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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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策士、策に溺れる~8.23 兵庫・神戸サンボーホール~

昨日はタッグリーグも残り2試合となった神戸サンボーホール大会。
開幕から首位を走り続けてたアラカンタッグは、ここ数日ちょっと足踏み状態。
この日はかつてのリーダーを相手にまわして、アラカンの狙いは懐かしの両リン推進委員会。
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Summer Adventure Tag League Ⅲ 公式戦
享&KAGETORA対キッド&戸澤
前半はKAGETORAがちょくちょく見せるナックルが効果的に決まり、戸澤を捕らえた横須賀一丁目ペースで試合は進む。
試合後半になり、ローンバトルから脱出した戸澤からキッドがタッチを受けると、ようやくKAMIKAZEが反撃開始。
キッドのスーパーフランケンシュタイナーや、ジャンボの勝ち!の誤爆を誘ってからミステリオラナを決めるが、横須賀一丁目もKAGETORAの半月からダブルの半月(満月)で戸澤をダウンさせると、エプロンに出たキッドに対しては享がジャンボの勝ち!を決める。
続けて、場外に落ちたキッドにKAGETORAがトペスイシーダを決めてKAMIKAZEを分断することに成功。
リングに残された戸澤も享をフランケンシュタイナーで丸め込むがカウント2。
享は戸澤に対しデスバレーボムから、再度ジャンボの勝ち!を決めるが戸澤は自力でキックアウト。
しかしその後に決められた夢限は返すことが出来ずに、享が戸澤からピン。
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横須賀一丁目はこれで決勝T進出になんとか望みをつなぐことに成功。
しかし既に決勝T進出が無理となっていたKAMIKAZEだったが、キッドと享、戸澤とKAGETORAというライバル関係にある顔合わせは非常に見応えがあった好試合。
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第2試合
岩佐対Kzy
Kzyのセコンドにはアラケンと神田がつく。
ちょくちょく神田とアラケンが乱入してくるけど、どうもお客さんの反応も鈍い。
Kzyが岩佐の首を攻めるが会場は乗ってこない。
唯一、戸澤がKzyの股間にエプロンからトザワを決めたシーンが沸いたかな。
最後は岩佐が熨斗紙を決めたところで、神田アラケンが乱入してきて岩佐の反則勝ち。
とりあえず、試合時間が長かった。
10分以上するような試合じゃない。
完全に第1試合の盛り上がりを吹き飛ばしてしまった試合。
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第3試合
椎葉&フジイ&PAC対斎了&元気&サイバー
試合開始前、フジイさんとPACを押しのけて先発を買って出る椎葉。
RHの先発は元気が出てくるものの、椎葉と組み合うことなくサイバーに交代。
当然パワーでは対抗できるハズもなく、サイバーにはじき飛ばされる椎葉。
その後も椎葉が強力RHトリオにいびられるシーンが続く。
パイナップルを顔にかけられ、マライサの連携を喰らい、斎了の厳しい攻めを受け続ける椎葉だが、斎了をボディスラムで投げようやくPACに交代。
PACとフジイさんで流れを変え、フジイさんのチョークスラムというアシストを受けて椎葉がサイバーにコーナートップからフットスタンプを決めるも、サイバーはカウント1ではじき飛ばす。
やっぱり一際体の小さい椎葉がやっても迫力がなぁ・・・。
どうせならボディプレスやミサイルキックの方が見栄えがいいように思う。
最後はサイバーのショートレンジパイナップルボンバー2発で椎葉が沈む。
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今は剣心がケガしてるだけに、椎葉はアピールしないといけない時期。
もし剣心が帰ってきたら、本隊の試合に出ることが困難になる事は容易に想像出来る。
倒れても立ち上がる姿は応援する気にさせるんだけど、何か持ち味というか独自のスタイルが欲しいな。
剣心ならキックと飛びつき腕ひしぎがあるし、謹慎中で帰ってくるかどうか分からないけどRYOMAには空中技というアピール材料があっただけに、椎葉にも何か一つでいいからアピール材料が欲しい。
キックはいい音させるけど、単発なのが残念なところ。


第4試合
Summer Adventure Tag League Ⅲ 公式戦
もっちー&中嶋対アラケン&神田
試合はもっちー&中嶋の奇襲攻撃からスタート。
そのまま場外戦になだれ込むも、場外戦ではRHの方が一枚上手。
もっちーを入場口にテープでくくりつけると、リング上では中嶋が完全にローンバトル。
アラケンと神田は中嶋の左膝に狙いを定めると、凶器を使って攻め込んでいく。
中嶋も延髄切りで反撃を試みるが単発。
もっちーは左手を押さえながらなんとかエプロンまで帰ってくるが、神田はすぐにもっちーを捕まえるとサイン会用のテーブルに叩きつける。
さらにリアルハザードはレフェリーの目を盗んで中嶋相手に蝶々。
長時間ローンバトルが続いた中嶋だが、串刺しハイキックを決めてようやくもっちーに交代。
もっちーがアラケンを脇固めで捕らえると、中嶋は神田に対して武輝固め。
それを見たもっちーが脇固めを外し、武輝固めに移行。
ここでゴングが鳴らされるが、これはKzyが勝手に鳴らしたため無効。

その後は両チーム一進一退の攻防を展開。
そんな中最初にペースを握ったのは、アラケンに一角蹴りからツイスターを決めたもっちー&中嶋。
しかし中嶋がロープに走ったところで神田が足を引っ張り妨害。
リアルハザードのセコンドがレフェリーを惹きつけてる間にビール瓶を持ち出すアラケン。
アラケンはレフェリーが振り返る前に中嶋にビール瓶を持たせると、レフェリーがビール瓶を処分してる間に急所攻撃からの首固めもカウント2。
そして中嶋に対してプロテインをこれでもかと投げつけるアラケン。
リング上が粉まみれになったところで、「両リンだ」と言わんばかりに場外に2人を落とす。
カウント17くらいでもっちーがエプロンに上がるが、アラケンがリングインを阻止。
しかしもっちーが背後からの神田のブルーボックス攻撃をジャンプしてかわすと、ボックスはそのままアラケンのヒザにヒット。
そしてもっちーはカウント19でリングインに成功し、もっちー&中嶋組がリングアウト勝ち。

試合後もおさまらないRHは玉金やもっちー&中嶋に襲いかかるが、もっちーと中嶋が神田に対してダブルの雷とハイキックを決めると神田はリング上で大の字にダウン。
試合後にかかる傷だらけの栄光には、一際大きな「もっちー!!」コール。
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場外戦がかなり多かったとは思うけど、前半戦の最後をしっかりと締めた一戦。
リングアウト勝ちという灰色決着ではあるけれど、試合後にしっかりとリアルハザードに一撃を喰らわせたし、セミやメインのように歓声が二分される事がないので非常に見てる方としては応援しやすかった。


前半戦終了し、リング調整の間にKAGETORAの公開計量。
KAGETORAは80.1キロで無事82キロ以下。
ここから谷やんが出てきて、Kzyが出てきて色々やってた。
ていうか、博多までまだ1週間あるんだけど、なんでこのタイミングで公開計量?


第5試合
Summer Adventure Tag League Ⅲ 公式戦
YAMATO&信悟対CIMA&Gamma
試合は、GammaがYAMATOに低空ドロップキックを決めて、そのまま場外でYAMATOの左膝をイスで殴りつけたりとYAMATOの左膝を集中的に攻めるCIMA&Gamma組。
なんとかYAMATOもGammaにドロップキック、CIMAには顔面へのつば吐きでようやく信悟にタッチ。
信悟は2人をブレーンバスターで投げ飛ばすと、Gammaに対してアルゼンチンバックブリーカー、救出にきたCIMAにはYAMATOがCBV。
15分前後からCIMAに狙いを定めたKAMIKAZEは、YAMATOが「終わり!」と宣言してからギャラリアの体勢に入るが、CIMAはこれをかわすとYAMATOに対してGammaが竹刀攻撃。
CIMAは竹刀を受け取ると、信悟に対しても一撃。
さらにYAMATOに対してダブル延髄切りから、Gammaがブリッツェンの体勢にCIMAを抱え上げると、そのままCIMAはYAMATOに対してフットスタンプ。
しかし、信悟も走り込んできたCIMAに対してカウンターのパンピングボンバーと両チーム一歩も引かない展開。

終盤に入り、CIMAとGammaはダブルトカレフをYAMATOに発射。
さらにCIMAがメテオラを狙うも、これは信悟がCIMAを場外に落として回避。
Gammaは丸め込もうとしたYAMATOをバックドロップで投げ、ガンマスペシャルに行こうとするがポーズを取った隙にYAMATOがチョークスリーパー。
一度はGammaに外されるものの、ツバ攻撃をかわすと再度スリーパーを決め、そのまま胴締めスリーパーに移行。
CIMAがカットに入ろうとするが、これは信悟がしっかりと阻止。
そしてGammaが耐えきれずにギブアップ。
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しかし、KAMIKAZE2人の人気とリング内での雰囲気は、CIMA&Gammaを相手にして劣ってる様子を見せない。
会場での人気はCIMA&GammaとYAMATO&信悟はほぼ五分といったところ。
弱冠KAMIKAZEの方が大きかったかな?
意外に、KAMIKAZEでは信悟への声援よりYAMATOへの声援の方が大きい。
そういえば、途中でCIMAの応援をしてた子供相手にYAMATOがちょっと睨んだら完全に泣いてしまったけど、戸澤がしっかりとフォローしてたね。
まあ子供さんを泣かしたらあかん。



第6試合
Summer Adventure Tag League Ⅲ 公式戦
土井&谷嵜対吉野&ハルク
WORLD-1はハルク→吉野→谷嵜→土井と一人ずつ入場。
ハルクはダンス中に完全に飛んでしまったらしく、頭を下げてた。
まあ今日は大一番だから試合に集中してたので仕方無いということにしとこうか。

試合が始まると、最初は土井と吉野の顔合わせから。
吉野のスピードはさすがの一言。
序盤は技ではなく打撃戦が展開されるが、その中で闘志剥き出しだったのはハルクと土井。
ハルクの張り手でダウンしてしまった土井は、その後ハルクを捕まえるとロープに固定して串刺しドロップキック。
同ユニットでの試合とは思えないような、敵意剥き出しの2人。
だが土井はともかく、ハルクはこれくらいやってくれた方が面白い。
ダークサイドまでは行かないものの、ちょっと観客を引かせるくらいの攻撃を普段から見せて欲しいよな。

そんな中、コウモリ、フロムジャングル、ミサイルキックと普段通りの姿を見せてたのは吉野。
試合後半に入り、吉野はトルベジーノからソルナシエンテという必殺フルコースを谷嵜に決めるが、これは土井がなんとかカット。
リングに残った土井は吉野に対しハイアングルスパインバスターを決めると、続けて谷嵜がFH、カサノヴァを繰り出すも吉野はカウント2で返す。
ちょっとカサノヴァの決まりが浅かったかな。
その後、土井は吉野に対してバカタレスライディングキックからマスキュラーボムの体勢に入る。
吉野はこれをかわして土井の背後に回るが、ハルクのミサイルキックは吉野に誤爆。
すかさず谷嵜がインプラントで吉野をマットに沈めるが、これをハルクが迫力十分の絶縁でカット。
この一発で谷やんが戦線離脱してしまう。
そのハルクを土井は土井555で場外へ投げ捨てる。
リング内に残った吉野に対して、土井はコーナーへの投げっぱなしパワーボム→大暴走→土井555→バカタレと必殺技のフルコース。
そして満を持してマスキュラーボムの体勢に入るが、吉野は一瞬の隙をつき、これをリベリーナエスペシアルで丸め込んで3カウントを奪う。
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試合後も呆然とした感じの土井はレフェリーに詰め寄るが裁定は変わらず。
そしてハルクがマイクを握る。
「これで吉ハル組が勝ち点11で決勝トーナメント行けますよね!」(ハルク)

そして吉野にマイクを渡すが、吉野は完全にグロッキー状態。
「・・・ハルク、もう少し喋ってくれや・・・。」(吉野)
確かに終盤は吉野が受けまくりだったもんな。
「WORLD-1は組んでも戦っても最高やんけ。
 今日は俺らが勝ったかもしれん。
 でも、次同じカードでやったらどうなるか分からん。
 でも今日勝ったのはオレとハルクや。
 オレとハルクが決勝トーナメント残って、優勝して来るから楽しみにしといてくれ。」(吉野)

最後はWORLD-1が揃って勝ち名乗りを受けて興行終了。
そのまま吉野とハルクはサイン会へ。
吉野は完全に机の上でダウンしてたけど大変だな。
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これで、火曜日の静岡大会を前に決勝T進出を決めたのは信悟&YAMATO組と吉野&ハルク組。
終わってみれば本命と対抗の2チームが順当に上がってきた。
特にYAMATO&信悟組は2分1敗のスタートから、5連勝でリーグ戦を終了。
決勝Tの顔ぶれはまだ決まってないけど、優勝候補最右翼として問題はないかと。
吉野&ハルク組は、やっぱりハルクにかかってくるね。
今日の試合も中盤までは良かったものの、試合を決めた終盤は全て吉野。
打たれ弱さが時々顔を覗かせるんだよね。
そのあたりが信悟やYAMATOとの違いかな。
ハルクはもっと上でやれると思うんだけどねぇ。




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