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ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。
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第0試合
カツオ&m.c.KZ.&APEキマタ対忍&シーサーBOY&ストーカー市川
この試合の主役はメタボキャラに変身したカツオとニューハザードの新顔、忍。
逆に全く目立ってなかったのがいっちゃん。
いつもの市川ムーブといえば735くらい。
まあ第0試合なんで、試合時間も短くないといけないというのもあるし、それぞれの見せ場を一回作って、最後は忍が綺麗なシューティングスタープレスをKZに決めてピン。
第1試合
ハルク&YAMATO&エル・ジェネリコ対王子&シーサー&PAC
試合はシーサーのグラウンドなど見所はあるんだけど、この試合で主役にならないといけないハルクの動きがちょっと悪い。
華麗な空中技は見せてくれるものの、PACと息があわなかったり、試合自体がちぐはぐになってしまう箇所が何回か見られたし。
それでも、この試合が盛り上がったのはPACの空中技が見事だったから。
場外へ向けてコーナーからシューティングスターを見せたり、言葉では書きにくいようなムーブを存分に発揮してくれた。
圧巻はコーナーへ後ろ向きに登ったジェネリコに対して、ジャンプでコーナートップまで上がり、そこからのリバースフランケンシュタイナー。
最後は360°シューティングスターでジェネリコからピン。
フィニッシュはちょっとジェネリコの体が遠かったせいでクリーンヒットしなかったけど、PACがいなかったらグダグダの雰囲気になりかねない試合やったかも。
第2試合
戸澤&アラケン対元気&エリック・キャノン
ボンタンを奪い取られたアラケンは無所属時代のようなスパッツで登場。
試合は、戸澤塾組が入場するとマッスル組が奇襲。
元気がアラケンに対してトペ・トビウオを決めてから場外で痛めつけ、前半は戸澤のローンバトルが続く。
コーナーに振られての攻撃も"痛くない~!"と頑張ってくれたんだけど、あっさりと元気にドロップキックを決められてしまった。。。
その後、元気の逆片エビ固めで攻め込まれるものの、何とかアラケンに交代。
アラケンのラッシュの後、復活した戸澤がキャノンに対してコーナーからトザワを決めるが、その後に見せたフレーフレートザワは当然のごとくかわされる。
その後はキャノンのみちのくドライバーのような技を決められて、最後は元気のビーチブレイクで戸澤が3カウントを取られる。
キャノンは初めて見た選手なんだけど、ケビン・スティーンをランクダウンさせたような感じ?
後はアラケンの存在感が薄かったよね。
新岩コンビの時とは明らかに違う。。。
第3試合
マグニチュード・岸和田対サイバー・コング
序盤はお互いにらみ合いからのショルダータックル合戦で、結果勝ったのはサイコン。
やっぱり、サイコンの体は厚みが違う。
体に書いてるペイントは必要無いくらいの立派な体してるわ~。
CIMAとか享とはまた違った意味でのいい体やな。
その後は、岸和田兄さんが場外へのケブラーダや机を設置してのフライング・ボディプレスを決めて優勢に試合を運ぶ。
パワーあり、空中技あり、ハードコアありと岸和田兄さんのプロレスの懐の深さを改めて実感。
お互いのイス攻撃も効かず、兄さんの投げ捨てジャーマンとサイコンのバックドロップの応酬でダブルノックダウン。
かなり面白くなってきて、お客さんの沸きもここまでの中では最高潮。
その後はサイコンがパイナップルボンバーからのサイバーボムとたたみかけるものの、岸和田兄さんはカウント2で跳ね返す。
まあ、サイバーボムの時のカウントは3入ってたと言ってもおかしくなかったタイミングやったけど。
サイコンがトップロープに上がると、立ち上がった岸和田兄さんは雪崩式のマンドリラー!
最後はダイビングボディプレスから、垂直落下のブレーンバスター、そしておまえらLRや!ということでラストトライドで完璧な3カウント。
ラストライドの入り方はいつもとは違い、健介のトルネードボムのような入り方からやったな。
試合後にはベルトを巻くポーズをしてたため、次のドリームゲート挑戦者へ名乗りを上げたということかな。
しかし、この試合に関してはサイコンの全ての攻撃を受け止めきって、ラストライドで終わらせた岸和田兄さんの強さが際立った。
最近脇役に甘んじてた兄さんだったけど、この試合は久しぶりに強い兄さんを見れたね。
これはKING OF GATE優勝候補に上がって来たんちゃいますか?
第4試合 トライアングルゲート選手権試合
もっちー&フジイ&K-ness.対Gamma&神田&NOSAWA論外
試合はマッスルの奇襲から開始。
フジイさんはGamma、クネスは論外、もっちーは神田とそれぞれ場外乱闘を行い、花道で乱闘をしてたGammaは見事な階段落ちムーブを見せてくれてた。
リングに戻ってから、Gammaの汚水攻撃の標的はもっちー。
もっちーが汚水攻撃を喰らうのは始めて見る気がするなぁ。
その後は標的をフジイさんのヒザに定めたマッスルが、地元のフジイさんに集中攻撃。
フジイさんも攻めを耐えて、もっちーに交代。
もっちーはマッスルを一蹴し、場外に向けてトペ・マサアキ。
勢いがつきすぎて自身のブログでも書いてるように、若干空振り気味?
リングに戻ると王者組3人でWARスペシャル。
そしてシンガポール・ケインを取り出すGammaだが、あっさりともっちーに奪われる。
しかしあっさりとそれを捨てるもっちーに対して蹴りを見舞うGamma。
その後は王者組がGammaに対して集中攻撃を見せるが、マッスル組ももっちーに対し、論外のシャイニングウィザードから、神田の琉'Sと攻め込むが、3カウントが奪えない。
最後はフジイさんがパウダー攻撃を決められるが、神田のブルーボックス攻撃をかわして逆にラリアットからのナイスジャーマンでピン。
試合後には、神田がもっちーに突っかかりシングルの意思表示。
第5試合
ドラゴン・キッド対鈴木健想
並んでみると、身長差は歴然。
だけど、キッドの試合自体は大きい相手の方が映えるわな。
試合は、キッドの場外へのケブラーダが健想に決まったかと思わせたが、健想はそれをキャッチして場外の鉄柱にぶつける。
その後は逆水平チョップなどのパワー殺法で健想有利に試合が進む。
しかしキッドも隙をついて、背後からのスリーパーを仕掛ける。
ここでお客さんからの"落とせ!"コール。
まあ、当然落ちることはないけど、健想がマッスル側の助っ人として来てくれたおかげで、観客は悩むことなくキッドを応援出来てた感じ。
もし、"スペシャルシングルマッチ・ドラゴンキッド対X"として、いきなり健想がリングに上がる状況だったならキッドだけじゃなくて健想にもある程度の声援は飛んでたはずやもんな。
それはそれでサプライズゲストとして面白いのかもしれないけど、試合の盛り上がりとしては今回の方が上なように思う。
さて試合はその後、キッドがエプロンサイドの健想に対してミサイルキックで場外に落としてから、場外へ向けてスワンダイブ式のウラカン・ラナ。
キッドはさらにクリストから、王子のアシストを受けての2階建てフランケンを健想に見舞う。
最後はマッスル側のイスやパウダー誤爆からのウルウラでキッドが3カウントを奪う。
試合後には健想がGammaに対して攻撃を仕掛けて、マッスルとは決裂の模様。
第6試合 ツインゲート統一タッグ選手権試合
土井&吉野対享&斎了
大阪大会前日にノアに乗り込み、GHCジュニアタッグを獲得してきた土井吉。
興行前の菊地さんと玉金のプロレス講座でも、GHCジュニアタッグ獲得を菊地さんが話すと、お客さんも拍手喝采。
やっぱり、メジャー団体であるノアのベルトをドラゲーに持ち帰ったということは誇らしいというかなんというか。
ジュニアのベルトは、今まで新日本(獣神サンダーライガー)やZERO-1(藤田&日高)に流出したことはあったけど、ドラゲーのプロレスがノアにも認められたと考えると素直にうれしい。(ブリスコ兄弟のROHは除く)
さて、試合序盤は静かにグラウンドの展開から始まるが、最初にペースを掴んだのはタイフーン。
最近のリョウスカは、神戸ワールドで邪道外道からIJを取り返してからは下り坂で、土井吉はもちろん新岩にも抜かれてたけど、この試合に関しては負けられないという雰囲気が出てた。
吉野を捕まえて、コーナーへの串刺しドロップキックやフットスタンプで攻め込むが、試合の権利がない土井ちゃんがちょっかいを出し、享の右腕をロープに叩きつける。
土井ちゃんに交代してからは、享のジャンボの勝ち!封じでマッスル組が右腕に集中攻撃。
腕に決めた吉野のフットスタンプは、相変わらず高度が抜群!
その後は土井ちゃんの大暴走をきっかけに、両チームの大技・連携技が連発。
タイフーン側が、享の雪崩式エクスプロイダーから、斎了のダイビング・ボディプレスを見せれば、マッスルは土井ちゃんのフラップジャクと吉野のフェイスバスターの連携を見せる。
そして享が吉野に決めた雪崩式のデスバレーボムからは、お客さんのテンションも上がりっぱなし。
まさに一進一退の攻防が繰り広げられ、土井吉のパワーボムとスリングブレイドの合体技を斎了が返すとお客さんもストンピング攻撃。
しかし、両チームともに連携技が豊富すぎるわ~!
終盤には吉野がトルベジーノからのソル・ナシエンテを享に決めて、ギブアップ寸前まで追い込むが、斎了がコーナーからのボディプレスでそれをカット。
しかし、吉野はボディプレスを決めてきた斎了に対しても、あっという間にソル・ナシエンテを決めてしまう。
その後、耐えた斎了に対して土井ちゃんがバカタレスライディングキックを決めるが、斎了もカウント2で返す!
次には、リョウスカが再度攻勢をしかけて、土井ちゃんに対しダブルのプレミアムブリッジ。
もうどちらが勝つか、予想がつかない試合を決めたのは、土井ちゃんのバカタレに替わる必殺技・マスキュラーボム。
1回目は斎了がかわすものの、2回目はかわせずに3カウント。
いや~、スゴイ試合やった!
今、オフィシャルのドラゲーNEWSで年間のベストバウトを募集してるけど、この試合で決まりと思わせるくらいの熱戦。
ただ最後はGHCを取った意地が上回ったというところなんだろうけど、見てて興奮したのは純血の4人でこれだけの試合をしてくれたことなんかなぁ。
闘龍門の鎖国時代からドラゲーに変わってからは、岸和田兄さんやGammaという外の血を入れて、面白い試合を見せてくれてたけど、この試合に関しては闘龍門時代からの純血4人の試合。
これが神戸ワールドとの差やったかなぁ。
あの時は主要カードの殆どが対新日本やったもんな。
メインイベント ドリームゲート選手権試合
CIMA対信悟
セミファイナルであれだけの盛り上がりの試合をしてしまうと、見劣りがしてしまうのは仕方ないかなぁと思いながら、メインイベント開始。
序盤はCIMAが信悟の右腕に対して一点集中攻撃。
CIMAにしては珍しく、コーナーのターンバックルを外しての攻撃や、イスをリング内に入れて、信悟の右腕にいわゆるワンマンコンチェアトをしたりとラフ攻撃が目立つ。
しかし信悟も、最近WWEでオートンが使うようなセカンドロープに足をかけさせてのDDTから、CIMAの首に対して攻撃を仕掛ける。
相変わらずCIMAの首攻撃に対する受け身は見ていてヒヤヒヤ。
どこまでが想定内でどこからが想定外かが分かりにくいから、ホントに怖い。
その後、CIMAは信悟の後頭部に対して、後ろ向きの体勢からのフットスタンプから、場外に向けてトルニージョ!
そして花道へ信悟を引っ張っていき、1回目はドロップキックを決めるが、2回目は信悟が受け止めて花道でデスバレー。
CIMAは何とかカウント19でリングイン。
リングに戻ってからは、CIMAが再び三角締めや腕ひしぎ逆十字で信悟の右腕を痛めつけるが、信悟も逆十字の状態からCIMAの体を持ち上げて叩きつける。
そして、信悟はシットダウンパワーボムを決めてからコーナートップへ上がるが、CIMAもネジと橋で信悟をマットに叩きつけ、マッドスプラッシュを狙うが、これは信悟が剣山でカット。
そして信悟は最初の大技ラストファルコニーを繰り出す。
その後、CIMAはコーナートップの信悟に対して、鉄柱の上から後頭部へのフットスタンプ。
これは、試合中の消耗した中で、少しでもバランスを崩せば場外に落ちて、試合の流れを切りかねないような行為に思えたけど、見事に決めれるCIMAはさすが。
CIMAはそこからトカレフ2連発からのシュバイン、モナリザ・オーバードライブと畳みかけるが、信悟もカウント3は取らせない。
逆に信悟はラストファルコンリーからブラッドフォールを見せ、パンピングボンバーを連発でCIMAに決める。
しかし最後はCIMAがパンピングボンバーをかわして、L.A.MARTから丸め込みを一つ挟んでのホルヘ・クラッチでピン。
試合後にCIMAがマイクで限界をほのめかしていたことは、ドラゲーファンなら気にならない方がおかしい。
元々CIMAはCIMAのプロレスが出来なくなったら、スパっと身を引く事は公言してるし、自身のブログでも30歳に達してどこまで出来るか分からへんという事書いてたしね。
CIMAの引退は近いんかなぁ・・・。
逆にこれからの男・信悟はこの試合に関しては丸め込みでの負けということで、CIMAに完敗したわけではないが、世代交代は次へ持ち越し。
結果としてCIMAのタイトルは移動せず、信悟の格も落ちないという結末は良かったのでは?
WWEのように総括をしてみると
第1位 土井吉対リョウスカのツインゲート統一タッグ選手権試合
第2位 マグニチュード・岸和田対サイバー・コング
第3位 CIMA対信悟のドリームゲート選手権試合
かな。
1位はぶっちぎりで、以下の2試合もあんまり悩むことなく決まりましたな。
とはいえ、その他の試合でもキッド対健想やトライアングルゲートなど、ハズレの試合がなかった。
さてCIMAへの挑戦者は、今日を見る限りでは岸和田兄さんかな。
とりあえず、今年はもうタイトルマッチは組まれないと思うんで、やっぱりKING OF GATEの勝者が一番近いところに来るんだろうけど、今年はオースチン・エイリースも参戦が決定。
1月にはWrestle JAMがあるんで、ひょっとしてWrestle JAMでオースチン・エイリースとのタイトルマッチというのもアリかと。
ところで、今週発売の週プロの表紙が、ハッスルマニアになるか、ドラゲーになるか。
現実的に考えたらハッスルかなぁ。。。
希望としては、土井吉を表紙に!
かなりな長文になりましたが、読んでくれた人達お疲れ様でした。m(_ _)m