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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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時代は進む~12.27 福岡・福岡国際センター THE FINAL GATE2015~

2015年のドラゴンゲートを締めくくったのは、チャンピオン鷹木信悟にCIMAが挑んだドリームゲート選手権試合。
フジイ、望月、Gammaとのタイトルマッチをクリアしてきた信悟がベテラン完全制圧なるか。
それともCIMAが2年ぶりのドリームゲート王座戴冠なるか。
試合に賭けられていたのはベルトと時代。










【第1試合:6人タッグマッチ】
エル・リンダマン&山村武寛&石田凱士
vs
ドン・フジイ&ヨースケ・サンタマリア&NOSAWA論外(東京愚連隊)

OG入場時にはCIMAやGammaも含めメンバー全員リングイン。
CIMAがマイクを持つと、ファーストゴングキッズを募集。
 



試合は好調リンダがロコモーション式タイガースープレックスでマリアから勝利。















マリアはもっちー戦のように本気モードで行くのかと思いきや、この日は第1試合ということもあってかいつものマリアでした。
しかしこの試合論外を出すならしゃちとかシーサー出して欲しかったな。
論外がどうこうと言う訳ではないけど、やはり1年最後の大会だけになるべく多くの所属選手に出場してもらいたかった。
アラケンみたいに他の試合が決定している場合は仕方ないとしても、しゃちの「声出して行こー!」を1年最後に聞きたかったね。







【第2試合:タッグマッチ】
Kzy&U-T vs ジミー・神田&ジミー・クネスJ.K.S.





先鋒で出てきたクネスはKzyのウェーブとポーズをノリノリで決めるとハイタッチをして神田にタッチ。
神田とU-Tリングイン。
ミレニアルズ解散後、ドラゴンゲートの流れに乗り切れてないU-T。
ジミーズ相手に攻め込まれる展開が続いたが、Kzyと観客の声援を受けるとミサイルキックをクネスに決めて反撃。
Kzyとのダブルトペを決めると、試合終盤にはダイビングヘッドバッドも決めることに成功。
Kzyも続けてKZTIMEを狙うがここは自爆に終わる。
すると神田はKzyにジョン・ウー。
U-Tは神田を回転エビに丸め込むもカウント2。
U-Tが走りこんだところにクネスが昇龍脚を決めると、最後は神田がダイビングエルボードロップを決めて勝利。














KzyがU-Tのアシスト役に回っていたものの、結果はジミーズがベテランの味を出して完勝。
U-Tの今年は厳しい結果に終わってしまった。
所属ユニットが解散しただけではなく、下からの突き上げも厳しくなってきてるからね。
来年はまずどこかのユニットに所属することが第一目標になるのかな。
ファイトU-T!






メインイベントのドリームゲート選手権試合に出場する2人による意気込み。
神戸ワールドや大田区体育館、府立第一は向かって左側にチャンピオン、右側にチャレンジャーの並びなので違和感あったなぁ。
でも去年や一昨年の写真見てみたら福岡国際は向かって左がチャレンジャー、右側がチャンピオンなんだな。









【第3試合:シングルマッチ -コロシアム2015-】
(※10分無制限ラウンド特別ルール)
船木誠勝(フリー) vs X

最初に船木が入場。



Xの正体はやはりいっちゃん。
いっちゃんはグレイシーのテーマ曲でもっちーを先頭にキッド、論外、Kzy、ビッグ、フジイさんと共に入場。
いっちゃんは髪の毛を刈り、白の柔道着を脱ぐと白のショートタイツにオープンフィンガーグローブ着用スタイル。


菊池さんは選手コール時に「ストーカー柔術400戦全敗」と紹介してた。




ゴングが鳴らされると、いっちゃんは船木の背後に回るとスリーパーホールド!
しかし船木は前方に投げるとそのまま腕ひしぎ逆十字固め。
いっちゃんタップ!






一礼して帰っていく船木を呼び止めるいっちゃん。
いつもの通り再戦を要求。
次はもっちーの提案で3カウントのあるプロレスルールで行われることになる。




再試合開始。
ゴングがなるとロープに走った船木の足をもっちーが刈り場外に引きずり落とす。
もっちーは船木を羽交い絞めにすると、いっちゃんがコーナートップからプランチャを敢行…も避けられて失敗。
リングに戻ったいっちゃんは船木のリストを取るとロープ渡り。
ダッシュまでは成功したが、船木と手を離した状態でダッシュを要求されてしまうと、足を滑らせて股間をロープに痛打。
その後、船木の攻撃が八木さんに誤爆。
八木さんを介抱する船木に対していっちゃんは背後からカンチョーも船木には効かず。




 

船木はいっちゃんに左ミドルからフォール。
八木さんはカウントに行くが、先ほどの船木の誤爆による負傷でカウントが非常に遅い。
結局カウント2でフォールを解いた船木は八木さんにカウントが遅いと抗議。
もっと早くカウントするようにという船木をスクールボーイで丸め込むいっちゃん。
先ほどとは違い高速カウントの八木さんだったが、ここは船木カウント2で返す。



その後も言い争いを続ける船木と八木さんに対して、いっちゃんはコーナーに上がり威嚇ポーズ。
遠いよ!近いよ!のお約束から結局いっちゃんのクロスチョップは自爆に終わる。
船木のミドルを耐えたいっちゃんはドラゴンスクリューからブレーンバスター狙い。
しかし逆に船木がブレーンバスターを決めると、掌底連発からPK。
さらにチキンウィング・フェイスロックからハイブリッドブラスターの体勢に入ったところでセコンドからタオル投入。
船木のTKO勝ち。











試合後、いっちゃんそっちのけでセコンドの面々が船木と記念撮影。

【第4試合:オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合】
《王者》Kotoka vs 《挑戦者》Eita




Kotokaは府立第一と同様にオーバーマスク着用で入場。








先手を打ったのはEita。
Kotokaの右ヒザにドロップキックを決めると、逆片エビ固めで締め上げる。
Eitaはセカンドロープを足場にドロップキックを狙ったがこれをミス。

KotokaはEitaを場外に落とすとイス山の上にブレーンバスター。
さらに鉄柱にぶつけると完全にペースを掌握。
リングに戻ってからも急所蹴りから顔面掻き毟り。

Eitaはスワンダイブ式ミサイルキックを決めると、場外にエスケープしたKotokaに対してバスタ。
リングに戻るとドロップキックからその場飛びムーンサルトプレス。
さらに神戸サンボー大会でギブアップを奪ったエスペランサでKotokaの足を締め上げる。
なんとかKotokaはロープエスケープ。

イダルゴ狙いを回避したKotokaはDDTでEitaの頭部をマットに突き刺す。
ダイビングフットスタンプはEitaが回避も、Kotokaは急所蹴りから側頭部へキック→首固めもカウント2。
カルデラ狙いでトップコーナーに上がるKotoka。
しかしEitaは立ち上がると雪崩式変形ブレーンバスター(ファルコンアロー?)。

両者打撃合戦からEitaはNUMERO UNO!
ただのNUMERO UNOではなく、足も極める変形NUMERO UNOは初披露?
ロープに逃げることも出来ないKotokaはギブアップかと思われたが、問題龍がレフェリーの目を引いている隙にサイバーがイスでEitaを一撃。
さらにサイバーはパイナップルボンバーからパワーボム。
Kotokaはカルデラを決めるがカウント2でEita返す。
ならばとKotokaは再度カルデラ。
Eita返せず3カウント。















変形NUMERO UNOを決めた時点でEitaが王座奪取にあと一歩まで迫ったが、結果はヴェルセルクのアシストからKotoka防衛。
Eitaはセコンドの介入なければ勝ってただろうし、惜しかった。
でも、Eitaくらいのキャリアと実績があれば、もう『良い試合だったね』『惜しかった』『次やれば勝てる』とか言ってる場合じゃないわ。
そういう言葉はリンダや山村、石田に言うべきであって、サマーアドベンチャータッグリーグ2年連続決勝進出してる選手に言うべき言葉じゃない。
1年で神戸ワールドと福岡国際センターという重要なビッグマッチで2回もチャンスが与えられて、両方無理でしたというのはね。
ヴェルセルクを追放されてOGに入って何か変化があったかと言うと今のところは感じられない。
本来であればもっとEitaは上でやってないといけない選手だけに、もったいなさが目に付いてしまう。
本人にとってもチャンスを掴めなかったというのは悔しいだろうし、来年は悔しさをバネにしてステップアップして欲しい。
でないとメキシコから帰国した時がピークと言われかねないよ。






【第5試合:オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合】
《王者組》土井成樹&YAMATO vs 《挑戦者組》Gamma&パンチ富永




Gammaとパンチはコスチュームがハーフハーフの大阪06スタイル。
タイトルマッチ宣言はK-1石井館長。













試合はYAMATOとパンチからスタート。
パンチはショルダータックルで倒されるも、フロントキックでダウンを奪う。
OGは土井ちゃんを捕まえると、Gammaとパンチの連携技から汚水攻撃を決める。
続けてYAMATOにも汚水攻撃を仕掛けるが、YAMATOはGammaを突き飛ばして回避。


ヴェルセルクは場外戦でペースを掴むと、パンチに狙いを定めて攻め込む、
土井YAMA得意の連携技を次々に決められ劣勢が続いていたパンチ。
PTミサイルキックはYAMATOにかわされてしまうものの、YAMATOのラリアットは体を反らせて回避すると顔面にキックを決めてGammaにタッチ。
Gammaスパートから、場外に落ちた土井ちゃんとYAMATOに対してGammaとパンチがダブルケブラーダ。

GammaはYAMATOにアックスボンバーを決めると、土井ちゃんをガンマスペシャルの体勢に担ぐ。
ここは土井ちゃんが回避すると、コーナーに振られたところでGammaの突進攻撃をかわすとすかさずYAMATOがgo 2 HospitalⅡを叩き込む。
パンチはYAMATOをロープを使った腕ひしぎ逆十字固めで締め上げる。
さらに土井ちゃんにもミサイルキックを決めるが、土井ちゃんは走りこんできたパンチをハイアングルスパインバスターに切って落とす。
続いてバカタレを狙った土井ちゃんだが、パンチは背中を反らせてかわすとPTキック。
さらにGammaがガンマスペシャル→パンチのツーステップ式ムーンサルトプレスはカウント2。
ならばとパンチはファイヤーバードスプラッシュ!
しかしこれは土井ちゃんに身をかわされ自爆。

すると土井YAMAが反撃。
YAMATOが垂直落下式ブレーンバスターからgo 2 HospitalⅡを決めれば、土井ちゃんは大暴走からバカタレ!
なんとかGammaがカット。
YAMATOがギャラリアの体勢に入るが、耐えたパンチは飛びつき腕ひしぎ逆十字!
土井ちゃんのカットもGammaが排除。
YAMATOの腕のロックが外れて技がガッチリ決まるかと思ったが、YAMATOは体勢を入れ替えると逆にアンクルホールドに捕らえる。
さすが!

YAMATOがロープに走ったところで、場外からGammaが竹刀で一撃。
パンチのPTキックからGammaがブリッツェン。
さらにGammaとパンチのダブルPTキックがYAMATOにヒット!
パンチは入ってきた土井ちゃんを場外に落とすと、YAMATOに再度PTキックを狙う。
YAMATOはこれをかわすとギャラリア!
パンチはカウント2でキックアウトするもYAMATOはスリーパーからスリーパースープレックス。
さらに土井ちゃんがバカタレで続くと、最後はYAMATOがギャラリア。
カウント3。
土井YAMAがV8達成!



























試合後、土井ちゃんはパンチのコスチュームを脱がせると、そのコスチュームでシューズを拭いてマイク。
「見ての通り8度目の防衛や!
 パンチ、オマエみたいなプロ意識の無いヤツはタイトルに挑戦するとか二度と口にするなよ。
 福岡、この後セミでヴェルセルクがベルトを取って、メインで信悟が防衛する。
 2015年はオレ達ヴェルセルクがハッピーエンドで締めたるから楽しみにしとけ!」(土井)











戦前の予想からするとパンチが予想以上の健闘を見せた試合。
しかし単純に土井YAMAがその遥か上を行った。
何度も言ってるけど、ホントに土井YAMAが磐石過ぎてベルトを奪えそうな対戦相手が居ないね。
当初はシングルプレーヤー2人が合体したイメージが強かったタッグだけど、防衛を重ねるごとにタッグチームとしての成熟度が増してる。
試合のコントロールの上手さに個々の強さ、そして憎たらしいマイクがまた魅力的ではある(笑)
完全に10度目の防衛が視野に入ってきた。



【第6試合:オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合・6人タッグ4WAYマッチ】
《王者組》吉野正人&戸澤陽&T-Hawk
vs
《挑戦者組》望月成晃&ドラゴン・キッド&ビッグR清水
vs
《挑戦者組》堀口元気H.A.Gee.Mee!!&斎藤“ジミー”了&ジミー・ススム
vs
《挑戦者組》サイバー・コング&谷嵜なおき&問題龍






















最初に登場したのは戸澤、元気、もっちー、問題龍。
もっちーは戸澤と元気にミドルを叩き込むと、問題龍にはサッカーボールキック。
戸澤と元気はもっちーにダブルドロップキックを決めてハイタッチも、戸澤は元気をバイシクルキックで場外に落としトペフェイントからトゥーイージーポーズ。




続いて登場したのはサイバー、T-Hawk、ビッグR清水という各チームのパワーファイター。
ジミーズからは斎了が嫌がりながらも渋々登場。
力比べやタックル合戦を制したのはサイバー。




谷やん登場すると他には目もくれずジミーズに攻撃を仕掛ける。
しかしススムは谷やんにジャンボの勝ち!
吉野とキッドも登場すると、キッドはススムから吉野へデジャヴの数珠繋ぎ。
谷やんはキッドの619をキャッチしてインプラントの体勢に入るが、ススムがフロントキックで谷やんの蹴り飛ばしキッドがヨシタニックの体勢で谷やんをマットに叩きつける。


問題龍に対してジミーズがマラハ!イサッパ!
もっちーが無謀にもT-Hawkと吉野を相手にチョップ合戦を挑むがあえなく撃沈。
強引に問題龍にタッチすると、尻込みする問題龍に対して吉野とT-Hawkは大胸筋を奮わせる。
てっきりフジイさんの代わりをもっちーがやってくれるかと思ったのに。





ビッグが問題龍にネックハンギングボムからジャイアントスイング。
場外戦を経てヴェルセルクがジミーズ相手に猛攻。
谷やんは持ち込んだイスをコーナーにセットすると元気を頭から突っ込ませる。
しかし元気もDDTをサイバーに決めて反撃すると、ヴェルセルクに対してダブルゴムパッチン!







元気のトペ・トビウオをきっかけに各選手が場外へダイブ。
ススムの対角線トペコン、戸澤のミッション・インポッシブル、キッドと吉野のケブラーダ、もっちーのトペ・マサアキ!
最後にビッグが試みるも、足を滑らせてロープに股間痛打。
しかしビッグはリング上でT-Hawkとサイバー2人を抱えあげるとバックフリップという荒業。





その後吉野とキッドがそれぞれフロムジャングルとクリストを決めると、斎了は谷やんにサイクリングヤッホー!
キッドが問題龍にスーパーフランケンを決めると、ディアハーツ、モンスターエクスプレス、ジミーズがトレイン攻撃。
しかし斎了の攻撃がかわされるともっちーがすかさず串刺しブート。
さらにミドル、ソバットを連発。
しかしススムがもっちーにジャンボの勝ち!を決めると、キッドが狙い済ましてウルウラ!
カウント2。








もっちーがススムに三角蹴りからビッグが砲丸投げスラムの体勢に入る。
回避したススムはジャンボの勝ち!からジャンボの勝ち!固めでビッグから3カウント。
ディアハーツ脱落。






T-Hawkに対してヴェルセルク猛攻も、谷やんのボックス攻撃から問題龍の首固めはカウント2どまり。
サイバーのパイナップルボンバーが問題龍に誤爆も、サイバーはT-Hawkにファイヤーサンダー。
さらに問題龍が問題龍星を敢行もT-Hawk回避して自爆。
ジミーズのトレイン攻撃から吉野がミサイルセントーン。
最後は斎了が斎了ロケットで問題龍から勝利。
ヴェルセルク脱落。











戸澤に対してリョウスカのコンビネーションジャーマンから元気がスイングDDT。
さらに幻壊からススムがジャンボの勝ち!
しかし戸澤は元気に雪崩式ブレーーン!バスタァー!!で反撃。
吉野がトルベジーノ、T-Hawkがウラジゴク、戸澤のデッドリフトジャーマンはカウント2。
ススムのジャンボの勝ち!連発も吉野はトルベジーノ連発。
隙を突いて元気がバックスライド!
カウント2。
戸澤に対してススムのジャンボの勝ち!から斎了がドラゴン!
これもカウント2。
ならばと斎了はプレミアムブリッジ狙いも、戸澤は耐えて高速ジャーマンから最後はパッケージジャーマンで勝利。












試合後、戸澤に続いてマイクを持った吉野は次のメインへ向けての煽り。
信悟もCIMAもモンスターにとっては関係ない2人なのに珍しいな。






ジミーズは2チーム脱落させることに成功したけど、最後の見せ場をモンスターに奪われた形に。
モンスターとしてはベルトを持った状態で年を越せることになった。
2015年は信悟の脱退から下降線を辿っていたけど、12月になんとか盛り返し来年に向けていい終わりとなったかな。
来年は是非戸澤のドリーム挑戦が見たい!
ただこの3人によるトライアングル長期政権も見たいかな(笑)








【第7試合:オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合】
《王者》鷹木信悟 vs 《挑戦者》CIMA

CIMAが向かって左の青入場口から入ってきたのに信悟も青入場口から入ってきた。
これは明らかにミスだろ。






CIMAは信悟の突進に対して左ヒザへ低空ドロップキックで迎撃。
場外に逃げた信悟を追いかけてリングに戻すと、左ヒザに狙いを定めて攻めるCIMAはローキックからジャベでダメージを与えていく。

信悟はCIMAをパワースラムで叩きつけると場外戦へ。
入場ステージにCIMAを連れて行く信悟。
Kotokaはイスを持って行くと、信悟はイス山にパワーボムで叩きつけようと試みる。
しかしCIMAはリバースで返す。
CIMAは入場ステージからブレーンバスターで落とそうとするが、信悟はツームストーンパイルドライバー。





リングに戻ったCIMAに対し信悟は首攻め。
CIMAもミサイルキックで反撃を試みるが、信悟はショルダータックルで弾き飛ばすとさらに側頭部へニードロップを落とす。
続けてナックルからセントーン投下。
スリーパーで落としにかかる信悟。
CIMA耐えるも、信悟は首に直接打撃から低空パンピングボンバー。



劣勢が続いたCIMAはパンピングをかわすとスーパードロルから場外へトペ・レベルサ。
リングに戻し串刺しダブルニーからヴィーナス、変形アイコノクラズム。
さらにセカンドロープからのダブルニーを決めると、ミサイルキックもカウント2。




CIMAはパーフェクトドライバーを仕掛けるが、信悟は耐えて逆にスイングネックブリーカードロップ。
串刺しパンピングからガロンスローはカウント2。
信悟のMADE IN JAPANを回避したCIMAはダブルフットスタンプ。
串刺しダブルニーからトカレフ→ゴリコノクラズム、そしてマッドスプラッシュ狙いは信悟が剣山で迎撃。



信悟は投げっぱなしジャーマンから雪崩式の技狙い。
CIMAは耐えるが、信悟はパンピングボンバーでコーナー上のCIMAを頭から落とす。
信悟のSTAY DREAM狙いをCIMAは雪崩式フランケンで切り返す。
CIMAはストンピングから中指を突き立てて延髄切り。
しかし信悟はカウンターのデスバレーボム。

両者カウンター合戦から信悟はパンピングボンバーを打ち込む。
ラストファルコンリーの体勢に担ぎ上げられたCIMAだが、着地するとミラノのヴィクトリアミラネーゼのような変形バックドロップ3連発。
3発目はバックドロップホールドで決めるがカウント2。



CIMAはジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスまで繰り出すがカウント3は奪えない。
CIMAは後頭部へのメテオラから正調メテオラに繋げるが、信悟は回避するとMADE IN JAPAN。
さらにパンピングボンバーから再度MADE IN JAPANを決めるがカウント2。





立ち上がれないCIMAのためにフジイさん、もっちー、Gammaがリングサイドに駆けつけて応援。
コーナーに突進してくる信悟に対して、CIMAはトラースキックから左ハイ、ツバ攻撃、ノド輪落とし、さらに三角蹴り!
ダウンした信悟に対してCIMAはメテオラ2連発!
しかしカウントは2!







CIMAは再度メテオラ狙いでコーナーに上がる。
しかし立ちあがった信悟はコーナー上でCIMAを捕らえるとトップロープから雪崩式ブレーンバスター!
そのままCIMAを担ぎ上げるとサイドへ落とす。
雄叫びから串刺しパンピングから正調パンピング連発。
カウント2でCIMAキックアウト。
ならばと信悟はラストファルコンリー!
カウント…3!!
信悟がドリームゲート王座防衛に成功!







「見ての通り、誰も文句ねえな!
 鷹木信悟の完全勝利だ!
 拍手が足りんぞ!
 CIMA、残念だったが時代は戻ることは無い。
 10月にドン・フジイ、11月に望月成晃、12月にCIMAを3タテしたんだ。
 ということは闘龍門から時代を作っていた旧世代はほぼ全滅だ。
 シーサーとか変なの居るけどカスだから相手しねぇよ。
 年末だからドラゴンゲートの大掃除ってことでいいんじゃねえか。
 こんなもんで満足しねぇぞ。
 オレ自身もヴェルセルクもピークはこんなもんじゃねぇ。
 来年も暴れ狂うからな。
 ヴェルセルクの活躍に期待しとくんだな。
 それだけよく覚えとけ!」(信悟)
ヴェルセルクメンバー揃ってポージング。
そこへ入ってきたのがススム!
ススムは信悟にジャンボの勝ち!を決める。











「好き勝手言ってんじゃねぇぞ。
 CIMA、もっちー、フジイさん、Gammaさんは途中から入ったけど、
 オレらが作ってきたレールがあるからオマエがあるんだろ。
 大掃除だ?
 CIMAも、もっちーも、フジイさんもゴミじゃねえよ。
 ここまできたら誰も居ない?
 オレが居るじゃないか!
 痛いか?
 今日はこれくらいにしてやるよ。

 近いうちに正式に宣戦布告してやるよ、覚えとけ。
 CIMA!
 何負けてんの?
 ドラゴンゲート唯一の同級生CIMA!
 CIMAが今日もう一回ドリームゲートチャンピオンになること裏で見てたよ。
 前回CIMAがドリームゲートチャンピオンになったとき、誰が最初に挑戦した?
 オレだよね。
 今日CIMAがチャンピオンになったら、
 今みたいな形じゃなくてキレイにリングに入って挑戦表明しようとしたのに…
 CIMA…負けちゃった。
 でもCIMAまだ終わってないよね。
 CIMAの声会場に来たお客さんに聞かせてあげてくださいよ。」(ススム)




「オレは試合前にムチャクチャ偉そうに、オマエらをハッピーにする責任があると言った。
 でも結果は完敗や。
 オレはオレなりに今持ってる力を全てぶつけて、セコンドの力も借りて技も借りて、
 これだけ集まってくれたファンの皆さんの声援を受けながらも負けたんや。
 そんなヤツにハッピーを語る資格は無い。
 オレの努力がまだ足らんかったんや。
 信悟の言うとおり、CIMAというゴミは粗大ゴミとして
 ドラゴンゲートのリングから捨てられようやないか。
 でもオレは腐ってもCIMAや。
 たとえ粗大ゴミとして捨てられるとしよう。
 ゴミにはいろいろあるな。
 燃えるゴミ、燃えないゴミ、プラスチック、粗大ゴミ。
 CIMAのところにはこう注意書きが書いてある。
 CIMA-捨てられないゴミ。
 オレはゴミになっても、このリングに帰ってきますよ。
 あわよくば、今日勝ってススムの挑戦を受けて今日はハッピーに締めようと思ったけど
 フジイさんが散った、御大が散った、Gammaちゃんが引き分けた。
 CIMAが負けた。
 オレはアナタ(ススム)とは同級生やけど、アナタより先に38歳の扉を開けた。
 ススムはまだ37歳や。
 38歳の扉はいつ開けるんですか?
 2月の18日?
 次の博多大会は2月の14日。
 ラストチャンスやで。
 今日はハッピーな締め方出来ませんけど、
 ススムさんが2月14日の博多大会で挑戦すると言えば
 ある程度ハッピーな締め方出来ますんで。」(CIMA)






「CIMAからバトンを受けましたので、来年2月14日博多大会で挑戦します!
 それまで自分を追い込んで最高のコンディションで。
 ドリームゲートは今まで1回しか取ったことありません。
 もう一度10年ぶりにドリームゲートチャンピオンになりたいと思います。
 博多のお客さん、楽しみにしといてください。
 今日は最後までありがとうございました!」(ススム)



ススムが勝手に締めようとしたところをCIMAがストップ。
「ドラゴンゲート2015年たくさん集まっていただきありがとうございました。
 (Gammaが実況席でCIMAコールを煽る)
 オマエら(OG)な、オレ今日は緊張してモニターでしか見れなかったけど
 Eitaの試合のとき、ヤングジェネレーションだけで手こずってたやろ。
 あんな感じでEitaを盛り上げてたら結果変わったかも分からんから
 その辺は来年も勉強していきましょう。
 望月成晃が挑戦するときもそう、僕が挑戦するときもそう。
 試合前のVTRでカッコいいのを作ってもらって、
 闘龍門からの歴史がとか、時代を作ってきた男とか
 三度ドリームゲートを巻いた男とか、ドラゴンゲートの象徴とか言ってもらってますけど
 結果は毎回負けてます。
 これは自分自身のムチが足らないと思います。
 ドラゴンゲートは始まって16年の新興団体です。
 ボクもまだ38になったばかりです。
 20の頃からCIMAを見てくれてるファン、
 今は山村とか石田とか女の子にワーワー言われてますけど、
 オレも言われてたんや。
 でもCIMAのファンはそのまま年を取って、今は全国いろんな会場に子供を連れて来てくれてます。
 お父さん、お母さんはCIMAのベルトを巻いた姿を見てても、
 その子供たちはまだベルトを巻いてるCIMAを見たことがありません。
 ただの明るいオッサンです。
 でもボクも5歳になる子供が居ます。
 CIMAがベルトを巻いてた姿はおそらく記憶にないでしょう。
 望月成晃もGammaもドン・フジイもドラゴンキッドもまだまだ進む。
 CIMAもまだまだ進んで、ドラゴンゲートを頭から見てくれてる世代の子供たちに夢を与える為に
 もう一回CIMAもドリームゲートのベルトを掴んで扉をこじ開けますので、
 その時まで懲りずにドラゴンゲートもっともっと進化していきますので
 2016年も皆元気な顔見せてください。
 ありがとうございました!」(CIMA)
最後はCIMAとススムで大会を締めた。








ということで、2015年最後の福岡国際センター大会は信悟勝利で締め。
ススムさんが入ってきたとはいえ、一応バッドエンドはバッドエンドですかね。
信悟にとっては2年越しの世代交代か。
前回CIMAから取った時はすぐにYAMATOに取られてしまったため、完全に信悟が時代を掴んだとは言えなかったからね。
試合自体はCIMAが言っていたように、2年前のワールドと同様信悟の完勝。
信悟は試合を通して首攻めで徹底していたのに対して、CIMAは試合序盤の足攻めがフィニッシュに繋がらなかったのが残念だった。
場外戦があったとはいえ、CIMA陣営も文句の付けようが無い3カウントだったと思う。




信悟は次にススムとのタイトルマッチが正式決定したとはいえ、他団体出陣もほのめかしてる。これまでも信悟はドラゲーの中では他団体に参戦する機会は多いほうだったとはいえ、ベルトを持っての他団体出撃というのは異例。
元々ドラゲーは団体内で全て完結してるから他団体と絡む必要はなかった。
そのため、新たなプロレスファンを開拓してきたものの、既存のプロレスファンを取り込むという面では遅れをとっていたと思う。
他団体との防衛戦というのはベルト流出というリスクもあるが、ドラゴンゲートをアピールするという面ではいいのかもしれないね。
もちろん他団体と絡むことで既存のファンが離れるようだと元も子もないが…。
ただ新鮮なマッチメイクが見られるのは楽しみではあるし、こればかりはやってみないことには評価も出来ない。
個人的には団体内に敵無し状態の土井YAMAにも他団体との防衛戦を考えて欲しいなー。
当然ヴェルセルクに好き放題されてるドラゲー内の他ユニットに奮起はして欲しいけど、来年は来年でこれまでと違う楽しみが増えそうですな。



















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