私をメヒコに連れてって～4.19 兵庫・神戸サンボーホール 第1回KING OF チョップ～

初開催となるKING OF チョップ。
若手ながら本命と目されたトマホークTTと小林瑛太が決勝で激突。

この日はGAORAで放送される神戸サンボーホール大会。
いつもとは違い実況席が正面側に設置されてました。
この大会の放送日は4月21日の13時～16時のようです。
お忘れなき用に。




第1試合
Ｂ×Ｂハルク＆戸澤陽＆サイバー・コング　ＶＳ　吉野正人＆リコシェ＆小林瑛太

MB最強トリオを前に新人の小林が捕まってしまうが、小林はハルクの胸板に凄い音をさせたチョップを決めると吉野とリコシェが加勢。
そして小林がムーンサルトを決めたがこれはカットされてしまう。
最後は愛知県体育館でドリームゲート挑戦が決まっているサイバーがサイバーコンビネーションで勝利。




～第１回 KING OF チョップ!! トーナメント１回戦～
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【開催概要】
　大会は、全16名参加のトーナメントにて開催され、文字どおり“チョップ使い手No.1”を決する。
優勝者には、賞金30万円を授与するとともに、可能な内容において１点の要望を認容する。（例：希望タイトルへの挑戦権、希望のマッチメイクなど）

【ルール】
対戦する者同士は、まず先攻・後攻を決し、その順にて互いに３発づつチョップを交互に打ち合う。
各試合の決着については、原則的にチョップにより相手の戦意を喪失させることを目的とするが、双方が譲らず互角の場合には拍手による観客判定にて決する。
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菊地さんからルールの補足。
3本ずつチョップを打ち合い、本人がギブアップする場合はリング上に置かれたテーブルに設置されているゴングを鳴らすことで戦意喪失の意思表示とする。
そしてキングオブチョップが開始される前に、八木さんから特別賞として、優勝者がKING OF GATEにエントリーされていない場合、本人が望めば現在決定している者に替わって出場することが出来ることを発表。
KING OF GATE出場が決定しているレスラーにとっては自らの出場枠を取られることになる。

《Ａブロック・１回戦》
ＣＩＭＡ　ＶＳ　ジミー・カゲトラ
CIMAは手袋着用。
両者3本行い結果は判定になり、拍手の数でカゲトラの勝利。


















ドン・フジイ　ＶＳ　リッチ・スワン
スワンはケガ治ったの？
やはり相撲出身フジイさんの壁は厚い。
自らゴングを鳴らしてギブアップ。




















問題龍　ＶＳ　小林瑛太
問題龍の１発目は音がほとんど出ずにスカしまくり。
逆に小林は相変わらずのチョップを叩きつける。
その結果MBセコンドからタオルが投入される。




















サイバー・コング　ＶＳ　土井成樹
この大会のワーストオブチョップを決めるとすれば、候補の一人に上がるようなヘナチョコチョップだったのは意外にも土井ちゃん。
サイバー相手に全く相手にならず敗戦…。




















《Ｂブロック・１回戦》
琴香　ＶＳ　ＹＡＭＡＴＯ
意気揚々とYAMATOにチョップを打ち込んだ琴香だったがYAMATOの牙城は崩せず。
YAMATO勝利。




















トマホークT.T　ＶＳ　スペル・シーサー
Aブロックのワーストオブチョップが土井ちゃんなら、Bブロックのワーストオブチョップはシーサー。
トマホーク圧勝。




















戸澤陽　ＶＳ　吉野正人
上位進出が予想された吉野が順当に勝利。




















望月成晃　ＶＳ　鷹木信悟
1回戦屈指の好カードとなった組み合わせ。
両者ほぼ互角で拍手の量も甲乙付けがたいくらいだったが、少しもっちーが上回ったか。
もっちー1回戦突破。




















第2試合
土井成樹　ＶＳ　ジミー・神田

試合はキング・オブ・チョップの後遺症か、少し元気の無い土井ちゃんが神田に押される展開が続いていたが、一瞬の隙をついたV9クラッチで勝利。



第3試合
ドン・フジイ＆琴香　ＶＳ　鷹木信悟＆ＹＡＭＡＴＯ

試合は信悟がパンピングボンバーで琴香からピン。



～第１回 KING OF チョップ!! トーナメント２回戦～
《Ａブロック・２回戦》

ドン・フジイ　ＶＳ　ジミー・カゲトラ
1回戦の出来から言ってもやはりフジイさんに分がある。
判定の結果フジイさん完勝。




















サイバー・コング　ＶＳ　小林瑛太
ドラゲー一のパワーを誇るサイバーながらチョップという分野では小林の方が上。
判定で小林勝利。




















《Ｂブロック・２回戦》
トマホークT.T　ＶＳ　ＹＡＭＡＴＯ
YAMATOに先程の試合の疲れもあったかもしれないが、それを差し引いてもトマホークが上。
判定でトマホーク勝利。




















望月成晃　ＶＳ　吉野正人
2回戦では一番の盛り上がりを見せた組み合わせ。
両者ともにズッシリするチョップを叩き込むと、判定でも決着はつかず。
お客さんの「もう一回！」のコールもあり延長戦となる。
しかし延長戦でも両者ともほぼ同じくらいの拍手だった為再延長戦が行われる。
もっちーはこの前の時点で既に苦笑いだった（笑）
再延長戦では両者ともにクリーンヒットさせることが出来ない。
結果はもっちーが勝利。
試合後両者ガッチリと握手。





















セミファイナル
カベジェラ＆ノンブレ・コントラ・ムシカ
問題龍　ＶＳ　富永千浩

問題龍のセコンドにはMB全員が付く。
トミーのセコンドはYAMATOと信悟だけ。
試合ではMBセコンドの介入もあり苦しんだトミーだったが、援護に入ってきた信悟のパンピングボンバーからトミーが飛びつき腕ひしぎ逆十字を決めると問題龍がタップアウト。


試合後、YAMATOがトミーに対して
「オマエは岩出でも神戸でも結果を残した。
　今度はオレから言わせてもらう。
　オレ達と一緒にやっていこう！」（YAMATO）
「ありがとうございます！
　今日は髪の毛もリングネームも守ることが出来ました。
　だけど入場曲は勢いで言ってしまったことで、正直僕には合わないと思うんですよね…。
　だから、入場曲が似合うヤツを今日呼んでます！
　その選手と合わせて4人でやっていきましょう！
　出て来い！」（トミー）
すると問題龍のテーマに乗って3代目超神龍が登場。
「皆サン初メマシテ。
　ワタシ３代目超神龍アルヨ。」（超神龍）
「この体と喋り方、ブサイクブサイク言われてた渡…（トミーに止められる）」（YAMATO）


















この結果4人でやっていくこととなり、YAMATO曰く
「鷹木さんが寝ずに考えた」ユニット名を発表。
信悟は「寝ないで考えたのはウソだけど」と前置きして
「オレ達はまだ陽の出ない太陽。
　夜明けみたいなものだけどいつかは必ずてっぺんに輝く太陽になれるように」と気持ちをこめたユニット名をドラゲー恒例の巻き物で発表。
名前は暁（あかつき）。


















しかしそこに絡んできたのは戸澤。
「オマエら速攻で終わらせたるから覚悟しとけ！」（戸澤）
と言いYAMATOとモメながら退場。
その後、暁4人で写真撮影。




















メインイベント
ＣＩＭＡ＆望月成晃＆ドラゴン・キッド　ＶＳ　堀口元気H.A.Gee.Mee!!＆斎藤“ジミー”了＆ジミー・カゲトラ

結果はもっちーが裏ツイスターでカゲトラから勝利したものの、試合は元気へのゴムパッチンあり、斎了のサイクリングヤッホーありとジミーズワールドが展開される。
会場で初めて聞いた入場曲もいいなぁ。
We are ジミーズ！We are ジミーズ！





















～第１回 KING OF チョップ!! トーナメント 各ブロック決勝&優勝決定戦～
《Ａブロック・決勝》
ドン・フジイ　ＶＳ　小林瑛太
小林の勢いはフジイさんでも止められず。
フジイさんは自らゴングを鳴らしてギブアップ。




















《Ｂブロック・決勝》
トマホークT.T　ＶＳ　望月成晃

もっちー先攻で行われた試合だったが、もっちーはトマホークの重いチョップを２発喰らい、いずれも悶絶する結果となってしまう。
自らゴングを鳴らそうとしたが会場の「もっちー！」コールに何とか思いとどまる。
そしてもっちー自身が３発目のチョップを叩き込むと、トマホークのチョップを受ける前に自らゴングを鳴らしてギブアップ。
両ブロックともベテラン2人が若手に屈した形となった。





















《優勝決定戦》
トマホークT.T　ＶＳ　小林瑛太


















両ブロック共に本命が勝ち上がってきたKING OF チョップ。
決勝戦は特別ルールとしてそれぞれ10発チョップを打ち込めるようになる。
さすがに決勝戦まで勝ちあがってきた両者は10発全てハズすことなくクリーンヒットを連発させる。
小林のバチン！というチョップに比べてトマホークはドスン！という重いチョップで両者共に引かない。
しかし終盤に入るとトマホークが苦しむシーンが増えてくるがギブアップはせず。
そして両者共に10発のチョップを叩き込み終わり判定となる。
その結果初代KING OF チョップは小林瑛太！！




















賞金を受け取った小林はさらにKING OF GATEへ出場することもアピール。
菊地さんに誰の出場権を取るかと聞かれた小林は、
「ドリームゲート王者のCIMAさん！」（小林）
会場がどよめきエプロンに上がったCIMAがマイクを取ると
「本気か？
　オマエにドリームゲートチャンピオンの代わりが務まんのか？」（CIMA）
「CIMAさんの1回戦の相手はKzyさんですよね。
　CIMAさんがKzyさんと試合をしても勝敗は見えてます。
　だから自分にやらせてください！」（小林）
「Kzyにさんなんて付けんでいいぞ。
　面白いこと言うやないか。
　確かにオレならKzyに勝つのは簡単や。
　だけどオマエは勝てんのか？」（CIMA）
「KING OF チョップに優勝した自分なら楽勝です！」（小林）
そしてCIMAはKING OF GATEの出場権を小林に譲ることが決定。

その後、小林はCIMAを呼び止めるとKING OF チョップの賞品である願い事を発表する。
それはドリームゲート挑戦ではなく、帰ってきたベテラン軍加入ではなく「僕をメキシコに連れて行ってください！」
CIMAは
「メキシコで一人でやっていく自信あるのか？
　オマエのチョップなんて向こうのレスラーからしたらハナクソみたいなもんや。
　チョップだけやなく言葉も通じんのや。
　オマエスペイン語話せるのか？
　（話せません、と小林）
　どこのプロモーターが使ってくれんねん。
　値段交渉から何から何までせなあかんねん。
　せめてスペイン語で1から100まで言えるようになれ。
　次回の神戸サンボーホールでオマエのスペイン語のテストをする。
　オマエがお客さんの前で1から100まで言えるようになればメキシコに連れていこうやないか。」（CIMA）


















CIMAらベテラン軍が退場と同時にMBも退場。
拍手が飛んでたけど、CIMA達に対してというか決勝戦で素晴らしいチョップの打ち合いをしたトマホークに対してだと思う。
小林はもちろんトマホークも素晴らしかった。
この胸のアザは勲章やで。




















興行の締めはなんとKING OF チョップ優勝者とはいえ小林！
GAORAでの放送もあるしてっきりCIMAあたりが締めるのかと思ってた…。
小林はリング上はもちろんリングサイドにも誰もいない状況でキッチリと神戸大会を〆。





















いやー、KING OF チョップは予想以上に熱かった。
チョップの直前にお客さんが静まり返って、チョップの音で笑い声や悲鳴や歓声が起こる雰囲気は想像以上に楽しめた。
昨日ブログで書いてたけど、今日の神戸大会はKING OF チョップで素晴らしい決勝戦を闘った小林にトマホーク、さらにトミーに渡辺改め超神龍と今後に期待してきたい新人4人が中心だったけどこれはこれで面白かった。
ん？誰か一人入れ替わってるような…。
ま、いいか（笑）