絶倫ズ、三度目の正直~9.28 サンドーム福井大会 MEMORIAL GATE~ 今日は秋のビッグマッチ第1弾のサンドーム福井大会。 片道鈍行列車で3時間半かけて福井まで行ってきました。 しかし鯖江駅で降りてみると、ビッグマッチが行われるだけにそれなりの場所かなぁと思いきや、駅を降りて人気のなさにびっくり。 さらに、駅から会場までコンビニが一軒もないのにさらにびっくり。 心配してた観客の入りは、アリーナは7割程度埋まって、スタンドは半分くらいか。 神戸や大阪の満員興行に比べれば空席が目立つなぁ。 第1試合 戸澤&アラケン&岩佐対王子&PAC&斎了 第1試合から戸澤や斎了達がお客さんを盛り上げようと声を出してる姿が印象的。 試合はPACが360°シューティングスターで戸澤からピン。 第2試合 オープン・ザ・お笑いゲート選手権試合・4WAYマッチ ジャクソン対ストーカー市川対クネス対しゃちほこマシーン まあ、試合は相変わらずいっちゃんのやられっぷりと、ジャクソンの自殺的な動きで楽しませてくれた。 途中にいっちゃんがロープ上をダッシュするところでは、リングの4分の3までは成功してたんだけど最後の4分の1に失敗。 試合は、ジャクソンのダイビングニーが失敗し、その隙?にクネスが逆エビでいっちゃんを締め上げ、いっちゃんがタップ。 但し王座は拍手の一番多かったジャクソンが防衛。 第3試合 谷やん対サイコンシート シートのセコンドにはサイコンが付く。 試合は、入場時に奇襲をしかけたシートがラフ攻撃でペースを握る。 ただ、サイコンの介入があまりにも多すぎる。 セコンドに付いてる以上、介入ありきなのは分かるけど、それにしても回数が多すぎた。 最後は、谷やんがカサノヴァでシートからピン。 試合後、サイコンに対して突っかかっていく谷やん。 今後はこの2人で抗争らしきものが始まるのかな。 ちょっと谷やんに分が悪すぎるような気がするけど。 第4試合 享&キッド対KZ&ハルク 大阪大会でタイフーンに亀裂を作った享だけど、この試合に関してはキッドとの連携技も出し、特に不穏なそぶりは見せず。 キッドのウルウラが享に誤爆してたけど、試合の勝敗には関係してないし。 試合では、最近どうも印象が薄かったKZがジャンボの勝ち!を喰らっても立ち上がり、お客さんもここまでで一番の盛り上がりを見せる。 しかし最後は享の夢限の前に力尽きる。 でも、この試合のKZは良かった。 後はとりあえずシャツを脱げるように頑張って。 第5試合 土井吉対サイコン&元気 さすがに土井吉が出て来ると、歓声の度合いが今までと違う。 試合は、吉野が元気の急所攻撃から攻め込まれる展開になるものの、"ハゲー!"の声と共に元気に反撃し土井ちゃんに交代。 土井ちゃんはサイコンをブレーンバスターで投げきるものの、パワーに勝るサイコンがファイヤーサンダーを土井ちゃんに決める。 しかし、終盤に元気を捕まえた土井吉はバックスライドフロムヘルを吉野がカウント2で返すと、ライトニングスパイラル2連発で元気からピン。 試合後 "オイ堀口!Gammaとオマエが価値を落としたベルト、オレがもう一回価値高めたるからよ。"(吉野) ということで、吉野のブレイブ挑戦が決定。 吉野のブレイブ挑戦は、正直言って前回の絶対王者時代を見てる以上、あれを越えるインパクトは残せないように思うんだけど・・・。 もう吉野クラスなら体重差関係なしにドリームに挑戦してほしいんだよね。 確かに、吉野がブレイブを持ってる時は、ドリーム=ブレイブの位置までブレイブの価値を高めたことは事実。 ただ現在はドリーム>ブレイブなのも事実。 さて吉野がブレイブを取っちゃっていいものか。 セミファイナル オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 Gamma&YAMATO&神田対もっちー&フジイ&岸和田 絶倫ズとしては、関テレなんでもアリーナ大会・神戸ワールド大会に続き3度目の挑戦。 さすがに今回で取ってしまわないと、再挑戦はちょっと難しい。 試合は場外戦からスタート。 リングに戻ってからは、YAMATOともっちーがそれぞれのチームに捕まってしまう展開。 もっちーはGammaの唾攻撃や汚水攻撃を喰らってしまう。 しかし、YAMATOに蹴りを一発叩き込み岸和田兄さんに交代。 岸和田兄さんとフジイさんの攻撃で、RHがリング下に落とされると、もっちーがトペ・マサアキ、岸和田兄さんがコーナーからのケブラーダをそれぞれお見舞い。 フジイさんも続こうとするが、これは神田が足を引っ張りカット。 それからは、両チームがリングに入り乱れ、久しぶりに神田が下剋上エルボーをもっちーに決めるが、もっちーもカウント2で返す。 最後は、もっちーがイリュージョンからの真・最強ハイキックを神田に決め3カウント。 このおっさん3人組は会場人気も高いし、ちょっとこのトリオを崩せるだけのチームは見当たらない。 トライアングルの最多防衛記録は、ブラジェネ時代のCIMA&岸和田&吉野が記録した4回。 あんまりトライアングルは長期政権を築くチームがないんだけど、是非これを越える最多防衛記録を期待。 メインイベント オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 鷹木信悟対TAKAみちのく 試合は、やっぱりTAKAが信悟の腕と足を攻める展開。 序盤に信悟のラリアットが照明を支える柱?に誤爆してしまうと、そこからは脇固めや腕ひしぎ逆十字で腕を攻撃。 その後、信悟がセカンドロープから放ったニードロップをTAKAがかわし、左ヒザをマットに叩きつけてしまうと、TAKAはすかさず膝十字固めや足4の字で足殺し。 信悟はコーナーへTAKAを振るが、TAKAは信悟を迎撃すると、流れるような動きからジャストフェースロック。 信悟も何とかロープへ逃げ、雪崩式オリジナルファルコンリーやMADE IN JAPANで反撃を試みるも、TAKAは切り返しから再びジャストフェースロックで締め上げる。 ここまでは殆どTAKAのペースで進むが、TAKAのSUPER-Kをかわした信悟はラストファルコンリー。 しかし、TAKAもすぐに立ち上がると、信悟を抱え上げみちのくドライバーを決め両者ダウン。 ただTAKAのブログを読んでみると、みちのくドライバーを決めた時点で右肩を脱臼してしまった様子。 その後、信悟はエルボーの連打から走りこんできたTAKAに対して、カウンターでパンピングボンバーを決めると、さらにパンピングボンバーを決め3カウントを奪う。 試合後、TAKAは完敗だと認め信悟と握手をかわす。 TAKAのブログ 「ドラゴンゲート福井大会」 そしてメイン終了後、最初にリングに上がって王座挑戦を表明したのはGamma。 「ドリームゲートには、ドラゲー一のテクニシャンGamma様が挑戦してやるよ。」(Gamma) 続いて土井ちゃん登場。 「オイオイ、Gamma。オマエさっきトライアングル負けたばっかりやんけ。」(土井) 「うっせえよ、オレは別にトライアングルなんか欲しくなかったんだよ。 「あんなベルトはそこにいる望月みたいなおっさんにくれてやるよ。」(Gamma) (もっちーはTAKAのセコンドに付いており、そのままリングサイドに居ました。) するともっちーもエプロンに上がり、ドリーム挑戦を表明。 「オイ望月。オマエはKAIENTAIのベルトに挑戦するんやろ? そっちに集中した方がええんちゃうか。」(土井) 「関係ねぇよ。オレは今日トライアングルも取ったし3冠王者になってやるよ。」(もっちー) 3人の挑戦者を前にして、信悟は 「オレは別に誰でもいいから、挑戦者を決めろよ。」(信悟) すると、タイフーンのセコンドとしてリングに上がってた享が信悟に対してジャンボの勝ち! 「オイ鷹木。挑戦者誰でもいいんだよな。 じゃあタイフーンからオレが挑戦してやるよ。」(享) そして享は信悟やタイフーンのメンバーを残してリングを去る。 「それとタイフーンのメンバー、CIMAがいないから鷹木を入れてってちょっと調子良過ぎるんじゃない?」(享) と一言。 享が去った後は、信悟がマイクで締めて興行終了。 というわけでドリームゲート挑戦権を賭けて、Gamma・土井・もっちー・享で挑戦者決定戦をすることに。 順当に行けば、10日の後楽園ホールでキーハンティング4wayでもするかなぁ。 そしてドリームゲートのタイトルマッチは11月の大阪第1? 挑戦者も中々面白そうな4人になったと思うけど、Gammaはハルクと抗争してんじゃないの? Gammaがドリームに目を向けてるんなら、大阪で出て来た黒ハルクはどうなるんだ? これなら、GammaじゃなくてRHからはYAMATOを出した方が絶対に面白くなると思う。 それともYAMATO対信悟はもっと寝かせとくカードと考えてんのかな? さてビッグマッチと銘打たれた福井大会。 会場自体はかなり広かっただけに、使用したスペースは3分の1くらいか。 今まで満員御礼が続いてたので、少し寂しい客の入りだったかも。 試合の方は、土井吉の試合まではちょっと盛り上がりにくかったかな。 メインの信悟対TAKAは、ちょっとあっけない終わり方だと感じたけど、TAKAが脱臼してたんなら仕方無いか。 今後のストーリーとしては、ドリームゲートを狙う4人と、吉野対元気のブレイブゲート。 やっぱり享が動くと面白い流れになってくる。 タイフーンは元ドリームゲート王者や元KING OF GATE、元EL NUMERO UNO覇者が居るのに、何か大人しい印象が強い。 享は単純なヒールターンでもないみたいだけど、CIMAと斎了の時のようにドリームゲートを争って仲直りでは終わって欲しくない。 何か今後に繋がる動きがあってほしい。 PR