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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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栄光と挫折~12.22 福岡・福岡国際センター THE FINAL GATE~

日曜日は2013年最後のビッグマッチ福岡国際センター大会。
ブレイブゲートは若くて勢いのある挑戦者が、トライアングルゲートも若手ユニットミレニアルズがいずれも老獪な対戦相手の前に挫折を味わう結果になった。
そしてドリームゲート王座にはMB最後の砦としてB×Bハルクが自身6度目の王座挑戦。
両チームセコンドが介入する乱戦を制したのは…







今回はスターフライヤーで関空から福岡空港まで移動。
往復で9500円だったので、リムジンバス代を入れても新幹線の片道分とほぼ大差ない金額。
機内もゆったり座れたしアップルティーももらえたし文句なし。
むしろこの値段でペイ出来るのか心配してしまうほどだった。






博多到着後は何はともあれラーメンハシゴ。
そして16時40分過ぎに福岡国際センター到着。
時間があまり無かったので売店でミレニアルズのラバーキーホルダーだけを買って座席へ。
座席に到着した時には既に菊池さんと八木さんのプロレス講座が始まっており、すぐに第0試合開始になった。




第0試合
富永千浩 VS しゃちほこBOY

大会前日のブログにて300キロ走破したことを更新していたトミーのセコンドにはCIMAが付いた。
「有言実行」(富永千浩 オフィシャルブログ 「HOT OCEAN」)



岡村社長のブログでノリノリの写真がアップされていたトミーだったが、試合ではムーンサルトをかわされてしまうとしゃちのオリオンに沈む。
「祝・完走まるごとトミー」(岡村隆志オフィシャルブログ「社長のブログ」)







第1試合
ロッキー・ロボ&U-T&ヨースケサンタマリア VS ジミー・神田&ジミー・カゲトラ&リョーツ清水

マリアはサンタ帽付きで登場。





マリアに狙いを定めたジミーズ+リョーツ組は、リョーツのネックハンギングボムから神田のダイビングエルボーに繋ぎ、リョーツが「回すぞー!」からジャイアントスイング。
いつも以上のスピードと回転数でマリアを追い込み、亀有公園前固めを決めようとしたところでマリアが狙い撃ち(逆打ち)を決めてリョーツから3カウントを奪う。







テンポのいい第1試合。
カゲトラがいつも通り地味ながらいい動きをしてたけど、試合を通してパイポジを直していたマリアが気になって仕方なかった(笑)





第2試合
3WAYマッチ
ドン・フジイ VS “ハリウッド”ストーカー市川 VS ばってん多摩川(西口プロレス)

ばってん多摩川の試合は初観戦。





いっちゃんのロープ渡りや、ばってん多摩川のアイダホ!ミネソタ!ミシシッピ!エルボーはいずれもフジイさんに邪魔されて失敗に終わる。
最後はフジイさんがばってん多摩川といっちゃんをコーナーに乗せて、雪崩式チョークスラムをダブルで決めて勝利。







えー何と言いますか…フジイさんお疲れ様でした!





第3試合
サイバー・コング&Kzy&問題龍 VS Gamma&スペル・シーサー&K-ness.

試合はMBの奇襲攻撃からスタートして早速場外戦へ。
リングも戻ってからGammaはサイバーとのタックル合戦に打ち勝つと「うー!」
続いて入ってきたクネスはKzyに昇龍脚を決めると、シーサーが問題龍をロメロスペシャルに捕えたところにドロップキックを打ち込む。

MBもGammaを捕まえるとサイバーの体格を生かしたスプラッシュ等で集中攻撃。
長時間狙われたGammaはエプロンの問題龍にフロントキックを決めて場外に落とすと、サイバーにはブレーンバスターを決めて自軍コーナーへ戻る。
するとMBを場外に出したベテラン軍はシーサーとGammaが同時トぺを敢行。

Gammaのフラッシュバックからシーサーが倒立式ボディプレスを決めるがサイバーカット。
再度Gammaを捕まえたMBはKzyがKzyTIME狙いでコーナーに上がる。
クネスがカットに入ろうとするもKzyの説得で引き下がる(笑)
しかしシーサーには説得する間もなく落とされてしまう。
Gammaはガンマスペシャルを仕掛けるが、Kzyはスカイデスクールボーイもカウント2。

KzyはシーサーにB-BOYを決めるがすかさず背後からクネスが近づくと光の輪。
これはカウント2で返すものの、Gammaのアックスボンバーからシーサーがヨシタニックでカウント3をKzyから奪う。











試合後に市川アナが登場しメインのドリームゲートを争うハルクと吉野への公開インタビュー。
CIMA王者時代はここで気持ちが高まっていくんだけど、今回は挑戦者がハルクということもあり淡々と進んだ感じ。
まあCIMA時代が全て正解というわけではないのは分かってるけど、タイトルマッチ直前のマイクアピールという面ではちょっと物足りなさもあったかなぁ。







第4試合
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
《王者》堀口元気H.A.Gee.Mee!! VS 《挑戦者》CIBA

CIBAはCIBAになっての集大成となる試合。
ここで結果を掴みたいところ。



対して元気は電飾付きのコス。
照明と相まって凄いキレイだった。







試合は最初から仕掛けていったCIBAが元気を場外に出すといきなりのトぺ。
しかし元気もリングに戻るとスイングDDTでCIBAの首をマットに突き刺すと、首4の字固めや変形ドライバー、GHロックと首に集中攻撃。
対してCIBAは元気の脇腹を狙っていく展開。
ダイビングフットスタンプをコーナー上から場外で横たわる元気に向けて発射。
リングに元気を戻すと一角ダブルニーからダイビングフットスタンプを腹部に決めてカルデラ狙いもここは元気が回避。

元気はハーフネルソンスープレックスからDDT、垂直落下式BBで反撃。
しかしCIBAも掟破りの逆さ押さえ込みからなんとgo2sleep!
そしてダイビングフットスタンプからカルデラ!
しっかり決まったが元気はカウント2でキックアウト。
CIBAは元気の腹部にソバットからモモ☆ラッチ!
元気はこれもカウント2で返すと、最後はビーチブレイクを決めて3カウント。

元気がブレイブゲート王座防衛に成功。










フィニッシュまでを含めて元気は首狙いの姿勢を崩さず。
対してCIBAは腹部狙いは良かったもののフィニッシュでブレてしまった。
試合運びを含めて元気の方が確実に上だったなぁ。
ただ今年のCIBAの活躍は十分評価に値するものがあるし、今年の経験を糧にして来年こそ初のベルト戴冠を期待か。




第5試合
オープン・ザ・トライアングルゲート選手権 6人タッグ3WAYマッチ
《王者組》T-Hawk&Eita&フラミータ
        VS
《挑戦者組》CIMA&望月成晃&ドラゴン・キッド
        VS
《挑戦者組》ジミー・ススム&斎藤“ジミー”了&Mr,キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン

試合前VTRで「彼」と紹介される斎了。
そのため斎了へは「彼ー!」という声援が飛ぶ。
入場順はジミーズ→ベテラン軍→ミレニアルズ。







抗争中のT-Hawkともっちーは試合前から睨み合う。
それをなだめるCIMA。





試合はEita、CIMA、谷やんからスタート。
「ミスターキューキュー!」コールを言い出した谷やんに対してCIMAとEitaがダブルドロップキック。

続いてフラミータ、キッド、ススムがリングイン。
フラミータとキッドが派手な前転でアピールしたのに対し、ススムはでんぐり返し(笑)
キッドのデジャヴをススムはフラミータに受け流す。

そしてT-Hawk、もっちー、斎了がリングイン。
斎了を無視してにらみ合うT-Hawkともっちー。
しかしT-Hawkのチョップはもっちーがかわした為、後ろにいた斎了にヒット。
続いてもっちーの蹴りもT-Hawkがかわした為、後ろにいた斎了にヒット。

T-Hawkを捕えたもっちーは馬乗りになって殴りつける。
しかしT-HawkもCIMAにチョップを叩き込むとミレニアルズが3人揃ってティヘリータを決める。
攻勢に出るかと思われたミレニアルズだったが、ここまでの大会で狙われたいたEitaがこの日も捕まってしまう。

谷やんがキッド→CIMAに続いて「うーよいしょ!」からのココナッツクラッシュを決める。
もっちーが入ってくると谷やんではなくエプロンのT-Hawkめがけてブートを叩き込む。
ジミーズとベテラン軍が共闘しミレニアルズをブレーンバスターで投げる。

CIMAはEitaの右腕にアームブリーカー、キッドは逆立ち式ニードロップを同じく右腕に投下。
さらにもっちーはEitaの右腕を蹴り上げる。
ジミーズにも共闘を呼びかけたが、コーナーからの斎了の攻撃はEitaではなくもっちーへ。

その後リョウスカの2人はキッドを呼び込みタイフーン時代を彷彿させるトリプルドロップキック。
CIMAは場外でEitaの右腕をリングに何度も叩きつけると、リングに戻されたEitaに対してもっちーが串刺しブート。
さらに後楽園で試合を決めたキッドのクリストが決まる。

厳しい攻めになんとか耐えきったEitaは三角飛び式ミサイルキックを谷やんに決めてフラミータにタッチ。
フラミータはCIMAにコルバタを決めるが、逆にキッドのコルバタで場外に落とされる。
そこへキッドがコーナーからケブラーダ。
これを機に全選手が次々に空中技を披露。
Eitaのバスタ→谷やんのトぺコン→ススムの対角線トペコン→斎了のプランチャ→T-Hawkのトぺ→CIMAのトペレベルサ→もっちーのケブラーダ、フラミータの錐揉み式ダイブ。

リングでは斎了がキッドを捕えてサイクリングヤッホー狙いもCIMAのカットにて敢えなく失敗。
するとEitaとT-Hawkを捕まえたCIMAともっちーは一角蹴りとダブルニースタンプの競演。
しかしT-Hawkももっちーの頭部に膝を叩き込むとEita、フラミータと共にマリアの連携。(マリア繋がりはややこしいな…)

T-Hawkは危ない角度で落としたウラジゴクからナイトライドをもっちーに決めるもCIMAがカット。
ジミーズが入ってくると谷やんにフラミータがその場飛び不知火。
もっちーの蹴りとススムのジャンボの勝ち!の打ち合いはススムに軍配。
そのススムはミレニアルズに捕まると、ロープ上のススムに対してEitaがロコ(ロープ渡り式のウラカンラナ)。
しかしCIMAが入ってくるとEitaの右腕を捕まえて脇固め!
さらにジャベに移行したCIMAだったが、ここはミレニアルズがカット。

キッドがフラミータに619を決めるが、EitaはキッドをNumero Unoに捕獲!
もっちーはEitaの右腕にキックを決めるがEitaは技を解かず。
するともっちーは容赦なく頭部にソバットを叩き込む。
そしてツイスターから腕固めで締め上げると、Eitaは堪らずにギブアップ。

まず脱落したのは現王者のミレニアルズ。

















もっちーに対して、ススムの雪崩式エクスプロイダー→谷やんのカサノヴァ→斎了のダイビングボディプレスとジミーズが連続攻撃。
ベテラン軍も谷やんにキッドのスーパーフランケンからCIMAがメテオラ。
ススムが入るとCIMAにジャンボの勝ち!
しかしCIMAもススムをトラースキックで止めると、キッドがウルトラウラカンラナ!!…を失敗!
再度仕掛けたキッドだがカウント2でススムは返す。

続くドラゴンラナを回避されてしまったキッドは谷やんのDH、斎了のドラゴン、ススムのジャンボの勝ち!、谷やんのインプラントと集中的に攻め込まれる。
何とかバイブルで流れを取り返そうとするが、最後はススムがワールドライナーでキッドから3カウントを奪い勝利!

トライアングル新王者はジミーズ。










やっぱりキッドのウルウラ失敗が大きかった。
現地では何が起こったか分からなかったけど、キッドやもっちーのブログによればカメラマンにぶつかってしまったようで…。
ドラゲーの6人タッグというスピーディな展開が売りな試合だけに、一つのミスで流れが途切れてしまったのが残念だった。
「マサに帰京」(望月成晃オフィシャルブログ「マサにモチヅキ」)
「福岡終わって… 」(ドラゴン・キッドオフィシャルブログ「Trust!」)





セミファイナル
オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合
《王者組》土井成樹&YAMATO VS 《挑戦者組》鷹木信悟&戸澤陽







先発は土井ちゃんと戸澤。
両者とも互いの出方を見るような展開。
土井ちゃんが回転エビに丸め込むが、戸澤は一回転してのシャイニングも土井ちゃんかわす。

YAMATOと信悟リングイン。
YAMATOは「仲直りだ!」と握手を求めるが信悟が受けるはずもなく攻撃を喰らってしまう。
信悟と戸澤がショルダータックルやセントーンなどの連携技でYAMATOに攻め込む。

しかしMBも戸澤を捕まえるとこちらも合体攻撃を見せる。
信悟が入ろうとするも、YAMATOのエルボーと土井ちゃんの大暴走を喰らってしまい戸澤を救出することが出来ない。
しかし戸澤もYAMATOにバイシクルキックを叩き込むと土井ちゃんにはブレーンバスター。

タッチを受けた信悟はスパート。
YAMATOを場外に落とすとそこへ戸澤がトペ2連発。
リング上では信悟が土井ちゃんにエクスプロイダーからMADE IN JAPAN狙い。
しかしYAMATOのカットが間に合う。

戸澤と信悟がダブル攻撃を狙うが、YAMATOは戸澤にスピアーを見舞うと信悟には串刺しドロップキック。
MBが信悟に連続攻撃を決めるもMEはダブルインパクト式ボディアタックを土井ちゃんに決めて互角の展開が続く。

YAMATOは戸澤をギャラリアの体勢に担ぎ上げるが、抵抗されたためツームストーンパイルドライバーに移行。
さらに土井ちゃんが土井555からバカタレ!
3カウントを取れなかった土井ちゃんはミレニアルズからベルトを奪取したマスキュラーボムの体勢に入る。
これは食わないとばかりに耐える戸澤。
バックの取り合いから再度土井ちゃんがマスキュラーの体勢に入るが、ここは後ろから信悟がパンピングボンバーでカット。

戸澤がYAMATOに(ちょっと失敗したけど)コーナー駆け上がり式雪崩式BB。
続けて信悟→戸澤の順番でトレイン攻撃。
信悟はYAMATOにMADE IN JAPAN2連発もカウント2。

MBも土井ちゃんが信悟にバカタレを決めれば、戸澤は土井ちゃんに厳鬼。
YAMATOが戸澤にスリーパーからスリーパースープレックス。
そしてYAMATOと戸澤でエルボー合戦。
バックを取った戸澤がジャーマンスープレックスからデッドリフトジャーマン!
ここはカウント2でYAMATO返す。
ならばと戸澤がパッケージジャーマン!!
これは土井ちゃんがギリギリでカット。
土井ちゃんを場外に落とした戸澤はトペで分断すると最後を信悟に託す。
信悟はYAMATOに強烈なパンピングボンバー2連発から最後はラストファルコンリー!
モンスターエクスプレスがツインゲート王座奪取!

















試合後マイクを取った信悟。
「土井、YAMATO、今まで散々オレ達を馬鹿にしてたけど
 今日オマエらが負けたということは防衛回数ゼロだ!
 今日から防衛回数ゼロの称号はオマエらが背負っていくんだからな!」(信悟)
そして戸澤。
「応援ありがとうございます!
 でもオレらの戦いは終わってない。
 オレらはツインゲートのベルトを取った。
 メインイベントでは吉野さんはドリームゲートのベルトを守ってくれるはずです。
 応援よろしくお願いします!」(戸澤)



メインイベント
オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
《王者》吉野正人 VS 《挑戦者》B×Bハルク









試合が始まると、ハルクはセコンドに付いていたサイバー・問題龍・Kzyに手を出すなというようなアピール。
最初に組合いロープにハルクが押し込むがクリーンに離れる。
その後ハルクがアームホイップで吉野を場外に出してトペを狙ったが、吉野は素早くリングに戻るとカウンターでフロムジャングル。

ハルクもエプロンに立った吉野にブートを決めると、ランディ・オートンばりに吉野の足をロープに掛けさせた状態からコンプリートショット。
その後ハルクは吉野の足を攻め、逆片エビ固めからアンクルホールド。
さらにスピンキックからミサイルキックで攻めたが、吉野はスリングブレイドでハルクを場外に落とすとビッグマッチ定番のコーナー最上段からのケブラーダ。
リングに戻してからもハルクの突進をコウモリに捕らえると、場外から長い助走をつけてのドロップキック。

吉野ペースで進んできたが、吉野がコーナーに上がったところで問題龍が足を掴みタイトルマッチに水を差す。
ハルクはすかさず吉野にニールキック。
雪崩式の技を狙ったハルクだったが、吉野は一回転して着地するとハルクをパワーボムでマットに叩きつけさらにミサイルセントーン。

吉野が攻勢になったところで再度MBが介入し、コーナーに詰めるとトレイン攻撃。
MEセコンドの戸澤、信悟、しゃちもお返しでハルクにトレイン攻撃を決めるが、MBはサイバーが吉野にスプラッシュからパイナップルボンバー。
ハルクは吉野をコーナーに上げると雪崩式EVO!
しかし吉野も腕吉野を決めてソル・ナシエンテの体勢に入ったが、ここはハルクが首固めに丸め込む。

吉野は走りこんできたハルクにカウンターでライトニングスパイラル。
さらにトルベジーノを仕掛けたがここはハルクが耐える。
ロープに走った吉野に場外からKzyがイエローボックス!
サイバーが八木さんの注意を引いている間に問題龍が塩攻撃の準備に入る。
しかし戸澤がこれをカットすると、逆にハルクに対して塩!
すかさず吉野はトルベジーノからソル・ナシエンテ。

技を切り抜けたハルクはバーンアウトからカカト落とし。
ファーストフラッシュは吉野がスクールボーイに切り返す。
しかしハルクは再度カカト落としからファーストフラッシュ!!
吉野はこれをカウント2でキックアウト!
ならばとハルクはフェニックススプラッシュを敢行するも吉野は回避。

吉野は勝機と見たか雄たけびをあげると走りこんできたハルクにバックホーム。
さらにライトニングスパイラルからトルベジーノ2連発。
そして腕をクロスさせるポーズからソル・ナシエンテ!
ハルクはエスケープしようとするが、吉野はその足を捕らえてソル・ナシエンテ改に移行。
ハルクは耐え切れずにギブアップ。
勝者は吉野正人!





















試合後に吉野がマイク。
「今日行われたトライアングル、ツインのチャンピオンが
 一度も防衛出来ずにチャレンジャーにベルトを明け渡した。
 その中でオレはドリームゲートのベルト3度目の防衛に成功した。
 誰が来てもいいぞ。
 誰の挑戦でも受けようやないか。
 その上でキッチリはじき返して最後は防衛したるからな。」(吉野)




その後、信悟と戸澤が一言ずつ。
「手を繋いで幸せになろうよ、と結成したユニットですが
 ツインゲートとドリームゲートを勝って本当の意味で幸せになれたんじゃないですか!」(信悟)




「心を改めて帰ってきた戸澤です!
 ただいま!
(お客さんは拍手、吉野と戸澤は『お帰りなさい』の言葉を期待してたのでTAKE 2)
 ただいま!
(会場からはお帰り!の声)」(戸澤)


最後は再度吉野のマイクで大会を締めた。








大会終了後、自分は大混雑の売店でCIMAROYALEのDVDをCIMAのサイン付きでゲット。その後、もつ鍋を食べに行って翌日は福岡空港から一路関空へ。
飛行機の待ち時間に九スポチェックは忘れずに(笑)
というわけで2013年最後のビッグマッチ・福岡国際センター大会が終了。
前回神戸大会の観戦記ではブレイブはCIBA、トライアングルはミレニアルズ、ツインはME、ドリームはハルクと予想してましたが大ハズレ(苦笑)
当たったのはツインだけ…。



ブレイブに関しては、試合の方でも書いたようにやはりCIBAではまだ早いかなと。
トライアングルやツインならもうベルトを巻いても違和感ないと思うけど、シングルのベルトを巻くにはまだ力不足という印象だったかなぁ。
カルデラやモモ☆ラッチはCIBAに合ってて良い技だけど、フィニッシュまでの繋ぎが元気と比べるとワンパターンだったような…。
そして来年以降はCIBAという名前が使えない以上、ヴィーナスやアイコノクラズムといったCIMAの技も封印するんだよね?
もう一段階のレベルアップに期待。



トライアングルはまさか最初にミレニアルズが脱落するとは予想外。
Eitaは右肩負傷で最終戦の神戸サンボーは欠場のようなので、Eitaのケガの影響もあったか。
しかしそれを差し引いて見ても完敗という結果は変わらず。
帰国から大活躍を見せてきたミレニアルズも、結局はもっちーの言葉通り「無冠で年越し」という状況になってしまったので尻すぼみになってしまったことは否めない。
とはいえ、まだ若いメンバーだし来年はリベンジの年にしよう。
まずはEitaが万全の状態で戻ってくることですな。



逆にジミーズは終わってみればブレイブとツインとお笑いゲートを保持して(おそらく)年越し。
ホントに強いのか弱いのかが分からないユニットながら、そこが魅力でもある。
前半戦終了後は、トライアングル戴冠を祝ってススムさん、斎了、谷やんのチャンピオンチームのサイン入りTシャツ買ってしまった(笑)「大穴ジミーズが第46代王者組 「地味に取ったね」」(東スポWeb)



ツインゲートは試合内容だけで言えば、トライアングルとちょっと悩むけどこの大会のベストバウトかな。
土井、YAMATO、信悟、戸澤というさすがの4人。
試合自体どちらが勝ってもおかしくなかったし、YAMATOと信悟は来年以降もまだまだやりあいそう。
ただ東スポの記事に書いてるようにツインは短命過ぎ。
「鷹木&戸澤組がツインゲート王座奪取」(東スポWeb)
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それにしてもツインゲート王座は、今回の結果を加え5試合連続で王者組が「防衛0」のままベルトを手放すという異常事態。
今年だけで実に8チーム目の新王者組となった鷹木組は、大混戦のタッグ戦線に安定をもたらすことができるか注目だ。
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ドリームゲートは今回もハルクはベルトに届かなかった。
これで通算成績は0勝6敗となり、ちょっと気になったのでこれまでのドリームゲート選手権試合での全レスラーの戦績を調べてみた。
全員書き出すのはメンドくさいので主要選手のみ。
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CIMA:28戦24勝4敗(勝率86%)
望月成晃:17戦12勝5敗(71%)
土井成樹:14戦9勝5敗(64%)
吉野正人:14戦9勝5敗(64%)
YAMATO:10戦6勝4敗(60%)
鷹木信悟:11戦5勝6敗(45%)
ジミー・ススム:10戦4勝6敗(40%)
ドン・フジイ:5戦2勝3敗(40%)
斎藤”ジミー”了:8戦1勝7敗(13%)
B×Bハルク:6戦0勝6敗(0%)
戸澤陽:3戦0勝3敗(0%)
------------------------------------
5試合以上やって勝ち星無しはハルクのみ。
斎了は1勝7敗とはいえ、元ドリームゲートチャンピオンという肩書きの有無は大きい。
戸澤も0勝3敗だけど、デビュー以降タイトル戦線とは無縁で主役戦線に入ってきたのはアメリカ修行を経てからということもあり初挑戦自体が2011年。
逆にハルクはデビュー後すぐにユニットに加入し、1年後の2006年にはドリームゲート初挑戦を果たすも、以降7年間で6回挑戦して全て負け。
新世代と言われる6人の中でもちょっと際立ってる。



ヒールターンしてKOGを制覇して、その年の神戸ワールドのメインでもっちーに挑戦した時は負けてしまったけど、次やったら取れるんじゃない?と思った。
去年の福岡国際でCIMA信悟との3wayに負けた時は、試合形式がシングルなら分からないと思った。
そして今年、ドリームゲート戦国時代になって流動的に王者が入れ替わる状況の中で吉野に敗戦した時は、ドリームゲートは遠ざかったなと感じた。
セコンドを介入させての敗戦、しかも吉野強しの印象を残した試合だけに、ハルクに次のチャンスがいつ巡ってくるのかは気になるところ。
いずれ巻くと思うけどそう思って早数年か…。
ベビーの時はあまり感情移入出来なかったけど、ヒールターンしてからは好きなレスラーなので応援してたんだけどね。
週プロモバイルでは来年動くようなコメントを残してるけどどうなりますかね。



しかしドラゴンゲートになってからデビューした信悟とハルクの2人、遠くない将来団体のエースになると思ってたのに順風満帆には行きませんな。
一方はドリームゲートの防衛回数ゼロだったり、一方は獲得回数ゼロだったり。
まあそれがプロレスの面白いところではあるんだろうけど。



最後に吉野。
一言、強かった。
長期政権か短期政権かの大きな分かれ目になりそうなハルク戦をクリアしたことで、次の挑戦者がちょっと読めなくなってきた。
去年は1年最後の神戸サンボー大会でCIMAへの次期挑戦者が斎了に決まっただけに、もしかしたら27日の神戸サンボーで誰かが名乗りを上げるかも…。
個人的には吉野対ドラゴン・キッド戦が見たい!
次の生観戦はその神戸サンボーホール大会行って来ます。
「吉野ドリーム王座V3 長期政権に自信」(東スポWeb)









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