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ドラゲーライヴ Vol.1

ドラゲーメインのプロレス観戦記ブログです。

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谷やん復帰について色々と考える

3月7日のドラゲー後楽園ホール大会でGamma曰く「一発逆転満塁ホームラン」として、谷やんこと谷嵜なおきが復帰。
現在のところ、翌8日の桂スタジオ大会と20日の大田区体育館大会への出場が決定。
3月1日にエルドラドを退団し、フリーになった谷やん。
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谷嵜なおきの新・取扱注意!:2008/03/01(公式ブログでのフリー宣言)
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このドラゲーへの出戻りという史上初の出来事に関しては、ドラゲーファンの中でも賛否両論となってます。


というわけで、今回の件に関して感想を書く前に谷やんの離脱したときの状況を一旦整理。

谷やんがドラゲーを離脱したのは2006年7月。

当時のドラゲーの状態は以下の通り。
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ドリームゲート王者:横須賀享
各ユニットとそのメンバー
Final M2k(もっちー・享・クネス・アラケン・小野寺(現YAMATO))
マッスルアウトローズ(土井・吉野・谷嵜・岸和田・Gamma)
Do Fixer(マグナム・元気・斎了・キッド)
Pos Hearts(王子・ハルク・シーサー)
ブラッド・ジェネレーション(CIMA・フジイ・信悟)
戸澤塾(戸澤・カツオ・岩佐・森)
無所属(シーサーBOY・ジョンソン・ジャクソン・ストーカー市川)
※外国人とDr.マッスルは省略、それ以外にも漏れがあるかも知れないけどサラっと流してください。
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そして谷やんが復帰した現在の各ユニットとそのメンバー構成はコチラ。
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・タイフーン(CIMA・享・斎了・キッド・王子)
マッスルアウトローズ(土井・吉野・元気・神田・Gamma・岸和田)
NEW HAZARD(信悟・ハルク・サイコン・YAMATO)
戸澤塾(戸澤・カツオ・アラケン・岩佐)
無所属(もっちー・フジイ・クネス・シーサー・ジョンソン・ジャクソン・ストーカー市川)
NEX(KZ・ルパン・シーサーBOY・超神龍)
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さて整理が済んだところで本題へ。
今回谷やんが帰ってきたことで賛否両論になるのは当然の結果。
レスラーの中では、ブログやオフィシャル掲示板で谷やん復帰について触れてるのはもっちーと信悟。

もっちー(ドラゲー公式HP ミニミニDRAGON GATEより転記)
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[1825] なぜパートナーに名乗り上げたか?
記入者:望月成晃 [2008年3月8日(土) 00:18:39] 

谷やんが戻ってきた。
もちろん選手の中にも、お客さんの中にも賛否両論あると思う。
俺も手放しで「お帰り」ってわけじゃない。

ただあの場で組んでやれるのは俺しかいないかなと思っただけ。
”無所属”の俺が。

ZERO・1で見かけたりもしたけど、最近色々外に出てる俺だからこそ
谷やんの気持ちが本物かどうかを判断してやれるんじゃないかなと・・・。

ただし2年前とは選手層も全く違う。

本当に必要とされるかどうか、明日の試合で見せてもらうぞ。
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もっちー公式ブログ(モチヅキステーションより転記)
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これから某市まで移動です
[2008年03月08日(土) ]

今日の会場の雰囲気、やっぱり"谷やんがどういう試合をするか?"っていう凝視してた感じでしたね。
動き自体は良くも悪くも変わってなかったって感じかな。
でもあのトンパチが必死になってる姿勢は見えたと思う。
俺からはもう何も言う事はない。
あとは自分の力で切り開いていくだけだ。

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鷹木信悟公式ブログ(鷹狩り日記より転記)
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アホ野郎[2008年03月08日(土) ]
昨日、一度はドラゴンゲートを辞めたレスラーが帰ってきた。

ファンはウエルカムか?
試合よりも、くだらん出来事が大会の締めだなんて、くそったれだな。

あのアホもどの面下げて帰ってきてんだ。

俺は認めない。

確かに俺だって銭は欲しい。
だけど、男だったら譲れないモノがあるだろが。
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もっちーはなんかオトナの対応を、そして信悟は敵意むき出しの対応。
カネ云々の話は、谷やんも結婚して子供も出来たことで経営的に不安定なエルドラドから安定したドラゲーに戻ったという意見もネットの中ではチラホラ。
まあ、ドラゲーのリングにフリーとして上がるのか、それとも所属選手として上がるのかで大きく状況は変わってくるけど、そのあたりはまだ公式で発表されてないハズ。


ただ言えることは、谷やんのここまで思い切った行動は、自分なりに退路を断った行動とも言えるんすよね。
ドラゲーに参戦するってことは、近ちゃんやTARUさんとの関係は断絶になることは必至で、エルドラド及び全日本にはもう上がることはできないワケで。
そしてΩとして参戦してたK-DOJOはどうすんだ?と思うけど、興行数は日本一のドラゲーに定期参戦するなら、当然K-DOJOも無理。


所属選手ならともかく、フリーなら会社に必要無しと判断されれば当然契約は打ち切られる。
フリー選手で継続して上がり続けてるレスラーは岸和田兄さんとGamma。
谷やんがこの2人以上のインパクトをドラゲーで残せるか。
もし残せなければ、そしてドラゲーを再びカットされれば、次に拾ってくれるところはほとんどないに等しい。
するとレスラー人生そのものが終わってしまう可能性は高い。
そんな中でもっちーのコトバはズッシリと響く。
>あとは自分の力で切り開いていくだけだ。


今のドラゲーの状況を見てれば、もっちーが書いてるように選手層も全く違う。
特に土井・吉野・信悟・ハルク・岩佐なんかは谷やんが離脱したここ2年の間で、一気にドリームゲートを狙える位置まで成長したレスラー。
YAMATO・サイコン・KZ・ルパンと下からの突き上げも確実に来てる。
サイコンに至ってはもはや下とは言えないかも知れないけど・・・。


そこで結局問われるところはココ。
「谷やんは何をしに帰ってきたのか?」


当然谷やんもドラゲーを離れてた約2年の間には、2007年プロレスサミットの蛍光灯デスマッチに出場したり、Ωの一員としてK-DOJO、SUKIYAKIの一員としてエルドラド、この前はブラザーの代役でVMの一員として全日本にも参戦。
ただ、実績と言える実績を残してないのも事実。
近藤は世界ジュニア、菅原はインターナショナルジュニアヘビー、ブラザーは近藤と共にアジアタッグ、大鷲はKO-D無差別級王座、ミラノはベストオブスーパージュニア優勝、KAGETORA(景虎)は2005年の鉄人優勝、JKO(ラッセ)も2006年の鉄人優勝とそれぞれの団体で結果を出してきてる選手がいる中で、谷やんは特にない。
ここが一番非難されてるトコになるんじゃないかと思う。
近藤・菅原・大鷲・ミラノクラスなら、ドラゲーに帰ってきていきなりドリームゲート挑戦という流れでも違和感はないけど、今の谷やんの格では難しい。
復帰してくるなら斎了・享・土井・吉野クラスから勝ってもおかしくないレベルで帰ってこないと、今後も継続参戦って話にはなりにくいと思う。
YAMATOと同格なら、若手のKZ・ルパン・シーサーBOY達にもっと出番を与えるべきだと思うしね。


大田区ではYAMATOとシングル。
これでもしYAMATOに負けるようなことがあれば、ドラゲーに谷やんは必要無しという雰囲気になってくる。
負けるってのは、試合じゃなく存在感で。
次の大田区では色々ユニットが動きそうだから、試合での勝敗は関係ない。
だけど、YAMATOに存在感で負けるようならキャラが微妙にかぶってる谷やんの必要性は??となってくる。
逆に大田区でインパクトを残すことができれば2008年のユニット再編のキーパーソンとなってくる可能性もあるし、全ては大田区体育館の出来次第かな。


会社自体がどんなブックを用意してるかは当然知るよしもないんだけど、復帰戦の桂では王子と斎了に負けてるんだな。
普通は大田区への煽りも含めて、多少なりとも谷やんをプッシュすると思ったのに。
そこでふと思うのが、大田区体育館にエルドラドのファンが"谷嵜、おまえは男の恥だ"という幕を張らないかなぁ、ということ。
谷やん復帰絡みで、もう少し話題性があった方が盛りあがると思うんだけど、大田区まではもう参戦しないというのも悪循環になってるよなぁ。
これ以上のストーリーが膨らまないまま大田区を迎えるのはちょっと怖い。





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