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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

17-0~レッスルマニア25~

昨日は22時からWWE・レッスルマニアを鑑賞。
普段のPPVなら木曜に放送されても見るのは週末になるんだけど、レッスルマニアは特別。
今年の売りはトリプルメインイベント。
シナ対ビッグショー対エッジの世界ヘビー級王座戦。
HHH対オートンのWWE王座戦。
そしてアンダーテイカー対ショーン・マイケルズ。
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マネー・イン・ザ・バンク
MVP対ヘンリー対ケイン対ベンジャミン対キングストン対パンク対クリスチャン
試合で素晴らしい姿を見せてくれたのは、試合前の予想通りベンジャミン。
クリスチャン・パンク・キングストンと中量級のスパスタが場外へ飛ぶ中、ベンジャミンは特大ハシゴの最上段からトペ・コンヒーロ!
早くもファンは"Holy Shit!Holy Shit!"コール。
いくら下にスパスタが待ち構えてるとはいえ、単純に凄いとしか言いようがない。
それに負けじと、マネーインザバンク初登場のキングストンは去年のモリソンまでは行かないものの、それなりに見せ場は作れてた。
そして久しぶり登場のCLB・・・じゃなくてクリスチャン。
ベンジャミンとハシゴ上でやり合い、ハシゴが傾き2人が落ちるかと思いきや、クリスチャンはロープに足をかけて転落を回避して、ロープの反動を利用して戻るところは今後のマネー戦の名場面になるに違いない。
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去年には及ばないかもしれないけど十分楽しめた今年のマネー・イン・ザ・バンク。
しかし一番影の薄かったパンクがカバンを取ったのはどうかと思うよ。
今年のMVPを決めるならベンジャミンとクリスチャンだな。
あのシーンは毎年流れそうな気がする。


ディーババトルロイヤル
いきなりキッドロックが登場。
しかも3曲くらい歌って、その間にディーバがリングに入場していく。
結局全員揃ってしまうと、誰が誰なのか全然分からない。
あんなに時間があるなら、一人ずつ入場させれば良かったのにさ。
実況でサニーだ、トリーだ、ミス・ジャッキーだ、ビクトリアだと言われても分からないし。
リタやトリッシュはどうやらいない様子。
ただそんな中で存在感を放つのが女装したマレラ・・・。
結局最後はメリーナとベスを同時に落としたマレラが勝利。
ミスレッスルマニアはサンティーノ・マレラ!・・・ではなく双子の妹のサンティーナらしい。
最後もメイ・ヤングからのキスを受けるわけでもなく、トリッシュが出てきてストラタスファクションを決めるわけでもなく、単にマレラがダンスを踊って終了。
なんだかなぁ。


ジェリコ対パイパー&スティムボード&スヌーカ
この試合では、なんと言ってもスティムボードのコンディションの良さは尊敬に値する。
腹も出てないし、しっかりとシェイプアップされてて、ジェリコとしっかりレスリングを展開。
見事なアームドラッグは相変わらず1級品。
現役から離れてたにも関わらず、あそこまでの動きが出来るって凄いよな。
試合自体はジェリコがウォール・オブ・ジェリコでスヌーカを、延髄切りでパイパーを、コード・ブレーカーでスティムボードを下して勝利。
試合後にフレアーがリングにあがるものの、ジェリコはショルダースルーとコード・ブレーカーでフレアーを撃退。
ネイチもあれだけ感動的な引退をしたんだから、リングにあがるのはどうかと思うが・・・。
そしてジェリコは観客席にいたミッキー・ロークを挑発。
最後はロークがねこパンチをジェリコに決めて終了。
フレアーやロークはともかく、この試合はジェリコとスティムボードがとにかく素晴らしかった。
出来れば最後はスティムボードがリング上にいて欲しかったなぁ。


マット対ジェフ
ジェフの発想は自分の予想の遙か上をいっていた試合。
試合後半になったところで、ジェフは場外にテーブルを設置してそこにマットを寝かせる。
普通ならコーナーから場外に向けてのスワントーンでマットもろともテーブル破壊するってのが常人の発想だ。
しかしジェフはマットを寝かせたテーブルの上にさらにテーブルをセットする。
そしてコーナーからダイビングボディプレスで2階建てのテーブルを破壊。
マットへのダメージより確実にジェフの方が多いよな・・・。
最後はマットがイスを使ってのツイストオブフェイトで勝利。


JBL対ミステリオのIC王座戦
試合前からマイクでファンを挑発するJBL。
対するミステリオはバットマンのジョーカー仕様のマスク。
うん、はっきり言ってカッコ悪いと思うよ。
ミステリオのレッスルマニア仕様のマスクは例年失敗だらけだな。
試合はいきなりJBLの不意打ちからスタートするが、ミステリオが619からのボディプレスでJBLを秒殺。
試合後にJBLは
「辞めてやる!」(JBL)
と一言。
週プロによれば現役を引退するって事らしい。
エディがいない以上、最終戦はレイ以外に考えられなかったとか。
WWEから離れるのではなく、GMとか解説者をやってくれないものか。


アンダーテイカー対HBK
ここからトリプルメインイベントの一つ。
HBKは白ベースのコスで上から登場。
対するテイカーはステージの下からの登場。
しかしレッスルマニアにしてはテイカーはあまり凝った入場ではない。
普段ならドルイド僧が出てきたりするんだけどねぇ。

ベテランの2人にしては30分オーバーのロングマッチになった試合。
レッスルマニアでしか出さないテイカーのノータッチプランチャは落ち方がホントにヤバかった。
頭から落ちていったにも関わらず、その後も試合を続けるテイカー。
まさにデッドマン。
終盤、HBKが場外に落とされようとしたところをHBKお得意ムーブである、最上段のロープを掴み逆上がりの要領でリングに戻ろうとするが、それをテイカーは待ち構えてツームストーンの体勢に抱え上げる。
そして、満を持してツームストーンパイルドライバー!
舌も出して完璧な勝利!!かと思いきや、なんとHBKがカウント2でキックアウト!!!
まさかテイカーのツームストーンが返されるとは完全に予想外!!
その後、HBKはツームストーンをDDTで切り返すと、起き上がったテイカーに対してスイート・チン・ミュージック!!!
これで連勝記録が途切れるかと思いきや、テイカーも負けじとカウント2で返す!!!
ちょっとこの2人マジパねぇ・・・。
その後、お互いフラフラになりながらも打撃戦をはさんで、HBKがムーンサルトにいこうとするが、これをキャッチしたテイカーが再度ツームストーンを決めて勝利!
17-0。
ていうか両者とも凄い試合を見せてくれた。
まだ2年くらいは現役できるって。
週プロの採点が10点満点だったのも分からないでもない。


エッジ対ビッグショー対シナの世界ヘビー級王座戦
シナの入場時にはBasicThuganomicsがかかり、偽シナがたくさん出てきて花道でYou Can't See Meポーズ。
その間をThe Time is Now!の音楽にのり本物のシナが通ってくる。
なんだ、このシュールな映像はww
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試合では、終盤にビッグショーとエッジの2人を短時間ながら持ち上げたシナのパワーは凄い。
最後はFUじゃなくてアティテュードアジャストメント?でシナがビッグショーをマットに叩きつけ、さらに向かってきたエッジを抱え上げて倒れてるビッグショーに対して再度アティテュード。
エッジはそのまま場外へ転落し、シナがビッグショーから3カウントを奪い勝利。
世界ヘビー級王者はシナ。
別に悪くは無いんだけど、前の試合がアレだったからねぇ・・・。


WWE殿堂者紹介
今年の殿堂入りはザ・ファンクス、ビル・ワッツ、ハワード・フィンケル、リッキー・スティムボード、エリック一家、ココ・B・ウェア。
そして"ストーンコールド"スティーブ・オースチン。
それぞれ紹介を受けた後、ストンコは一人バックステージへ戻る。
そしてGlass Shattersが流れると、ストンコがバギーに乗って再度登場。
スーツも脱いで3:16のTシャツに着替えたストンコはリングにあがると、当然のごとくビール祭り。
出来ればマイクを持って欲しかった。
HELL YEAH!と叫ぶ機会をファンに与えて欲しかった。
waht?と言う機会をファンに与えて欲しかった。
コーナーにあがって中指を突き立てて欲しかった。
そして最後に「Cause Stone Cole Said so!(ストーンコールドかく語りきってなもんよ!)」って言って欲しかった。
バックステージに下がるときのストンコの表情はどことなく寂しげだったなぁ・・・。


オートン対HHHのWWE王座戦
オートンの入場時、テーマ曲のイントロ部分とリリアンのルール発表がかぶる。
普通に考えたら、リリアンの試合形式発表→テーマ曲流れる→オートン登場だと思うんだが、音響係が間違えたのか、それともこういうものなのか。
もし計算づくだとすれば、オートンのイントロが聞けないのは残念だと思うけどね。

試合は序盤でいきなりオートンがRKO、HHHがペディグリーを出すWWEらしからぬ展開。
その後もオートンの動きが普段に比べて鈍い??
HHHに遠慮してんのか?ってそんなタマではないはず。
去年のワンナイトスタンドと比べると少し退屈な展開。
終盤、オートンがHHHをコーナーにいるレフェリーに叩きつけたことで、レフェリーがダウン。
オートンはリング下に降り、スレッジハンマーを取り出す。
リング内に戻ろうとしたところでHHHがオートンに対してパント。
そしてHHHはハンマーを奪いオートンに一撃。
さらにフラフラのオートンに馬乗りになりパンチを浴びせた後、ペディグリーで3カウント。
あれ、終わり?
レガシーの乱入は?
ビンスやシェインの乱入は?
結局レガシー対マクマホン一家の対立という前フリが前フリになってなかったのか。
うーん、思った以上に淡白だったなぁ。
ちょっと残念だわ。
この2人のシングルは2007年のノーマーシーがかなり秀逸だったんだけど、今回はそれに及ばない。。。


さて今年のレッスルマニアを総括。
一応順位を付けてみると、
第1位 アンダーテイカー対HBK
第2位 ジェリコ対レジェンド達
第3位 マネー・イン・ザ・バンク
かな。

1位はダントツ。
自分の中での去年の年間ベストマッチは、レッスルマニア24のHBK対フレアーだったんだけど、今年もアンダーテイカー対HBKになるかなぁ。
WWEの殿堂入り間違いない重鎮2人が、これぞWWEってプロレスをしてくれた。
しかしHBKはレッスルマニア19の対ジェリコ戦以降、対ベノワ対HHH、対カート、対ビンス、対シナ、対ネイチ、対テイカーとレッスルマニアでは全て名勝負を展開してる。
どこかのサイトで現在のマイケルズは全盛期を過ぎてるという事を書いてたような記憶があるけど、現役復帰してからもブレット・ハートやレイザーラモンと試合してたころに負けず劣らず素晴らしいプロレスをまだ見せてくれてる。
もうちょっと現役続けてくださいm(_ _)m
今年のレッスルマニアはHBKやテイカー、スティムボードといったベテラン達に拍手。




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