忍者ブログ

ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ツイート follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加 Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

能ある鷹が爪を出す~8.2 兵庫・神戸サンボーホール~

吉野とT-Hawkがチームを結成しスペシャルタッグマッチと銘打たれた神戸サンボーホールのメインイベント。
しかしそこで待ち構えていたのは爪を尖らせていた鷹。











第1試合前に、ジミーズ登場。
最初に元気が後楽園ホールで行われる解散マッチに出場するジミーズのメンバーが元気・ススム・斎了となったことを発表。






続いて斎了がマイクを持つと土井ちゃんとYAMATOを呼び出す。
「今日の神戸大会はスキャンダルゲートだ。
 土井、スキャンダルの意味分かってるのか?
 言ってみろ。」(斎了)
「おいおいおい、いくらオレが英語苦手でもそれは分かるぞ。
 それはあれや。
 あれあれ。
 ・・・・・・・・・・・・
 スキャンダルはスキャンダルや。
 事件や事件!」(土井)
「ということは選手サイドから事件起こしてもいいってことですよね?
 今日の試合、ツインゲートのタイトルマッチにしろ!
 事件起こしましたよ!」(斎了)
「無し無し無し無し!」(土井)
「有り有り有り有り!」(斎了)
ブチャラティもビックリなアリアリアリアリコールをお客さんにも求める斎了。
結局土井ちゃんが折れてこの日のセミファイナルは急遽ツインゲートを賭けたタイトルマッチで行われることが決定。












【第1試合:6人タッグマッチ】
B×Bハルク&望月成晃&Kzy
vs
サイバー・コング&問題龍&パンチ富永

パンチがセカンドロープからのPTミサイルキック、問題龍がトップロープからの問題ミサイルキックを試みるが、いずれももっちーが軽々避けて両者自爆。
Kzyが久しぶりに声が揃ったKzyTIMEを試みるが失敗。
MBがKzyに攻撃を集中してパンチがPTキックを狙う。
これをKzyがかわすと、ディアハーツがパンチにラッシュ。
ハルクともっちーがキック連発からダブルファーストフラッシュを決めてパンチから勝利。
  










試合後、リングに乱入してきたのは信悟。
信悟はパンチに攻撃を加えると、それを止めようとしたハルクをロープに振るとサイバーとのダブルタックルを決める形となった。
その後、信悟はパンチを場外に落として何も言わずさっさと退場。
あっけに取られた感じのMBとディアハーツ。












【第2試合:シングルマッチ】
ビッグR清水 vs Gamma

Gammaは入場するやいなや竹刀で清水に攻撃を加える。
その後もイスを使ったりやりたい放題のGamma。
清水も持ち前のパワーで反撃を試みるが、その都度ツバ攻撃等でGammaは主導権を握らせない。
最後は重たい清水を担いだGammaがガンマスペシャル2連発でピンフォール勝ち。












「オレはもう物わかりのいいオッサンは止めた。
 会社にプッシュされてるか知らねえけど、まだまだ甘ちゃんなんだよ。
 オマエだけじゃない、T-Hawk、Eita…その他大勢、このGamma様が蹴り殺すぞ!」(Gamma)






博多チャンゲでの吉野とか、この日のGammaも言ってたけど、個人的にはレスラーがリングの上で会社から期待されてるとか会社のプッシュが云々と言うのはあまり好きじゃない。
そういうのがあるのは分かるが、ファン同士ならまだしもレスラー本人がリング上で言うべきことではないと思うなぁ。
言わんとしたいことは分かるけどさ。







【第3試合:タッグマッチ】
堀口元気H.A.Gee.Mee!!&ジミー・神田 vs ドラゴン・キッド&スペル・シーサー

シーサーはコーナーでの倒立中に元気にゴムを咥えさせられると、そのままゴムパッチン攻撃を喰らってしまう。
コーナー上で倒立したままゴムを咥えるというのは中々難易度が高そうな気がする…(笑)
その後シーサーはヨシタニックを元気に試みたがこれはバックスライドに切り返される。
ジミーズが攻勢に転じたが、最後はシーサーが神田に再度ヨシタニックを決めて勝利。




先日の京都に続いてシーサー連勝。
これはブレイブ挑戦かな?






【第4試合:タッグマッチ】
Eita&Kotoka vs CIMA&ドン・フジイ

終始厳しい攻めに徹したCIMAとフジイさん。
2人は場外戦に持ち込むと、イス、テーブル、パイプイスを収納する用具(名前は不明)まで使いミレニアルズをいたぶる。
場外でやられまくったKotokaはフジイさんとチョップ合戦。
フジイさんの重いチョップに対してキレのあるチョップを打ち込んでいくKotokaだが、劣勢気味だったフジイさんの張り手によりダウン。
しかしミサイルキックを決めることに成功しEitaにタッチ。
EitaとKotokaはダブルトペを決める。

その後はミレニアルズも健闘を見せEitaがCIMAをNUMERO UNOに捕らえることに成功したが、フジイさんがイスを持ち込むとEitaの頭部へ一撃。
最後はフジイさんがHIMEIを決めるとEitaはタップ。













試合後マイクを持つCIMAはミレニアルズに対して「カッコばかり付けててもプロレスは成り立たん。」と厳しい言葉を突きつける。
Kotokaに対してはフジイさんとのチョップ合戦で互角以上の戦いをしたこと、さらにCIMAに対して急所攻撃から丸め込んだりと多少は認める言葉もあったが、Eitaに対しては「オマエはゼロからちゃうぞ、マイナスからやり直せ!」と一喝。






新シリーズ入ってから旧ベテラン軍のスタイルが変わって来てますね。
少し前の言葉で言うとシフトチェンジしつつある。
神戸ワールドで吉野・戸澤とT-Hawk・Eitaの力の差が大きかったこともあり、若手を再度鍛え直す方向に入ってるのかな。





【第5試合:オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合】
≪王者組≫土井成樹&YAMATO vs ジミー・ススム&斎藤“ジミー”了≪挑戦者組≫




実績のあるリョウスカタッグとはいえ、今現在勢いと実力のある土井YAMAタッグ相手には劣勢が続く。
王者組はススムの右腕に集中攻撃。
YAMATOは罵声を飛ばしつつススムの頭を何度も蹴り上げて挑発。
しかしススムはジャンボの勝ち!を打ち込むと、YAMATOとパンチの誤爆を誘い、走り込んできたYAMATOに風車式バックブリーカーを決めて斎了にタッチ。

その後はリョウスカが幻壊を初めとした合体技で王者タッグを追い詰め、YAMATOに対してススムのジャンボの勝ち!から斎了がドラゴンスープレックス2連発。
さらに斎了がダブルクロスの体勢に入るが、ここで技を抜け出したYAMATOは逆にスリーパーに捕獲。
そしてギャラリア!
なんとかススムがカウント2でカットに入るが、土井ちゃんはススムをコーナーに振ると、対角線コーナーでダウンしていた斎了に対して大暴走!
ススムにはYAMATOがgo 2 HospitalⅡを決めて場外に落とす。
挑戦者タッグが完全に分断されると、リングに残された斎了に対して土井ちゃんが土井555からバカタレスライディングキックを決めて勝負あり。
















試合後に土井ちゃんがマイク。
「四日後に後楽園ホールで解散マッチ控えてるけどな、本番も同じ結果やぞ。
 来月の9月は神戸サンボーホール2daysやけど、その時はジミーズの存在はないからな。
 あと四日間ジミーズをせいぜい楽しめや。」(土井)






神戸ワールドでのタイトルマッチを越えるような熱戦が展開されたものの、結果は王者タッグがワールドでの一戦と同様、中盤にパンチの足刈り等はあったものの、試合後半からフィニッシュまではセコンドの介入を一切必要とせず完勝。
終盤に追い込まれるシーンはあったものの、まだ王者タッグに余力も感じられたしね。
個人的にはこの試合でリョウスカが勝って、大田区でツイン挑戦かと思ってたけどそういうわけでもなさそう。
今のところ大田区ではどのチームが挑戦するかは決まってないものの、土井YAMAタッグ完成されつつありますね。
特にあの大暴走とgo 2 HospitalⅡの連続技は強烈ですわ。





【第6試合:スペシャル・タッグマッチ】
吉野正人&T-Hawk vs 鷹木信悟&戸澤陽

出場者は個別の入場曲で一人ずつ入場。
戸澤はコーナー駆け上がりに失敗してリング下に転落。
吉野は旧ドリームゲートベルトを巻いて入場。





試合が開始されると、戸澤とT-Hawkのやり合いを経て信悟と吉野リングイン。
戸澤は信悟コールを煽るが、吉野に蹴られると一転して吉野コールを煽り出すコウモリぶりを発揮(笑)
吉野がスピードに乗ったドロップキックで信悟からダウンを奪うが、信悟は場外戦に持ち込むと吉野の頭部をテーブルに叩きつけ、続けてリングの角部分に吉野の背中を打ち付けていく。
それを見た戸澤は「落ち着いて、リング上でやりましょう!」

その後も信悟はコーナーで控える吉野に対して攻撃を仕掛けていったりと吉野を意識した戦いを続ける。
対して吉野は信悟にアナザースペースからソル・ナシエンテを決めるが戸澤がT-Hawkの妨害を振り切りカット。

試合終盤、T-Hawkに狙いを定めた信悟戸澤組。
戸澤の雪崩式ブレーンバスターから2人での雄叫び式トレイン攻撃、信悟のパンピングボンバー、戸澤のジャーマンと畳みかける。
戸澤はカットに入った吉野を場外に出してリング内からセカンドロープを足場にしてのトペコン!
フラミータやリコシェがするのは何度も見たことあるけど、戸澤がこの技を出すのは初めて見た。

リング内はT-Hawkと信悟。
信悟はT-Hawkのチョップには苦悶の表情を浮かべるもナックルからMADE IN JAPAN!
これはカウント2で返されるが、続いて意識まで持っていきそうなパンピングボンバーを決めて余裕の3カウント。













試合後信悟がマイク。
「この試合、スペシャルタッグマッチと言われてるけど、こんなのただのタッグマッチだから。
 吉野、T-Hawkと組んで楽しかったか?
 仲良しクラブは堪能出来たか?
 オマエは以前、T-Hawkに対して出る杭は打つんじゃなくて出る前に打つって言ってたよな。
 だがそこには大きな間違いがある。
 コイツにはそんな価値もねえよ。
 杭なんてもったいない、コイツの髪の色見てみろよ。
 せいぜい爪楊枝がいいんじゃねえのか。
 オマエのことだ、聞いてんのか負け犬が!」(信悟)
と言いT-Hawkの頭を蹴り飛ばす。







さすがの吉野もこれには怒る。
「今までは同じユニットの仲間と思って抑えてきたけどな
 信悟いい加減にせえ!
 調子に乗るのも大概にせえよ。」(吉野)






吉野と信悟が睨みあってると、そこへ第一試合後にタックルを決められたハルクが乱入し信悟に攻撃を加える。
「鷹木、何がやりたいんだコラ!
 オマエのジャイアンぶりにはうんざりなんだよ。
 この自己中野郎が!」(ハルク)






「ハルク、オマエは下がってろ。」(吉野)
「黙れ吉野。
 オマエがしっかりしてないから、この自己中野郎がデカイ面してるんだろうが。」(ハルク)





「自己中で悪かったな。
 オマエが一番何がしたいのか分からないんだよ。
 オレにケンカ売ってるのか、吉野にケンカ売ってるのかハッキリしろ。」(信悟)
「鷹木、オレはオマエが大嫌いなんだよ。」(ハルク)
「そんなことをわざわざ言いに来たのか?」(信悟)
「オレはオマエが大嫌いだ。」(ハルク)
この日のハルクは天丼大成功だった(笑)






「吉野、オマエはまた得意の一夜限りのタッグを組もうって言うんだろ。
 そうはさせねえからな。
 ハルクが誰にケンカを売りに来たのか分からないが、
 やる気があるならシングルじゃなく3wayでやってやろうじゃねえか。」(信悟)
「その前にオマエ何て言った?
 オマエは過去に一夜限りと言って、ここにいるハルクと何回組んだんや?」(吉野)
「それは誤解してる。
 オレがハルクのことなんか信用するわけねーだろ。
 ただ利用しただけだ。
 絆なんか1パーセントもないんだよ!」(信悟)
「絆がないのはこっちのセリフだ!
 これだけは言っておくぞ、オレはオマエが大嫌いだ。
 3wayでもなんでもやってやる。
 鷹木、オレはオマエが大嫌いだ。」(ハルク)
「こうなったら引くに引けんな。
 3wayやったろうやないか。」(吉野)
「もう仲良しクラブはうんざりだ。
 これからはシリアスにいくから覚悟しとけ!」(信悟)
信悟が退場すると、ハルクはその背中に向かって
「鷹木、オレはオマエが大嫌いだ。
 やるならとことんやってやるからな。」(ハルク)
ハルクも退場。
「オレは鷹木信悟が大好きや!」(戸澤)
戸澤が信悟を追う形で退場。



------------------------------------
8.6 東京・後楽園ホール

【第5試合:特別試合 3WAYマッチ】
吉野正人
vs
鷹木信悟
vs
B×Bハルク
------------------------------------






その後残された吉野とT-Hawkで〆のマイク。
吉野はドリームゲートベルトの件にも触れる。
「ドリームゲートのベルトがああいうことになって
 チャンピオンとしてベルトがないわけにもいかないし、タイトルマッチをやらないわけにもいかない。
 今会社で新しいベルトを作ってるみたいなので、その間5年前に封印した旧ドリームゲートのベルトを持ってリングに上がります。
 2010年の神戸ワールドで初めてベルトを巻いたのがこのベルトでした。
 その翌日にベルトをリニューアルすることになり、巻いたのはワールドで勝った一回のみでした。」(吉野)
ということで、新しいドリームゲートベルトが出来るまでは旧ドリームゲートベルトでいくらしい。
〆のマイクの後、吉野とT-Hawkは2人でサイン会へ向かい神戸大会終了。












神戸ワールドが終わり、8月から新シリーズがスタートしたドラゴンゲート。
色々と様変わりしてたけど、一番の変化はやはり信悟の強烈な自己主張。
タイトル戦線に入れず燻っていた上半期の鬱憤を晴らすような試合とマイク。
やはり信悟は自己中…もとい我道驀進がモットーだしこれくらいやってくれた方が絶対に面白い。
ドラゲーでは数少ない力強さを体現出来るレスラーだけに貴重な存在なんだよね。



また、メインのスペシャルタッグマッチは吉野とT-Hawkが組んだ意味がほとんど見えなかった。
普通スペシャルタッグ結成となれば、普段は見られない2人の連携技が見られたりするんだけど、この日は2人でのトペ競演とミサイルセントーンくらいだったし、ミレニアルズの豊富な連携技を一つくらいT-Hawkと吉野でやってくれても良かったのではないですかね。
グランデとは言わないけど、グアピシモとかティへリータはやって欲しかったなぁ。
吉野は場外で長い助走付きのドロップキックを得意にしてるんだから、特にティへリータなんてうってつけだったと思うけど…。


技だけじゃなくて、ワールドの試合後には吉野と組むことで何か得るものがあれば…と言っていたT-Hawkだけど、この試合見る限りでは信悟に為す術無くやられたイメージしか残らなかった。
この試合のテーマが吉野とT-Hawkのスペシャルタッグ結成より、吉野対信悟の関係に重きが置かれたこともあり、T-Hawkはモンスターエクスプレス3人の存在感に埋もれてしまう形になってしまったけど、吉野のパートナーがCIMAなら、はたまたYAMATOならまた違う印象になったんだろうなぁとも思う。
試合後にT-Hawkが信悟に向かっていくようなら状況は変わったんだけどね。
後楽園では解散マッチに出場することもあり3wayには加われないけど、信悟にやられっぱなし、言われっぱなしなのは神戸ワールドのメインイベンターとしてちょっと物足りない。
第4試合後にCIMAに言われてたEita含めて出直しなのかも。
まぁそうは言っても、今大事なのは後楽園ホールでの解散マッチで結果を出す事だからね。
まずはそこからなのかな。













PR
ツイート follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加 Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...