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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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オワリはじまり~9.18 東京・大田区総合体育館 DANGEROUS GATE 2017 ~

昨日は大田区体育館 DANGEROUS GATE 2017。
セミファイナルではドラゴンゲート最長となる存続期間を誇るジミーズがヴェルセルクとの敗戦ユニット解散マッチに臨み、メインイベントでは1年以上君臨し続けている盤石のドリームゲート王者YAMATOが団体最年長のベテラン望月成晃を挑戦者に迎え撃った。
一つの時代が終わって新しい時代がスタート。




※速報記事を観戦記に修正しています。






第1試合に出場するGamma&しゃちに加えオーバージェネレーションが登場しMC。
Eitaがファーストゴングキッズを探しに行くが、最初に見つけた子は手をあげていなかったということで、別の子を探すハメになる。
CIMAに「生中継やぞ」と急かされながら、急いでゴングキッズを連れてくるEita。












【第1試合:タッグマッチ】
Gamma&しゃちほこBOY vs シュン・スカイウォーカー&ワタナベヒョウ

ムーンサルトプレスでシュンがしゃちから勝利。









しゃちは神戸ワールドでも第0試合でドラスティックボーイにあっさり負けてたし、この日もシュンに完敗。
大丈夫なのか…。






【第2試合:タッグマッチ】
B×Bハルク&Kzy vs ドン・フジイ&ジェイソン・リー

石川七尾大会からドラゲーに参戦しているジェイソン・リー。







試合はKzyがKZTIMEでジェイソンから勝利。















メインでドリームゲート王座を争う両選手の意気込み。









【第3試合:オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合】
《王者》ジミー・カゲトラ vs 《挑戦者》ヨースケ・サンタマリア

カゲトラは入場時に装着してる頬当を付けたまま試合に臨む。
カゲトラの言っていたキス対策はこれだったのか!









試合序盤はマリアが自らのペースにカゲトラを引き入れる。
ブロンコバスターやポンパスで精神的にダメージを与えるが、カゲトラは走り込んできたマリアの左膝に低空ドロップキック。
さらに膝十字固めとマリアのペースに惑わされること無く試合を進める。






マリアはスワンダイブ式ミサイルで反撃すると、場外に落ちたカゲトラに対して鉄柱越えプランチャ。
さらにリングに戻ると駆け上がり式雪崩式フランケンシュタイナー!
さらにスカイラブに繋げるがカウント2。



カゲトラもマリアの突進をかわすとハイキックから担ぎ上げて変形みちドラ。
カウント2。
なんとかマリアは唇を奪おうとするが、カゲトラは頬当のおかげでダメージを受けない!






しかしマリアはカゲトラのお株を奪うアッパーカットを決めると、頬当を外してキスを仕掛ける。
必死で抵抗するカゲトラ。











マリアはコーナートップからスカイラブ?を決めると、さらにラブリーアロー。
その後は両者丸め混み合いの応酬。
さらに狙い撃ちを巡る攻防が繰り広げられる中、一瞬の隙を突いてマリアはカゲトラの唇を奪う!
狙い撃ちを仕掛けるが、カゲトラは耐えるとアッパーカット。
カウント2。







さらにカゲトラは一騎当千!
カウント2。
ならばと車懸を狙うカゲトラだが、マリアは体勢を入れ替えるとジャパニーズレッグロールクラッチ!
これをカウント2で返したカゲトラは改めて車懸!
カウント3!
カゲトラがブレイブゲート王座を防衛!














【第4試合:6人タッグマッチ】
土井成樹&吉野正人&Ben-K vs Eita&山村武寛&石田凱士

入場口に現れたマキシマム。
人差し指を合わせるポーズをBen-Kが忘れて、1人階段を下りようとしていたところを吉野が止めて、改めてポーズ。






試合はヤングジェネレーションが奇襲をかけ、3人揃ってのトペを見せたが、土井吉が盤石の試合運びを展開。
Ben-Kも土井吉に引っ張られるように自慢のパワー全開のファイトを見せる。

一方ヤングジェネレーションは石田が捕まる展開が続く。
その後に石田からタッチを受けたEitaが土井ちゃんにNumero Unoを決めるが、見せ場はこれくらい。
最後は石田に対して吉野がトルベジーノ、土井ちゃんがバカタレ、Ben-KがBen-Kボムを決めて完勝。

















試合後、Ben-Kは石田を蹴り飛ばすと、山村やEitaもやり返し両ユニットは不穏な空気を残したまま退場。






土井吉がヤングジェネレーションに力の差を見せつけた試合。
Ben-Kを上手くコントロールしていた土井吉に対して、オーバージェネレーションは本来山村&石田をコントロールすべきEitaまで土井吉に呑まれたような印象を受けた。
ヤングジェネレーションの3人がスピーディなのはドラゲーらしいとも言えるけど、最初から最後まで同じペース。
土井吉が試合の中でもしっかりと緩急を付けているのに対して、悪い意味で早過ぎる。








【第5試合:オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合】
《王者組》CIMA&ドラゴン・キッド VS 《挑戦者組》ビッグR清水&Kotoka






CK-1は試合中盤以降、Kotokaの腹部に狙いを付けて攻め続ける。
CIMAがセントーンやストマッククロー、CK-1での跳び箱、キッドはニーアンドニーを腹部に落とす。
ミサイルキックで局面を打開したKotokaからタッチを受けた清水が入ったことで流れは変わるが、CK-1はその後もKotokaが出て来ると腹部への攻めを止めない。

試合終盤、Kotokaがカルデラを狙うが、CIMAはキックで迎撃するとシュバイン。
最後は寝かせたKotokaの腹部にメテオラを落として3カウント。























試合後、CIMAは第4試合で石田がやられたようにKotokaを蹴り飛ばす。
するとBen-Kも突っかかってきて睨み合う。
マキシマム退場後CIMAがマイク。
「土井と吉野が育てたヤングマキシマムに今日負けたな。
 Eitaに山村に石田、ヤングホニャララというのはオレらが最初に言い出したんや。
 負けっぱなしだとヤングマキシマムに取られてまうぞ。
 今日石田が負けたんやったら、Eitaと山村で土井と吉野に喧嘩売ったらええやないか。
 ツインゲートはCIMA、キッドのベルトや。
 神戸ワールドで土井と吉野から守って、今日はKotokaと清水から守った。
 マキシマム全抜きしたるからな。
 オレら誰やと思ってんねん。
 みんな3文字で叫ぼうか。
 一発で決めるのがCIMAのマイクや。
 Eitaよく聞いとけ。
 オマエら、3文字で大きな声で叫べよ。
 C!K!1!
 マキシマム全抜きしたるぞ!」(CIMA)

オーバーとマキシマムで今後抗争始まりそうな感じですかね。












試合自体はCK-1が完勝。
第4試合の土井吉と同じく、王者組が挑戦者組に力の差を見せつけた試合。
将棋で言えば二枚落ち、ゲームで言えば縛りプレーをしているように、CK-1がこんな戦い方も出来るんだぞと言わんばかりの展開で、危なげなく王座を防衛。
ヤングジェネレーションとヤングマキシマムによるCK-1、土井吉越えはまだまだ時間がかかりそう。






【第6試合:敗戦ユニット解散 ノーDQイリミネーションマッチ】
堀口元気H.A.Gee.Mee!!&ジミー・ススム&斎藤&"ジミー"了&ジミー・神田&ジミー・クネスJ.K.S.
vs
鷹木信悟&T-Hawk&吉田隆司&エル・リンダマン&パンチ富永

※勝敗はフォール、ギブアップ、KOのみの完全決着ルール。
場外カウントおよびオーバー・ザ・トップロープは無し、またレフェリーが特に危険とみなしたもの以外は全ての反則が認められる。

ジミーズは全員戦闘スタイルで入場。
クネス





神田





斎了






ススム





元気






一方ヴェルセルクは有刺鉄線ボードや有刺鉄線バットを持ち込むハードコアバージョン。







試合はヴェルセルクの奇襲からスタート。

リングに選手が戻ってくると、信悟が元気に有刺鉄線バットで一撃。
その後、斎了に対してパンチがPTミサイルキックを仕掛けるが、これは躱され自爆。
するとジミーズが4人がかりで蝶々から、5人揃って四面楚歌式ドロップキック。
さらにゴムパッチン攻撃をパンチに仕掛けるが、これはゴムが途中で切れてしまった為中途半端な形に終わる。









今度はヴェルセルクがジミーズメンバーに対して急所攻撃。
その後は元気を捕まえて集中攻撃。
5人で元気を踏みつけていたぶるヴェルセルク。






しかしH!A!Gee!Mee!コールを受けた元気は一斗缶でパンチに一撃すると、スイングDDTを決めて神田にタッチ。
ジミーズがヴェルセルクに対して反撃を開始すると、クネスはパンチに光の輪!
カウント3!
まずはパンチが脱落!

○ジミー・クネスJ.K.S.(光の輪)パンチ富永

残りメンバー

ジミーズ:堀口元気H.A.Gee.Mee!!&ジミー・ススム&斎藤"ジミー"了&ジミー・神田&ジミー・クネスJ.K.S.
ヴェルセルク:鷹木信悟&T-Hawk&吉田隆司&エル・リンダマン





吉田のパイナップルボンバーがリンダに誤爆。
ジミーズはリンダに狙いを定めてクネスカがスカドラニー。
しかし吉田もクネスカをダブルラリアットで薙ぎ倒すと、リンダは有刺鉄線ボードにクネスを叩きつけようとする。
クネスも体勢を入れ替えたが、リンダは再度体勢を入れ替えると、クネスを有刺鉄線ボードに叩きつける!
崩れ落ちるクネスをリンダがフォール。
カウント3。
クネス脱落!







×ジミー・クネスJ.K.S.(有刺鉄線ボードに突っ込む)エル・リンダマン○

残りメンバー
ジミーズ:堀口元気H.A.Gee.Mee!!&ジミー・ススム&斎藤"ジミー"了&ジミー・神田
ヴェルセルク:鷹木信悟&T-Hawk&吉田隆司&エル・リンダマン





神田がブルーボックスでヴェルセルクメンバーを次々に殴打していくと、リンダにジョン・ウー!
将棋倒しのように倒れていくヴェルセルク。
しかし有刺鉄線ボード前に居た吉田はなんとか耐える。
そこへ神田が再度ジョン・ウー!
吉田が有刺鉄線ボードに叩きつけられる。
しかしカウントは2。










その後神田はリンダのレッドボックスを奪うと、ブルーボックスを手にした信悟とボックスチャンバラ。
信悟がボックスを落とすが、信悟はボックスごと神田にパンピングボンバー。
さらに有刺鉄線バットで一撃すると、有刺鉄線バット上にリンダとのダブルツームストーンパイルドライバー!
カウント3。
ジミーズは神田が脱落!





×ジミー神田(有刺鉄線バット上へのツームストーン)鷹木信悟○

残りメンバー

ジミーズ:堀口元気H.A.Gee.Mee!!&ジミー・ススム&斎藤"ジミー"了
ヴェルセルク:鷹木信悟&T-Hawk&吉田隆司&エル・リンダマン






元気に対してヴェルセルクが猛攻。
信悟のバックドロップや吉田がダイビングエルボードロップを投下。
元気もブレーンバスターで吉田を投げることに成功するが、吉田は元気に毒霧!
しかし走り込んできた吉田に元気はバックスライド・フロム・ヘブン!
カウント3!
吉田脱落!

○堀口元気H.A.Gee.Mee!!(バックスライド・フロム・ヘブン)吉田隆司×

残りメンバー

ジミーズ:堀口元気H.A.Gee.Mee!!&ジミー・ススム&斎藤"ジミー"了
ヴェルセルク:鷹木信悟&T-Hawk&エル・リンダマン




リンダがセカンドコーナーのマットを剥ぎ、ドロップトーホールドで斎了の頭部を叩きつける。
さらにジャーマンで有刺鉄線ボードに叩きつけようとするが、斎了は回避すると、走り込んできたリンダをフロントスープレックスで有刺鉄線ボードに投げ飛ばす!
さらにススムがジャンボの勝ち!を決めると、リンダの体の上に有刺鉄線ボードをセット。
そこへ斎了が斎了ロケット!
カウント3!
リンダ脱落!



○斎藤"ジミー"了(有刺鉄線ボードをリンダの上に乗せた状態での斎了ロケット)エル・リンダマン×

残りメンバー
ジミーズ:堀口元気H.A.Gee.Mee!!&ジミー・ススム&斎藤"ジミー"了
ヴェルセルク:鷹木信悟&T-Hawk




元気に対して信悟が有刺鉄線を巻き付けたイスで一撃。
さらにBTボムを狙うT-Hawkに対して元気はフランケンで回避するとバックスライド!
しかしカウント2で返したT-Hawkは改めてBTボム。
カウント3!
元気敗退。





×堀口元気H.A.Gee.Mee!!(BTボム)T-Hawk○

残りメンバー
ジミーズ:ジミー・ススム&斎藤"ジミー"了
ヴェルセルク:鷹木信悟&T-Hawk



これで2対2の状況となる。
斎了を有刺鉄線を巻き付けたイスにパワーボムで叩きつけようとする信悟。
しかし斎了はリバーススープレックスで信悟をイスに叩きつける。
さらに投げっぱなしジャーマン、ドラゴンスープレックス、ススムとの幻壊で信悟を追い込む。
T-Hawkに対しても斎了はジャーマンなどで攻め込むが、場外から吉田が一斗缶で一撃。
T-Hawkは有刺鉄線バットで斎了に殴りかかるが、斎了はしゃがんで回避すると逆に有刺鉄線バットを奪う。
気合いを入れるようにバットをマットに叩きつける斎了。
しかし気合いを入れすぎたかバットが折れてしまう…。
結局斎了の有刺鉄線バット攻撃は不発に終わってしまうと、T-Hawkはケルベロスからナイトライド!
カウント3!
斎了敗退し、ジミーズは残りススム一人!











×斎藤"ジミー"了(ナイトライド)T-Hawk○

残りメンバー

ジミーズ:ジミー・ススム
ヴェルセルク:鷹木信悟&T-Hawk



ヴェルセルクはロープを全て取り払い、有刺鉄線を巻き付けたテーブルを持ち込む。
信悟はススムをテーブルに上げるとパイルドライバーでテーブル破壊!
さらにイスを何脚も持ち込みイス山を作ると、その上にMADE IN JAPAN!
カウント2!
T-Hawkがススムを羽交い締めにしたところで信悟がイス攻撃を狙う。
しかしススムは信悟に毒霧!
さらにT-Hawkにジャンボの勝ち!を叩き込むと、信悟に対してイス攻撃からジャンボの勝ち!
カウント3!
信悟脱落!!











○ジミー・ススム(ジャンボの勝ち!)鷹木信悟×

残りメンバー

ジミーズ:ジミー・ススム
ヴェルセルク:T-Hawk




残るはススムとT-Hawkの一騎打ち!
ススムはジャンボの勝ち!を打ち込むがカウント2。
ここでカゲトラがススムの腕に有刺鉄線を巻きつけると、そのままススムはジャンボの勝ちwith有刺鉄線!
これでもカウントは2。
その後もジャンボの勝ち!を打ち込んでいくススムだが、T-Hawkはカウンターでケルベロス!
さらにイス山へBTボム!
しかしススムも返す!
ならばとT-Hawkはナイトライド!
これもススムはカウント2で返したが、T-Hawkはトドメとばかりにケルベロス!!
カウント…………3。
敗者ユニット解散マッチの敗者はジミーズ!















×ジミー・ススム(ケルベロス)T-Hawk○



試合後、T-Hawkがマイク。
「これでぬるま湯ユニット、存在意義のないユニットが一つ消えた。
 これからはオレ達ベルセルクが中心となって、このドラゴンゲートマットを力で制圧していく。
 いいか、ジミーズオマエら解散だぞ?
 最後は客どもにお別れの挨拶しとけ。
 あとは知らねえよ。」(T-Hawk)

信悟はカゲトラからジミーズTシャツを強引に脱がせるとメンバーで引きちぎろうとする。
しかし4人がかりで引っ張っても引きちぎることが出来ない。
その結果、リンダがジミーズTシャツで股間を吹いて退場。






残されたジミーズを代表してススムがマイク。
「すいませんでした。
 今日僕らは解散を賭けた試合に挑んで…負けました。
 ジミーズはルールに則り解散します。
 気付けば最初はカゲトラと2人で、負けたらリングネームがジミーになるという、
 罰ゲームみたいなルールで負けて、ジミーススム、ジミーカゲトラになりました。
 最初は嫌だったね。
 でもオレらを応援してくれる人たちが居て、
 そのあとに堀口、斎了、キャンディがきて、2年前にこの会場でクネスがこっちに来て
 どんな試練があってもオレらは乗り越えてきました。
 これはこんな地味なオレらを応援してくれる皆さんが居たからだと思います。
 ありがとうございます。
 ジミーズは終わります。
 でも全国で応援してくれる人が居たから続ける事が出来たと思います。
 だからあと少し、全国の皆さんにジミーズとしてお別れする時間をいただけないでしょうか。
 次回の後楽園ホールまでジミーズとして活動してよろしいでしょうか。
 最後の試合までオレらはいつも通りのジミーズで、
 最後まで元気に仲良く頑張りますので、あと少しだけ応援よろしくお願いします。」(ススム)







今日発表された9月後半及び後楽園ホールのカードを見ると、ジミーズの解散日は10月5日の後楽園ホール大会。


【第7試合:オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合】
《王者》YAMATO VS 《挑戦者》望月成晃

もっちーは白のコスチューム。
一方YAMATOも白コス。
どちらか色を変えてきた方がよかったんじゃないですかね…。







YAMATOのセコンドにはトライブヴァンガードメンバー。
もっちーのセコンドにはCIMA、Gamma、フジイ、キッド、市川とベテラン軍の顔ぶれ。



セミファイナルとは違い、声を出さずに見入ってしまうような重い試合展開。
序盤の両者の狙いは共に足。
もっちーがYAMATOにローキックからアキレス腱固めを決めれば、YAMATOはもっちーの足に低空ドロップキックから低空go 2 HospitalⅡ!
YAMATOがアキレス腱固めを決めたところで、もっちーはYAMATOの足を捕まえて逆にヒールホールド?
結局両者共にロープブレイク。








その後もお互いの体力をじわじわ奪いつつも、隙を見せればすぐに形勢逆転されてしまうという息の抜けない攻防を続ける両者。
YAMATOが足4の字固めでもっちーを締め上げる。
もっちーはYAMATOのgo 2 HospitalⅡを躱すとコーナーに逆さ吊り状態にして頭部へキック。
さらに膝立ち状態のYAMATOの胸板にキック連発。
しかしYAMATOは足を捕まえるとアンクルホールド!
対してもっちーは体勢を入れ替えると逆にアンクルホールド。








試合中盤、今度はYAMATOがミサイルキック2連発。
さらにギャラリアを狙うが、これはもっちーが回避して逆に雪崩式ブレーンバスター!
両者打撃合戦もYAMATOはもっちーにスリーパー!
続けてツームストーンパイルドライバーを落とすが、もっちーはすぐにYAMATOの頭部へキックを叩き込む。





両者フロントキックの打ち合いから、もっちーはYAMATOの頭部へソバット!
さらに顔面への三角蹴りを狙う。
しかしYAMATOは足を捕えるとアンクルホールド!
技が解かれると、YAMATOは走り込んできたもっちーに全知全能のフランケンシュタイナー!
もっちーも丸め込み返す!
両者カウントは2。







もっちーがミドルキックをYAMATOの胸板に打ち込むが、YAMATOはgo 2 HospitalⅡ連打。
さらにギャラリア!
カウント2。
立ち上がってくるもっちーにYAMATOは垂直落下に近い形で落とすギャラリア!









YAMATOは再々度ギャラリア狙い。
体勢を入れ替えて着地したもっちーだが、ロープに走ったところをYAMATOにスリーパーで捕獲されてしまう。
もっちーの体力を奪ったYAMATOはギャラリアを狙うが、もっちーは体勢を入れ替えると裏ツイスター!








立ち上がったもっちーはYAMATOに右ハイ、左ハイ、カカト落とし、イリュージョン、真・最強ハイキックのコンビネーション!!
しかしYAMATOはカウント2で返す!
フラフラになりながらも立ち上がるYAMATOに対してもっちーは顔面への三角蹴り!!
崩れ落ちるYAMATOに対してフォールに入るもっちー。
レフェリーのカウントは3つ!
なんと1年以上守り続けてきたYAMATOがドリームゲート王座から陥落!!
新ドリームゲート王者は望月成晃!!















試合後、セコンドに付いていたCIMAが涙ながらにマイク。
「急にボクらセコンド付いて、ここ何週間からの望月さんの姿見てると
 大田区でYAMATOに挑戦して、この人も最後の一発勝負に出て、
 スイマセン、ボクらみんな負けると思ってました。
 負けて、いよいよ進退を口にするのかなと、それくらいの背中をボクら見てたんです。
 だからボクら勝手にセコンド付いたんですけど、望月さん勝ったじゃないですか。」(CIMA)





「CIMA、20年近く一緒に居ると、オレの心読めるんだな。
 正直、YAMATOとやって結果はともかく内容が惨敗だったら、引退は勘弁して欲しいけども
 ドリームゲート戦は最後の気持ちで臨みました。
 でもねCIMA、47歳8ヶ月、望月成晃3度目のドリームゲート取ったぞ!
 団体当初からやってきて、若いのが出てきて、若いのが沈んで、
 またオレらが出てきての繰り返しだけど
 CIMA、フジイ、20周年らしいけどまだまだ引きこもるようなキャリアじゃないよな!」(もっちー)

その後、CIMAは20年前にもっちーと出会ったみちのくプロレスでのエピソードを語ると、もっちーはCIMAとフジイさんの20周年記念試合はやらないの?と尋ねる。
CIMAは、次の後楽園でCIMA&フジイ&望月で組むことを提案。
対戦相手は20年前にCIMAともっちーが出会ったみちのくプロレスから3人もっちーが責任とってブッキングすることになる。
もっちーは名前は出さなかったものの、サスケを含めた3人を連れてくると発表。



本日発表された後楽園ホールのカードだと、望月&CIMA&フジイの対戦相手はサスケ&人生&TAKAみちのくの3人。
バラモン兄弟がドラゲー初参戦か!?と期待したけど、さすがに無理か…。


「来月の話はこれくらいにして、望月成晃が3度目のドリームゲートチャンピオンになったぞ!
 正直リングに上がる時まで気力と体力がどこまで持つか不安でした。
 でも、皆さんの期待と声援のおかげで、試合をやり抜いて勝つことが出来ました!
 いろんな人から47歳で元気ですねと言われるんですけど、オレが凄いんじゃなく、
 18年前闘龍門という団体に来た時に、自分はキャリアが上だからふんぞり返ってたけど、
 CIMAをはじめ素晴らしいコンディションを見せられて、
 キャリアは関係ない、自分自身を鍛えていかないと自分の居場所がなくなると気付いて、
 後輩の彼らに追いつこうとしたドラゴンゲートの環境こそが47歳でも動ける原動力です。
 YAMATOは強い者がベルトを巻くんじゃなく、引っ張っていける者がベルトを巻くんだと。
 オレは引っ張っていくのではなく、22~23歳くらいの若いやつらに25年経っても頑張っていればチャンピオンになれるんだと
 ドラゴンゲートに居て良かったと、この環境に居てよかったと、そういう団体に出来るようにオレは生きて行きたいと思います。
 YAMATOはたとえベルトが無くても引っ張っていける存在だと思います。
 オレは背中を見せて、試合でバチバチやって、若い奴らに色々伝えて行きたいと思います。」(もっちー)

その後、もっちーはイギリス遠征が控えていること、神戸ワールドで社長が言っていたように世界に羽ばたく時だということを前提としながらも、大事なのは日本全国の皆さんだと語り、最後の締めのマイク。
「CIMAの言葉を借りれば、47才8ヶ月の望月成晃が心臓バクバクするような試合を見せていきますんで、いつまでもドラゴンゲートに付いてきて下さい!
 今日はどうもありがとうございました!」(もっちー)









ということで、悲喜こもごもの大田区体育館大会終了。
これまで解散の危機に追い込まれながらも生き残ってきたジミーズですが、セミファイナルの敗者ユニット解散マッチで敗れ解散することが決定。
ゴムパッチンが切れて、バットが折れた時に嫌な予感はしたんですよね…。
ジミーズは結成から応援し続けてきたユニットだけに解散は非常に悲しい…。
1人1人では主役を張れないバイプレイヤーながらも、実力と経験のある職人レスラーを揃えることで、主役級のレスラーを揃えたユニットを凌ぐ力を発揮していました。
名タッグとは1+1が3にも4にもなると言いますが、ユニットも同じ事。
1+1が2にしかならない、ただ人気選手が集まっただけのユニットも居る中、ジミーズは1+1が5にも10にもなったユニットでした。
約6年間、ありがとうございました。



そしてメインではもっちーがYAMATOに勝利して新ドリームゲート王者に輝くという、まさにイレギュラーな展開。
CIMAが試合後に言っていたように、この試合にもっちーは負けてドリームゲート戦線から脱落、引退へ近づく…という流れになるのかなと正直自分も思ってました。
ただ前回後楽園の清水戦や今回のYAMATO戦を見ていると、まだまだトップレスラーとしてやれると改めて感じました。
1年以上持ち続けたYAMATOから王者が変わったことで、新たなドリームゲート戦線が始まることになり、今後が楽しみになってきましたね。

一方ドリームゲートを落としたYAMATO。
去年の神戸ワールドで信悟からベルトを取った時はYAMATO時代の到来を予感させ、本人が常々言っていた『ドラゴンゲートの黄金時代を作る』や『レベルを一段上に上げる』といった言葉も実現してくれるだろうと思っていました。
ただ王座戴冠から1年以上経過して、公約は実現出来たのかと問われると、ノーと言わざるを得ないと思います。
もちろんそれはYAMATOだけの問題でもないし、戸澤の離脱や怪我人続出で思うようなカードが組めなかったという事情があったのかもしれませんが、結果としては期待ハズレに終わってしまったなと。
ただ、大田区でもっちーを倒した場合は次の挑戦者も見当たらない状況だっただけに、今回もっちーに取られてしまったことは、そこまで悪い結果でもないのではないかなとも思います。
YAMATOであればもう一度ベルトを取り直す機会は来るでしょうし、その時こそ文句なしのYAMATO時代を築いてくれることを期待します。
ドリームゲート王者として団体を牽引してきた約1年間、お疲れ様でした。


東京でビッグマッチ終わりました〜 #dragongate #土井成樹 #MaxiMuM


Naruki Doiさん(@naruki.doi)がシェアした投稿 -


有刺鉄線を巻いたテーブルでパイルドライバーをしたら自分の尻が痛過ぎた、、、 #prowrestling


鷹木信悟さん(@takagi__shingo)がシェアした投稿 -




「【ドラゲー】CIMA組統一王座V7」(東スポWeb)
「【ドラゲー】ユニット解散マッチ 鷹木組勝利」(東スポWeb)
「【ドラゲー】望月47歳最年長戴冠」(東スポWeb)




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