7.1 ドラゲー神戸ワールド大会 後編 神戸ワールド後編。 第6試合 斎了&享対邪道&外道のIJタッグ選手権試合 試合は序盤に花道で斎了が邪道にブレーンバスターを喰らい戦線離脱。 そのため前半はローンバトルを強いられる享。 何とか斎了に交代してからは一通りのラッシュを見せるけど、中々ペースをつかませない邪道外道。 享と斎了の連携も悪くないんだけど、邪道が一人で斎了と享を蹴散らすシーンも見えたりと、邪道外道強いわー、とつくづく感じた。 元々ドラゲー内では斎了と享のタッグなら土井吉や信悟ハルク、新岩組と並んでも遜色しないタッグなんだけど、邪道外道相手の試合だと向こうの方がまだ上手な分は否めない。 終盤には外道のスーパーフライをコーナートップで止めて、享の雪崩式のエクスプロイダーから斎了のダイビングボディプレス、そしてジャーマンを決めようとするも耐える外道。 そこをカットした邪道が介入してきた享に対してクロスフェースオブJADO。 その後も雪崩式のスーパーパワーボムを決めて再度クロスフェースオブJADOに入る王者組だが、最後は享が夢幻からジャンボの勝ち!を何発か相打ちしてからのジャンボの勝ち!固めで邪道からピン。 いや、終盤の両チームの攻防は息つかせぬという感じで面白かった。 そしてIJタッグが帰ってきたことで、このベルトをどうするんやろ? 今のドラゲー内にドリームゲート、トライアングルゲート、ブレイブゲートがある以上、これ以上ベルトはいらんと思うねんけどね。 それにドラゲーに6人タッグのベルトはいるけど、タッグのベルトは必要ないでしょ。 天龍顧問の影も薄れていってる中、今後IJタッグをどうするのか。 ここで休憩。 休憩後に岡村社長登場して、神戸ワールド満員御礼と、11月25日の大阪府立体育会館第1競技場大会を発表。 また、これから大阪城ホールや大阪ドームにも進出したいと発言。 確かに、今日の神戸ワールドは贔屓目なしでも満員。 もっと大きなキャパの会場にというのは分かる。 でも大阪城ホールはまだいけても、大阪ドームはどうなんやろ。 ドームだと試合自体が見にくくなると思うし、大きな会場というのはそれだけ客との距離が出来てしまうから微妙やねんな。 元々、闘龍門時代からチキンジョージみたいに小さなライブハウスで客との一体感が高かっただけに、ドーム興行して大失敗というどこかのメジャー団体のようにはならないでほしい。 大阪でも自分としては客との一体感が高い第2競技場の方が好き。 もちろん上を見ていくのは素晴らしいことではあるけど、足元を見忘れないようにしてくださいね。 まあこう書いておきながら、大阪第1は当然行きますけど。。。 第7試合 もっちー対金本 もっちーは大舞台限定になった傷だらけの栄光♪で入場。 試合は蹴りと蹴りのぶつかり合いという流れで、スピーディーさはないけど、その分ずっしりとした展開。 金本が顔面ウォッシュを出せば、もっちーもお返しとばかりに顔面ウォッシュ。 その後は金本がもっちーの足攻めから、ムーンサルトプレスを決めるが、もっちーも何とか返してツイスターからツイスター2と攻め込む。 しかし金本もタイガースープレックスを見せ、最後はもっちーの蹴りをつかんでからの必殺アンクルホールドでもっちーがタップ。 試合後に "もっちー、ありがとう!"と金本が言えば、 "金本さん、アナタがもっちーと呼ぶのなら、オレはアニキと呼ばせてもらいますよ。" "下からの突き上げもありますけど、レスラーは30代後半からですよ!"ともっちー。 いや、見応えのあるシングルでした。 最後は金本の貫禄勝ちやったけど、もっちーまだまだ出来るって。 ドラゲー最年長になるけど、もっちーがいるといないとではドラゲーの雰囲気が違ってくるし。 やっぱりルチャだけじゃなくて、一発一発の重みがあるプロレスを見せるという面では、岸和田兄さんや信悟、サイコンだけじゃなくて、もっちーの重みのある蹴りというのが絶対必要。 2年後3年後もまだまだトップ戦線でやれるって。 セミファイナル 信悟&ハルク&サイコン対土井&吉野&岸和田のトライアングルゲート選手権試合 ハルクがダンスを完全に忘れてる!! 笑って手を振ってごまかすハルク。 でもそれで許してしまうファン。( ̄ー ̄)ニヤリ 試合序盤は場外乱闘から、リング内に戻りサイコンと岸和田兄さんでイスで叩きあい。 この王者チームだとハルクが捕まってしまう展開になり、吉野の急所攻撃や土井ちゃんの大暴走withイス、吉野がロープにハルクを捕えて土井ちゃんがコーナートップからのセントーン、兄さんは場外に机をセットしてコーナートップからダイビングボディプレスと完全なマッスルペース。 ハルクが何とか信悟に交代すると、信悟が壊れた机の破片でマッスル達を殴打。 その後は信悟が珍しくプランチャを見せれば、ハルクがコーナーから場外へケブラーダ。 後半にはマッスルのセコンドが乱入すると、ニューハザ組もジャックが乱入して土井ちゃんに630°。 終盤に再度ハルクが捕まり、吉野の後頭部へのミサイルキック(2枚目の写真参照)、トルベジーノ、土井のバカタレ、岸和田兄さんが担いでのトリプルインパクト、ダイビングボディプレス。そして締めは"オマエらLRや!"ということでラストライドを決めて試合終了かと思ったけど、何とかサイコンがカットに入る。 サイコンは吉野にサイバーボム、そして信悟がちょっと変形のラストファルコンリーで吉野からピン。 いつもの頭から落とすボム系じゃなくて、バスター気味に顔から落としてた。 だけど、最後の時吉野は明らかにカウント2で返してたけど。 お客さんも、皆が"今の吉野返してたやん!"って言ってたはず。 そこまでがいい試合してただけに、最後の終わり方で灰色決着になってしまったことが残念。 メインイベント CIMA対ライガーのドリームゲート選手権試合 試合序盤はライガーがCIMAの足を攻めるじっくりとした展開に。 ライガーは花道でCIMAにパワーボムからブレーンバスターを決めて、CIMAは何とかカウント19でリングに戻る。 ていうか、明らかに19までと19から20にいくまでの間隔は違ってたけど。 その後もCIMAがトルニージョを見せるが、ライガーが足4の字や場外での実況机へのニークラッシャー、鉄柱にヒザを据えてのイス攻撃とCIMA劣勢は変わらず。 中盤にはCIMAがライガーのブレーンバスターをパーフェクトドライバーで返してから、コーナーへのダブルニー、ヴィーナス、アイコノクラズムと攻め込むが、マッドスプラッシュは剣山でライガーが迎撃。 ライガーはライガーボムから、フロッグスプラッシュを決めて、再度のライガーボムを狙うが、CIMAはシュバインで切り返す。 CIMAはライガーをコーナーに据えてのトカレフから、ゴリコノクラズム、マッドスプラッシュとフルコース決めるがライガーもカウント2で返す。 終盤はライガーも浴びせ蹴りや掌打、CTB、垂直落下ブレーンバスターを見せるが、CIMAはモナリザオーバードライブからクロスファイヤーで3カウント。 モナリザオーバードライブは、3年前の近藤修司とのUDG王者決定トーナメント以来3年振りかな? 試合後は、ライガーと握手を交わして、ライガーはCIMAにベルトを巻いて退場。 CIMAは泣きながらさすがのマイク。 明日からはキッドと共にヨーロッパへ遠征に行くと。 そして神戸といえばドラゴンゲートがあるということを誇れるように頑張っていくというようなことを多分言ってました。。。 うろ覚えですんで、正確ではありません。。。 相変わらずのカリスマ性とマイクの上手さを見てると、ハルクや信悟が出てきたとはいえ、まだまだ数年はCIMA中心のドラゴンゲートで進行していくことを実感。 最後会場内を回るCIMAを追いかけたけど、人が多すぎて全然捕まらんから、何とか指先でCIMAに触れただけでよしと自分を納得させました。 全体的に見て、十分8000円の元は取れた興行。 WWEのPPVみたいに順位を付けると 第1位 斎了&享対邪道外道のIJタッグ選手権試合 第2位 CIMA対ライガーのドリームゲート選手権試合 第3位 もっちー対金本 ドラゲーの興行では、第1位にならないとあかんトライアングルゲート選手権試合は、最後の不透明決着があったからな3位以降に。 逆にフジイさん対黒田なんかはスゴイよかったけど。 新しいカメラを買って連写機能はめっちゃ使えました! このカメラ、プロレス観戦にはお勧めしますよ。 連写した写真は後日アップします。 とりあえず今日はもう寝ます。 疲れた~。 CIMA達もお疲れっ! PR