モチフジが大阪タッグ王座を奪取~7.17 大阪プロレス ムーブ・オン アリーナ~ 昨日はムーアリでモチフジが桃の青春タッグの持つ大阪プロレスタッグ王座に挑戦。 驚異の四十路タッグが敵地で強さを見せつけた。 メインイベント 大阪プロレスタッグ選手権試合 <王者>小峠篤司&原田大輔 VS <挑戦者>望月成晃&ドン・フジイ 思ったよりモチフジへの声援も多かったムーアリ。 そして選手コールがされて紙テが舞う中両チームがぶつかりあい試合開始。 最初は原田とフジイのチョップ合戦。 チョップに動じないフジイだが、ショルダータックル合戦は原田に軍配が上がる。 そして小峠が出てくるがフジイのチョップ&グーパンチの前にダウン。 もっちーがリングインすると小峠を場外に落とす。 すると場外で待ち受けていたフジイは小峠の膝を鉄柱にセットしてイスで何度も殴りつける。 リングに戻してからも、モチフジは小峠の膝に狙いを定めて攻め続ける。 まだ原田も場外戦で鉄柱にもたれかかっていたもっちーへのラリアットをかわされ、右腕を鉄柱に痛打。 その後は小峠ではなく、原田の右腕を攻め続けるモチフジ。 ここまでで10分位経過していたが、モチフジ余裕の試合展開。 原田も走りこんできたもっちーをフロントスープレックスで投げると小峠に交代。 交代した小峠はモチフジを場外に出すとトペ・コンヒーロ。 リングにもっちーを戻すと原田の串刺しエルボーからフットスタンプでようやく桃の青春タッグが攻勢に出る。 と思いきや、もっちーは原田のコーナーへの突進をカカト落としで迎撃すると飛びつき腕ひしぎ逆十字。 カットに入ってきた小峠に対してはフジイがWARスペシャルで捕獲。 原田は三角締めに移行したもっちーを持ち上げてマットに叩きつけてなんとか脱出。 その後、原田はもっちーをフロントスープレックスでフジイにぶつけると、小峠とのダブルドロップキックをもっちーに決め、さらに原田と小峠の連携技もカウント2。 そして原田はジャーマンを仕掛けるが、もっちーは一回転して着地することに成功。 小峠が背後からもっちーを押さえつけるが、原田が放っていったラリアットは小峠に誤爆。 ここでモチフジが原田を場外に落とし小峠に狙いを定める。 フジイがパワーボムで小峠をマットに叩きつけて餅つき式の要領で持ち上げると、それをもっちーが受け取りツイスターを結構エグイ角度で決めるも原田がカット。 このあたりが新開発のモチフジの連携技なのか。 フジイがナイスジャーマンを狙うも小峠が耐えると、その後モチフジが同士討ち。 すると小峠はフジイに対して串刺しニーからムーンサルトプレス。 さらに原田のダイビングエルボーもカウント2。 原田はフジイとのバックを取り合うと、フジイのノド輪落としをかわして逆にフジイに対してノド輪落とし。 そしてジャーマンを仕掛けるとフジイはロープに逃げようとする。 そこに小峠が待ち構えて場外からドロップキックを決めると、原田が満を持してジャーマンスープレックスもカウント2.9! その後四者が入り乱れての攻防の結果、全員ダウン状態に。 4人が起き上がるともっちーは原田に、原田はフジイに、フジイは小峠に、小峠はもっちーにそれぞれキックorチョップを叩き込んでいく。 小峠をダウンさせたモチフジは残された原田に連携技を決めると、小峠にもっちーが投げっぱなしドラゴンスープレックス。 原田を膝立ち状態にさせると、もっちーはミドルキックから顔面へのソバット。 原田も走りこんできたもっちーにカウンターのラリアットを決めるが、もっちーは真・最強ハイからカカト落とし。 するとコーナーにもたれかかる原田の後頭部に対して、フジイは串刺しラリアット。 そして最後はナイスジャーマンで3カウントを奪う。 試合後マイクを握るもっちー。 「オマエらとバチバチやってたら楽しくなってきたな。 まあオマエらとは何度でもやってやるから這い上がってこいよ。」(もっちー) ベルトをもって退場していくモチフジ。 そして残された小峠&原田。 「悔しいですけどアイツらに勝つまでやりたいと思います。 アイツらに勝つのが俺たちの使命だと思ってます。 もっともっと力をつけてあいつらの所まで這い上がっていくつもりです。」(小峠) 結論としてモチフジの強さが感じられた試合。 次期挑戦者は再度桃の青春タッグか、戦国か、タイガース&バファローか? しかしこのモチフジの牙城は高いぜ。 PR