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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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YAMATOデビュー5周年記念興行(仮)~7.23 京都・京都KBSホール~

神戸ワールド明けのドラゴンゲートは、先週末に京都大会2連戦。
とりあえず本日はそのうち1日目の観戦記をアップ。
YAMATOデビュー5周年おめでとう。
そして、このブログも記念すべき100本目の観戦記。
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第0試合
渡辺陽介 対 小林瑛太

序盤は新人らしくリストロックとヘッドロックによる攻防。
渡辺リードで進んでいたが、お互いが胸板にチョップを叩き込む展開になるといい音をさせていたのは小林。
セコンドも居ない中、静かな流れで推移していた試合を一気に沸かせた。
翌日の第0試合が技の瞬間しか沸かなかったことに対して、新人同士意地の張り合いでお客さんを沸かせることができたのは大きい。
しかし試合終盤に渡辺がロープに走ったところで、小林がカウンターのエルボー一閃。
フォールに入る小林。
八木さんのカウントは2.9…?
もうこの時点で渡辺は意識朦朧で返す意思はなかったと思うんだが、八木さんはカウントを取りやめた。
その後、小林が渡辺を起き上がらせようとしても体に力が入らないようで、立ち上がることができない。
今考えると、この時点で試合止めてもよかったんだろうね。
試合はそのまま時間切れ引き分け。
終盤にアクシデントがあったことが残念。
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第1試合開始前に、トラロープを境界にJⅢとBWがリング上に対峙し、恒例となった感のあるマイクアピール。
JⅢは当然もっちーがマイクを持ったが、後から入場してきたBWでマイクを握ったのは戸澤。
YAMATOに対し
「ユーは後楽園で丸め込みで勝ったくらいで調子に乗んなよ。」(戸澤)
しかし会場は沸かず。
まあこの京都2連戦はいつもほどの観客数ではなかったし、まだ会場が完全に暖まってなかったこともあるんだろうけどちょっと反応がなかった。
元々ドラゲーという団体自体ブーイングが起こるような状況になることが少ないということもあるけど、正直戸澤のマイクの後に誰かがマイクを持つんじゃないかと自分は感じたので、戸澤の時点で反応すればいいのか微妙なところもあったしね。
そう考えると、やっぱり試合前MCでCIMAが居る居ないってのは大きいのかも。
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とにかく反応が薄かった戸澤のマイクを受けてもっちー。
「おいおい、そんなんでマイク大丈夫か?
 CIMAが居ないとマイクきついらしいから、今日はいけるんじゃねえか?
 YAMATO、ビシっと最後決めたれ。」(もっちー)

そしてYAMATOがキッチリと締めようとしたところで邪魔をしたのはKzy。
神戸ワールドで敗れたスワンに対して、再度ラップ対決を申し込む。
結果は当然スワンの勝利。
そのまま第1試合に移行。
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第1試合
土井成樹&神田裕之&堀口元気 VS 吉野正人&Gamma&ARフォックス

この日が初試合となったARフォックス。
速報にも書いたとおり、ちょっと周りに遠慮気味。
リングに入っても二度三度技を出したらタッチしてたので、Gammaにも「早いよ!」と言われる始末。
相手とも息が合わない場面も見られたが、短い時間ながらもロブ・ヴァン・ダムがするような開脚ムーンサルトやスワンダイブ式450°スプラッシュを軽々とやってのけて、優れたバネを持ってることは証明した。

試合はGammaが捕まる展開からタッチを受けた吉野がスパート。
しかし最後はフォックスがセコンドのブルーボックス攻撃から神田に琉'sを決められて3カウントを取られる。
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ちょっとDGUSAで見せてたような溌剌とした動きは見られなかったが、まあ速報にも書いたようにいきなり持ち味を発揮しろと言われても難しいでしょ。
フォックスはこれからこれから。



第2試合
Summer Adventure Tag Tournament 2011 ドン・フジイパートナー選抜トーナメント
琴香 VS 超神龍

いい気合で超神龍に向かっていく琴香。
しかし超神龍はカウンターのドロップキックを決めると、動きの止まってしまった琴香に対して一方的に攻めこむと神戸ワールドで琴香からギブアップを奪った逆エビ固めで締め上げる。
長時間技を喰らいながら、琴香なんとか耐えてロープブレイク。

琴香はその後に超神龍が仕掛けていったブレーンバスターを着地すると、エルボーを叩きこみさらにトップロープからミサイルキック。
飛形が綺麗なんだな。
しかし超神龍も串刺しドロップキックから龍星Ⅱを狙うが、これはかわされてしまう。
すると、好機とみた琴香は膝立ち状態の超神龍に対してミドルキックを連発すると、最後は頭部へのキックを叩き込み3カウントを奪う。

試合後、うれしさのあまり八木さんに抱きついた琴香。
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いやー琴香良かったんじゃないかな。
そりゃあもっちーやハルクに比べるとキックの威力や迫力は数段劣るけど、一発で倒れないなら二発三発と打っていけばいい。
体の小さい琴香ではあるけど、この日は気合を表に出して絶対に負けられないという意思は伝わってきたしね。



第3試合
谷嵜なおき&Kzy VS ドン・フジイ&リッチ・スワン

最初の顔合わせはスワンとKzy。
しかしスワンは谷嵜を指名。
散々出るのを渋ってた谷嵜だが、Kzyとタッチしてリングイン。
そしてロックアップの体勢に入ろうとしたが、背後からKzyが襲い掛かる。
「バカじゃねーのwww」(Kzy)
2人がかりでやられるスワンだが、2人まとめてフランケンシュタイナーで投げることに成功すると、谷嵜にはドロップキックを決める。

その後はフジイさんがKzyをいたぶるが、Kzyはスワンに対して玉砕。
スワンは凄い表情で飛び跳ねて悶絶(笑)
そしてタッチを受けた谷嵜はKzyとともにスワンに反則も交えて攻撃。

しばらく劣勢が続いたスワンだが、スパナを持ったKzyをリング下に叩き落すと、谷嵜に対してはその場飛び雪崩式フランケンシュタイナーを決めてフジイに交代。
タッチを受けたフジイはKzyに対して起き上がりこぼしチョップ。
しかしKzyもB-BOYで返す。

試合終盤、スワンに狙いを定めたBW。
谷嵜のカサノヴァからKzyのKzyTIMEと繋ぐがカウント2。
ならばと韻波句徒狙いのKzyだったが、フジイがラリアットで救出すると続けてノド輪落としを決め、最後はスワンがその場飛び450°スプラッシュでKzyから勝利。
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試合後、おさまらない谷嵜に対してスワンはトラースキック一閃。
たまらずリング外にエスケープした谷嵜はマイクを取り
「明日はチャンピオンが胸貸したるわ!」(谷嵜)
それに対してスワンは英語で、「ベルトは取り返す!」と意思表示。
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第4試合
斎藤了&B×Bハルク VS 鷹木信悟&ドラゴン・キッド

斎了とキッドの顔合わせを経て、信悟とハルクがリングイン。
この2人の組み合わせは見てる方も緊張してくるなぁ。
やっぱり同じコーナーに居るなんてもったいなさすぎる。

信悟とハルクがやり合った後、キッドがハルクにスリーパーを決めるが、ハルクは指に噛み付いて強引に技を解く。
そのまま自軍コーナーでキッドを捕まえると、場外でBWセコンドがキッドの股間を鉄柱に打ち付けたり、リング内では斎了がタオルでチョーク攻撃とキッドをいたぶる。
さらにキッドをコーナーに宙吊り状態で固定すると、走りこんだ斎了はキッドの顔面にツバ吐きというRH時代によく見せてた技。
しかしキッドはスワンダイブ式のウラカンラナをハルクに決めると信悟に交代。

信悟は2人相手にスパート。
斎了のフィッシャーマンエクスプレスを受けてしまうが、3発目を逆にブレーンバスターで切り返す。
しかしハルクに串刺しブートを受けてしまうとキッドがリングイン。
ハルクがマウスを決めれば、キッドはメサイアで反撃と一進一退の攻防を展開。

ハルクと斎了はマライサが使う連携ジャーマンスープレックスをキッドに決めると、ハルクはキッドにカカト落としを決めて後を斎了に託す。
そして斎了がダブルクロスの体勢に入るが、信悟がパンピングボンバーでカット。
するとキッドが619からウルウラを仕掛けるが、これは斎了にかわされてしまう。
その後ロープに走り込んだところでBWセコンドからブルーボックスを受けてしまったキッドだったが、斎了をバイブルで丸め込むと3カウントを奪い勝利。
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納得いかないハルクは、キッドにキックを連発すると最後はファーストフラッシュ。
信悟が救出に入るも時既に遅く、ハルクは信悟の突進をいなすようにリングから降りる。
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第5試合
サイバー・コング&戸澤陽 VS 望月成晃&YAMATO

最初に出場してきたもっちーとYAMATOは、それぞれドリームゲートとフリーダムゲートのベルトを披露。

試合は戸澤とYAMATOからスタート。
濃密なグラウンドの展開は互角。
続いてリングインしてきたのはサイバーと望月。
サイバーはタックルでダウンさせると、バカにしたような蹴りを頭部へ連発。
すると望月はサイバーに突っかかっていきマウント状態でパンチ。
さらにサイバーの腕を蹴り上げると、続いて出てきたYAMATOもサイバーの腕を攻める。

望月と戸澤の顔合わせになると、組み合いというより、ケンカのような掴み合いでやり合う2人。
試合が進むと、次第にペースはセコンドも介入してくるBWへ移る。
YAMATOは戸澤とサイバーに攻め込まれ長時間のローンバトルとなってしまう。
サイバーの突進をかわしてボディスラムの体勢に持ち上げるが、力尽きてサイバーに押しつぶされてしまい中々反撃の糸口がつかめない。
そういえば、YAMATOのローンバトル中に戸澤が決めたセントーンは体を抱え込むようにして落としてるので、全体重が相手にのしかかって非常に効果的に見えるし何よりカッコいい。
CIMAや土井ちゃんがする前転式のセントーンより好きだな。

攻められ続けたYAMATOだが、延髄切りをサイバーに決めて望月とタッチ。
リングインしてきた望月はサイバーに腕折り連発すると、さらに腕ひしぎ逆十字固めに捕らえる。
すると、YAMATOは戸澤の足を掴みアンクルホールド。
これはサイバーが強引に技を解くものの、続けて戸澤のキックを受け止めたYAMATOはドラゴンスクリューから足4の字固め。
何とか反転してロープに逃げた戸澤もバックドロップでYAMATOを投げると、続けてジャーマンを狙う。
これはコーナーに戸澤をぶつけてなんとか回避することに成功したYAMATO。
そこへ突進してきたサイバーもかわすと、望月との連携攻撃を狙うが、逆にサイバーのラリアットに2人とも吹っ飛ばされる。
その後は望月に対してサイバーがパワーで畳みかけるものの、望月でツイスターでお返し。

YAMATOと戸澤がリング上で対峙。
お互いにエルボーをブチ込むものの両者とも引かず。
戸澤の串刺しバイシクルキックがYAMATOにヒット。
さらに投げっぱなしジャーマンからジャーマンスープレックスホールドもカウント2でYAMATOはキックアウト。
望月は戸澤のジャーマンを一回転して着地すると、試合をYAMATOに任せ、自らは場外のサイバーに向けてトペ・マサアキ。
リング内ではYAMATOがギャラリア、戸澤がジャーマン狙いのため、お互いにバックを巡る攻防。
最後はジャーマンを防いだYAMATOが走り込んだところを、戸澤が電光石火のフランケンシュタイナーに丸め込んで3カウントを奪う。
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試合後、
「これでユーとは1対1のイーブンや!」(戸澤)
「丸め込みで勝った位で調子にのってんじゃねえぞ。
 丸め込みなんて男として最低の勝ち方なんだよ!」(YAMATO)
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これでBWが退場して、締めはJⅢからもっちー。
「今日はJⅢとBW2勝2敗ですけど、ラップでスワンが勝ってるから3勝2敗でJⅢ勝利ってことでよろしいでしょうか!
 今日のMVPは1人で2勝してるスワンだな。
 ここはスワンにスピーチしてもらいましょうかと言いたいところですが、まだ無理…かな。
 9月までの参戦が決定してますので、次には流暢な日本語で挨拶してくれると思うんで楽しみにしておいて下さい。
 今日はありがとうございました!」(もっちー)

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という京都大会一日目を終えて、BWの中心に居たのは戸澤。
その期待に応える形で一日目はYAMATOから勝利。
この2人は体格的にもそう変わらないし、キャラもちょっと似てるところがあるので、今後戸澤とYAMATOとの対立関係を濃くしていけば、将来的には信悟対ハルクに次いでドラゲーの誇る黄金カードになるかもしれない。
対して、BWではCIMAに次ぐナンバー2のポジションに居た土井ちゃんは一歩引いて、戸澤やハルクを前面に押し出してる印象。
これがタッグトーナメントのある今シリーズだけになるのか、それとも今後も続いていくかは分からないけど、土井ちゃんはその位置に落ち着くのはまだ早いよ。
タッグトーナメントが終われば、次は地元奈良に近い大阪府立体育会館第1競技場大会が10月に行われるので何か行動を起こして欲しいところ。



明日は京都大会2日目の観戦記をアップ予定ですー。
やっぱり連戦で見ると印象が薄れてくるなぁ…。




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