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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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光の射す方へ~1.23 兵庫・神戸サンボーホール~

昨日はGAORA記念興行があったので、遅ればせながら一昨日の神戸サンボーホール大会の観戦記をアップ。
今年に入ってから連敗街道を走っていたKAMIKAZEに一筋の光明が見えた?
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第1試合
ドン・フジイ&スペル・シーサー&シーサーBOY VS 神田裕之&ドラゴン・キッド&谷嵜なおき

試合前に神戸初登場のBlood WARRIORSがMC。

試合では谷嵜が技を仕掛けるたびにBWのセコンドが「う~~」「よいしょ!」と合いの手を入れる。
新軍団BWの勢いに押されたシーサーBOYが長時間捕まってしまうが、フジイはカットに入るとさらにBOYに対してもボディスラムで気合いを入れる。
そんなシーサーBOYは神田にスピンキックを決めてシーサーに交代。
シーサーは谷嵜と神田を一人で手玉に取ると、キッドをロメロスペシャルの体勢に捕獲し、そこへ谷嵜のドロップキックをシーサーBOYが誤爆させる。
場外に落ちた谷嵜と神田に対して、シーサーとBOYがダブルプランチャ。

リング上に神田が戻るとフジイと対峙。
フジイが攻撃を仕掛けるも、神田がマンハッタンドロップで捕獲して「ジョン・ウー!」は毎度のことながらフジイに阻止されてしまう。
そしてフジイは神田に対して河津落としから変形羽根折り固めを決めると、シーサーはキッドと谷嵜をダブル卍固め。
残されたBOYは相手が居ないのでリング上で一人で三点倒立(笑)

関節技から脱出したBWはシーサーに対して神田と谷嵜でダブルフラップジャック。
そして谷嵜がコーナーに上がるがシーサーがマットに叩き落とすと倒立式ボディプレスからBOYのムーンサルトプレス。
しかしこれはカットに入られてしまい、ならばと再度BOYがコーナーに上がるが、神田がBOYを捕獲してそのまま土台になるとキッドがスーパーフランケンシュタイナー。
続けて神田のダイビングエルボーが決まるもカウント2。
谷嵜を丸め込むなどBOYも粘りを見せるが、最後は谷嵜がカサノヴァからのインプラントで3カウントを奪う。
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試合後に神田とキッドは握手。
闘龍門時代から含めて初めて同じコーナーに立った1.5期生のキッドと2期生の神田。
合体技といえるものはスーパーフランケンからのダイビングエルボーだけだったけど、これから増えていくかもしれないよね。
神田のブルーボックスからのウルウラなんかは3カウント奪取率高そうなんだけどなぁ。



第2試合
超神龍 VS 苫小牧卓也

試合は超神龍ペースで進むものの、フィニッシュとばかりに繰り出したシューティングスタープレスをかわされてしまう。
ここで苫小牧はすかさずアルゼンチンに抱え上げる。
ギブアップを奪うことは出来なかったものの、続けて超神龍の胸板に重い逆水平チョップを決めてダウンさせると逆エビ固めで締め上げる。
超神龍がもがいて片足が外れてしまうが、そのまま逆片エビ固めに移行して体重をかけて締め上げると超神龍は耐えきれずにタップアウト。
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試合後は初勝利に喜びを爆発させる苫小牧に対してお客さんも祝福の大拍手。
変に多様な技を使わせるのではなく、この日も使った技と言えば逆水平チョップにアルゼンチンにダブルアームスープレックス、そしてフィニッシュの逆(片)エビくらいか。
しかしそれぞれの技に重みがあるから現時点ではそれだけで十分。
特にこの日は超神龍相手に力の差は感じさせなかったし、正々堂々と試合に勝利した苫小牧。
今年の目標はユニット入りかな。
まあ近いうちに実現出来そうではある。



第3試合
堀口元気&リコシェ VS YAMATO&KAGETORA

元気はニューコスで登場。
配色はリアルハザード時代を彷彿させる感じ。
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試合はBWタッグがその勢いのままYAMATOに攻めかかる。
元気はYAMATOの髪の毛を掴んで投げ飛ばすと自らの頭に髪の毛を降りかける。
リコシェも言葉では表現しにくいような空中技から変形の関節技でYAMATOを締め上げる。
しかしYAMATOもコーナーのリコシェにドロップキック、元気には延髄切りを決めてKAGETORAにタッチ。
KAGETORAは元気に対してフライングラリアットから各種キック 。
元気もコルバタをKAGETORAに返すと、リコシェが元気を踏み台にしてシューティングスタープレス。

リング上ではYAMATOとリコシェ。
しかしYAMATOは独特のテンポで試合を進めるリコシェにどうもやりにくそう。
YAMATOに狙いを定めたBWは、リコシェが背面跳び450セントーンを決めると、すかさず元気がリバーススイングDDTで続く。
さらにリコシェがダブルローテーションムーンサルトを狙うが、これはKAGETORAが元気をロープに振ったことでリコシェがバランスを崩して失敗に終わる。

元気とKAGETORAの攻防からKAGETORAを捕まえることに成功したBWは、リコシェが630°もYAMATOがカット。
その後リコシェはYAMATOに対してペレキック。
しかしYAMATOもカウンターのスピアーで形勢逆転。
そこからYAMATOは垂直落下式ブレーンバスターへ繋ぎ、最後はギャラリアでリコシェからピン。

ここしばらく負け続けだったKAMIKAZEの勝利に喜ぶYAMATOはパートナーのKAGETORAと抱き合った後、レフェリーの八木さんにも抱きつく。
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第4試合
斎藤了 VS 望月成晃

この日は斎了もリアルハザード時代のような色合いのニューコス。
リアルハザード時代にはマライサでツイン王座を巻いていたこともあり、2.6博多での王座奪取に向けての意気込みの現れか。

試合は選手コールが終わるやいなやもっちーがドロップキックで先制攻撃。
そして場外戦となるが、もっちーのキックが鉄柱に誤爆してしまう。
リングに戻ってからは斎了がもっちーの足に狙いを定めて集中攻撃。
もっちーも痛む足でキックを決めるが、斎了はその足を捕まえるとドラゴンスクリューから足4の字固め。
苦しみながらなんとか反転してロープに逃げるもっちー。

もっちーも斎了をエプロンに出すことに成功すると、すかさず背中にサッカーボールキックを決めるが斎了は聞かないとばかりにもっちーを睨みつける。
そこへもっちーが斎了の側頭部にキック一閃。
場外に落ちてしまった斎了に対してもっちーが水をぶっかける。
斎了はなんとかカウント19でリングインするが、もっちーは斎了の首に狙いを定めて攻め込む。
斎了の頭を容赦なく蹴飛ばしていくもっちーの姿は普段あまり見せることのない凄みを感じた。
もっちーは背後から斎了の首に対して直接エルボーをぶち込むと、続いてフジイさんがよく使うネックツイストで首を痛めつける。
さらにスリーパーホールドで斎了の動きを止めていくが、斎了はコーナーに叩きつけてなんとか脱出。

斎了はもっちーに対してカウンターのフロントスープレックスからフィッシャーマンズエクスプレス。
しかしもっちーもミドルキックをぶち込むと、顔面への膝蹴りから三角蹴り。
そして裏ツイスター狙いも斎了は回避して、雪崩式フィッシャーマンバスターを決めるもカウント2。
その後、両者がドリームゲートを争った時のように両者ドラゴンスープレックスを決めるが3カウントは奪えず。

試合終盤に入りもっちーはコーナーへの串刺しブートから一角蹴りを2連発。
さらにツイスターで勝負に出るがカウント2。
ならばと再度裏ツイスターを仕掛けるが斎了はロープを掴んで耐える。
逆に背後を取った斎了はプレミアムブリッジ!
しかしもっちーの足がロープに届き3カウントならず。
ならばとダブルクロス狙いの斎了だが、もっちーはリバースで切り返す。
イリュージョンからの真・最強ハイキックを防いだ斎了だが、最後はもっちーがセコンドの元気が見てる前でまさかの逆さ押さえ込みを決めて3カウントを奪う。
フィニッシュホールドは「バックスライド・フロム・マサ」らしいです。
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特別試合
B×Bハルク VS サイバー・コング

試合開始直後からハルクがサイバーにキックを連打するが、サイバーは意に介さずショルダータックルで吹っ飛ばす。
さらにハルクをリフトアップするとそのまま場外に落とす。
場外でサイバーはハルクの左足を鉄柱にぶつける。
リングにハルクを戻すとサイバーにしては珍しくSTFを使い左足を攻める。

ハルクもなんとかサイバーの串刺し攻撃を回避すると、ミサイルキックを起点にして後ろ回し蹴りやカカト落としで反撃。
さらにEVOの体勢に入るが、耐えきったサイバーは逆にカウンターのパイナップルボンバー。
そしてコーナーにハルクを据えるとグーパンチと逆水平チョップの連打。
お客さんからもパンチやチョップに合わせて「オイ!オイ!」と歓声が飛ぶ。

劣勢が続いていたハルクだがマウスから飛びつき腕ひしぎ逆十字。
三角締めに移行したハルクに対してサイバーは持ち上げようとするが崩れ落ちてしまう。
そのまま試合終了かと思われたが、サイバーはなんとか足を伸ばしてロープブレイク。
腕を抑えてうずくまるサイバーに対してハルクは容赦なくカカト落としを後頭部に叩き込む。
さらに膝立ち状態のサイバーの側頭部へ完璧なファーストフラッシュを決めるもカウント2でサイバーは返す!
これで終わりとばかりにハルクはフェニックススプラッシュ狙いでコーナーに上がる。
しかしサイバーはロープを揺らしてハルクをコーナーから落とすことに成功。

その後サイバーはハルクの膝にマッケンロー。
さらに雄叫びをあげPOWPOWから投げっぱなしジャーマン、さらにパイナップルボンバーを決めてからコーナーに上がると、ハルクの膝にダイビングエルボードロップを投下。
そしてサイバーボムに抱え上げようとするがハルクはリバースで切り返す。
しかしハルクが走りこんできたところ、サイバーは正面から膝にラリアット。
さらにサイバーは投げっぱなしパワーボムからマフラーホールドがいい角度で決まるが、ハルクはなんとか耐えてロープブレイク。
しかし最後はサイバーが迫力満点のサイバーボムを決めて3カウントを奪う。
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第6試合
CIMA&Gamma&土井成樹 VS 吉野正人&横須賀享&K-ness.

試合は土井吉対決からスタート。
その後もCIMAと享、Gammaとクネスという良く知った間柄の顔合わせ。
暴走マッスルに戻った土井はクネスのマスクを剥ぎにかかるが、これは享のカットに合い失敗。
序盤はどちらも一進一退で進むが、次第に享を捕らえたBWがペースを握る。
享の急所への竹刀攻撃や跳び箱と連携技を次々に決めていくBW。

長時間のローンバトルとなった享もジャンボの勝ち!を3連発で決めて吉野に交代。
吉野はGammaと土井の同士討ちを誘うと場外のCIMAに向けてトペスイシーダ。
リング上では土井とクネス。
土井がハイアングルスパインバスターを狙うが、着地したクネスは介錯から青き光。
享とGammaを経てCIMAと吉野がリングイン。
吉野は腕吉野を決めるも、コーナーに上がったところでCIMAはヴィーナスからアイコノクラズム。
BWはCIMAと土井で吉野に対して通常のスーパードロル。
さらにGammaは吉野をパワーボムの体勢に抱え上げると、そこにCIMAが吉野の背後からスーパードロル。

土井がコーナーからダイビングエルボーを狙うが、一足早く享がコーナートップに上り雪崩式エクスプロイダーで投げ飛ばす。
続けて土井にスカドラニーを決めると、クネスカがそれぞれCIMAとGammaを捕まえて吉野がダブルミサイルセントーン。
そして吉野が土井にトルベジーノからソル・ナシエンテ。
土井が長時間つかまってしまうが、ここはGammaが享をふりほどいてカットに入る。

試合終盤に入り、クネスに対してガンマスペシャルの体勢に入るGamma。
これを回避したクネスは光の輪を仕掛けるが、Gammaは強引にクネスを持ち上げるとそのままガンマスペシャルを決めるがカウント2。
BWはクネスを孤立させるとトレイン攻撃から土井が大暴走。
さらにCIMAとGammaでトカレフ二丁拳銃発射。
そして土井555からのバカタレが決まるが、ここは吉野と享がカット。
CIMAとGammaは吉野と享を場外に落とすとトペスイシーダ。
これでクネスを孤立させることに成功すると、最後は土井がバカタレでクネスからピン。
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試合後にはBWとWORLD-1でPACコントラPACに向けてマイク合戦。
「PACはオレらがもらう。
 PACはオマエらのことよりオレらのことの方が好きやぞ。」(土井)
「土井と一緒に居たらPACまでアホになるわ。」(吉野)
「オレはそんなアホなPACも見てみたい。」(CIMA)

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この条件ではWORLD-1が一方的に不利なだけだよなぁ。
どうせなら
「オレらがPACを賭ける代わりににオマエらも誰か賭けろや。」
という展開になれば後楽園での試合が尚面白くなるんだが。
「よっしゃ、俺らが負けるわけないやんけ、じゃあGammaちゃん頼むわ。」(CIMA)
「なんで俺なんだよ、堀口でいいじゃねえか。」(Gamma)
「Gammaちゃん、俺らを信じてくれや、WORLD-1なんかに負けるはずないやんけ。」(CIMA)
「でもよ…」(Gamma)
「あ、Gammaがいやならオレが行くよ。」(斎了)
「いや、オレが行くよ。」(元気)
「いやいや、オレに行かせてくれよ。」(キッド)
「あ、じゃあオレが…」(Gamma)
「どうぞどうぞ」(BW一同)
こんな感じでいけるのに(笑)

最後はBWが四方に向けて「なるきー!」「どーい!」からの「う~~!」で締め。
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一人照れながらう~~!をするキャンディがかわいかった(笑)
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特に大きな動きはなかった神戸大会。
とはいえ、この日はもっちー対斎了、サイバー対ハルクの試合が好試合だった。
メインのBW対WORLD-1の試合が盛り上がるのは当然としても、前の2試合の盛り上がりも素晴らしかった。
去年はケガや復帰といったこともあり、中々トップ戦線に絡めなかったサイバーと斎了。
とはいえ本来の力からいえばもっとベルトに絡んでいっていいレスラー。
斎了はツインゲートを争うもっちー相手にほぼ互角の試合内容。
最後は3カウントを取られたとはいえどちらに転んでも文句は出なかった。
また、サイバーは信悟・YAMATOを倒してドリームゲート挑戦も見えていたハルクを真っ正面から撃破。
これまでの流れからいってハルク勝利かと思ってただけに3カウントが入った瞬間は少し驚いたが、文句の付けようがない勝利。
そして両方の試合に共通してたのは感情を剥き出しにして両者がぶつかり合ってたこと。
ゴツゴツした殴り合い蹴り合いを展開したことでお客さんも引き込まれていった。
この2試合があったからメインの6人タッグの面白さはより一層際立ってたし、メイン終了後のマイクがなかったとしても満足感は高かった。
斎了とサイバーでタッグ組まないかなー。
もう一回サイバーリョウ復活させますか(笑)




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