序盤の戸澤はCIMAの左腕攻め。
さらに左腕を極めてのショルダーブリーカー（？）で首を痛めた様子を見せたCIMA。
動きの止まったCIMAに対して小バカにしたような態度を見せた戸澤だったが、CIMAはジャベで戸澤の足を攻める。
その後はCIMAが余裕のある試合展開。
劣勢が続いていた戸澤は何とかCIMAを場外に落とすとトペスイシーダ3連発。
続けて場外でマットを剥いだ戸澤はイス山を作るとブレーンバスターで投げる。
リング内に戻った戸澤はCIMAの左腕をイスで一撃すると、左腕・左肩・首を攻める関節技で締め上げる。
戸澤の串刺しバイシクルを回避したCIMAはマフラーホールドの体勢から首も極めるジャベ。
CIMAの串刺しダブルニー連発からパーフェクトドライバー→セカンドロープからのメテオラはカウント2。
しかし戸澤もイスをセコンドに入れさせると、CIMAの上にイスをセットしてトップロープからのセントーン投下！
終盤に入り、CIMAの変形バックドロップホールドからゴリーエスペシャル→シュバインの流れはカウント2。
さらにスワンダイブ式で後頭部へのメテオラ、正面からのスワンダイブ式メテオラもカウント2。
続けて決めていったクロスファイヤーでも3カウントは入らず。
ならばと正調メテオラがキッチリ決まるがこれを戸澤はカウント2でキックアウト！
CIMAはコーナーに上がるが、復活した戸澤は雪崩式BBで投げ飛ばす。
そしてジャーマンから厳鬼、デッドリフトジャーマンはカウント2。
ならばとパッケージジャーマンを決めたがCIMAカウント2で返す！
再度背後を取った戸澤に対して、CIMAは逆に背後へ回ると戸澤を肩車状態に抱えあげる。
一度は回避した戸澤だったが、CIMAは再度肩車状態に抱えあげるとジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスを決めると戸澤は返せず。
CIMA王座防衛！
（戸澤に向かい）
「オマエがこのドリームに挑戦する時言ったよな。
オレの原点はアメリカやと。
でもなAkira Tozawaの原点はアメリカカリフォルニアかもしれんけど、
戸澤陽の原点はまだまだ日本ドラゴンゲートのリングなんじゃ。
去年の7月にやったけどな、その時と同じ戦法で行けばオレは負けてたやろ。
でもオレはメキシコで新たな技術を習得して、新たにアップデートして10歳若返って帰ってきたんや。
オレは今宵35歳、でもリング上のCIMAは25歳なんや。
オマエのパッケージジャーマン完全に封印したぞ。
完封や。
確かに決まったかもしれんけど、その足で戸澤陽本来のブリッジが出来るのか。
隙があったらいつでも来い、オレはいつでも崖っぷちや。
オマエは試合前にファンに聞いたよな。
CIMAの時代に飽き飽きしてる。
オレはもうキャリア16年や。
16年も同じモノ見てて飽きないバカが居てるか。
飽きとの戦いこそ、退屈との戦いこそ我々ベテラン軍の使命なんや。
いつでもこの扉開きに来いや。」（CIMA）
（戸澤退場）
「このドリームゲートのベルト、CIMAの歴史1戦1戦刻んで14回防衛してきました。
見ての通り体はボロボロかもわからん。
でもまだまだオレには見えないテッペンがあるからよ、誰でもええんや。
オレはいつでも負ける覚悟は出来てる。
今のこのドラゴンゲートの現役の選手達でCIMAの首を取ることが出来へんのやったら、
ドラゴンゲートに入門 することを目指してるここに居る中学生高校生でもええんやぞ。
そんなヤツがDead or AliveのメインでCIMAと勝負するのも面白いんちゃうか。
飛び級は歓迎や。
今すぐ下の世代が取られへんのやったら誰でもええんや。
オレはいつでも負ける覚悟は出来てる。
でもそれ以上に勝つ覚悟でリングに臨んでるんや。
オレがこのリングで倒れるまで最高のドラゴンゲート突っ走っていくぞ。
Dead or Alive皆ありがとう！」（CIMA）
