プロレスラーライセンス制度導入へ プロレスラーライセンス制度が新日本・ノア・全日本の3団体により11月から施行されることになった。 「プロレスライセンス」11月に発行決定(スポナビ) 「プロレスライセンス」11月に発行決定(デイリー) プロレスラー・ライセンス制、11月にも導入(スポニチ) 基準は各団体に委ねられるという点は少し気になるものの、話しだけで終わらなかったことは一歩前進したといえる。 もちろん3団体だけで終わるのではなく、理想は全てのプロレス団体がライセンス制度に参加すること。 まずはメジャー3団体で、レスラー・団体共に納得できるような制度を作り上げることができるのかが試される。 さて、記事を読んで感じたことといえば、スポナビに「(ライセンス発行には)医師の健康診断書が義務づけられた」とあったが、これがどこまで徹底されるか。 体がボロボロなのが痛いほど伝わってくる全日本の武藤、ノアの小橋、新日本の蝶野らにライセンスが発行されるのか? また、もし発行されたとしてもドクターによる休場勧告のようなものがあった場合、団体側は休ませることができるのか? 三沢さんの時のように休みたくても休めないような事態が改善されないのであれば、制度は形骸化することになる。 前に一度書いたけど、ライセンス制度を導入することはプロレス業界にとっては正しいことであることは間違いない。 ただ名前だけのライセンス制度ならば意味はなく、それはメジャー3団体の自己満足の制度に陥りかねない。 そうならない為にも、3団体には厳格な基準を策定し、それに基づいて例外を認めることなく厳密な実施をしてもらいたい。 色々なブログやサイトでこの件について書かれてるけど、その中でもやっぱりハヤブサの言葉は重みがある。 悲しみは繰り返してほしくないし、制度自体は悪くないだけにきっちりと定着させて欲しい。 「ライセンス制導入」(ハヤブサオフィシャルブログ「愛と勇気とあるこーる」) 当ブログ過去記事:週プロのドラゲーインタビューとライセンス問題 PR