キッド薄氷の防衛戦~3.2 大阪チャンゲ1日目まとめ~ チャンピオンゲート1日目のメインはキッド対HUBのベテラン軍同門対決@ブレイブゲート。 蛇が龍を飲み込むか? 第1試合前に明日のドリームゲート選手権試合の公開調印式が行われる。 吉野とCIMAがそれぞれサインをして意気込みを語る。 「明日はドラゴンゲートで見たこともないような景色をお見せします。」(吉野) 「吉野はパーフェクトで来るやろうけど、オレは何かオマエを上回る武器をもって臨むからな。」(CIMA) 第1試合 戸澤陽&Kzy&問題龍 VS 斎藤“ジミー”了&ジミー・神田&ジミー・カゲトラ 戸澤のテンションが非常に高く、この日はトペスイシーダ3連発を見せた。 相手にも斎了という盛り上げ上手がいただけに1試合目から盛り上がった試合。 最後は戸澤がデッドリフトジャーマンで神田からピン。 試合後に戸澤がウーハー・ネイションを呼び込む。 ウーハーはいつものジンギスカンの曲で入場。 そしてハルクがモチフジを呼び出して舌戦を展開。 今日のハルクはもっちーに「オマエにしちゃ中々いいマイクじゃねえか」とお褒めをいただいてました。 今年に入ってからマイクが増えたハルクだけどもうあまり違和感ないかなぁ。 キッドも最初はマイクに不安ありまくりだったけど、今はもうマイクがヘタというイメージはないもんね。 第2試合 土井成樹&しゃちほこBOY VS 堀口元気H.A.Gee.Mee!!&Mr.キューキュー・谷嵜なおき・豊中ドルフィン 試合はしゃちがオリオンで谷やんからピン。 試合後土井ちゃんはしゃちをハグして勝利を祝福。 そしてその勢いでしゃちはジミーズに対してトライアングルゲート王座奪取を宣言。 第3試合 鷹木信悟&YAMATO&三代目超神龍 VS ジミー・ススム&サイバー・コング&琴香 前回の神戸と同じくがむしゃらに超神龍だけではなくYAMATOや信悟に突っかかっていく琴香が良かった。 結果は超神龍のスワンダイブ式ギロチンで負けたものの何かを掴んだんじゃないですかねぇ。 第4試合 CIMA&スペル・シーサー VS 吉野正人&リッチ・スワン ドリームゲートの前哨戦ということもあり、CIMAと吉野はどちらかといえば様子見の展開。 シーサーとスワンの攻防メインで行われた試合は、吉野のミサイルセントーンからスワンがその場飛び450°スプラッシュでシーサーから勝利。 試合後テンションの上がってきたCIMAは吉野に 「まだやり足らんな。 今からシングルマッチやってもええねんぞ」(CIMA) 吉野もそれに乗ると、CIMAと吉野がリングで対峙して土井ちゃんをレフェリーとしてシングルマッチを行おうとする。 ゴングが鳴らされたが、CIMAはすぐに場外へ出てバックステージへ退がる。 そして前半戦は吉野が締め。 久しぶりに土井ちゃんの暴走レフェリー見たかった(笑) 第5試合 オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 《王者組》望月成晃&ドン・フジイ VS 《挑戦者組》B×Bハルク&ウーハー・ネイション 久しぶりに見たウーハー・ネイション。 ケガで長期欠場してたけど、今日の試合見る限りケガの影響なんかはなさそう(笑) モチフジはウーハー&ハルクのパワーに押され気味の展開が続くと、最後はウーハーがウーハーコンビネーション(その場飛びムーンサルト→その場飛びシューティングスタープレス)でもっちーから3カウントを奪う。 ツインゲートはMBが奪取。 メインイベント オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 《王者》ドラゴン・キッド VS 《挑戦者》HUB HUBはキッドの空中技封じにヒザを集中攻撃。 キッドと対戦するレスラーが足を狙ってくることは定番とはいえ、今日のHUBの攻め方は非の打ち所がないくらい流れるように技を決めていく。 打撃と関節技を織り交ぜてキッドに反撃の糸口を掴ませない。 全く自分の流れを作れなかったキッドは619でHUBを場外に落として、さらに実況席越え(ちょっと見えなかった?)のケブラーダで打開を図る。 しかしリングに戻るとまたHUBの尻尾攻撃もあり劣勢に戻されてしまう。 HUBは雪崩式ペディグリーから亜留魔下首領と大技連発で試合を決めにかかる。 カウント2で返されると、フィニッシュとばかりに猛毒波布空爆を敢行するもキッドは剣山で迎撃。 一発逆転を狙ったキッドはウルトラ・ウラカン・ラナを狙うが、HUBはこれを耐えてパワーボムの体勢に担ぎ上げる。 しかしキッドが再度ウラカン・ラナで丸め込むと3カウントが入る。 ブレイブゲートはキッドが王座防衛。 試合後なぜかKzyと問題龍が登場。 「ブレイブに挑戦したいのか?」(キッド) 「いや。 オマエらのチームの熱い試合の空気ぶち壊しに来ただけ。 HUB残念だったねー。」(Kzy) 一通り喋ってKzy&問題龍退場。 ホントに何しに出てきたんだ? その後キッドはHUBと辰と巳で新旧干支タッグを結成。 そしてキッドはHUBにマイクを渡すとHUBは涙ぐみながらマイク。 「今日の3月2日は自分がデビューした日です。 そんな大事な日にドラゴンゲートであなたとタイトルマッチが出来るとは思いませんでした。 自分が今リングに立てているのは昔から応援していただいたファンの皆さんの方々のおかげです。」(HUB) 最後はキッドが 「明日もチャンピオンゲートで盛り上がれー!」(キッド) で興行を締め。 メインはHUBがベルトをほぼ取りかけてたけど、最後の締めでキッドに隙を突かれてしまった感じ。 試合自体はHUBが支配してたし、試合終えてもHUB強しの印象が残ってる。 キッドがどうこうと言うのじゃないけど、今日の試合運びは王者の資格十分だったし、出来ればHUBがベルトを取ってほしかったかなー。 これでキッドは8度目の防衛に成功してPACが持つ11度の防衛記録が見えてきた。 キッドからベルト取れるのはマジで誰だ?? http:// PR