゲートベルトで殴りかかる。
場外戦を経てリングに戻ってからは、WORLD-1が主導権を握って斎了に攻め込むが、ハルクに対して享が強引に胴締めスリーパーを決めて攻守逆転。
ハルクに狙いを絞ったリョウスカは、斎了が享を肩車した状態でハルクを踏みつけるなど久しぶりの連携技を披露。
しかしハルクもコーナーへのトレイン攻撃を誤爆させるとミサイルキックを決めて吉野にタッチ。
吉野が享に対してコウモリやフロムジャングルを決めれば、ハルクは斎了に延髄切りからフランケンを仕掛けるが斎了はパワーボムの要領でハルクをマットに叩きつける。
一進一退の攻防が続くが、リョウスカのチームワークは吉ハルに負けず劣らず。
終盤、享に対して吉野のトルベジーノからハルクがEVOを決めるがカウント2。
その後ハルクがロープに走ったところで神田がブルーボックスで一撃。
最後は享のジャンボの勝ち!からリョウスカで幻壊を決めて、享がハルクから3カウントを奪い勝利。
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速報でも書いたけど、今日の試合を見る限りリアルハザードに加入した享がバリバリのヒールファイトをしてるかといえばそうでもない。
多少のラフファイトはあるものの、それはWARRIORS-5時代からそう変わらないし。
この試合では本来力のあるリョウスカタッグだけに吉ハル組と試合しても遜色は無し。
試合後の享のコメントを読むと、福岡国際後はツインゲートを目指して行くとか。
福岡国際後も享がリアルハザードに残れば・・・だろうけど。


第5試合
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
《王者》谷嵜なおき VS 《挑戦者》スペル・シーサー

この日一番の盛り上がりを見せたブレイブゲート選手権試合。
シーサーは金色のコスチュームで登場。
腕の取り合いから始まった試合は、シーサーが全てにおいて1枚上のテクニックで谷嵜を翻弄。
谷嵜はシーサーを座らせた状態にしてカサノヴァを狙うも、シーサーは足を取るとすかさずヘッドシザースへ移行。
その後シーサーはスタンディングの状態からネックロックの体勢に入ると、ボディスラムで投げられても技を解かない。
谷嵜もDHでペースを握ろうとするが、シーサーはジャックナイフ式エビ固めをパイルドライバーで切り返すと続けてアレハンドロックで締めあげる。
しかし谷嵜も脇固めで切り返しなんとか脱出に成功。
その後谷嵜はインプラントの体勢に入るがシーサーはこれを十字固めで切り返し、続けて逆さ押さえ込みに行くがカウント2。
谷嵜はCIMAのL.A.MARTのような丸め込み技からダブルアーム式のフェースバスターを決め、続けてインプラントの体勢に入る。
シーサーはインプラントをエビ固めで丸め込むがカウント2.9。
思わずフジイさんもリングに上がってしまう程惜しかったが試合は続行。
谷嵜は走り込んできたシーサーにFH。
さらに前から、後ろから、前からカサノヴァ3連発。
そして谷嵜はリバースインプラントを決めるがシーサーはカウント2でキックアウト。
ならばと谷嵜がついに正調インプラントを決めるとシーサーは返せず。
谷嵜なおきが王座防衛に成功。
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試合後マイクを持つ谷嵜は次の挑戦者にシーサーの手当てをしてた王子を逆指名。
もう王座防衛直後に次期挑戦者を決めるパターンは恒例なのかな。
「名古屋ではブレイブのベルトを返上してたな。
 オマエを倒さんと俺は先に進めんのや。」(谷嵜)
「そういえばそんなこともあったな。
 喜んで挑戦させてもらうよ。
 年明けの大阪でどうですか?」(王子)
「えらい未来の話してんな。
 関西地区で起こったことは関西地区で決着をつける。
 10日後の神戸サンボーホールでやったろうやんけ。」(谷嵜)
「それならウスラハゲの本部長に確認するまでもないよ。
 サンボーホール覚悟しとけよ。」(王子)

そういえば王子は吉野から奪ったベルトを返上してたなぁ。
その後行われたブレイブの王座決定トーナメントでは王子が谷やんを下してるけど、あれって去年の4月の話しだぜ…。
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試合自体はシーサーの上手さが光った内容だった。
勝負を決めたインプラントをシーサーは宣言通り2度・3度と切り返すことには成功したけど、そこから自らのフィニッシュホールドであるヨシタニックを決めることが出来なかった。
相手の得意技を出させないことに主眼をおいた挑戦者の作戦は消極的と言えるのかも。
逆に谷やんは返されても返されても敢えてインプラントにこだわった。
最後は技へのこだわりが勝敗を分けた結果に。
しかし観客の声援は谷やんの地元大阪ながらシーサーに軍配が上がった。
それだけ、一度はシーサーにベルトを巻かせてあげたいというファンが多かったんだろうけどね・・・。
うーん、シーサーが負けてしまったのは残念だけど、谷やん防衛おめでとう。


第6試合
CIMA&Gamma&マグニチュード・岸和田対YAMATO&鷹木信悟&戸澤陽
序盤、CIMAがアクシデントでしばらく戦線離脱するハプニングが発生。
その間ベテラン軍が劣勢になるかと思いきや、そんな素振りは一切見せず。
Gammaと岸和田は戸澤に対しダブルでショルダータックルを決めるとオッケーポーズ。
その輪の中に入れなかったCIMAは戸澤をコーナーに据え奇声ストンピングを決めて3人でオッケーポーズ。
さらにセコンドに付いてたもっちーとフジイさんも入り戸澤にストンピングを見舞う。
ベテラン軍はさらにGammaの汚水攻撃、岸和田の人間風車、ベテラン軍の跳び箱を連続して決めていくが、戸澤はなんとかCIMAにヒップアタックを決めてYAMATOに交代。
YAMATOはCIMAとGammaを蹴散らすが、入ってきた岸和田はYAMATOと信悟に対してラリアットを決め2人まとめてはじき飛ばす。
そして岸和田と信悟がお互いラリアットをぶつけ合うと、信悟がパワースラムで岸和田を投げ飛ばし岸和田が場外へエスケープしたところへ戸澤がトペスイシーダ。
リング上ではGammaと信悟が対峙。
信悟はデスバレーを決めるとGammaをコーナーへ振ってトレイン攻撃を仕掛ける。
しかしYAMATOが走り込むところにCIMAがタックルで介入し、マウント状態になるとYAMATOの顔面へエルボーを落としていく。
さらにスーパードロルからヴィーナス、アイコノクラズムへ行くが、YAMATOはアイコノクラズムをかわしスリーパーホールド。
そしてCIMAに対して戸澤の厳鬼から信悟が串刺しパンピングボンバーへ行くも、走り込んできた戸澤に対しCIMAとGammaがダブルトラースキック。
そこに岸和田のラリアット→垂直落下式BBから、Gammaがフラッシュバックで戸澤をマットに叩きつけそこへ岸和田がダイビングボディプレスを決めるもこれは信悟がカット。
続けて「オマエらLRや!」から戸澤をラストライドの体勢に抱え上げる岸和田。
戸澤はこれを回転エビ固めに丸め込むがカウント2。
岸和田は走り込んできた戸澤にカウンターでラリアット。
さらにコーナーに据えてのスプラッシュから、CIMAとGammaがトカレフ二丁拳銃。
そして最後は満を持してのラストライドで岸和田が戸澤から3カウントを奪いベテラン軍の勝利。
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試合後勝ち名乗りをあげるベテラン軍。
「次のサンボーホールではGammaとCIMAと望月成晃が初めてタッグを組みます。
 もっちー、オレは次のサンボーまでに"傷だらけの栄光"覚えてくるよ。
 1番を歌い終わったところで出てきて下さい。
 皆さん、オレらベテラン軍は持続力がない分入場で見せますから、サンボーホールでは入場に期待しといて下さい。」(CIMA)

そしてCIMAは締めをフジイさんに促す。
「えー、高いところから失礼致します。
 CIMA、このコント何年やってんねん(笑)
 本日は平日の興行にも関わらずこれだけのお客さんが入って頂きありがとうございました。
 超満員・・・では無く満員ですね。
 これから4連戦ありますけど頑張っていきますんで応援よろしくお願いします。
 それでは最後は3本締めで締めたいと思います。」(フジイ)

そしてお客さんも起立しての3本締めで興行終了。
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やっぱりベテラン軍の強さが目立ったメインイベント。
YAMATOへの声援もあったものの、お客さんのほとんどはベテラン軍支持。
WORLD-1とKAMIKAZEはこの流れを自分達の方に引き戻すことが出来るのか?
ただ試合に勝つだけではなく、ベテラン軍の存在感と試合運びとマイクを上回らないといけない新世代軍。
この壁は高くて険しい。
昔、ミスチルの歌でこんなのがあったっけ。
"高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな"という歌詞だったけど、登りきらないと気持ちよくないわけで…。




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