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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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涙がキラリ☆~11.17 大阪・BODYMAKER COLOSSEUM~

土曜日は今年最後のドラゲー大阪ボディメーカーコロシアム大会。
メインで行われたのはトライアングルゲートを賭けた6人タッグ3wayマッチ。
しゃちほこBOYは苦節12年でようやく掴んだ初タイトル!
試合後には吉野の目にも涙が…。




第1試合前にジミーズ登場し、メインで行われるトライアングルゲートでのタイトル奪取を宣言。
「土井吉なんて敵じゃないですよ。」(斎了)
そこへW-1登場。
「風はしゃちほこBOYに吹いてるんや。」(吉野)
最後に新今宮フェスティバルトリオ登場。
Gammaはいきなり斎了のメガネを奪い取ると折って客席に投げ入れる。
「こいつら、新今宮フェスティバルトリオっていうチーム名をバカにしてるんですよ。
 兄さん何とか言ってやってくださいよ。」(Gamma)
「お前ら新いにゃみゃあ…」(岸和田)

盛大に噛んだ兄さんに対してリング内&会場大爆笑。
土井ちゃんに
「笑いすぎだろ!」(Gamma)
と言ってるGammaも大爆笑。
その後GammaやW-1がマイクを取るも空気は完全に兄さんが持っていった。
このMC合戦はベテラン軍というか兄さんの勝利。







第1試合
B×Bハルク&Kzy VS 望月成晃&ドン・フジイ

フジイさんはKzyの上半身を脱がしてチョップを叩き込む。
さらにエプロンにKzyの上半身だけを出すと、胸元にもっちーがミドルキックを連発。
もっちーはさらにKzyの髪留めのゴムを取っておデコにゴムパッチン(笑)
グロッキー状態のKzyだったがもっちーに玉砕を決めると、続けてジェフ・ハーディーばりに股間にレッグドロップを落として形勢逆転。
コーナーに詰めたもっちーに対して、お返しとばかりゴムパッチンを決めるKzy。

その後、Kzyは3回KzyTIMEを繰り出すも全て失敗に終わる。
するとモチフジはKzyをコーナーに上げ、逆さ吊り状態にしてもっちーが頭部へキックを決めると、最後はフジイさんが雪崩式チョークスラムで3カウントを奪い勝利。






試合内容ほとんどKzyの事しか書いてない…。
ただ、Kzyなかなかのやられっぷりを見せてくれました。
あのKzyTIMEが決まらないってのは面白いムーブになりそうですな。




試合後問題龍がリングに乱入しモチフジを場外に落としてマイクを取る。
「ドラゴンゲート最弱レスラーの琴香!
 問題龍さんが秒殺してやるからさっさと出て来いよ!」(問題龍)






第2試合
問題龍 VS 琴香

問題龍は琴香を入場口で襲うと、倒れた琴香に対して柵を叩きつける。
その後も場外でやりたい放題の問題龍だが、リングサイドに残っていたもっちーがハイキックを叩き込むと、フジイさんが場外でチョークスラム。
リングに戻って琴香が攻勢に出たが、最後は問題龍が急所攻撃からの首固めで勝利。


試合後に問題龍はもっちーに対してマイク。
「関係ないのに何手を出してんだよ。
 津でも手を出してきただろ。
 あんな試合はどうしようもないサイバーのせいで負けたからよ。
 俺はサイバー以外のパートナーだったらお前らからベルト取れるぞ。
 どうなんだ?」(問題龍)
「結局何が言いたいんだ?
 挑戦したいのか?
 誰でもいいならKzyで来いよ。
 Kzyだったら今からやってやるぞ。」(もっちー)
「焦んなよ。
 今回は本物の谷崎なおきをパートナーに選ばせてもらうからよ。」(問題龍)
「誰でもいいんなら、普通はこっちが選ぶもんなんだよ!
 まあいいよ。
 谷崎なら今からはちょっとシンドイから…次の九州シリーズでやってやるぞ。」(もっちー)


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☆11月22日(木)宮崎・延岡市民体育館

オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合
 《王者組》望月成晃&ドン・フジイ VS 《挑戦者組》谷崎なおき&問題龍

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第3試合
スペル・シーサー VS ジミー・神田

両者静かな立ち上がり。
シーサーのリストロックに苦労する神田。
序盤は得意のグラウンドでシーサーがペースを握ると神田を場外に出して道産子ティヘラまで決めた。

リング内に神田を戻すとミサイルキックからSAITOスペシャルもカウント2。
シーサーのペースに嵌ってしまった神田はジョン・ウーを試みるが失敗。
シーサーはダイビングボディアタックから各種丸め込みもカウント2。
ここを耐え切った神田はエクスプロイダー2連発からジャーマン。
カウント2で返されてしまうが、最後は下克上エルボーで勝利。









第4試合
戸澤陽&スコット・リード&サイバー・コング VS 鷹木信悟&YAMATO&三代目超神龍

試合では、三代目超神龍がトップロープからの攻撃を仕掛けた時に、スコット・リードが受け止めてパワースラムを狙うつもりだったのかもしれないけど、体勢が崩れてしまい超神龍は危ない角度で頭部からマットに叩きつけられてしまう。
ヒヤリとしたけどその後試合を続けてたので大きな怪我ではなかった様子。
最後はサイバーがサイバーボムで超神龍からピン。






試合後にサイバーはマイクを取り問題龍に対して「調子に乗るなよ。」と一喝するも、その後スコットと握手すると後楽園と同じように手を握り潰される。
そしてMBメンバーはサイバーを置いてバックステージへ戻る。
久しぶりに強いサイバーが見れたんだけど、中々信頼取り戻せませんね。。。





第5試合
CIMA&ドラゴン・キッド VS ジミー・ススム&ジミー・カゲトラ

試合終盤、キッドの619をかわしたカゲトラが逆に619を決める。
さらにススムの雪崩式エクスプロイダーからカゲトラのダイビングエルボーの連続技を繰り出すジミーズ。
カゲトラはキッドに乾坤一擲を決めるがカウント2で返されてしまう。
ならばと走りこんだカゲトラだったが、待ち構えていたCIMAがトラースキック。
動きが止まったカゲトラに対してキッドが電光石火のウルトラ・ウラカンラナを決めて3カウント。









メインイベント
オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合~6人タッグ3WAYマッチ~
《王者組》Gamma&マグニチュード岸和田&HUB
            VS
《挑戦者組》土井成樹&吉野正人&しゃちほBOY
            VS
《挑戦者組》堀口元気H.A.Gee.Mee!!&斎藤“ジミー”了&Mr.キューキュー・豊中ドルフィン

最初に出てきたのは斎了、HUB、土井ちゃん。
HUBは2人に尻尾で一撃決めると、その後吉野やドルフィンに対しても一撃。
リングインしようとした元気はこっそりとエプロンに戻る。

続いて吉野、元気、Gammaの3人がリングイン。
元気とGammaは結託して吉野をロープに振るが、吉野はダブルドロップキックで2人を場外に落とすとトペ。

最後に岸和田、ドルフィン、しゃちが登場。
岸和田にタックルを仕掛ける2人だが歯が立たず。
岸和田は腕相撲を要求。
普段はアホかー!とストンピングを決める兄さんだが、この日は普通に腕相撲を行う。
最初はしゃちが挑むが、土井ちゃんが「しゃーち!しゃーち!」とコールを促している間に負けてしまう。
その後ドルフィンもあえなくやられてしまったが、しゃちはコルバタを岸和田に決めて場外に落とす。

その後はGammaにジミーズとW-1が太鼓の乱れうちを決めるが、Gammaは6人に対して至近距離からのツバ攻撃。
走りこんだGammaだったが、6人揃ってのドロップキックを決められて撃沈。

珍しく元気自らゴムパッチンを取り出す。
リング上では斎了がGammaを捕らえるも、カウント4でGammaがゴムを離してしまい元気がダメージを負う結果に…。
悔しさをリングで晴らそうと元気と斎了が土井ちゃんに「マラハ!」「イサッパ!」の連携技を仕掛けたが、これを回避した土井ちゃんは逆に吉野との連携技を決める。

斎了を捕まえたベテラン軍はさらにドルフィンもまとめてGammaの汚水攻撃狙い。
しかし元気がカットに入るとGammaの汚水は客席へ・・・。
そのまま全ユニットによる場外乱闘となる。
自分の前には元気と土井ちゃんがやってきて、元気が土井ちゃんをイスに叩きつけてH!A!Gee!Mee!
別の場所では岸和田兄さんがしゃちに対してイス攻撃を決めていた。

リングに戻ってからは、そのしゃちに対してベテラン軍が集中攻撃も何とか耐え切って土井ちゃんにタッチ。
土井ちゃんはGammaとHUBを場外に落とすとすかさずトペ・スイシーダ!
すると負けじとしゃちもジミーズに対してケブラーダ!

リング内では吉野と岸和田がチョップ合戦から、吉野がブレーンバスターで岸和田を投げる。
するとそこへ入ってきた斎了がチャンスとばかりに「サイクリング・ヤッホー!」狙いも失敗。
続いて吉野にも仕掛けようとしたがこれまた失敗。
GammaはジミーズとW-1をコーナーに振り串刺し攻撃を仕掛けたが全員にかわされて自爆。

その後は3ユニットが乱れる展開となるが、しゃちを捕まえたジミーズはドルフィンのインプラントやマライサのコンビネーションジャーマンで追い詰める。
しかし元気の串刺し攻撃をかわすと、そこへ今度はベテラン軍が元気に襲いかかる。
岸和田兄さんが垂直落下式BBからHUBが猛毒波布空爆もカウント2。
Gammaの攻めを元気はバックスライドに切り返すがカウント2どまり。
するとGammaはバックスライドをGamma助クラッチに丸め込んで3カウントを奪う。
まずはジミーズ脱落。













残るはベテラン軍とW-1。
吉野はHUBとチョップ合戦。
ここは吉野が打ち勝つと、HUBに対して土井555からトルベジーノ、バカタレと続けてしゃちがムーンサルトを仕掛けたが、ここはHUBが剣山で迎撃。
岸和田はしゃちに対してファイヤーサンダーを決めるがカウント2でしゃちはキックアウト。
ならばと岸和田はセカンドロープに上がりスーパーパワーボム。
きっちりと上がりきらない状態で落としてたのでしゃちが頭から落ちてしまう。
ちょっと会場の空気も静まり返ってしまったが、その後もしゃちは試合を続行。
岸和田のファルコンアローをキックアウトすると、HUBの亜留魔下首領は土井吉がカットしてカウント3は取らせない。
HUBは土井吉に対してトペを決めて分断することに成功。
場内ではグロッギー状態のしゃちに対してGammaがガンマスペシャル。
これをカウント2で返したしゃちはGammaにラ・マヒストラルを連発。
そして3度目の押さえ込み(オリオン)でGammaから3カウントを奪う!
6人タッグ3wayマッチの勝者はW-1!








試合後怒りの収まらないGammaはガンマスペシャルを決めてからしゃちのマスク剥ぎ。




それを見て元気は
「Gamma落ち着け。
 オマエの負けだ。
 今日は確かにGammaにやられて負けた。
 だけどお前ら(W-1)には負けてねえんだよ。
 俺らには時間がないんだ。
 もう1回チャンスをくれ。」(元気)
「オマエのすぐに挑戦させてほしいという気持ちはよく分かる。
 オマエらの挑戦受けたろうやないか。」(吉野)

これでW-1対ジミーズのトライアングルゲート選手権試合が決定。

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11月23日(金・祝)佐賀・諸富ハートフル

オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合
 《王者組》土井成樹&吉野正人&しゃちほこBOY VS 《挑戦者組》堀口元気H.A.Gee.Mee!!&斎藤“ジミー”了&Mr.キューキュー・豊中ドルフィン

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その後Gammaは八木さんの手にあったトライアングルのベルトを奪い取るとまだ倒れているしゃちにストンピングを落として
「顔じゃねえんだよ!
 こんなの認められるかよ!
 ふざけんな!
 立てよしゃちほこ!
 オマエみたいなクソレスラーは絶対に認めねえからな。
 ………でもな……今日は俺の負けだ!
 完全に3カウント入った。
 しゃちほこおめでとう!」(Gamma)

と言ってしゃちの腰にベルトを巻くGamma。
Gamma△!






ジミーズとベテラン軍が退場すると、しゃちが聞き取りにくい声でのマイク。
「何事も諦めなければ努力をすれば絶対に道は開けます。
 だから皆さんも絶対に諦めないでください!」(しゃち)

そのマイクの間中涙を抑えきれなかった吉野とそれを気遣った土井ちゃん。




しゃちのマイクの後に吉野がマイク。
「俺とアミーゴは同じ日に道場に入門しました。
 彼は最初から気が優しくて自分から行動も起こせないおとなしい少年でした。
 でも9月に肉体を変えたいと一緒にトレーニングを始めて、
 倉敷で行動を起こしてブレイブゲートに辿りつきました。
 そして今日この大阪でトライアングルのベルトを、彼は12年目にして初めて巻くことが出来ました。
 この3人で負けたことがめちゃくちゃうれしいよ。
 アミーゴありがとう!」(吉野)



続いて土井ちゃん。
「俺と吉野と師匠は年齢一緒やけど、俺のほうが先に入ったので業界的には先輩になるのかな。
 吉野が入ってきてアミーゴが入ってきた時、2人の差がありすぎて正直デビュー出来ないと思った。
 それからデビューしたけど、そこがマックスだと思ってた。
 後輩に抜かれてベルトも先に取られていろいろ悔しい思いをしたと思います。
 でも師匠が言ってたように諦めなければ夢は叶うんです。
 今日はいい夢見させてもらいました!」(土井)





改めて最後はしゃちが〆。
「防衛回数をひとつでも重ねていけるように頑張っていきます!
 これからもW-1とドラゴンゲートをよろしくお願いします!
 今日はありがとうございました!」(しゃち)






ということで見事ハッピーエンドで大阪大会が終了。
試合自体はメインの6人タッグ3wayはさすがの盛り上がり。
途中、しゃちが頭部から落とされたときはヒヤリとしたけどその後試合もこなしてたし、マイクもきっちり言えてたので大丈夫なんでしょう。
しかし超神龍といいしゃちといい1興行で2度も危ないシーンがあるのはちょっとね…。



ただ試合後のGamma、吉野、土井ちゃん、そしてしゃちのマイクは素晴らしかった。
吉野や土井ちゃんみたいにテンポのいいマイクもいいけれど、しゃちは聞き取りにくい声ながら、それがより気持ちがこもってこちらに伝わってきた。
そして何より吉野が泣いてたところがこちらの涙を誘う。
吉野からすれば、トライアングルのベルトは数え切れないくらい巻いているにもかかわらずリング上で泣くなんて、最近で言えば神戸ワールドのメインでドリームゲートを巻いたときくらいかな。
これまで淡々と仕事をこなすクールな人という印象があったんだけどこの日で180度見方が変わったなぁ。
自分としてはジミーズ応援してたけど、試合後にはW-1に大拍手を贈らせてもらいました。
大会を見終わった後の満足感はかなりのものがあったんだけど、この日はCIMAが一度もマイクを取らなかったんだよね。
CIMAがマイクを取らずに終わった大阪大会ってここ数年あったのかな??
まあこの日CIMAのマイクなしでも満足感を得られたと言うのはしゃちの奮闘ぶりに尽きると思う。
しゃちも吉野もタイトル奪取おめでとう!
あ、土井ちゃんも。












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