3D元年?~3.4 大阪・大阪府立体育会館第2競技場~ ようやく金曜の大阪大会の観戦記をアップ。 通常の府立第2の興行なのに関西テレビが入ってたので、この日は西側と北側に固定カメラが一つずつ。 そしてリングサイドにはGAORAも含めて3~4人のカメラマン。(若干見難かったのは否めないが…) さらに、この日とうとうドラゲーに3Dカメラが導入された。 平日の興行だったので観戦が出来たのは第2試合終盤から。 なので第1試合は見ることが出来ず。 第1試合 堀口元気&○斎藤了(逆エビ固め)ドン・フジイ&苫小牧卓也× 第2試合 ○シーサー(ヨシタニック)神田× 見始めた時には既に神田が左足を気にしている状況だった。 大丈夫なのかなぁ…。 第3試合 望月成晃&新井健一郎 VS ドラゴン・キッド&Gamma Gammaがもっちーの持つ挑戦者の証である鍵を取ろうともみ合いながら試合開始。 試合序盤にアラケンを捕まえたGammaは3Dカメラにアピールしながらコーナーでツバをアラケンの顔に塗りたくる。 この映像は誰が得するんだよ(笑) その後、キッドがコーナーのアラケンに対して助走付きのドロップキックを仕掛けようとするが、キッドの前にGammaがドロップキックを決める。 ちょっと不満気なキッドに対して宥めるGamma。 それを見てもっちーは「この2人息合ってないんじゃねえか!?」 試合が後半に入るとGammaは実況席に置いてあった挑戦者の鍵を手にマイクを取ると 「鍵見つけた! もう試合なんかどうでもいい! 帰るぞ!」(Gamma) しかしもっちーがGammaを追いかける。 Gammaはバックステージに逃げようとするが、フジイさんとシーサーが入場口を封鎖して、結局リングに連れ戻されてしまう。 最後はガンマスペシャルを狙うGammaの後頭部にもっちーがカカト落としを決めてからの裏ツイスターで勝利。 試合後に不満タラタラのGammaは関西テレビの山田恭弘アナウンサーとやりあう。 するともっちーはGammaの体を羽交い絞めにして、そこへ山田アナが逆水平チョップ。 そしてGammaは退場するが、続いて土井がリングインしてアラケンに襲い掛かる。 ポカーンとしたもっちーを尻目に2人はそのままバックステージへ。 そして微妙な空気の中、リングに取り残されたもっちーがマイク。 「以前ベルトを持っていた時、大阪でベルトを失いました。 そのとき負けたにも関わらず帰れコールを受けました。 次回ベルトを取って戻ってきた時には温かい声援をよろしくお願いします。」(もっちー) という内容のマイクで前半戦を〆。 第4試合 YAMATO&サイバー・コング&KAGETORA VS チャック・テイラー&ジョニー・ガルガノ&リッチ・スワン この日初めて見るRONINの3人。 入場曲はBON JOVIのYou Give Love A Bad Nameかと思いきや、「カット ザ ミュージック!」の声で音楽が途切れ、スワンがラップを歌いながら入場。 ガルガノとテイラーが手拍子を促すんだけど、これがタイミングを取り難い…。 ここに関してはHansonのMMMBopで入場してきたヤングバックスを見習え(笑) RONINがリングインすると威嚇するYAMATOとそれに過剰反応するスワンが非常に面白い。 試合はテイラーとKAGETORAによるオーソドックスなグラウンドの攻防からスタート。 続いてYAMATOとガルガノ。 ガルガノはYAMATOに対してベビーエースクラッシャー。 そしてスワンはサイバーと対峙。 チョップを放つも自らの手を痛めてしまったスワンは逃げ帰るようにコーナーに戻りテイラーに交代。 その後はKAGETORAがRONINに捕まってしまう。 ガルガノがスリングショットスピアーを決めれば、テイラーとのダブル攻撃からダンスをしておいてのストンピング連発。 これが何気にリズムがいいんだよなぁ。 KAGETORAもスワンにフライングラリアット、ガルガノに延髄切りを決めてサイバーにタッチ。 サイバーはガルガノをボディスラムで投げると、スワンに対してはショルダースルー。 スワンは360°回転して体の前面からマットに叩きつけられた。 さらにサイバーはガルガノとテイラーを2人まとめてラリアットで薙ぎ倒す。 しかしテイラーもリングインしてきたYAMATOに対してソールフードからアームボンバーで一歩も引かず。 その後混戦状態からガルガノがサイバーに対してトラースキックからアサイDDTもカウント2。 しかしサイバーもガルガノをコーナーに振り返すと串刺しパイナップルボンバーからKAGETORAのダイビングエルボードロップ投下。 試合終盤、YAMATOに狙いを定めたRONIN。 YAMATOへのトレイン攻撃から、場外のサイバーとKAGETORAに対してはスワンがガルガノとテイラーを階段に使って場外へローリングセントーン。 これでKAMIKAZEの分断に成功すると、リング内ではテイラーのスネークアイズとガルガノのエースクラッシャーの複合技。 さらにテイラーとガルガノがYAMATOを持ち上げたところにスワンがトップロープからダブルフットスタンプ。 そして後楽園で試合を決めたスワンの2回ジャンプからのその場飛び450°スプラッシュが決まるが、これはKAMIKAZEのカットが何とか間に合う。 その後、サイバーがテイラーとガルガノを場外に落とすことに成功。 するとKAMIKAZEはスワンに照準を定めサイバーが交通事故スプラッシュ。 そして最後はYAMATOが垂直落下式ブレーンバスターからのギャラリアにつないで3カウントを奪い勝利。 いやぁ、初めて見るRONINだけど中々面白い存在になりそう。 テクニシャンタイプのジョニー・ガルガノに長身ながら空中技もこなすチャック・テイラー、そして黒人ならではの優れた身体能力といじられキャラが立ってるリッチ・スワン。 動画で見る限りスワンの2回飛び450°スプラッシュは説得力に欠けるんじゃないかなぁと思ってたけど、生で見てみるとそんなことは全然無かった。 ただの450スプラッシュにせずにスプラッシュの前に2回飛ぶのがいいアクセントになってる。 継続参戦するならトライアングルに挑戦しても面白そうだよなぁ。 第5試合 敗者復活 サバイバル・イリミネーションマッチ(Blood WARRIORS vs WORLD-1) CIMA&土井成樹&リコシェ&谷嵜なおき VS 吉野正人&PAC&B×Bハルク&横須賀享 試合は吉野コールと同時にBWが襲い掛かってスタート。 バトルロイヤル状態が一段落すると、CIMAとハルク、土井と吉野、PACとリコシェがそれぞれやり合う。 しかし谷嵜が享のジャンボの勝ち!で3カウントを取られてBWが一人少ない状況となる。 リコシェがWORLD-1に攻められる展開が続くがコーナーに振られたところでWORLD-1の誤爆を誘い、リングインしてきたCIMAと土井がハルクとPACをリング外に落とし2人失格。 (記録的には○リコシェ(OTR)ハルク×PAC×) これでWORLD-1は一気に2人脱落。 逆にBWは谷嵜が復活して4対2の状況。 すると今度はBWが攻勢に。 4人がかりで吉野を痛めつけフィニッシュというところで谷嵜が「オレにやらせろ!」とばかりにCIMAら3人を制止。 吉野が回転エビ固めに丸め込んだところをカサノヴァで迎撃するが、吉野は一瞬の隙をついての横十字固めで3カウントを奪う。 これによりWORLD-1はPACが復活し3対3に戻す。 続けて吉野はシュバインの体勢から丸め込んでCIMAを退場させる。 WORLD-1はハルクも復活し一気に4対2の状況となる。 その後は数に勝るWORLD-1がリコシェと土井に猛攻。 しかしリコシェはPACに急所蹴りからスクールボーイで丸め込んで3カウントを奪う。 BWはCIMAがリングに戻ろうとするも、横から谷嵜が割り込んでリングイン。 BW3人に対してWORLD-1も3人。 リコシェがダブルローテーションムーンサルトを狙うがハルクが背後から場外に突き落としリコシェ失格。 PACが復活するもノータッチトペを敢行しPAC失格。 リコシェ復活。 BW3人に対してWORLD-1が3人。 ハルクがリングから落ちかかるも何とか耐える。 しかしファーストフラッシュをかわされると、土井に土井555からバカタレを食らい3カウントを奪われる。 ハルク失格し、CIMAがようやく復活。 BW4人に対してWORLD-1が2人となる。 残された吉野と享に対してBWは集中攻撃。 そしてフィニッシュというところで再び谷嵜が「オレにやらせろ!」とばかりに3人を制止。 またもや丸め込みでやられるのかと思いきや、吉野のトルベジーノを耐えた谷嵜は吉野を道連れに場外へダイブ。 吉野と谷嵜が2人まとめて失格。 BW3人に対してWORLD-1は享だけ。 こうなると圧倒的有利なBWは享に対して大技連発。 最後はCIMAがシュバインからのメテオラでピン。 BW3人に対してWORLD-1はゼロ。 勝者はBW。 試合後にCIMAは吉野に対してマイク。 「これがチームの力や。 WORLD-1とっとと店じまいせえや。 両国でのトライアングルゲート、俺らはベルトを賭ける代わりにお前らは解散を賭けろ。」(CIMA) 「オレはここにいるメンバーを信頼してる。 オレは望月とドリームゲート戦があるからそっちに集中させてもらう。 ハルク、享、PAC、いけるよな。」(吉野) 「やってやりますよ。」(ハルク) 「オレは今日やられちまったけど、全部スキチェックさせてもらったからよ。」(享) ということで両国ではWORLD-1の解散が賭けられることになる。 しかし吉野はBWに対して一つ条件を持ち出す。 「明日神戸サンボーホールのメインで4wayタッグあるやろ。 もしその試合でオレとPACがお前ら(マライサ)に勝ったら、お前らも解散賭けろや。」(吉野) 「話すり替えんな!」(CIMA) しかし斎了と元気がリングに入ってくるとCIMAも 「この条件呑んだろうやないか!」(CIMA) と了承。 WORLD-1退場後、CIMAがマライサに 「大丈夫か? 第1試合、フジイさん一人相手にやられとったやないか。 まあいざとなったら、斎了、フジイさんに丸め込まれろ。 皆さん、これ内緒ですからね。」(CIMA) 最後はCIMAがテッペンで人間ピラミッドをして終了。 ちなみに、このときも一番下の土台に神田が入っており、ピラミッド終了後もヒザを引きずっていた。 興行終了後に会場の外に出てみたら、関西テレビが最後のシーンを撮影してた。 敗者復活サバイバルイリミネーションマッチはBWがWORLD-1に勝利。 これでBWの対ベテラン、KAMIKAZE、WORLD-1の3連戦は2勝1敗で終了。 試合中、谷やんがCIMAらを押しのけて暴走してたので、てっきりWORLD-1が勝って試合後に谷やん追放劇があるのかと思ったんだけど結局何もなかったなぁ。 それとこの試合形式はめまぐるしい試合展開だったので、速報大分間違えてましたね。 スイマセン…(汗) またこの日試験的なんだろうけど、3Dカメラが導入された。 新日本プロレスでは去年から導入済みで全国の映画館でG1クライマックス最終戦や1.4東京ドーム大会が3D映画で上映され、中々の好評価を得ている。 知名度の点から言えば、ドラゲーがここまでするのはまだ難しいかもしれないが、キッドやPAC、リコシェといったハイフライヤー達の動きは3D向けであると言える。 いずれは【ドラゴンゲート3D】が全国で見れる日も近い!? さて明日は翌日の神戸サンボーホール大会アップ予定です。 PR