忍者ブログ

ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ツイート follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加 Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

傷だらけの栄光~9.23 東京・大田区総合体育館 DANGEROUS GATE 2012~

昨日はドラゲー首都圏でのビッグマッチ大田区総合体育館大会。
少し肌寒い気温に加えて雨という生憎のコンディションの中、セミファイナルでは鷹YAMAとモチフジが熱い試合を展開。
4人が4人とも死力を尽くした試合の後、会場に鳴り響いたのは…。




当日、初めて入った大田区体育館はとにかく綺麗。
広過ぎず狭過ぎずとバランスもいい。
さらに上の方からでも見易い造りなので、チケット代をケチって4000円の2階席Bにして正解だった(笑)





第1試合
新井健一郎&ジミー・神田&琴香&富永千浩 VS K-ness.&スペル・シーサー&しゃちほこBOY&三代目超神龍

アラケンのジャイアントスイングや、珍しく1回で決まった神田のジョン・ウーでお客さんを沸かせた第1試合。
最後は一人不満そうな態度を見せていた神田が超神龍に対して琉'sからの下克上エルボーで勝利。
試合後8人で勝ち名乗りを受けるところで神田は一人さっさと退場。
試合途中の時点でチーム編成が分からなくなってたんだけど、マスクマン対素顔チームという構成だったんだな…。。






第2試合
スクランブルバンクハウス・鞭打ちマッチ
サイバー・コング&Kzy&問題龍 VS Gamma&HUB&“ハリウッド”ストーカー市川

MBとベテラン軍は入場口からではなく、リングをはさんで左右の客席側から登場。
Gammaと問題龍で舌戦の後、菊池さんのカウントダウンが始まり「ゼロ!」の合図と共に両チームリングへ走り出す。
先にリングに着いたのはMB。
MB3人はムチでベテラン軍の3人をシバく。
その後場外での乱闘を経て、いっちゃんはリング下からハシゴを持ち出す。
リングにハシゴを入れるとGammaと共にいっちゃんはKzy、問題龍を次々にホイップしていくが、サイバーに対しては逆に振られてしまい自らハシゴに叩きつけられてしまう。

その後はいっちゃんに集中攻撃を仕掛けるMB。
Kzyは時折りにしおかすみこのポーズを見せる(笑)
いっちゃん、なんとかコルバタをKzyに決めてピンチを脱出しGammaリングイン。
Gammaは問題龍を蹴り飛ばすとKzyにはアックスボンバー。
Kzyは入ってきたHUBにバッドボーイを決めるも、HUBはジャックハマーでお返し。
さらにぺディグリーからの猛毒羽布空爆が見事に決まったがこれはカットされてしまう。

試合後半、スペースローリングエルボーの自爆から再度窮地に陥ったいっちゃん。
Kzyはハシゴを立ててその上からkzyTIMEを狙うが、Gammaにハシゴを倒されてロープで股間を痛打。
するといっちゃんのカンチョーや問題龍の塩攻撃誤爆がありサイバーを排除。
最後は孤立した問題龍に対していっちゃんのイナバウアージャーマンが決まって3カウント。










試合後、退場していたGammaだったがそこへ神田が襲いかかりそのままもつれ合いながらバックステージへ消えていった…。




オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
《王者》ドラゴン・キッド VS 《挑戦者》政宗(大阪プロレス)

政宗は白いコスチュームで登場。




序盤は変則的な動きで政宗が仕掛けたが、その後キッドもしっかりと立て直す。
しかし政宗はエプロンのキッドに対して飛びつきスイングDDT?を決めてキッドの頭部をエプロンに叩きつける。
場外カウントが進む中、キッドはカウント19でリングイン。

リングに戻ってからは政宗が徹底的にキッドの左足攻め。
アンクルホールドを決めるとキッドがロープに逃げたが八木さんの5カウントを無視して締め上げる。
キッドも何とかコルバタで場外に落とすとケブラーダで追撃。
しかし着地したときに痛みをこらえきれずにうずくまるキッド。

リングに戻ってからはキッドが得意の空中技で攻め立てるが、政宗はウルウラをカウンターのマンハッタンドロップで迎撃すると再度アンクルホールド。
ロープに逃げたキッドに対して政宗は619を決めるとバックドロップホールドもカウント2。
キッドもバイブルを決めたがこちらもカウント2。
ならばとコーナーに上がるキッド。
政宗は追いつくが、キッドは雪崩式のダイヤモンドカッター。
ここでキッドは再度ウルウラ狙いも政宗は回避して、再再度アンクルホールド。
ロープブレイクしたキッドは619を狙ったが政宗はドロップキックで迎撃するとロープへ走る。
しかし帰ってきたところでキッドはウルトラ・ウラカン・ラナを決めて3カウントを奪う。








まあ大阪での不安が的中してしまった試合と言うか、結局タイトルマッチまでこの2人は噛み合わず。
この日が初顔合わせならまだしも、1ヶ月前に挑戦者が決定したにも関わらずね。
後楽園ホールや府立第2のような中規模の会場でやるならまだしも、PPV放送のあるビッグマッチでやる試合じゃなかったなぁ。
リコシェとあれだけの試合を見せたキッドのブレイブゲート戦だけに、なおさら寂しい内容に不満が残る。




第4試合
スペシャル・タッグマッチ
吉野正人&橋本大地(ZERO1) VS ジミー・ススム&ジミー・カゲトラ

後から入場してきた吉野&大地タッグはSPEEDSTARのイントロから爆勝宣言で入場。
ドラゲーの会場で起こるはっしもと!はっしもと!コール。

試合は吉野とカゲトラの顔合わせから、大地がリングインするとジミーズもススムが登場。
大地とススムはチョップとキックでやり合うと、リングインしてきた吉野が大地とダブルでミドルキックをススムの胸板に叩き込む。
しかしジミーズもススムが大地の左ひざに低空ドロップキックを決めると、その後は地味にねちっこく足攻め。
ススムの足横須賀に続きカゲトラもファイヤーマンズキャリーの体勢から大地のヒザをマットに叩きつける。

その後もススムに足4の字で締め上げられた大地はロープに逃げると、カゲトラの頭部へ延髄切りを決めて吉野にタッチ。
吉野はジミーズを場外に落とすとコーナートップからケブラーダを敢行。
リングに戻っても攻勢を続けた吉野だったが、ススムは走りこんできたところを風車式バックブリーカーで迎え撃つ。

大地とカゲトラがリングイン。
大地がキックを見せればカゲトラもダイビングラリアット。
要所要所で吉野のアシストを受けながら攻め込む大地だが、元ツイン王者に次第に追い詰められてしまう。
そしてススムがジャンボの勝ち!を仕掛けたところで、吉野が大地の代わりに受ける。
倒れなかった吉野はススムに腕吉野を決めると、大地がDDTからシャイニングウィザード。
さらに大地は場外のカゲトラにプランチャを決めて分断に成功。

リングに残ったススムは吉野にジャンボの勝ち!を決めるが、吉野はカウンターのライトニングスパイラルでお返し。
立ち上がったススムに対して大地が三角蹴りを決めると、最後は吉野がトルベジーノからのソルナシエンテ改でススムがギブアップ。












最後、吉野は握手を求めるがススムとカゲトラは握手を受けずに退場。


この試合がドラゲー初参戦となった橋本大地。
個人的には爆勝宣言を聞けただけで半分くらい満足してたんだけど、試合の方でもそれなりに見せ場は作れてたよね。
相手がススム&カゲトラという団体屈指の受けの達人ではあるものの、何より吉野がしっかりと大地をサポートしてた。
最終的に吉野のアシストありきという印象は残るけど、次があるなら是非参戦して欲しいとも思わせる内容。




ここで前半戦終了。
後半戦開始の前に、10.21大阪第1大会が全国の映画館でライブビューイングで行われることが発表される。
これはスカパーのPPV放送を映画館で見れるってことなのかな。
新日本がG1クライマックスで映画館で3D上映したことはあったけど、ライブビューイングというのは史上初だとか。
お客さんがどれだけ集まるのかは気になるところ。




第5試合
オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 ~トライアングルゲート・コントラ・タニザキナオキ~
《王者組》B×Bハルク&戸澤陽&谷崎なおき VS 《挑戦者組》堀口元気H.A.Gee.Mee!!&斎藤“ジミー”了&谷嵜なおき

ジミーズはミック入来が先導して入場。
しかしMBはジミーズ入場中に襲いかかり、谷崎はミック入来を入場ゲート付近でツームストーンパイルドライバーを決める。


リング内に戻ると、ジミーズがマラハ!イサッパ!や谷やんの「う~」「よいしょ!」で攻める。
谷やんがフォールに入った時も、斎了は「よいしょ!よいしょ!」の掛け声。
「ツーカウント」は「ツーよいしょ」というらしいです(笑)

しかしMBも谷やんに狙いを定めると、戸澤のイス付のセントーンや谷崎の逆水平チョップなどで痛めつける。
ローンバトルが続いた谷やんは谷崎をコーナーに振るとDHを仕掛けるがパワーボムの体勢に抱えあげられてしまう。
しかしこれをフランケンシュタイナーで切り返すと、走りこんできたところをFHで迎撃。

リングインしてきた斎了は戸澤とやり合うと、カウンターのフロントスープレックスで投げ飛ばす。
スワンダイブで入ってきたハルクにはジミーズが3人揃ってのドロップキックで迎撃。
これで場外に逃れたハルクやMBセコンドに対して元気がトペ・トビウオ。

リング内では斎了が戸澤にサイクリングヤッホー!を仕掛けようとするがハルクがカット。
そのハルクを元気がコブラツイスト、谷やんが谷崎をオクトパスホールドで捕らえると、再度斎了は戸澤にサイクリングヤッホー!
これは決まるもののすぐさまハルクがカット。

その後もジミーズの好連携は続き、介入してきたKzyを谷崎と同士討ちさせるとすかさず元気がバックスライド!
これは戸澤がカットするも、ハルクに対してマライサがコンビネーションジャーマン。
谷崎のDHを防いだ谷やんは逆に谷崎をコーナーに設置すると後頭部へDHを叩き込む。
斎了の投げっぱなしドラゴンを挟み、谷やんはインプラントを決めたがMBセコンドが八木さんの足を引っ張りカウント3は入らず。
そこへ戸澤がイスで谷やんの頭部を一撃するとジャーマン!
マライサのカットが何とか間に合ったが、戸澤はマライサを場外に出すとトペスイシーダ。

リング内では谷やんと谷崎。
谷崎の変形BTボムをカウント2で返した谷やんがロープに走ったところで、セコンドのKzyがイエローボックスで一撃。
さらに問題龍の塩攻撃を受けてしまうと、そこへ待ち構えた谷崎がインプラントを決めたが谷やんはカウント2でキックアウト!
しかしその後に谷崎は新技のナイトライドE.N.D(垂直落下式ナイトライド)を決めて3カウントを奪う。











この試合はコントラ戦で行われていたため、試合後谷崎は谷やんの新しいリングネームを発表。
「ジミー谷嵜や。」と泣きながらのマイクの谷やんに対して、谷崎は
「ジミー谷嵜やったら、谷崎なおきとかぶってるやんけ。
 オマエ、よく見たらイルカみたいな目してるな。
 イルカってキューキュー鳴くんや。
 オマエは大阪豊中市出身で、この3つを踏まえて素晴らしい名前を用意した。
 Mr.キューキュー・豊中ドルフィンじゃ!」(谷崎)




谷やん最後まで粘り強い試合してたんだけど、残念ながら結果が出なかった。
復帰してからの谷やん、YAMATOや信悟らを相手にいい試合はしてるしお客さんの支持も受けていると思う。
でも結果がついてこない。
海外遠征に出る前の戸澤のように単なる善戦マンで終わってしまうのか、本意では無いながらもリングネーム変更を機に再度浮上出来るのか。
ちょっと正念場かもしれないですね。




セミファイナル
オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合
《王者組》鷹木信悟&YAMATO VS 《挑戦者組》望月成晃&ドン・フジイ

先に入場してきた挑戦者チームはWILD DRANK HUSKEYのイントロから傷だらけの栄光!
最近はベテラン軍のテーマを聞くことが多かっただけに、ビッグマッチっぽくていやがうえにもテンションが上がる。

試合開始前、YAMATOはフジイさんに近付くと顔面にエルボーを見舞う。
虚を突かれたフジイさんはリング下へ。

その為試合はもっちーと信悟からスタート。
信悟はもっちーをロープへ押し込むと挑発するように頭を2度3度とはたく。
その後力比べからタックル合戦は信悟が制す。
しかしもっちーも信悟をエプロンに落とすとサッカーボールキックを決めるが、信悟は効いていないかのように立ち上がる。
ならばともっちーは信悟の顔面にフロントキックを叩き込んで場外に落とす。

続いてリングインしてきたのはYAMATOとフジイさん。
YAMATOはいきなりドロップキックを叩き込むと、馬鹿にするかのようにフジイさんがするような腕をクルクル回しながらのグーパンチ。
しかしフジイさんもチョップをYAMATOの胸板に叩き込み場外へ落とすと、ビッグマッチ恒例の2階席での戦いに移る。

リング内ではベテラン軍が信悟を攻め込む展開が続いていたが、もっちーが二角蹴りを仕掛けたところを信悟が捕獲するとそのままエプロンにデスバレーボムで叩きつける。
後楽園ホールではこの技でリングアウト負けを喫していたもっちー。
その間にリング内ではYAMATOがフジイさんをチョークスリーパーで捕獲。
倒れ込んだフジイさんを場外に蹴り落とすYAMATO。
もっちーをリング内に戻した信悟は膝当てを下ろして頭部へのニードロップ。
YAMATOに対してもっちーもキックで対抗しようとするが、YAMATOは蹴り足を掴むとドラゴンスクリューからアンクルホールド。
もっちーは前転して体勢を入れ替えるが、YAMATOも前転で再度体勢を入れ替える。

王者組優勢の中、YAMATOはエプロンに戻ってきたフジイさんがペットボトルで水を飲んでるところへドロップキック。
ペットボトルの水が辺り一面に撒き散らされる。
集中攻撃を受けていたもっちーだがYAMATOにミドルキックを打ち込むと、信悟に対しては二角蹴り。
さらにYAMATOに対して串刺しブートを決めるとフジイさんにタッチ。

フジイさんはYAMATOと信悟をダブルのDDTでマットに突き刺すと、信悟とチョップの打ち合い。
若干信悟優勢だったが、フジイさんは絶倫ソバットからギロチンドロップを決める。
そこへYAMATOが入るとフジイさんにフランケンシュタイナー。
しかしもっちーがスワンダイブミサイルキックを決めるとツイスターの体勢に入る。
これをYAMATOが回避すると、すかさず信悟がもっちーに串刺しパンピングボンバーから続けて逆水平チョップとグーパンチ連打。

フジイさんに対して信悟のノド輪落としからYAMATOの垂直落下式BB。
さらに信悟がスライディング式のパンピングボンバーを決めるがもっちーが信悟の頭部へソバットを叩き込みカット。
するとすかさず相手の虚を突きフジイさんが必殺外道クラッチもカウント2.9!

信悟串刺しパンピングをフジイさんもラリアットで迎撃。
しかしパワーで押し込んだ信悟はコーナーに乗せるとSTAY DREAM!
入ってきたもっちーは信悟にキック連打からツイスター狙いだったが、信悟が逆に投げ飛ばす。
しかし信悟をコーナーに逆さ吊り状態にしたもっちーは頭部へキック一閃。
さらにフジイさんの雪崩式チョークスラムはカウント2。

その後4人ダウン状態を経て、信悟はフジイさんと、YAMATOはもっちーとチョップ合戦。
YAMATOはコーナーにもっちーを振ると顔面にエゲツない串刺しドロップキック。
さらにギャラリアの体勢に入るが、もっちーも体勢を入れ替えると裏ツイスターの体勢に入る。
しかしYAMATOは再度体を入れ替えるとスリーパーホールドからスリーパースープレックス。
ここで一気呵成に垂直落下式BBからギャラリアと必勝パターンを決めたYAMATO。
しかしもっちー、これをカウント2でキックアウト!

ならばと入ってきた信悟はもっちーのハイキックをかわすとMADE IN JAPAN!
万事休すかと思われたがフジイさんがなんとかカット。
再度YAMATOのスリーパーに捕まったもっちーだが、これはYAMATOを振り払うことに成功。
するとフジイさんが信悟をエプロンでノド輪落とし葬。

リングではもっちーがYAMATOにキック連打。
左右のハイキックを打ち込むが倒れないYAMATOに対して、さらにカカト落としから真・最強ハイキック!
崩れ落ちるYAMATOをフォールに行くもっちー。
しかしYAMATOはカウント2でキックアウト!
ならばともっちーはフラフラのYAMATOに対して顔面への三角蹴り!
カウントは3!
王座交代!















試合後、立ち上がることが出来ないモチフジに代わりGammaとキッドがそれぞれベルトと賞状を受け取る。






メインイベント
オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
《王者》CIMA  VS  《挑戦者》土井成樹

最初に仕掛けたのは土井ちゃん。
CIMAを場外に突き落とすとすかさずトペスイシーダ。
さらに場外で鉄階段を使いCIMAを攻める。

しかしリングに戻ると延髄切りからCIMAが攻勢に移る。
ジャベで締め上げたり、胸板にミドルキックを叩き込む。
しかしスーパードロルをかわされると、ネックブリーカードロップを受けた際に首を痛めたCIMA。
その後はDDT2連発やキャメルクラッチでCIMAの首に狙いを定めた土井ちゃん。

CIMAもパーフェクトドライバー、ヴィーナス、アイコノクラズムを決めるとマッドスプラッシュを仕掛ける。
しかしここは土井ちゃんが剣山で迎撃。
すかさずマスキュラーボムの体勢に入るが、ここは回避することに成功したCIMA。
土井ちゃんは続くバカタレもかわされるが、走り込んできたCIMAに対してハイアングルスパインバスター。
さらにコーナーにCIMAを詰めると串刺しバカタレから逆さ吊りにして大暴走、雪崩式投げっぱなしジャーマン、バカタレと畳みかけた土井ちゃんだがカウントは2。
ならばとマスキュラー狙いの土井ちゃんだが、CIMAもこれは喰わないとエスケープ。

CIMAは土井ちゃんの足をロープに掛けるとハイキックからトカレフ発射。
まだ足が解けない土井ちゃんに対して続けてダブルニーからシュバイン。
カウントが2で返されると、CIMAは後頭部へメテオラを叩き込む。
しかし土井ちゃんはすぐに立ち上がると必殺のマスキュラーボム!

両者ダウンによりカウントが入るが土井ちゃんは先に立ち上がるとカウントを止める。
まだ立ち上がれないCIMAを強引に起こさせると張り手連打から後頭部へバカタレ!
そして再度マスキュラー狙いも、CIMAは八木さんの服を掴み必死で逃れる。

ハイキックで土井ちゃんをダウンさせたCIMAはふらつく足でトップコーナーではなくスワンダイブ式のメテオラ。
さらにコーナーへの串刺し式メテオラからクロスファイヤー。
これはカウント2で返されるが、最後は正調メテオラで3カウントを奪い勝利。














試合後に苦しみながらもマイクを取るCIMA。




土井ちゃんに対してマスキュラーボムに触れた上で
「今日のところはこれまでの遺恨を全て水に流すということでノーサイド。」(CIMA)




と握手を求めるが、そこに乱入してきたのはMB。
谷崎は土井ちゃんを蹴散らすとCIMAをナイトライドの体勢に抱え上げるが、ここはもっちーがカットに入り事なきを得る。




「単刀直入に言うぞ、次の挑戦者はこのオレや!」(谷崎)
「単刀直入に言うと、お前のドリームゲート挑戦は…ナシや!」(CIMA)

しかし谷崎は引き下がらない。
「オマエは博多でオレに負けてるやろ。
 そして望月、フジイ、それに吉野からも3カウント取ってるんや。」(谷崎)

するとCIMAも次回後楽園ホールでのノンタイトルマッチを指定。
それに対して谷崎はルールを発表するが、何を言っているか分からない箇所があるとすかさずCIMAが指摘。
再度谷崎がマイク。
「ルールはランバージャックルール、場外にはマッドブランキーの連中をつけさせてもらう!」(谷崎)
「マイクの大事さが分かったようやな。
 オマエらマッドブランキー、ここ数ヶ月勢いづいてるみたいやけど、
 マイクを含めてドラゴンゲートのテッペンを知らしめたる。
 ドラゴンゲートのテッペンは甘くないで。」(CIMA)





MB退場後、CIMAが改めて〆のマイク…となるはずが、メインのダメージでしっかりしゃべれないのでGammaにマイクを渡し繋いでもらうことに。
Gammaは第2試合終了後に神田に襲われたことに触れていると、入場口にジミーズ6人が出てくる。
Gammaは次回後楽園でのモチフジ&Gammaの対戦相手に神田とススムと斎了を指名。




その間休んでいたCIMAが改めて締めのマイク。
「このリングに立てるような体を作ってくれた両親に感謝します。
 東京、大田区、日本という国にも感謝します。
 第2の故郷のギリシャにも感謝します。
 CIMAを生んでくれたメキシコにも感謝します。
 10ヶ月休んでもこのリングを守ってくれたドラゴンゲートという会社にも感謝します。
 最後にドラゴンゲートを見続けてくれた皆さんに感謝します。」(CIMA)





「CIMAの体が悲鳴をあげても、オレの魂が悲鳴を上げない限り、必ずこのリングに立ってみせます。
 CIMAはラストランに入ってるんや。
 それは明日かも一週間後かもしれない。
 でも還暦迎えてもトップロープからメテオラ落としてるかもしれん。
 60歳のCIMAのメテオラ見たいか?

 (見たい!という歓声に対して)オマエら贅沢なんじゃ!
 出来るところまでやりたいと思うんで、これからも心臓バクバクする最高のプロレスを楽しんでください。
 今日はありがとう!」(CIMA)





締めた後、思わず倒れこむCIMA。




ということで、大田区大会も終了し、自分はすぐに新幹線の出る品川駅に移動しそのまま帰阪。



この大会のベストバウトを選ぶなら、ぶっちぎりでモチフジ対鷹YAMAのツインゲート。
団体最年長の絶倫タッグの底力もさることながら、その力を引き出した鷹YAMAも負けて尚強しの印象を残した。
試合を見ていて、”もっとベテランを労れよ…”という気持ちが起こる程の鷹YAMAの容赦無い攻めを受け続けたもっちーとフジイさん。
しかしベテランらしく若手の攻めを受け流すのではなく、真っ正面から受け止めるのがモチフジの魅力。
この試合では特にもっちーへの攻めが強烈過ぎて、正直YAMATOのギャラリアで試合は決まったと思った。
厳しい攻めを受けきって受けきって、最後に真・最強ハイからの顔面への三角蹴り。
これで盛り上がらなくていつ盛り上がるのか。
そして試合後に流れる傷だらけの栄光。
こんな状況の中で、♪見っ上っげればー星のようにー、と曲が流れたら、当然腕を突き上げて「もっちー!」と叫ばずにはいられないでしょう。
当然もっちーだけでなく4人ともお見事。
いわゆるドラゲーらしからぬプロレスだったけど、この4人にしか出来ないプロレスで会場をこの日一番盛り上げた。
これはキッド対リコシェと並んで年間ベストバウトの候補には間違いなく入りますね。


対してCIMA対土井ちゃん。
3年前の神戸ワールドでの一戦ではCIMAの首を狙わなかった土井ちゃんがこの試合は首を狙った。
場外で凶器まで使ってCIMAを攻めたのも勝ちたいという意思表示が伝わってきたようで良かった。
ただ試合前半はお互いが顔を見合わせるようなシーンもあり、セミの雰囲気に喰われていたと思う。
試合が動いたのはマスキュラーボムから。
今回も強烈に決まったマスキュラーボムでCIMAはその後足がふらつき、試合後にはマイクを一旦Gammaに譲るほど。
明らかに話の途中にCIMAがマイクを譲るなんてそうそう見れるもんじゃない。
どうやら大会終了後、CIMAはまたもや救急車で運ばれた様子。
公式サイトの発表によれば大事には至ってないようで何よりだけど、やっぱり大田区はCIMAにとって縁起の悪い会場なのかな。
------------------------------------
9.23大田区総合体育館大会の試合後に、救急車にて搬送されたCIMA選手の診断結果についてお知らせ致します。

診断した医師によると、救急による診察のため正式な診断結果は明日以降になるとのこと。
幸い意識もはっきりとしており、大事には至っていないと思われます。

------------------------------------


まあ何はともあれ鬼門とも言える大田区を乗り越えたCIMAの次の防衛戦は府立第一か?
そこでの相手は残る吉野、信悟、ハルクの誰かなのか、それとも谷崎になるのか。
ただ今のCIMAは誰も乗り越えられない気がして仕方ない。
これっていいことなのか悪いことなのかどっちなんだろね。



「CIMAトラウマ克服、王座&世代交代を阻止!」(スポーツナビ)
「大田区で5年前のトラウマを払拭したCIMAが土井に勝利!
 モチフジもタッグ王座を奪取!谷嵜は谷崎に敗れ改名決定!」(バトルニュース)










PR
ツイート follow us in feedly このエントリーをはてなブックマークに追加 Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...