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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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下剋上ならずも主役は神田裕之~5.21 大阪・大阪府立体育会館第2競技場 KING OF GATE2011 最終戦~

土曜日の大阪で行われたのはKING OF GATE2011最終戦。
ダークホースと言われながらも決勝戦まで勝ち上がってきた神田裕之。
頂点目指して、残る関門はあと1つ。
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第1試合
堀口元気&谷嵜なおき&トマホークT.T VS ドン・フジイ&スペル・シーサー&横須賀享

試合開始前、BWがリングに登場して元気がマイクを取り、出だしから
「おい、大阪のアホ共。」(元気)
と完全にヒールの仕様のマイクで、BWシフトチェンジの経緯と新メンバーとして苫小牧卓也改めトマホークT.Tとサイバー加入を発表。
初めて見たトマホークは岡村社長ではなくても、言われないと確かに誰か分からない(笑)
顔のペイントを見た印象は、ロード・ウォリアーズ似と見るか、それともヘイト似と見るかどちら…?
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試合は元気とシーサー、谷嵜と享の顔合わせを経て、そのトマホークとフジイがリングイン。
しばらくの間、にらみ合う2人だったが、先に動いたのはフジイ。
フジイはトマホークの頬に張り手を打ち込むと、そこからタックル合戦に移行。
しかしフジイのタックルを耐えると、逆にタックルでダウンさせたトマホーク。

その後展開された場外戦以降はシーサーを捕らえたBWペースで進む。
トマホークと谷嵜は連携ダイビングニードロップを決めていく。
しかしシーサーはアームホイップで窮地を脱しフジイにタッチ。
フジイは谷嵜を蹴散らすが、トマホークは走りこんできたフジイをパワースラムで投げ飛ばす。
さらにアルゼンチンに担ぎ上げるが、フジイは脱出すると逆にチョークスラム。

試合終盤、シーサーは谷嵜に対してヨシタニックの体勢に入る。
しかしそこへトマホークが逆水平チョップを叩き込んでカット。
するとすかさず元気が垂直落下式ブレーンバスターを決め、最後は谷嵜がカサノヴァからのインプラントを決めて3カウントを奪う。
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新人だった苫小牧からスタイルチェンジしたトマホークT.T。
確かに試合にも違和感なく溶け込んでおり、ドラゴンゲート一軍の証ともいえるユニット抗争に入っても遜色はなさそう。
特に逆水平チョップ一発でお客さんを沸かせることの出来る点は大きな強みではある。
現時点では変に色んな技を使うのではなく、逆水平とアルゼンチンをメインに試合を作っていけばいいんじゃないかな。


試合後、両チームが入り乱れてプチ乱闘。
吉野がセミファイナルで行われる6人タッグに向けてBWに対してマイクアピール。
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KING OF GATE 2011 トーナメントBブロック準決勝
CIMA VS B×Bハルク

試合はCIMAの奇襲からスタート。
場外でハルクを痛めつけたCIMAは、リングに戻ってからも首に向けての攻撃でハルクを攻める。
また、この日は普段見ないようなジャベ(変則的なカンガルークラッチのような技)も繰り出したCIMA。
ハルクもソバットや延髄切りで反撃を見せるが、ミサイルキックを仕掛けたところでCIMAはドロップキックで迎撃。
そしてCIMAはナカユビからそのまま締め技に移行。
長時間締め上げられ、腕がダランと落ちてしまうがなんとか耐えきったハルク。
その後CIMAは膝蹴りからロープに走るが、ハルクはマウスから膝立ち状態のCIMAに対してカカト落としや顔面蹴り連発。
そして最後はファーストフラッシュを叩き込むとCIMAはピクリとも動けず。
踏みつけ式体固めでハルクの勝利。
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KING OF GATE 2011 トーナメントAブロック準決勝
神田裕之 VS 望月成晃

先に入場してきた神田はコーナーでもっちーを待つ。
この日のもっちーは赤ではなく緑色のコスチューム。

リングインしてきたもっちーに襲いかかる神田だが、もっちーは神田をいなすと逆に神田をコーナーに追いこみキックの連打。
早速劣勢からのスタートとなった神田はジョン・ウーを仕掛けるも、もっちーは背中を見せた神田にドロップキック。
その後、もっちーは神田の右腕に狙いを定める。
脇固めや腕ひしぎ逆十字だけではなく、右腕へのキック、さらにロープを利用しての右腕攻めまで繰り出す。

長時間攻められ続けた神田だが、カウンターのエルボーで反撃を開始すると、さらにスワンダイブ式でエルボーを叩き込む。
続けて仕掛けていった琉'sはリバースで返されるが、セカンドロープからのジョン・ウーを成功させた神田。
さらにコーナートップからダイビングエルボー狙いも、もっちーはこれをかわしアームブリーカーから腕ひしぎ→腕固め。
これがリング中央の絶体絶命の位置で決まってしまうが、超満員の大阪府立の観客からの神田コールの中苦しみながらもなんとかロープブレイク。

その後もっちーはミドルキックからツイスターを決めるがカウント2で返す神田。
ならばともっちーは一角蹴りから顔面への三角蹴りを狙うが、なんとか阻止した神田はもっちーを雪崩式ブレーンバスターで投げる。
さらにエクスプロイダー2連発からジャーマンを仕掛けるも、回転して着地したもっちーはイリュージョンから真・最強ハイへ繋げるも神田はしっかりとガード。
そしてもっちーが再度仕掛けていった顔面への三角蹴り、裏ツイスター、ドラゴンスープレックスというフィニッシュホールドをことごとく回避した神田が、逆にバックを取ってジャーマンスープレックスを決めて3カウントを奪う!
神田への声援はこの日一番大きく、3カウントが入った瞬間の盛り上がりはここ数年の府立第2の興行ではトップクラス。
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第4試合
斎藤了&リコシェ VS ドラゴン・キッド&PAC

BWを追放されたキッドは、試合開始のゴングを待たずに入場中のBWに突っかかっていく。
しかし場外でペースを握ったのはBW。
リングに戻されたキッドはその後も捕まってしまう。
キッドをいたぶる斎了のヒールファイトはお手の物。
この人はどっちでもソツなくこなせるからなぁ。

キッドからタッチを受けたPACがリングインしてくるも、リコシェが場外へ出すとそこへセカンドロープを踏み台に使ってのトペ・コンヒーロ。
PACを捕まえたBWは斎了のダイビングフットスタンプや、リコシェのスワンダイブ式(ロープ上では膝立ち!)セントーンで攻め込む。
試合を通して攻められるシーンが多かったキッド&PACだったが、最後は斎了のダブルクロスをバイブルに切り返したキッドが3カウントを奪い勝利。
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試合後にキッドはマライサの持つツインゲートに挑戦表明。
元気が受諾したことで、6.19博多でのタイトルマッチが決定。
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☆6月19日(日)福岡・博多スターレーン

【オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合】
《王者組》堀口元気&斎藤了 VS 《挑戦者組》ドラゴン・キッド&PAC

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やはり連携という面では、急造タッグのキッド&PACより斎了&リコシェの方が一枚上手な印象。
そしてキッドとPACのタッグというのは魅力を感じるかというと現時点ではちょっと微妙。
ドラゲー屈指のハイフライヤー同士ではあるけど、魅力を相殺してしまうような気がしないでもないんだよね。
まあこれはタイトルマッチを見てみないことには何とも言えないけど。




第5試合
土井成樹&Gamma&サイバー・コング VS 吉野正人&鷹木信悟&YAMATO

元ドリームゲート王者トリオは吉野のテーマで入場。
試合は信悟達からBWに対して奇襲攻撃を仕掛けていく。
当然、信悟とYAMATOが狙いを定めたのはサイバーだが、サイバーは2人まとめてなぎ倒していく。
その後は吉野のローンバトルが続く。
サイバーには体の上に乗られ、Gammaの汚水攻撃まで受けてしまう吉野。

吉野は10分過ぎまで攻められ続けるが、土井へスリングブレイドを決めてYAMATOへタッチ。
YAMATOは土井にスピアー、さらにサイバーにもスピアーを仕掛けるがサイバーはYAMATOを受け止めるとそのまま投げ飛ばす。
そしてリングインしてきた信悟と向かい合うサイバー。
サイバーは信悟にブレーンバスターで投げられるが、すかさず串刺しスプラッシュを決めるとセカンドロープからのダイビングエルボードロップ投下。

続いてリング上にはGammaとYAMATO。
Gammaのフラッシュバックを前転で切り返したYAMATOはそのままアンクルホールドで締め上げる。
すると信悟がサイバーにアルゼンチンバックブリーカー、吉野は土井にフロムジャングルと関節技の競演。
そこから吉野が土井とGammaに対してミサイルセントーン。
しかしGammaも信悟に対して竹刀攻撃からガンマスペシャル。
そこへサイバーがトップロープからのダイビングエルボーを決めるもカウント2。

試合終盤、土井が信悟に対してエルボーや張り手の連打も信悟はナックルで応戦。
さらに土井に対して追いかけ式パンピングボンバーを決めると、そこへ吉野がトルベジーノを仕掛けるも土井は回避して逆にマスキュラー狙い。
そこへYAMATOが救援に入ると、吉野のトルベジーノから信悟がMADE IN JAPANもカウント2でBWがカットに入る。
すると今度は一転してBW攻勢となる。
YAMATOに対してサイバーの串刺し式スプラッシュからパイナップルボンバー、Gammaの延髄切り、そこへ土井のバカタレが決まるが信悟のカットがなんとか間に合う。
その後、YAMATOはサイバーのファイヤーサンダーはカウント2でキックアウトするものの、最後はサイバーボムに力尽きて3カウントを奪われる。
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試合後にマイクを握るサイバー。
「お前らとは次のサンボーホールで当たるけど、次はコテンパンにやったるからな!」(サイバー)
「来週のサンボーでは俺らにも考えがあるからよ。」(吉野)
「おもろいやないか。
 お前らこそビビって逃げんなよ。
 そして信悟、作戦通りやな。」(サイバー)

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メインイベント
KING OF GATE 2011 優勝決定戦
B×Bハルク VS 神田裕之

試合は静かな立ち上がりからスタート。
しかし神田が準決勝で痛めた右腕を攻められると次第に劣勢となる。
セコンドに付いたもっちーの助言もあり、神田の右腕を徹底的に攻めるハルク。
神田は場外に出て立て直そうとするが、リングに戻ってからもハルクの右腕攻めは続く。
脇固め、変形卍固め、各種キックで痛めつけられた神田だったが、走りこんできたハルクをエプロンに出しジョン・ウーで場外に落とすと、すかさずトペを叩き込んでいく。

しかしハルクをリング上に戻してから放っていったジョン・ウーはマウスで迎撃されてしまう。
ハルクはキャプチュードからE.V.O.を決めるもカウント2で返されたため、フェニックス・スプラッシュ狙いでコーナーに上がる。
しかしこれは神田がコーナートップでハルクを捕まえて、逆に雪崩式ジェットプールを決めたがちょっと体勢が崩れてしまったのが残念。
続けて神田はダイビングエルボードロップを決めるもカウント2。
ならばと仕掛けていった琉'sは回避されてしまい、もっちーに勝利したジャーマンスープレックスを決めたがこれもカウント2。
どうしても3カウントを奪えない神田は、ここで初公開の大技トルナド・デ・アカプルコ!
しかしこれでも3カウントが奪えない。

再度の琉's狙いもハルクに決めることは出来ず。
そして走りこんだところで、ハルクにカウンターのキャプチュード(?)を決められる。
この技は、かなり危険な角度で神田とハルクの頭部がマットにめり込んでいた。
これで一気に形成が逆転すると、最後はCIMA戦のように膝立ち状態の神田に対して頭部へのキック連発からファーストフラッシュ。
そしてフィニッシュはフェニックス・スプラッシュでハルクが3カウントを奪いKING OF GATE2011制覇。
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試合後、KING OF GATE2011の覇者としてマイクを握るハルク。
「CIMAなんだ、神田がなんだ!
 散々オレの事コケにしやがってよ!
 ザマーミロだよ。
 …ん?
 反応イマイチじゃない?
 もっと優勝したんだから…こう…。
 ここが地元の札幌だったらもっと祝福してくれるはず…?」(ハルク)

と大阪のファンの反応にちょっと不満げなハルク。
そしてセコンドに付いていた信悟に対して
「鷹木、今回のオマエは1回戦負け。
 残念だったな。
 まあ次の後楽園ではタッグを組む。
 KOG1回戦負けの鷹木信悟と優勝したBBハルクで力合わせてやっていこうぜ。」(ハルク)

信悟がちょっとムッとしたようなそぶりを見せるが、ハルクは気にせずに続けてドリームゲート王者もっちーに対して挑戦表明。
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もっちーは
「その前にKING OF GATE優勝おめでとう。
 大阪のお客さんも祝福してくれてるよ。
 オマエ、余計な一言多いんだよ。
 お前と鷹木の仲っていうのは俺達だけでなくお客さんも心配してるから、
 刺激的な発言は控えような。」(もっちー)

とリーダーとして一言釘を刺す。
そしてドリーム挑戦については
「お前の挑戦は受けるつもりだけど、オレはその前に決着をつけなきゃいけないヤツが居る。」(もっちー)

と言って挑戦者に逆指名したのは神田。
「今日の準優勝で満足か?
 お前にドリーム取りたいって気があるなら逆指名してやるよ。」(もっちー)

神田はその指名を受け入れる。
「てめぇの腰からオレがベルト引っぺがしてやるから覚悟して待っとけ!」(神田)

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☆6月19日(日)福岡・博多スターレーン

【オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合】
《王者》望月成晃 VS 《挑戦者》神田裕之

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また神田は去り際に
「信悟、ハルクにごちゃごちゃ言われてるけど無理せんでええねんぞ。
 次のサンボーでもお前らと当たるけど、俺たちのシフトチェンジはまだ続いてるからな。
 その日何かあるぞ。」(神田)
とセミファイナルのサイバーに引き続き信悟に対して意味深な発言。

ハルクは結果的に神田に先を越されることとなり
「お前とはしかるべきところでやってやるから。」(もっちー)

となだめられるも
「神田の次っていうのは納得できないな。」(ハルク)

と不満たらたら。
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最後はもっちーに大会の締めを促されるも、ハルクは
「いや、今日は2試合して疲れてるんで…
 (セコンドの面々を見渡して)吉野さん、締めてください!」(ハルク)

吉野は
「なんやねん、その無茶振り!
 オレはKING OF GATE1回戦負けやで。
 それに望月さんも…、オレに締めのマイク頼りすぎちゃいますか?」(吉野)

と言いながらも結局は吉野が締めるハメになる(笑)
「今年の神戸ワールドは7月17日、吉野正人の誕生日!」(吉野)

で〆。
最後の和気藹々とした望月軍団のマイク中でも、信悟だけは表情を緩めなかったのがちょっと印象に残ってる。
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というわけでKING OF GATE2011の優勝者はB×Bハルクに決定。
大会前の優勝者予想でもハルクはCIMAに次ぐ第2位につけており、完全に予想外という結果でもない。
でも大会のMVPをあげるならやっぱり神田だろうなぁ。
2003年のエルヌメロウノは優勝したCIMAより堀口元気にスポットライトが集まったけど、今回の大阪で注目と圧倒的な歓声を集めたのは間違いなく神田裕之。
今が旬の男が期待に違わぬ活躍を見せて、そして結果的にはドリームゲート挑戦権を勝ち取ったともいえる。
1~2年前だと、神田がKING OF GATEの決勝戦に進出して、さらにドリームゲートのタイトルマッチを行うというのは考えられなかったからねぇ。

その神田は準決勝と決勝の2試合とも、それぞれもっちーとハルクに終始攻め込まれる展開の試合となった。
もっちーとハルクといえば、ドラゴンゲートでは最初から主役戦線を張っていた2人。
その2人に対して、神田は怪我に苦しみセミリタイヤ状態から現役復帰を果たすもバイプレイヤーどまりだったことは否めない。
しかし、この日は倒されながらも反則攻撃に出ることはなく、終始クリーンファイトを展開し必死で食らい付いていくその姿に声援が集まった。
まさに試合に負けて勝負に勝った神田。
次のドリームゲート戦も、おそらく結果予想をすればほぼ全ての人がもっちー勝利を予想するはず。
確かにもっちーのコメントにもあるように、ドリームゲートのタイトルマッチともなれば20分を超える長丁場の試合になることは必至。
そしてシングルの経験で言えば断然もっちーがリードしているけど、今が旬の神田にはやはり期待をしてしまう。
決してジョン・ウーだけのレスラーではなく、試合運びもソツがなくこの日トルナド・デ・アカプルコを出したように技の引き出しも意外に豊富。
ちょっとスタミナに不安があるかもしれないが、勝つ可能性はゼロではないし、猪木さんの言葉を借りると「やる前から負ける事考える馬鹿いるかよ!」(笑)



そして優勝したハルクは神戸ワールドでのドリームゲート挑戦が濃厚。
これ以上ない舞台で王者に挑むことになるわけではあるけど、このチャンスを掴むことが出来るか。
ここまでハルクはフリーダムゲート、トライアングルゲートなどのベルトは取ってきたけど、イマイチ突き抜けることが出来なかった。
WORLD-1でチームメイトだった土井ちゃんや吉野といったドリームゲートを巻いた2人に比べると、やはり何かが足りない。
ハルクは顔もイケメンだし、体格もドラゲーの中では申し分ないし、フェニックス・スプラッシュやファーストフラッシュというフィニッシュムーブも説得力に欠けるモノではない。
(マイクが微妙というのは否定出来ないが…。)
となるとやはりキャラチェンジしてみてもいいのではないかと思う。
ハルクの目指す王者像がどういうタイプなのかは知る由もないけれど、個人的には近藤修司のようなタイプで相手を容赦なく蹴り倒すようなファイトスタイルのヒールを期待したい。
近ちゃんにはブラザーが付いてたように、マイクは…Kzy任せでいいんじゃない(笑)



それと、スポーツナビの記事では「神田は、得意のラフ殺法でハルクを攻め立てる」と書いてたけど、ラフ攻撃で攻め立ててたのはむしろハルクの方だったけどね。
どこをどう見たらこの結論になるのか不思議だ…。
「B×Bハルク、KING OF GATE初優勝」(スポーツナビ)




最後に、この日の大阪府立体育会館第2競技場は超満員札止め。
2大軍団制となってから初めての大阪ということもあるけど、対戦カードが新鮮で第1試合から素晴らしい盛り上がりを見せてた。
この流れのまま今年も神戸ワールドでは満員御礼となるかな?
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