真打ち登場!~3.1大阪府立第2競技場大会~ 昨日は大盛り上がりを見せた超満員の大阪第2大会。 あの展開だと盛り上がらないわけがない。 しかしCIMAとGammaの揃い踏みは絵になるなぁ。 第1試合 吉野&ハルク&PAC対アラケン&神田&KAGETORA 大阪での吉野人気は絶大だ。 第1試合早々から自然と巻き起こる大吉野コール。 試合の方はPACに対して反則を交えて攻め込むリアルハザード。 アラケンのヒールも板に付いてきた感がある。 PACは延髄切りでハルクと何とか交代。 ハルクはHエッジをKAGETORAに決めると、PACはコーナーから場外のアラケン達に向けて高度のあるケブラーダ。 その後吉野とKAGETORAの攻防を経て、リング上はブルーボックスを持った神田とハルクが対峙。 ハルクは神田をブルーボックスごと蹴り上げ。 その後マウスからラリアットと攻め込むが、アラケンがハルクに対して酒噴射。 ハルクに狙いを定めたリアルハザードはKAGETORAのジョン・ウーから神田とアラケンがダブルインパクト式のフェースバスターを決める。 しかし吉野がカットに入ると、逆にKAGETORAを捕まえたWORLD-1がトレイン攻撃からハルクのEVO→PACの360°シューティングスターで勝利。 試合後アラケンがKAGETORAに説教。 「あんなしょーもないWORLD-1に負けて、付け人からやり直せ。 神戸に帰ったら、オレと神田の背中流して尻の穴まで洗えよ。 それと部屋に一升瓶置いといてやるから、それ全部飲め。」(アラケン) 第2試合 王子&シーサー対フジイ&岸和田 試合は、王子とシーサーの奇襲攻撃からスタート。 しかし絶倫2人はあっという間にペースを握り返すと、フジイさんのクルクルパンチや岸和田兄さんのドロップキックなど重い攻めでシーサーを痛めつける。 さらに王子のミサイルキックもシーサーに誤爆してしまい一方的な試合が続く中、シーサーはフジイさんに飛びつき腕十字を決める。 これは岸和田兄さんがカットすると、シーサーと王子が岸和田兄さんをダブルブレーンバスターで投げ飛ばす。 そしてシーサーと王子がフジイさんに対して色んな形で丸め込むものの3カウントは奪えず。 最後はシーサーが捕まり、フジイさんのナイスジャーマンでピン。 試合後マイクを握るフジイさん。 「アンソニー! 噂によると、オマエ両国大会でサイバーコングと髪の毛とマスクを賭けてやるみてえじゃねえか。 オレもカベジェラ戦で負けてるから、オレみたいにしくじるんじゃねえぞ。」(フジイ) 最後は4人で握手を交わして退場。 第3試合 もっちー対藤田 もっちーは藤田の左足に標準を定めると、足をロープに掛けて蹴り上げたりニークラッシャー、逆片エビと痛めつけていく。 藤田ももっちーをボディスラムで叩きつけたり、蹴り倒されてもすぐに立ち上がったりと意地を見せるが、最後はもっちーの左ミドルで3カウントを取られてしまう。 写真で見てみたら、ミドルというか首筋にヒットしてるんだよね。 だから最強ハイでは無いけれど、ミドルでも無い気がする。 試合自体は藤田のやられても立ち上がる姿はお客さんを惹きつけてた。 今のところは剣心に先を行かれてるかもしれないけど、巻き返す可能性は十分ある。 相変わらずチョップはいい音させてたしね。 第4試合 斎了&元気対戸澤&剣心 戸澤復帰戦だけど、戸澤の出番はほとんど無かったなぁ。 試合は場外戦から始まると、リアルハザードは剣心を捕まえてセコンドや凶器を使っていたぶる。 マライサコンビは相変わらずの好連携。 剣心もキックで反撃を開始し、斎了に対して戸澤の延髄切りから飛びつき腕ひしぎ逆十字を決めるがロープに逃げられてしまう。 終盤に入り、元気がリストクラッチ式パイルドライバーを決めて戸澤を排除すると、残された剣心がロープに走ったところを背後から神田がブルーボックスで一撃。 続けて斎了がブルーボックスを手に取り頭に一撃。 最後はドラゴンスープレックスを決めて3カウント。 第5試合 土井&谷嵜&KZ対信悟&キッド&岩佐 この試合はあんまり内容覚えてないんだよね。 まあ面白く無かった訳では無いんだけど、試合後の方が記憶に残ってるw 試合は、谷やんが岩佐の熨斗紙を回転エビ固めで丸め込むと、掟破りの逆熨斗紙を岩佐に決め、カサノヴァからのインプラントで勝利。 試合後、リアルハザードが乱入。 「おいおい、ここに倒れてるのはオレの昔のパートナーの岩佐じゃねえか。」(アラケン) とKAMIKAZEを挑発するアラケン。 そしてトライアングル挑戦を表明すると、突っかかってきたのは谷やん。 「おいコラ!オレの久しぶりの勝利やねんぞ! 俺らに挑戦させろや!」(谷嵜) 「オレもテメエらをぶっつぶしてやりたいところだけどよ、ドイツ遠征が決まってんだよ。 だから次の両国大会、3wayでやってやろうじゃねえか。」(信悟) そしてKAMIKAZEとリアルハザード退場。 調子に乗る谷やんがアピール。 「今日チャンピオンから3カウント取ったから、両国でもこの3人で取ってやる!」(谷嵜) 「ちょっとちょっと、谷やん。 いや、オレは両国で金本と試合するから無理やわ。 自分の事ばっかり考えんといて。」(土井) そこに出てきたのはハルク。 「谷嵜さん、僕が居るじゃないですか!」(ハルク) 「よっしゃ、後一人は・・・吉野は?」(土井) 「いや、オレはブレイブのベルトがあるから無理やわ。 となると・・・」(吉野) ここでスクワットをしてアピールするKZ。 しかし会場からはPACコール。 「KZ、オマエはまだ実績残してないからイチからやり直せ。」(吉野) と言うわけでWORLD-1のメンバーはハルク&谷嵜&PACと決定。 今日のKZは良かったと思うんだけど、吉野さんの目は厳しかったということで。 第6試合 オープン・ザ・ツインゲート選手権試合 YAMATO&サイバー対Gamma&享 先に入場してきたガンスカは、YAMAコン入場時に奇襲攻撃。 その後YAMATOを捕らえて、Gammaは大歓声の中で汚水攻撃。 しかしYAMATOはGammaにツバを吐いて自陣に引きずり込むと、その後はYAMAコンがラフファイトでGammaをいたぶり続ける。 長時間捕まってしまったGammaだが、YAMATOに対してツバを吐くと享にタッチ。 享はYAMATOをエクスプロイダーで投げると、サイバーにはコーナーからの雪崩式エクスプロイダー。 さらに享がYAMAコンの同士討ちを誘うと、Gammaがガンマスペシャルからのブリッツェンを狙うが、YAMATOはこれをかわすとスリーパーでGammaを締め上げる。 その後、サイバーがファイアーサンダーをGammaに決めるが、これは享が何とかカット。 終盤に入りリアルハザードのセコンド陣が乱入してトレイン攻撃を仕掛けるが、ここでKAGETORAが反旗を翻す。 KAGETORAはサイバーに延髄切り、アラケンには一騎当千を見舞う。 そしてGammaと享はサイバーに狙いを定め、ダブルジャンボの勝ち!から、ダブルガンマスペシャルを決める。 最後はGammaが去年11月の大阪第1で披露した大技・スカイツイスタープレスでサイバーから3カウント! ここから、週プロモバイルによると34分にも及ぶマイク合戦。 基本的に週プロモバイルの詳報と自分の記憶を合わせて書いてますので、細かい部分は違うかもしれませんが、大筋のところはあってると思います。 それではどうぞ。 「おい黒ブタ! オメエから勝つのなんか簡単なんだよ、ここが違うんだよ。 それとなぁ、KAGETORAはおまえらみたいな三流ゴミレスラーとは一緒にやりたくねえってよ!」(Gamma) 「斎了、オマエがいなくてもベルト簡単に取れんだよ。 なに?こんな髪型になりたかったの?」(享) すると元気と斎了がツイン挑戦をアピール。 「おまえらがツインゲートのチャンピオン? 俺らが最強のタッグチームなんだよ!」(元気) 「昔、マラハ?イサッパ?ってやってたっけ。 おい斎了、リョウスカなんか終わってる? マライサなんかリョウスカ以前に終わってんだよ。 そこまで言うなら、両国で懸けてやってもいいぞ。 負けたら2度とねえからな。」(享) 続いてマイクを持つYAMATO。 「おまえらみたいな派遣社員がゴネたって待遇は変わらない。 それとKAGETORA先輩、アンタみたいな小心者がこんな大それた事するとは思わなかったよ。 俺らに逆らったらどうなるか、ずーっといじめ倒してやるからな!」(YAMATO) そして退場しようとするRHをGammaが呼び止める。 「待て待て待て、まだ帰っちゃダメだよ。 今日の戦いはこっからなんだよ。 俺らがこれからリアルハザードをマークしてやるって言ったけど、おまえら6人、俺ら3人。 まだ俺らが不利だよな。 ということでオレ達の仲間がここに来てるからな。 (ファンに対して)おい、分かってるだろうけどまだ言うんじゃねえぞ。 ドラゴンゲートのリングにこの男が帰ってきたぞ!」(Gamma) そしてCIMAの入場曲が鳴り響くが、もうそれをかき消す位の大歓声。 ていうかほとんど聞こえなかった。 「CIMAです。ただいま。」(CIMA) 「お帰りー!!」(ファン) 「享さん、待たせたね。 KAGETORA、よくこのリングに来てくれたな。 Gamma、オレは一時期オマエの事が嫌い遣ったけど、巡り回ってオマエの事が好きで好きでしゃあないんや!」(CIMA) そしてCIMAはGammaと抱擁。 CIMAのマイクは止まらない。 「何がリアルハザードじゃ! おまえらリアルな窓際なんじゃ!」(CIMA) 「ポンコツCIMA、オマエはWWEだろうがWCWだろうがWJだろうがどこでも行けばいいんだよ!」(YAMATO) 「ポンコツやと?オマエのテーピングはなんや? いまはオマエの方がポンコツやないか! 次の後楽園からフル参戦してやるからな! 誰でもいいから4人出してこいや!」(CIMA) 「いつまでも上から見下してんじゃねえ。 この4人で相手してやるよ。」(YAMATO) 「オマエ(YAMATO)と、斎藤了と神田と・・・オマエ(アラケン)誰や?」(CIMA) そしてアラケンをいじり倒すCIMA。 「オマエの噂はヨーロッパでも聞いとったぞ。 自分で自分の事ヒールって言うヤツどこにおんねん。 オマエ酒が強いやと? その中、水ちゃうんか? Gammaに聞いたらな、KAGETORAは酒強いねんぞ!」(CIMA) 「なんだったら酒で勝負するか?」(KAGETORA) そしてKAGETORAはアラケンの持ってた缶ビールを一気飲み。 よい子はマネをしないように。 そしてリアルハザード退場。 「タイフーン解散してから、享さんとはメールしてましたけど明後日(後楽園)お願いします。 Gamma、誰にもできない最高にアホなことやってくれ。 そして3月22日の両国大会で、CIMAが試合しないわけにはいかんやろ。」(CIMA) するとSPEED STAR~♪が流れ吉野がリングイン。 ちょっとリングインに失敗したけど、無かったことにしとこう。 「CIMA、両国の対戦相手探してるらしいな。 オマエにこのベルトが見えるか?」(吉野) とCIMAに対してブレイブのベルトをかざす吉野。 「・・・オマエ吉野やないか! オマエの言うてる言葉の意味が分からんなぁ。」(CIMA) 「オマエにこのベルトが見えるか?」(吉野) 「・・・オマエ吉野やないか! オマエの言うてる言葉の意味が分からんなぁ。」(CIMA) 「オマエ、アホか! オレと両国でこのベルト懸けてどうやって言ってんねん!」(吉野) 「どうしても、オマエはCIMAにそのベルト巻いてほしいみたいやな。」(CIMA) 「勘違いするなよ。 ドラゴンゲートはCIMAがおらんでも、俺らがやってきたんや。 オマエの居場所が無いことを証明したるわ。」(吉野) 「CIMAがいなくてもドラゴンゲートをやってきた? CIMAがいないからこそ、おまえらがやってきたんやろ? オマエがブレイブで、土井がドリームゲート? だからつまらんのや! ハルクも信悟とシングルしてからなんもないやないか!」(CIMA) 「おいCIMA。 試合に出てないヤツが偉そうに言うな。 GammaとCIMAが同じチーム? めっちゃ怪しいやんけ!絶対裏切るぞ!」(土井) 「オマエまだGammaを理解してないんか? 裏切ったら裏切ったで、又仲直りしたらええやないか! 両国はシングルやるから、3月20日のサンボーホールで土井と吉野とハルクが出てこい。」(CIMA) ここでWORLD-1退場。 公式に3月20日の神戸サンボーホールで、土井&吉野&ハルク対CIMA&Gamma&KAGETORAが決定。 「今、ユニットいくつあるんや? WORLD-1と、リアルハザードと、あとなんやったっけ? KAMIKAZE? 日本人と日本人が試合してんのに、日の丸振り回してるのっておかしいやろ? まあ、俺らも4人揃ったんや。 一昨日Gammaと話してユニット名を考えてきたんや。」(CIMA) そして巻物を取り出すCIMA。 「ちょっとユニット名は微妙かもしれんけどな・・・。 まあ大阪の反応期待してるで。 ユニット名は・・・『WARRIORS-5』や!」(CIMA) ちょっと微妙な反応だった大阪。 「いやいや、 ユニット名発表したら、おまえらは『キャー!』とか『カッコイイ!』とか『シビれる!』とかやろ。 やり直すで。 これはやらせとは違いますからね。」(CIMA) と言うわけでTAKE2。 「ユニット名は『WARRIORS-5』や! 名前のとおり、5人目がおるんやけど今日は発表せん。 新メンバーは神戸サンボー大会で明らかにする。 こっちも商売やからね。 これからこのウォリアーズが心臓バクバクするような試合を見せたいと思います!」(CIMA) バックステージでのYAMATO。 「吉野の発言聞いてたら、居ない間にどうとか、戻ってきても負けないとか、オレはそういうレベルじゃない。 顔も見たくない。」(YAMATO) とにかく盛り上がりに盛り上がった大阪大会。 凄い盛り上がりを見せる会場といえば博多スターレーンと言われてるけど、今日の大阪の雰囲気はちょっと言葉では表現できないほど。 と言うわけで、メイン終了後の写真を一枚。 立ち上がってGammaを祝福するお客さん達。 いやぁ、これは会場行った人しか分からないだろうけどホントに凄かった。 自分を含めて、会場で感動を共有できたお客さんはラッキーだったよ。 さて、色んな事が起こった大会だけど、やっぱり一番の出来事はCIMAが帰ってきたこと。 CIMAが居ると居ないとではやっぱり雰囲気がガラっと変わる。 申し訳ないが、CIMAを前にした土井ちゃんは少し小さく見えた。 ただ吉野の言うとおり、CIMAの居ない間を支えてたのは土井吉だったことも事実。 特に土井ちゃんはKOGを制して、ドリームゲートを奪取という実績を残してる。 CIMAが帰ってきたことで主役の座をあっさり奪われるようだと、結局は『CIMAが居なかったから』というアスタリスクが付いてしまうわけで。 両国では至宝流出を防ぐと共にCIMAを黙らせるくらいの試合をしないといけなくなった。 エースの条件はキツい・・・。 さて、そのCIMAとタイトルマッチを行う事になったのは、ドラゲー版名勝負製造器の吉野。 吉野の試合は過ぎるが付くほど『きれい』な試合なんだよなぁ。 それを連続して見せてるところが評価を上げる要因になってるんだろうけど、一度くらいCIMAの言う『スポーツライクなプロレス』ではない一味違う吉野の防衛戦を見てみたいかも。 土井吉がもう一段階上にいけば、ドラゴンゲートはもっと面白くなる。 PR